2017年7月6日更新

第2期決定!アニメ『昭和元禄落語心中』あらすじ・登場人物・声優キャスト

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昭和元禄落語心中 12 助六再び篇(第9話、第10話) [レンタル落ち]

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アニメ『昭和元禄落語心中』の第2期が放送決定!

2016年1月より放送され、4月1日に最終回を迎えたアニメ『昭和元禄落語心中』。2010年から2016年まで、女性向け漫画誌「ITAN」で連載された、雲田はるこの原作(全10巻)をアニメ化しました。 昭和の落語界を舞台に描かれる、噺家たちの愛おしき素顔と業を綴るストーリーの魅力と、原作そのままの丁寧かつ繊細な人間描写。豪華な実力派キャストによる魂の演技が話題となり、落語・音楽業界からも大絶賛された第1期を経て、第2期ではついに物語の完結を迎えます。 監督は引き続き畠山守が務め、その他スタッフも再集結を果たしました。アニメーション制作はスタジオディーンが行い、前作では声優も務めた落語家・林野しん平が、落語監修として再び参加します。

第2期『昭和元禄落語心中-助六再び篇-』のあらすじ

刑務所の落語慰問会で見た、”昭和最後の名人”・八雲の「死神」が忘られない”与太郎”。出所後に拝み倒して、住み込みの弟子となりますが、八雲のところでは小夏という名の女性が暮らしていました。 そして明かされる、菊比古こと八代目有楽亭八雲と、共に落語の道を歩んだ助六の過去。夭逝した伝説の天才落語家・助六が遺した忘れ形見・小夏ら、それぞれの因縁が語られます。そして舞台は現代へ移り、盟友の影を追う八雲の元で芸を磨いた与太郎は、ついに真打へ昇進して・・・・・・。 彼が継いだ名跡は三代目助六。師匠である八雲と小夏のため、2人の中に存在する”助六”を変えるために、与太郎が己の落語を見出していく様が描かれます。

『昭和元禄落語心中』の主な登場キャラクター・声優キャスト

三代目助六(与太郎)/cv.関智一

本作の主人公・与太郎は、服役中に聴いた八雲の「死神」に惚れ込み、弟子入りを志願しました。 入門後は稽古をつけてもらえない日々が続いたものの、小夏の亡き父・二代目助六に気質の近さを感じ、彼女の教えを受けつつその芸風を取り入れた与太郎。真打へ昇進すると同時に三代目助六を襲名し、二代目の影を追う八雲と小夏のため、己の落語とは何かを模索し始めます。 三代目助六を演じる関智一は、1991年の海外アニメ『レポーター・ブルース』でデビューしました。 出世作の『機動武道伝Gガンダム』を始め、数々のヒーローを演じてきたベテラン声優で、様々な作品における「雄叫び」や「叫び声」に定評があるそう。その他の出演作には、『フルメタル・パニック!』相楽宗介役や、『のだめカンタービレ』千秋真一役などがあります。 2014年4月30日から、イベントで共演した落語家・立川志ら乃に弟子入りしており、奇しくも本作でその経験が活かされることになったそうです。

八代目有楽亭八雲(菊比古)/cv.石田彰

昭和最後の名人・八代目有楽亭八雲は、苦悩に満ちた半生を送る孤高の落語家です。 兄弟弟子であり、盟友だった二代目助六の死後、八代目として有楽亭八雲の名を継ぎました。与太郎を弟子に迎え入れた現在は、落語協会会長という「落語界の重鎮」に。自身の芸に衰えを感じつつも変化を拒み、落語と心中するつもりでしたが、三代目六助や樋口らの登場で揺らぎ始めます。 石田彰は、90年代から第一線で活躍する声優の一人で、”石田ボイス”と称される艶のある声が特徴です。 中性的かつミステリアスな役柄を演じることが多く、代表作でもある『エヴァンゲリオン』渚カヲル役、『NARUTO-ナルト-』我愛羅役などが有名に。その演技力は凄まじく、幅広い年齢層の男性役から美少女にしか見えないキャラクターまで、緻密な表現力で演じ分けてきました。 第1期では様々な落語を披露し、二代目助六役の山寺宏一との掛け合い落語「2人野ざらし」、与太郎が魅了された「死神」の”怪演”が凄まじいと大絶賛されました。

小夏/cv.小林ゆう

落語家・二代目助六の一人娘で、とある事情から両親を失い、父の兄弟弟子・八雲の養女になりました。 亡き父とその落語を深く愛する一方で、養父の八雲には逆恨みにも似た感情を抱いている様子。後に未婚のまま長男・信之助を妊娠し、三代目助六を襲名した与太郎と夫婦になります。 小林ゆうは2003年に声優活動を始め、2004年のアニメ『DAN DOH!!』で初主演を果たしました。 独特のハスキーボイスが特徴で、『銀魂』猿飛あやめ役や『スクールランブル』ララ・ゴンザレス、「さよなら絶望先生」シリーズの木村カエレ役など。個性的なキャラを多く演じているほか、個人名義やユニット「EMERGENCY」などを結成し、音楽活動も行っています。 立川談志のファンで大の落語好き、2012年には落語CD「モエオチ!」を発売したそう。そのため、オーディションで小夏役を獲得した際、あまりの嬉しさに号泣したと明かしました。

二代目助六/cv.山寺宏一

”稀代の天才”と謳われた落語家・助六は、八雲と共に戦後の江戸落語界を牽引した人物です。 八雲の兄弟弟子で、落語への強い情熱を持ち、生真面目な八雲とは対照的に豪快な性格をしています。落語が生き残る道を模索し、世と共に変化する新しい落語を志したものの、師匠と口論になり破門。八雲の元で暮らす小夏の父親ですが、ある出来事をきっかけに早逝してしまいました。 伝説となった落語家を演じるのは、”七色の声を持つ”と称される声優、山寺宏一。俳優としてドラマや映画にも出演するほか、近年はものまね番組などでも活躍しています。 1997年10月から2016年4月1日まで、子ども向けバラエティ番組『おはスタ』のメインMCを務めており、”山ちゃん”の愛称で親しまれました。めいけんチーズほか多数を演じた『アンパンマン』、『らんま1/2』響良牙役や『新世紀エヴァンゲリオン』加持リョウジ役などでも知られています。

みよ吉/cv.林原めぐみ

元芸者のみよ吉は、若かりし頃の八雲、助六の前に突如現れた謎の女性です。 一時は八雲と恋仲になるも、その師匠・七代目有楽亭八雲の命令で別れを告げられます。その後は当てつけのように、破門された助六と同棲し、娘・小夏を出産することに。やがて働かない助六に愛想を尽かし、家を出て行くのですが、助六と同じ出来事が原因で命を落としてしまいました。 みよ吉を演じるのは、”声優アーティスト”の礎を築いたことで有名な、人気声優・林原めぐみです。 デビューから長年に渡り、声優・歌手・エッセイストなど、幅広い分野で活躍しています。特に有名なのは、現在も続く長期シリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ役。その他にも、『名探偵コナン』灰原哀役や「ポケットモンスター」シリーズのムサシ役など、数々の役を演じてきました。 第1期『昭和元禄落語心中』では、椎名林檎プロデュースによるコラボ楽曲、『薄ら氷心中』がオープニング主題歌に採用され大きな話題となりました。

『昭和元禄落語心中-助六再び篇-』から登場する新キャラクター・声優キャスト

信之助/cv.小松未可子

信乃助は三代目助六と小夏の長男で、小夏が母親なのは確かですが、生物学上の父親は不明です。祖父・二代目助六譲りの”信”の字と髪型を持ち、その愛嬌から大人たちに可愛がられています。 信之助を演じるのは、歌手としてもマルチな活躍を見せる声優、小松未可子です。 2003年にデビューした後、2014年に『HEROMAN』で主人公・ジョーイ役を演じ、声優活動を開始しました。主な出演作は、『モーレツ宇宙海賊』加藤茉莉香役、『遊☆戯☆王ZEXAL』観月小鳥役など。ネコ役を演じた「K」シリーズなどでは、歌手として主題歌のタイアップも行っています。

樋口栄助/cv.関俊彦

樋口栄助は、三代目助六の御贔屓筋で、落語に深く精通している人気作家。六助に”落語の生きる道”の模索を提案し、変化を拒み頑なに心を閉ざす八代目八雲にその手助けを求めます。 関俊彦は、1983年の『太陽の子エステバン』の兵士役で、アニメデビューを果たしました。主な出演作は、『忍たま乱太郎』土井先生役や「最遊記」シリーズの玄奘三蔵役、『NARUTO-ナルト-』うみのいるか役など。特撮ドラマ『仮面ライダー電王』で声を担当した、モモタロス役も非常に有名です。

スペシャル番組『智一&勝平の落語放浪記』の配信も決定!

第1期Blu-ray映像特典だった、『落語探訪』に続く実写新シリーズ企画として、スペシャル番組『智一&勝平の落語放浪記』の配信も決定しました。 「落語心中」きっての旧知の間柄、三代目助六/与太郎役の関智一とアマケン役の山口勝平、『落語探訪』で案内人を務めたお笑い芸人・サンキュータツオが出演。落語に関連する人物や場所をゆるゆる~っと訪ね、紹介すると同時に学んでしまおうという、ちょっとおトクな放浪番組です。 2016年12月2日の正午より、”U-NEXT”や”GYAO!”ほか各動画サイトにて、毎週金曜日に配信されます。

アニメ『昭和元禄落語心中-助六再び篇-』の放送日は?

アニメ『昭和元禄落語心中-助六再び篇-』は、2017年1月6日より、MBS・TBS・BS-TBS”アニメイズム”枠にて放送開始予定となっています。 AbemaTV「アニメ24チャンネル」では、第2期の放送を控えた2016年12月24・25日の2日間に分けて、第1期(全13話)を配信予定とのこと。1月8日から放送開始のAT-Xでも、当日20時半から毎週一挙放送が行われる予定なので、復習・予習を兼ねてぜひチェックしてください。 そのほか、第1期”与太郎放浪篇”をまとめた、ダイジェスト映像も現在公開中!過去から現代へと舞台を移す噺家たちの物語の結末、豪華キャスト陣が再び魅せる演技から目が離せません!