2017年7月6日更新

スピードワゴンがやっぱ渋い。ジョースター家を影から支える男・そしてその財団に迫るッ!

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スピードワゴン

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クールな好漢、ロバート・E・O・スピードワゴン

ロンドンの貧民街「食屍鬼街(オウガーストリート)」のゴロツキ集団のボスだった、ロバート・E・O・スピードワゴン。第1部主人公・ジョースターの紳士的な姿勢に惚れこみ親友となり、ジョースター家を影から支える男となりました。 匂いを嗅いで人を判別する特技を持っており、ディオの芝居を見抜くなど確かな目を持っています。 貧困街に居る以前は世界中を旅していたようですが、それ以外の経歴は謎に包まれています。

驚異的な生命力・精神力のタフガイ

波紋を使えないスピードワゴンは主に解説や情報屋として活躍しており、派手な戦闘シーンがある他の登場人物より影が薄い印象がありますが、実はかなりの生命力・精神力を持っています。 肋骨が折れ肺に刺さる重傷を負っても三日後には歩き回っていたり、自分の傷を後回しにしてジョセフの波紋の師匠・ツェペリの腕を治療するなど、なかなかのタフガイっぷりを見せています。 そして、トレードマークとなっているシルクハットはつばの部分が刃になっており、これがスピードワゴンの主な武器です。ツェペリが亡くなった際に彼のシルクハットを引き継いだため、当初の物とは別の物を被っています。

スピードワゴンの初登場は『ジョジョの奇妙な冒険』第1部

スピードワゴンが初登場したのは『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』第2話です。毒薬の売人を探しに食屍鬼街にやってきたジョナサンに、仲間と共に襲い掛かるも惨敗。しかし、「親を悲しませたくない」と手加減したジョナサンの紳士的な姿に惚れ込み、ディオ討伐に同行します。 ディオの芝居を見抜いたり、世界中を旅した経験を元に情報を集めたりと影ながら活躍してみせました。ディオが倒された後、残っていた石仮面を破壊したのはスピードワゴンです。 その後、新婚旅行へ向かうジョナサンと妻・エリナを見送り、これがジョナサンとの別れとなりました。

第2部ではスピードワゴン財団の石油王に。

第2部ではジョナサンの死後、アメリカで石油を掘り当て”スピードワゴン財団”を設立。ジョナサンの影響か、粗暴さが無くなり老紳士となっており、ジョースター家との親交も続いたまま吸血鬼の調査を続けています。 またジョナサンの孫・ジョセフの戦いにも手を貸すなど、変わらずジョースター家を支える存在です。 スピードワゴンはアメリカの経済や医療などを発展させた後、心臓発作で亡くなりました。

スピードワゴン財団のその後

彼が亡くなった後も、スピードワゴン財団は石仮面の研究や新たなスタンド使いの調査を続け、ジョースター家の手助けをしています。 これは、スピードワゴンの「過酷な運命を背負う彼等の手助けをしてほしい」という意思を引き継いだものです。

スピードワゴンの”クール”な名言

”クールな好漢”・ロバート・E・O・スピードワゴンのセリフはもちろん”クール”です。そんな”クール”な名言の一部をご紹介します。

「こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーッ!!」

前述した通り、”臭い”で人の善悪を判断するスピードワゴン。ディオの芝居に対してもこの嗅覚は衰えません。

「スピードワゴンはクールに去るぜ」

いい雰囲気のジョナサンとエリナを目撃してこのセリフ。カップルの邪魔をしないクールなスピードワゴンに痺れます。

ロバート・E・O・スピードワゴンを演じた声優

ロバート・E・O・スピードワゴン役を演じたのは上田耀司。2001年から活動を始め、代表作は『ジュエルペット きら☆デコッ!』のコール役や『おそ松さん』のデカパン役などあります。端役が多いですが、多彩な声色と演技力で様々な役を演じる実力派です。 ちなみにゲーム版でスピードワゴンを演じていたのは小野坂昌也です。