2017年7月6日更新

『テニスの王子様』大石秀一郎に迫る!青学の母を徹底解剖

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テニスの王子様 大石秀一郎

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『テニスの王子様』大石秀一郎はロマンチスト?プロフィールを紹介

大石秀一郎は青春学園の3年でテニス部では副部長をしており、まじめで温和な性格で、人望があり頼りにされています。ヘアスタイルが特徴的で、坊主頭に触覚のような前髪が2本で、部員からネタにされたことも。 ロマンチストで天体観測の趣味があり、朝日を山から見みたいがために夜中にメンバーを起こしたことがありました。所々に天然な部分を発揮し、『テニスの王子様』ファンを楽しませています。 目立つ存在ではありませんが、周りを気に掛けメンバーを理解し、母のような存在です。

青学テニス部支える大石秀一郎 メンバーのお母さん的存在

副部長の大石秀一郎は厳格な部長の手塚とは対照的に穏やかな性格で、部を影から支え良き女房役であり、メンバーの母親役を担っています。 責任感が強く、早起きの大石は部の鍵当番を任せられ、部のメンバーの相談にも乗るなどとても信頼されている人物。部長の手塚が怪我で部を離れたときには、顧問から部長になるの話ががきましたが、あくまでも部長代理として悩みながらも部をまとめていきました。 青学テニス部にとって、大石秀一郎の存在は目立たないながらも非常に大きなものです。

ダブルスの名選手!相棒・菊丸とのコンビプレーは青学名物

ダブルスが弱点の青学テニス部のなかで、大石はダブルスで勝利し貢献してきました。 大石と菊丸の黄金ペアが青学テニス部のダブルスの要であり、突進型の菊丸に対して大石はコート全体を冷静に見極めゲームメイクを行い、菊丸の動きを理解して合わせて戦います。大石は派手さや優れたパワーはないですが努力を怠ることがなくその実力は全国でも十分に通用します。 得意技は、相手の頭上を抜きピンポイントにライン上ボールを落とすムーンボレー。更にはダブルスを十分に理解したうえで、パートナーに合わせた動きが出来るのは大石の得意技と言えます。 天性のダブルスプレーヤーと言えるでしょう。

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大石秀一郎が日本代表候補に!『新テニスの王子様』での活躍を解説【ネタバレ注意】

『テニスの王子様』の続編、『新テニスの王子様』で大石はダブルス日本代表として合宿に参加し様々な苦難を乗り越えて成長を遂げました。 ここではそんな大石の代表合宿での成長、活躍を徹底解説します。

代表合宿に参加した大石、相棒菊丸とまさかの対戦!?

全国大会後、彼の元に高校日本代表(U-17選抜)候補の合宿への招待状が届きます。この合宿には、青学メンバーや多くのライバルたちなども呼ばれていました。 そんな中、彼らは突如、合宿残留を賭けたタイブレーク勝負を戦うことに。この勝負は、ダブルスプレーヤーならペア同士、そうでなければ仲の良い者同士でのつぶし合い。すなわち、大石は菊丸と闘うこととなるのです。 大石は、相方との対戦に戸惑う菊丸に厳しい言葉を与えます。彼の言葉で目が覚めた菊丸は、全力で大石と残留を争うことを決心。結果は菊丸が勝利し、敗れた大石は敗者組として別メニューを受けることになります。

敗者組の大石は“革命軍”として、仁王雅治とダブルスを組む!

勝負に敗れ、合宿を去る大石たちは帰る途中、突然崖登りをするはめに。崖の上にはテニスコートがあり、彼らはここから「別メニュー」を受けることとなります。型破りな練習に必死に食らいついてきた彼らは、黒のジャージを身にまとい、“革命軍”として再び合宿に戻りました。 その1人として大石は、敵側であるはずの菊丸とペアを組み、ダブルスに挑みます。実はこれは、立海大附属の仁王雅治(におうまさはる)の「イリュージョン」によるもの。大石は菊丸になりきった仁王と、ゴールデンペアとして闘います。 相手の陸奥兄弟は、大石・菊丸ペアでさえピンチ時にしか発動できない「シンクロ」を使う実力者。「シンクロ」できる者同士の対戦では、単純に実力が上の者が勝つと言われます。当初は苦戦しますが、仁王が陸奥兄弟に「イリュージョン」し、「シンクロ」したことで形勢が逆転。これを機に、2人は勝利を収めました。

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W杯で覚醒!精神的重圧によってコートを支配

陸奥兄弟を下した大石は、U-17日本代表入りを果たしました。W杯では、チーム松(しょう)メンバーの1人として、予選リーグでギリシャ戦に登場します。 ギリシャ戦では高校生の越知(おち)とダブルスで出場。対する相手は、ギリシャのヘラクレス・エヴァゲロスペア。 大石は試合当初、相手との実力差を痛感し、無意味な問答が頭の中で空回りしていました。彼の悪循環をバッサリと断ち切ったのが、越知のビッグサーブ、「マッハ」。それから彼は、大石がヘラクレスとのラリーを見て動揺しないよう、彼に目をつぶらせました。しかし、そのせいでヘラクレスの打球が彼を直撃してしまいます。 傷だらけながらもコートに戻った大石の目に、輝きは失われていませんでした。「国を背負う」ことの覚悟を知った大石を前に、ヘラクレスは思わずひるみます。このほころびが突破口となり、2人は辛くも強敵をねじ伏せました。

大石秀一郎異常なこだわりの持ち主!?性格の豹変具合がハンパない

「焼肉奉行」というあだ名が付くくらい焼肉にこだわりがあり、「肉汁をなんだと思っている」などと説教した言葉は名言中の名言。普段は温和な大石は肉に対しては異常に厳しく、タレの量や、焼く秒数を指摘するほどこだわりを持っていて「牛タンは表30秒、裏15秒」と言いお笑い要素が満載です。 また、マイグローブを所持するほどボーリングが上手く、利き手ではない方の腕で実力を見せました。 優しい性格が趣味によって豹変するさまは、冷静な手塚部長も驚きを隠せなかったようです。

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大石秀一郎は歌も上手い!?キャラソンで実力を発揮

2004年「ホントの気持ち」、2005年「TWO」、2012年「恋風~Windy day Mix~」や2007年「月の軌道」を発表し、アルバム2枚を発売しました。 大石が歌うキャラクターソングの歌の上手さには驚くものがあります。 柔らかな歌声に、クオリティの高い歌唱力にはファンを魅了させています。

アニメ版『テニスの王子様』大石秀一郎を演じたのは近藤孝行(画像左)

大石秀一郎の声優は近藤孝行(画像左)です。 1998年『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚一』で無名の役人役でアニメデビューし、その後『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の初代本田ヒロト役や『灼眼のシャナ』の田中栄太役、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の久川鉄道ことぽっぽ役などを担当しました。 大石秀一郎を担当したときは、最年少で経験も浅く、先輩声優からいじられキャラで大石と似たところがあります。 歌唱力の評価が高く、大石のキャラソンの人気に一役買っています。

テニミュで10代目大石秀一郎を演じているのは江副貴紀(えぞえたかのり)

『テニスの王子様』と言えば、いわゆる「テニミュ」でもたいへん有名です。テニミュはいわゆる2.5次元ミュージカルの草分け的存在で、2018年には公演15周年を迎えています。また、若手俳優の登竜門の1つともなっており、ここから羽ばたいた俳優も少なくありません。 2015年から始まった新しいシーズンが、テニミュ3rdシーズン。このシーズンではこれまで2回、青学メンバーキャストの更新をしてきました。8代目青学メンバーで始まった本シーズンは現在、10代目青学メンバーが演じています。 この10代目の中で大石役を務めているのが、俳優の江副貴紀。若手ゆえ、役者としてのキャリアはまだまだこれからですが、この大石役は確実なキャリアとして積み重なることでしょう。