2017年7月6日更新

ストレイツォ、正義から闇へ転落していった波紋使いの生き様に迫る

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ストレイツォ

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黒髪の美青年・ストレイツォ

第1部終盤から登場するストレイツォ。波紋法の老師・トンペティの弟子の1人で、初登場時の年齢は25歳でした。 波紋法に入門したのは「己の肉体鍛錬のため」と言うことで、その肉体はとても洗練されています。2部に登場した際も波紋の力によって外見は若々しいままです。しかし、若さへの執着が後にストレイツォを闇へと落とすきっかけになってしまうのでした。

第1部では波紋使いとしてジョナサンと共闘

ジョナサンの波紋の師匠・ツェペリが死んだ後、ジョナサンの前にトンペティと共に現れたストレイツォ。亡きツェペリの意思を継ぎ、ディオ討伐に同行します。 ディオとの戦いでは群がるゾンビをトンペティと共に倒すなど活躍。”血管針カルテット”との戦いではスタイリッシュな戦いで読者を魅了しました。 ディオとの戦いが終わった後は、スピードワゴン等と共にジョナサンとエリナを見送りました。

第2部では石仮面の吸血鬼に変貌

第2部ではトンペティの後を継ぎ、波紋法の総師となったストレイツォ。年齢がスピードワゴンと同じでありながら、外見は波紋法によりかなり若々しいまま。しかし自身は老いを感じ始めていました。 そんな時、スピードワゴンの依頼により柱の男を破壊する遺跡へ向かいます。そこで弟子や調査団を皆殺し、スピードワゴンにも致命傷を負わせ、石仮面を手に入れます。 ディオとの戦いで石仮面が持つ永遠の命に魅了されていたストレイツォは、石仮面を使い吸血鬼へと変貌してしまうのでした。

必殺技“空裂眼刺驚(スペースリバー・スティンギーアイズ)”

吸血鬼となったストレイツォの必殺技は“空裂眼刺驚(スペースリバー・スティンギーアイズ)”です。目から体液を噴射する技なのですが、その威力は凄まじいもので、軌道上にあるもの全てを貫くことが出来ます。

永遠の命に魅せられた男の最後

永遠の命を手に入れたストレイツォは、ジョナサンの孫であるジョセフを殺そうとします。 戦いの中でジョナサンが”ジョースター精神”を持ち、自身の脅威になることを確信したストレイツォは、波紋”空裂眼刺驚”を放ちました。しかしジョセフの策で軌道を変えられ、自身が受けてしまいます。そして、ジョセフの一撃で敗北となりました。 自身の敗因・敗北を認めたストレイツォは、吸血鬼の肉体を内側から破壊するため波紋法の呼吸をし、ひと時でも若返った事に満足しながら死んでいったのでした。

リサリサの育ての親にして師

第2部でジョセフの前に現れる謎の女性・リサリサ。正体は第1部の最後でジョナサンとエリナが助けた赤ん坊で、ジョセフの実母のエリザベス・ジョースターです。 助けた当時、エリナが妊娠していたためストレイツォが育ての親。ストレイツォから波紋を教わり、波紋使い達に代々受け継がれる秘宝”エイジャの赤石”を託されました。 リサリサ自身も波紋の達人で、実年齢は50歳ですが、ストレイツォと同じく見た目は若々しいです。第3部でも名前のみ登場しており、まだ生きていることが伺えます。

ストレイツォを演じた声優

ストレイツォを演じたのは飛田展男。アーツビジョン所属で舞台俳優としても活躍しており、劇団”RELAX”に所属しています。1982年から活動しており、代表作には『キャプテン翼』の若島津健や『機動戦士Zガンダム』のカミーユ・ビダンなどがあります。 また、PS2版では三浦祥朗がストレイツォを演じました。