映画『ニュートン・ナイト』あらすじ・キャストまとめ【マシュー・マコノヒー主演】

2017年7月6日更新

『ダラス・バイヤーズ・クラブ』のマシュー・マコノヒーがリンカーンよりも前に奴隷解放を成し遂げた実在の英雄ニュートン・ナイトを演じる映画『ニュートン・ナイト』の日本公開がついに決定。公開に先駆けてキャストとあらすじの情報をご紹介します。

映画『ニュートン・ナイト』!マシュー・マコノヒーが実在の歴史的英雄を演じる話題作

『ダラス・バイヤーズ・クラブ』出演のオスカー俳優、マシュー・マコノヒーがリンカーン大統領より以前に奴隷解放を成し遂げた実在のヒーロー”ニュートン・ナイト”を演じる映画『ニュートン・ナイト』が2017年2月4日に日本で公開されることが決定しました。

メガホンを取るのは『シービスケット』、『ハンガーゲーム』を手がけたゲイリー・ロス監督。

公開に先駆けて本作の気になるキャストとあらすじの情報をご紹介します!

映画『ニュートン・ナイト』あらすじ

およそ150年前の南北戦争が激化するアメリカ。

戦争で銃弾に倒れた甥の遺体を故郷に届けようと南部軍を脱走したニュートン・ナイトは、故郷で仲間の農民たちから食料を奪う軍と衝突して追われることに。身を隠した湿原で黒人の逃亡奴隷たちと出会い、心を通わせたニュートンは黒人奴隷と貧しい白人の農民たちの反乱軍を率いて自由を求めて南部軍に挑みます。

そして彼の故郷、ミシシッピ州ジョーンズ群に平等に生きられる“自由州”の設立を目指したのでした。

映画『ニュートン・ナイト』キャスト

奴隷解放のヒーローを演じるのは『ダラス・バイヤーズ・クラブ』のマシュー・マコノヒー!

南北戦争が激化するアメリカミシシッピ州ジョーンズ群で、肌の色に関係なく誰もが平等な“自由州”を設立し、リンカーン大統領より先に黒人奴隷解放を成し遂げた実在の人物ニュートン・ナイト。そんな英雄を演じるのはオスカー男優マシュー・マコノヒーです。

『評決のとき』で主役に抜擢され世界的に注目されていたマコノヒーは、当時肉体美を誇る“シャツレス俳優”の代名詞となりました。

一方で、『ダラス・バイヤーズ・クラブ』では約21Kgの大幅な減量でエイズ患者を熱演し、アカデミー主演男優賞を受賞。その後、クリストファー・ノーラン監督作『インターステラー』でも高い評価を得て、演技派俳優としての地位を確立しています。

またガス・ヴァン・サントがメガホンをとった『追憶の森』では渡辺謙との共演も話題になりました。

レイチェル・ナイト/ググ・バサ=ロー

ニュートン・ナイトが反乱軍の戦士たちと湿原に隠れていた際、食料や外部の情報を地元の奴隷たちと共に密かに供給して助けたという黒人奴隷のレイチェル。元はニュートンの祖父の所有する奴隷で、後にニュートン・ナイトと事実婚の関係になります。 

そのレイチェルを演じるのはイギリス出身の若手注目女優ググ・バサ=ロー。

南アフリカ人医師の父とイギリス人看護婦の母を持つ彼女は、王立演劇学校を卒業後、テレビ、映画など様々なメディアで活躍。『ベル〜ある伯爵令嬢の恋〜』で一躍注目を浴びました。

その後も『コンカッション』、『砂の上の法廷』などの話題作に出演。2017年公開のエマ・ワトソン主演の実写版『美女と野獣』にもフェザー・ダスター役で出演しており、これからますますの活躍が期待されています。

モーゼス・ワシントン/マハーシャ・アリ

ニュートン・ナイトと友情を築き共に反乱軍を結成して自由のために立ち向かう黒人奴隷モーゼス。実在のキャラクターではありませんが、映画の中での彼の存在は、白人と黒人が手を取り合うなんてことはまだ考えられなかった時代に脱走兵と奴隷が協力し合ったという事実の象徴となっています。

そのモーゼスを演じるのはカリフォルニア出身のアフリカ系アメリカ人俳優のマハーシャ・アリ。彼はデヴィッド・フィンチャーがメガホンをとった『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の演技が評価され、全米映画俳優組合賞のアウトスタンディング演技賞にノミネートされました。

最近ではネットフリックス配信の人気米ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』にレミー役で出演するなど、活躍の場を広げています。

セレナ・ナイト/ケリー・ラッセル

ニュートンの正式な妻セレナを演じるのは『フェシリティの青春』のフェシリティ役で知られるケリー・ラッセル。

ディズニー・チャンネル出身の彼女はブレイク後、トム・クルーズ主演の大人気スパイシリーズ第3作『M:i:III』のヒロイン役も務めていました。また、2013年からはテレビシリーズ『ジ・アメリカンズ』に主演しています。

ニュートン・ナイトの子孫が出演!

妻セレナとの間に9人、レイチェルとの間に5人の子供をもうけたというニュートン・ナイト。なんと彼の子孫達が映画に出演しています。

逃亡奴隷の子孫

撮影現場で唯一ジョーンズ州出身のアフリカ系アメリカ人男性であるケンズリー・キーという俳優は、ニュートン・ナイトの子孫。彼は逃亡奴隷の子孫役で注目される役だということです。

撮影現場の初日、ランチを食べている時にマシュー・マコノヒーが彼の前に座ったそう。その時なぜこの映画が彼にとって特別なのか、彼の家族と故郷の話だということをマコノヒーに話したということです。

エキストラ

『ニュートン・ナイト』に出演した数多くのエキストラの中の一人、クリストファー・ディビッド・マックナイトという男性もニュートン・ナイトの実の子孫とのこと。ニュートンはクリストファーの曽曽曽祖父にあたるそうなのです。

クリストファーはルイジアナ州のレイクチャールズ出身で映画が製作されることを早い時期に耳にし、映画のエキストラに申し込んだと言われています。

他にもユーニス・スミスという実のニュートン・ナイトの子孫が映画にエキストラ出演しているそうです。

ニュートン・ナイトに仕返しをした人物の子孫!

「The Legend of the Free State of Jones(ジョーンズ自由州の伝説)」ではナイト達の反乱の重要性を失わせ、彼は無法者として描かれていますが、著者で歴史家のルディ・レベレットは実は彼に暗殺されたアモス・マクレモア曹長のひ孫にあたるそうです。

作者がカメオ出演!

映画の原作となった『ジョーンズ自由州:ミシシッピ州の最も長い南北戦争』の著者、ヴィクトリア・バイナム。

なんと著者本人が看護婦役でカメオ出演しているそう。彼女は治療用テントの中で肩を負傷した兵士の横に座って切断手術を受けた兵士に聖書を読んであげています。

奴隷解放を実現したニュートン・ナイトの祖父は実はジョーンズ群一の奴隷所有者!

ニュートン・ナイトの祖父、ジョーン・”ジャッキー”・ナイトは、南北戦争以前のジョーンズ群の中で最大の奴隷所有者の一人でした。

それに反して、ニュートンの父アルバートは、自分で奴隷を所有しなかったどころか、彼の父の死後、その奴隷を引き継ぐこともしなかったそうです。ニュートン・ナイトも決して奴隷を所有しませんでした。

ニュートンの息子は、とても保守的な原始バプティスト派の信仰から、ニュートンが奴隷制度に道徳的に反対したと言っています。その教えからニュートンはお酒も飲まなかったそうです。

アメリカ史では封印されてきた?

ニュートン・ナイトはエイブラハム・リンカーン大統領よりも先に奴隷解放を実現したヒーローでありながら、これまで脚光を浴びることはありませんでした。

“真の自由”を求めてニュートンの出身地であるミシシッピ州ジョーンズ郡に肌の色に関係なく誰もが平等な“自由州”を設立したため、アメリカ史では封印されてきたのだそうです。

『ニュートン・ナイト』はゲイリー・ロス監督の地道なリサーチの結晶!

『シービスケット』のゲイリー・ロス監督が、リンカーン大統領より以前に奴隷解放を実現したという英雄でありながら、今までスポットライトが当たることも殆どなかったニュートンの実像を伝えようと10年の歳月をかけてリサーチをすすめ、本作の製作にこぎつけたと言われています。

ロス監督によってやっとスポットライトが当てられた知られざる歴史的ヒーローが描かれる注目作『ニュートン・ナイト』の公開が楽しみです!