2017年7月6日更新

中山美穂、「ミポリン」の愛称でおなじみのスター女優に迫る

2015年に歌手デビュー30周年を迎えたミポリンこと中山美穂。デビューしてすぐアイドル四天王と呼ばれ、トップアイドルとして注目されました。結婚と離婚を経験してもなお歌手・女優として活躍するミポリンを話題作も含めてご紹介します!

瞬く間にスターへの道を駆け上がっていった「ミポリン」こと中山美穂

中山美穂(なかやまみほ、1970年3月1日生)は、長野県生まれ、東京都出身の女優・歌手です。中学1年生の時に原宿でスカウトされ、雑誌『花とゆめ』にてモデルデビュー。1985年にはドラマデビュー作となった『毎度おさわがせします』のツッパリ少女・のどか役を演じ、彼女の美少女ぶりに注目が集まりました。

1985年はシングルCD「C」で歌手としてもデビューし、同年の第27回日本レコード大賞では最優秀新人賞を受賞。1987年にはドラマ『ママはアイドル!』で初主演を飾っています。

当時17歳でしたが瞬く間に一流スターとなり、この頃からミポリンという愛称で老若男女問わず親しまれていきました。

工藤静香とともに女性アイドル四天王の一人だった!

1980年代後半、女性部門でのブロマイド売上枚数トップを記録した中山は、同じく活躍していた工藤静香や南野陽子、浅香唯と共に「女性アイドル四天王」と呼ばれていきました。

主演を務めた1989年の月9ドラマ『君の瞳に恋してる!』出演以降、女優としても活躍していった中山美穂。その後月9枠の常連となり『すてきな片想い』や『二千年の恋』など7作品もの主演を飾りました。これは2016年現在木村拓哉に次ぐ2番目の多さとなっています。

ミリオンセラー歌手となった中山美穂

1990年代からはアイドル路線から歌手・女優業の方へ専念するようになり、1992年に発売されたWANDSとのコラボ曲『世界中の誰よりきっと』が大ヒット。180万枚を超える売り上げを記録しました。

さらに1994年に中山美穂名義で発売した『ただ泣きたくなるの』が100万枚を超えるヒットを記録。1988年から1994年まで、NHK紅白歌合戦に7年連続での出場も果たしています。

注目を集めたミポリン出演映画!

中山美穂が主題歌『VIRGIN EYES』も担当

赤川次郎の小説『女社長に乾杯!』を原作に、監督・脚本を金子修介が務めた一人のOLの波乱万丈ストーリー。共演した宮沢りえの出世作でもあります。

パソコンのミスで、突如副社長に抜擢されてしまったOL・桑田伸子。デザイナー志望の丈彦(風間トオル)やヤング・エグゼクティブの山本(真田広之)、さらに会長の孫娘である波子(宮沢りえ)をも交えた恋と冒険を描いた物語です。

配給収入10億円を突破!

1982年の湘南を舞台に、大学生たちのFM局運営と恋の行方が描かれた1991年公開の映画。1983年、湘南に海岸美化を訴えるために実在したFMラジオ局「FM Banana」がモデルとなっています。

大学4年の無線マニア芹沢(阪田マサノブ)の意見が広がり湘南にミニFM局を開設する事となった、小杉(織田祐二)、裕子(松下由樹)、真理子(中山美穂)の4人。DJを務める真理子と気持ちを伝えられないでいる小杉との青春ラブストーリーです。

女優・中山美穂を確立させた『Love Letter』

1995年公開に公開した今作は、山で遭難し亡くなった婚約者が昔住んでいた小樽の住所へ、あてもなく出した手紙から奇妙な文通が始まっていくラブストーリー。

日本アカデミー賞では共演した豊川悦司の優秀助演男優賞と話題賞や優秀作品賞など6部門受賞し、その他ブルーリボン賞・モントリオール世界映画祭など多くの賞を受賞した岩井俊二監督作品です。この映画で女優としての確固たる地位を築き上げています。

主演ドラマが視聴率30.8%を記録!

1998年の毎週木曜日22時台に放送されたフジテレビドラマ『眠れる森 A Sleeping Forest』。心の底に重い傷を抱えたアダルトチルドレン達にフォーカスを当て、「記憶と脳のメカニズム」をテーマにしたミステリードラマです。

主演の大庭実那子役を中山美穂が、一家惨殺事件の犯人の行方を追う謎多き男・伊藤直季役を木村拓哉が演じています。その他ユースケ・サンタマリアや中村トオル、本上まなみ等が出演。

初回は21.3%でしたが回が進むごとに数字が上がり、第12話の最終回では30.8%を記録しヒット作の仲間入りを果たしました。

結婚と離婚を経験

2002年6月、ミュージシャンとして活躍していた辻仁成と結婚しました。フランス・パリに移住する為、同年の秋の連続ドラマ『ホーム&アウェイ』の出演を最後に、日本での芸能活動に一旦ピリオドを打ちました。2年後の2004年1月、パリにて第一子となる男の子を出産しています。

そして出産4年後の2008年、結婚により延期されていた主演映画『サヨナライツカ』の勢作が6年越しに再会され、2010年に公開。興行収入12億円を突破するほどの大盛況となりました。

2011年には東日本大震災の被災地へ向け作詞した楽曲「I am with you(とおくはなれてても)」をYoutube上に公開。辻のギターの伴奏に合わせて歌い、夫との仲の良い姿を披露した中山美穂でしたがその3年後の2014年、協議の末2人は離婚しました。一人息子の親権は辻に与えられ、2016年現在中山は東京に拠点を移し芸能活動に本格復帰しています。

田原俊彦が原因で工藤静香と不仲に?!

1987年に放送されたドラマ『おヒマなら来てよネ!』で共演した中山美穂と工藤静香。同年代で境遇も似ていたことからすぐに仲良くなったといい、テレビ番組などでも親友であることを公言していました。

しかし現在では全く交流がなく、むしろ不仲であるとも囁かれています。そのきっかけと言われているのが田原俊彦です。1989年フライデーに2ショット写真が掲載されたことから熱愛が発覚した中山と田原でしたが、その後工藤との関係も噂され仲が良かった2人の間に亀裂が入ったといわれています。

1980年代後半は公私ともに仲が良く、共演することも多かった2人。しかし1991年の工藤と田原の関係が噂されて以降は、2016年現在まで一度も共演はなくお互いの名を発言している記事もありません。アイドル四天王が再び共演する姿をファンは待ちわびていることでしょう。

25歳年下との濃密な恋愛模様が話題に

2016年8月20日から9月10日、約2年ぶりに出演した連続ドラマ、WOWOW『賢者の愛』が放送されました。原作は1987年「ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー」で直木賞を受賞した恋愛小説の名手・山田詠美の同名の小説。初恋の人と親友の間に生まれた子供を、20年もの時間をかけて“自分好みの男”に育てていくといった女性の復讐劇です。

中山美穂は25歳年下の青年を夢中にさせる大人の女性を熱演。主人公に調教される青年役を竜星涼が、主人公の親友で青年の母親役を高岡早紀、初恋の人役を田辺誠一が演じました。

20年にわたる“愛”と“憎”を、背筋の凍るような心理戦を軸に濃密に描かれた今作は中山美穂のアイドル時代には見られなかった、凛とした美しさと妖艶さが見られる作品となっています。