2020年1月14日更新

『テニスの王子様』乾貞治はデータの鬼!青学の参謀は超努力型

テニスの王子様

許斐剛原作で1998年から2008年まで週刊少年ジャンプ連載されていたテニス漫画『テニスの王子様』。青春学園屈指のデータマンで独特の栄養ドリンクの乾汁をふるまうことで有名な乾貞治の魅力について迫っていきます。

目次

『テニスの王子様』乾貞治の見た目は特徴的!分厚い眼鏡がチャームポイント

乾貞治(いぬいさだはる)は青春学園中等部に通う3年生です。6月3日生まれのふたご座で身長は184cm、体重は62kg。青学屈指のデータマンと言われるほど対戦相手のデータ収集に長けており、とげとげの頭と目が見えないほどの分厚いメガネをかけているのが特徴です。

乾は真面目なコツコツ努力派!トレーニングは部員の倍こなす!

乾は青学テニス部の中では部長の手塚、天才プレーヤーの不二に次ぐ3番手のプレーヤーでしたが、ランキング戦で主人公の越前リョーマや2年の海堂に負けてしまったことでレギュラーメンバーから外れてしまいました。 その後はテニス部のマネージャー兼参謀として部員の特訓メニューを作るなど多忙な学園生活を送りますが、その裏で他の部員の2倍以上のトレーニングメニューをこなすなど、かなりの努力家の一面を見せています。

乾といえばデータテニス!知略智謀を尽くして勝つ!

乾の代名詞でもあるデータテニスですが、これはもともと立海大附属の柳蓮二(やなぎれんじ)から伝授されたものでした。相手の行動パターンを頭に叩き込み、ボールの回転や威力、コースなどの確率を予測する手法。無駄がなく、実際のテニスのシーンにおいても活用できる戦略だといえます。 ですが、乾の対戦成績は決してよいものではありません。越前のような可能性の塊などにはデータが通用しないのです。本作においては、データテニスでは勝てないという図式が出来上がりつつありました。 この反省を踏まえ、乾はこうした者を相手としたときの闘い方を会得しています。それこそが、感性や本能に任せてプレーする、「データを捨てる」スタイル。一見破れかぶれですが、普段から肉体やテニスセンスをしっかりと鍛えていた乾ならば可能です。1つのスタイルに固執せず、常に成長を目指す乾のストイックさがよく表れています。

王者立海・柳蓮二と乾貞治は幼なじみ?データテニスは柳が教えたスタイルだった

立海とは青学のライバル校で、正式名称は立海大学附属中学校です。関東大会15連覇、全国大会2連覇しておりまさに王者と呼ぶにふさわしい強豪校です。 柳蓮二(やなぎれんじ)は部長の幸村精市と副部長の真田弦一郎と一緒に「三強」と呼ばれ、卓越した技術から達人(マスター)とも称される名プレイヤー。 乾と柳は幼馴染の間柄で、柳を「教授」乾を「博士」と呼びあっていました。2人は幼いころから実力が高く小学生時代にはジュニアをけん引するほどでした。乾のデータテニスも柳が伝授したものでしたが、小学5年の時に柳が引っ越ししたため解消しています。

かつての相棒・柳蓮二と対戦!結果はどうなった?

乾の試合のベストバウトと言われれば、それは間違いなく柳蓮二との死闘でしょう。青学対立海となった関東大会決勝戦、両者はシングルス3で激突します。 王者立海において特に天才と呼ばれる「三強」の1人である柳は、乾の古い友人でもありました。そして、お互いにデータテニスを駆使したプレイスタイル。因縁浅からぬ間柄の両者は、約4年ぶりに、決勝の大舞台で再び相まみえることとなったのです。 膨大なデータに基づき行動パターンを予測するも、柳のデータテニスは乾のそれよりも数枚上手でした。ただ、それすらも予測していた乾はなんと、最終的にデータテニスを捨て、本能で動くテニスをするように。普段見ることのない気迫あふれる試合ぶりを見せ、試合は土壇場でタイブレークに。互いにポイントが30点にまで達するほどの長い応酬の末、この場は乾の勝利で幕を閉じました。

乾貞治も日本代表合宿に参加……するもまさかの理由で棄権!?

見事全国大会を制覇した青学メンバー。彼らの元には、高校日本代表候補セレクション合宿に参加するよう、招待状が届いていました。乾もまた、他の青学メンバー同様に招待されており、彼も参加することとなります。 優秀な選手を振るいにかけるセレクションは過酷そのもの。タイブレークからのデスマッチでは聖ルドルフの観月と当たるも、「乾汁」の失敗作を飲んで腹痛を起こし棄権。以来、乾は崖の上での特訓を経て、黒ジャージの「革命軍」として戻ってきます。 現1軍との入れ替え戦では、三津谷(みつや)あくととのシングルスを柳から引き継ぐ形で参戦。三津谷は柳にデータテニスを教えた人物であり、柳は「勝てる確率は0%」と悟ると棄権します。しかし、乾との闘いの後、柳のジャージには三津谷の付けていた「No.17」のバッジが付いていました。 以降、乾は柳とともに代表医療班としてサポートに徹しています。

青学メンバーみんなのトラウマ……。乾汁は必殺ドリンク

乾汁は乾が部員の強化目的に作った特製ドリンクで、正式名称は乾特製野菜汁といいます。栄養補給が目的の為トレーニング後にふるまわれます。見た目は青汁に近い色をしていますが、色んなものがブレンドされているため味はとても不味く、作中で飲まされた部員は不二周助を除き倒れてしまいました。 作中では乾特製野菜汁を始めとして8種類登場しており、疲労回復と鎮静効果があるとしてブルーハワイのシロップをメインに作成した青酢と呼ばれる乾汁は、さすがの不二周助も倒れるほどの力を持っていました。

アニメ『テニスの王子様』で乾貞治を演じたのは津田健次郎

乾貞治は津田健次郎(つだけんじろう)が演じています。大阪府出身で1971年6月11日生まれ。身長は170cm、血液型はO型です。特定の事務所に所属していませんが、アミュレートという芸能事務所と業務提携している声優、俳優、ナレーターです。 学生時代から映画館に通うほど映画が大好きで観るジャンルは問わないそうです。元々は撮るほうを希望していましたが演じる側にも興味がわき、養成所を卒業後1995年に『H2』野田敦役でアニメ声優デビューしました。その後は舞台や声優などで活躍しています。 津田の代表作に、『Free!』の御子柴清十郎役、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役などがあげられます。

テニミュで『テニスの王子様』乾貞治を演じた俳優たち

テニミュとは『テニスの王子様』を舞台化したもので、2003年からスタートしています。開始当初はあまり観客がはいりませんでしたが、口コミなどで徐々に増加し累計100万人以上を動員する人気作となっています。 2020年現在で3rdシーズンまで上演しており、今回は乾貞治を演じた俳優陣を紹介します。

青山草太(あおやまそうた・画像中央)

青山草太(あおやまそうた)は、島根県出雲市出身で1979年9月17日生まれ。Kokuaに所属する俳優です。 モデルから俳優に転向しており、2005年に『ウルトラマンマックス』の主人公トウマ・カイト役などを演じています。 乾役は、2003年の初演~2004年12月の『不動峰~special match』まで演じました。

荒木宏文

荒木宏文(あらきひろふみ)は、兵庫県出身で1983年6月14日生まれ。ワタナベエンターテインメントに所属する俳優兼タレントで、同事務所が展開する俳優集団D-BOYSの1人です。 多くのドラマや舞台で活躍しており、2007年にテレビ朝日系列で放送された『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の黒獅子リオ役が有名です。 乾役は、2005年1月の『山吹feat聖ルドルフ学院』~2006年3月のコンサート『Dream Live 3rd』まで演じました。

中山麻聖(なかやまませい)

中山麻聖(なかやまませい)は東京都出身で1988年12月25日生まれ。JJプロモーション所属する俳優で、父親は同じ俳優の三田村邦彦です。 ドラマや映画などで活躍しており、2014年の4月~9月までテレビ東京系列で放送された特撮ドラマ『牙狼-GARO-魔戒ノ花』の主役、冴島雷牙役が有名です。 乾役は、2006年8月の『六角feat氷帝学園』~2007年8月の『立海feat六角~Second Service』まで演じました。

高橋優太(たかはしゆうた)

高橋優太(たかはしゆうた)は、東京都出身で1984年5月31日生まれ。メリーゴーランドに所属する俳優です。 ドラマや舞台で活躍しており、2007年の7月~9月までフジテレビ系列で放送された『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』の四条春樹役が有名です。 乾役は、2007年12月の『比嘉feat立海』~2009年5月のコンサート『Dream Live 6th』まで演じました。

新井裕介

新井裕介(あらいゆうすけ)は埼玉県出身で1985年10月23日生まれ。オスカープロモーションに所属するモデル兼俳優です。 ドラマや舞台で活躍し、2012年の大河ドラマ『平清盛』では源為成役を演じました。 乾役が俳優デビュー作で、2009年7月の『立海First feat四天宝寺』~2010年5月のコンサート『Dream Live 7th』まで演じました。

輝馬(てるま)

輝馬(てるま)は島根県出身で1989年6月6日生まれ。スペースクラフトに所属する俳優です。 舞台を中心に活動しており、2015年の舞台『黒執事』のウィリアム・T・スピアーズ役が有名です。 乾役は、2011年1月からスタートした2ndシーズンの『青学vs不動峰』~2012年10月のコンサート『SEIGAKU Farewell Party』まで演じました。

稲垣成弥

稲垣成弥(いながきせいや)は、北海道出身で1990年5月11日生まれ。ダブルアップエンタテインメントに所属する俳優です。 ドラマや舞台で活躍し、2015年にTOKYO MXで放送されたドラマ『薄桜鬼SSL 〜sweet schoollife〜』原田左之助役が有名です。 乾役は、2012年12月の『青学vs比嘉』~2014年11月のコンサート『Dream Live 2014』まで演じました。

田中涼星(たなかりょうせい)

田中涼星(たなかりょうせい)は、新潟県出身で1994年12月24日生まれ。インゴットエンタテイメントに所属する俳優兼モデルです。 テレビや舞台で活躍し、2013年8月~9月にフジテレビ系で放送されたドラマ『山田くんと7人の魔女』の生徒役で出演していました。 乾役は、2015年2月からスタートした3rdシーズンの『青学vs不動峰』から2016年7月の『青学vs氷帝』まで演じました。

加藤将(かとうしょう)

加藤将(かとうしょう)は、兵庫県出身で9月26日生まれ。ヴィズミックに所属する俳優です。 舞台を中心に活躍しており、舞台版『刀剣乱舞』大包平役や、舞台版『逆転裁判』では主人公の成歩堂龍一役などを演じていました。 乾役は、2016年12月からスタートした3rdシーズンの『青学vs六角』から2017年12月の『青学vs比嘉』まで演じました。

竹ノ内大輔(たけのうちだいすけ)

竹ノ内大輔は、(有)野村誠一ウイングスジャパンに所属する俳優。1996年生まれの23歳で、これからの時代を担うであろう若手中の若手です。長身で、身長は乾の設定身長と同じ185cm。 俳優としてのキャリアは浅く、まだ2.5次元ミュージカルを数本踏んだ程度。こうした中、今回テニミュの青学メンバーに抜てきされていることからも、これから将来有望な俳優の1人といえるでしょう。彼の今後の活躍に要注目です。