2017年11月24日更新

本郷奏多、イケメン俳優の知られざる素顔に迫る!

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本郷奏多のプロフィール

2次元的で繊細なルックスと確かな演技力で定評のある本郷奏多(ほんごう・かなた)。1990年、宮城県生まれで、両親と2歳違いの兄がいます。 「奏多」は、いかにも芸名のような名前ですが、実は本名。兄の名が「遥(はるか)」のため、「はるかかなた」という語呂の良さから、「奏多(かなた)」と名付けられたのだとか。 子役から活動し、漫画が原作の作品にも数多く出演する本郷は「2.5次元俳優」と呼ばれるほか、その特異な性格から「変人キャラ」としても多くの話題を提供しています。今回は、そんな注目の俳優・本郷奏多についてまとめてみました。

『テニスの王子様』で原作さながらの越前リョーマに!

2006年、「テニプリ」の愛称で多くのファンから支持を得ている許斐剛の漫画『テニスの王子様』が実写映画化されました。 テニスの天才少年・越前リョーマがテニスの名門校に編入し、個性的な先輩選手の中でさらに成長を遂げていく青春スポーツ・ムービーで、VFXを駆使し再現した超人的なプレーも見どころの作品です。 本郷が務めたのは、主人公の越前リョーマ役。幼さが残るルックスからクールで鋭い眼光を放ち、まさに原作から抜け出たようなリョーマを演じています。

映画『GANTZ』では冷徹な西丈一郎になり切る!

奥浩哉の人気SF漫画『GANTZ』。2011年に、前編『GANTZ』と後編『GANTZ PERFECT ANSWER』の2部構成で実写映画化されました。 命を落とした人々が、謎の黒い球「GANTZ」から「様々な星人と戦い殺す」という過酷なミッションを強いられるSFアクション・ストーリー。 不条理な戦いに関して対照的な意見を持つ2人の主人公を、二宮和也と松山ケンイチが務めています。 本作で本郷が演じたのは、物語のキーマンとなる西丈一郎です。長年「GANTZ」の世界で戦っている西の冷徹さや残虐さを強調し、見事に悪役に徹しました。

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ドラマ『弱くても勝てます』では、目立ちたがりの亀沢俊一を好演

ユニークな戦術で勝利を導く超進学校・開成高等学校の野球部。そのセオリーを記した高橋秀実のノンフィクションをもとにオリジナルストーリーでドラマ化されたのが『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』です。 二宮和也が弱小野球部の監督・田茂青志役を務め、本郷は指揮者に憧れていた元吹奏楽部の亀沢俊一役を演じています。野球部に移った理由が、「バッターボックスなら指揮者のように注目される」と田茂に言われたから、というおもしろいキャラクターでした。

進撃の巨人で、俳優としての新境地開拓!

デビューから多くの役を演じてきた彼の最大の出演作品と言っても過言ではない、『進撃の巨人』実写化プロジェクト。壁に囲まれた閉鎖的な世界という独特な世界観で描かれる本作は、本郷出演の作品の中でも最も大規模なものです。 そして、彼は前編・後編とも、主人公のエレンを補佐する切れ者・アルミン役として出演していました。冷静な判断をできることから将来は出世するとも言われている、まさに彼の雰囲気にピッタリの役どころです。

大人気麻雀漫画原作ドラマ『アカギ』に出演!

2015年7月からスカパー!にて放送が開始された、世界中にファンがいる福本伸行による麻雀漫画を原作としたドラマに主演・赤木しげる役で出演しています。彼はこのプロジェクトにやる気満々で、完成披露報告の際には早くも髪を銀色に染めているほど。尖ったドラマを作るという名目のもと製作が進むこの作品、本郷奏多の代表作となるのでしょうか。

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東野圭吾原作ドラマ『カッコウの卵は誰のもの』に出演

実写化される度に毎回人気となる、東野圭吾の小説がまたもやドラマ化します。2016年3月から始まった今回のドラマ『カッコウの卵が誰のもの』は、スポーツ遺伝子が題材となっています。 物語のメインとなるのは、親子2代でトップスキーヤーの、父の緋田宏昌と娘の風美。しかし、風美からは高い運動能力を示す特殊な遺伝子が発見されます。研究機関から風美の遺伝子の研究に協力してほしいと頼まれるも、宏昌はそれを拒否します。それもそのはず、風美には、出生にある秘密があるのでした… 本郷奏多が演じる白血病の少年・上条文也は、多くは明かされていませんが、物語のカギとなる人物のようです。

本郷奏多の“変わり者”エピソード

本郷は、ガンプラやゲーム、音楽鑑賞、写真、ビリヤードなど多趣味なことで有名で、同時に一風変わった性格でも注目を集めています。数々のバラエティ番組で披露された、その“迷言”とともに追っていきましょう。

キスはお互いのバクテリアを交換する行為

外に出ることさえも嫌がる潔癖症の本郷は、不特定多数の人が触るものに抵抗があり、電車の座席やつり革のほか、お金も苦手。ウェットティッシュなどの抗菌グッズは欠かせません。 さらに、自宅に来た友人は玄関で本郷の服に着替えさせるという徹底ぶり。本郷にかかると、愛情のしるしのキスも「バクテリアの交換行為」となってしまいます。

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(食事は)異物を体内に取り入れる行為

食事することを「異物を体内に取り入れる行為」と認識し、食に関して喜びを感じないといいます。材料をぐちゃぐちゃと混ぜて作るハンバーグが最も苦手な食べ物で、ある番組で出された絶品ハンバーグも涙目で口にしたのだとか。 「できることなら食事をしないで生きていたい」と語る本郷の主食は、ポテトチップスやグミなどのお菓子類だそうです。

(魔法が使えるなら)地球を屋根で覆いたい

太陽の光も苦手で、極度のインドア派であり、「地球を屋根で覆いたい」発言も。仕事がない時は家にこもり、ゲームに熱中し気が付くと10時間を超えていたこともあるそうです。 また、ガンダムのプラモデルづくりでは、塗装時にガスマスクを着けたり、改造のためにはんだごてを使用したりと、素人の域を超えてこだわります。 紫外線も怖いそうですが、日焼け止めなどのクリーム類も“異物”と考えるため使わないとのことです。

(おしゃれは)自分を格好良く見せようとすること。その行為を表に出してしまう事がもう格好悪い

年頃の男性ならば、ファッションに関して気もお金も遣いそうですが、本郷は全く興味がなく、同じ服を3年や5年着るのは当たり前だとか。

ゴキブリには理論上、人間は勝てない

人間とゴキブリが密室に閉じ込められるという我慢レースが行われたら、人間の方がゴキブリより先に餓死する、というのが本郷の持論。カブトムシもゴキブリと同じと言い切り虫類に怯える本郷を、「かわいい」と萌える女子が続出しているようです。

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等身大の恋愛をしたい

役者としての彼は出演作品から伺い知ることはできるのですが、プライベートでは年相応の素敵な男性でした。恋愛観を尋ねてみると、好きな女性のタイプは「頭がよくて、上品なひと」「かわいくてやさしい子がいい」と答えています。 甘いものが大好きな彼は、彼女にはお菓子を作ってほしいそう!可愛らしい恋愛像ですね。また、デートは水族館の行きたいとか、役者から離れると普通の男性と変わりない等身大の恋愛が良いみたいです。

人見知りを公言している本郷奏多の交友関係は?

二宮和也やGackt、千葉雄大ら

『GANTZ』や『弱くても勝てます』で共演した二宮和也を慕っているという本郷。お互いにインドア派のゲーマーであり話も合うようで、仕事だけでなくプライベートでも仲が良いのだとか。 また、GacktやHydeとは、2003年に公開されたGackt原案のSF映画『MOONCHILD』で共演以来、メールのやりとりやライブに行くなどの交流が続いているそうです。 Gackt演じるショウの幼少期を務めたのが本郷でした。 同年代では、大倉崇裕の推理小説をもとにしたドラマ『白戸修の事件簿』で共演した同郷の千葉雄大、子役時代からの親友・神木隆之介などが挙げられます。

身長に対してウエストも体重もヤバイ?

中性的で繊細なルックスの本郷奏多は、身長174cm、ウエスト62cm、体重は50kg台前半と言われています。50kgと仮定して体格指数のBMIを計算すると、「16.51」となり完全に低体重。 痩せすぎの体型は、やはり偏食の影響なのでしょうか。健康が心配にもなりますが、本人曰く体力はないけれど運動は全般的に得意とのこと。また、体がとても柔らかいため怪我をしにくいそうです。

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本郷奏多は神木隆之介と似ている?

神木隆之介も本郷と同じく子役から活躍する俳優です。共演したこともあり、ふたりはよく似ていると言われてきました。

瓜二つとはいかないまでも、端正な顔立ちやナイーブな雰囲気など、とても重なります。

涼しい目元や唇の形など、各パーツのつくりも似ているようです。 また、写真が共通の趣味であること、本郷はガンダムマニアで神木はアニメオタクの傾向があることなどでも「似ている」と言えるでしょう。

本郷奏多と神木隆之介の共演作品

かつて「カナティ」「リュウ」と呼び合い、子役時代から仲の良いふたりの共演作品をご紹介します。

ドラマ『あいくるしい』での本当に愛くるしいふたり

ふたりの出会いは、2005年放送のドラマ『あいくるしい』でした。静岡県の田舎町を舞台に、市原隼人が主人公を務める7人家族の真柴家を中心に、絆や友情を描いたホームドラマです。 神木は、市原演じる真柴豪の弟・幌役。本郷は、神木演じる幌の同級生・南雲愁役でした。友だちを求めない愁でしたが、幌の積極的なアプローチに次第に心を開いていきます。

ドラマ『探偵学園Q』で再共演

人気漫画をドラマ化した2007年の『探偵学園Q』。次々と発生する奇妙な事件を、団探偵学園「D.D.S」に通う生徒らが解決していくというストーリーです。 主人公の連城究を演じたのが神木隆之介。本郷は、進学塾に通う優等生・牧野大介役で第2話にゲスト出演し、再共演を果たしました。 本郷と神木の共通点として、アニメ声優としても実力が高いことが挙げられ、本郷は『BTOOOM!』や『ダンガンロンパ3』などの人気テレビアニメ、神木は『サマーウォーズ』や『君の名は。』などのアニメ映画で活躍しています。今後、ふたりのアニメ共演も夢ではないかもしれません。

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実はリア充時代もあった?

ひきこもり気味でひとり遊びを楽しんでいる本郷ですが、大学時代は100人以上のメンバーがいる映画サークルを率いていたことを、関東圏の大学サークルが集合したイベントで語りました。どちらかというと、リア充寄りの学生生活だったそうです。 近年、人見知りを公言してはいるものの、共演をきっかけに親しくなった二宮や、同年代の神木隆之介など、気心の知れた相手との交流は深く、人望も厚いといいます。大学時代も現在も、本来の人柄の良さが滲み出ているのでしょう。

7年ぶりの写真集には新しい本郷奏多の魅力が満載!

2016年5月、本郷の2冊目の写真集『KANATA HONGO 2016』が発売されました。7年ぶりの写真集では「日常」と「非日常」のふたつの世界を表現。大人を感じさせる艶めいた表情のほか、愛犬「らみ」とのプライベート的なショットなど、様々なシーンの本郷を見ることができます。 撮影を担当したカメラマン・小暮和音は本郷の日本大学時代からの友人だそうで、よりリラックスして撮影に臨めたのだとか。

その学生時代のときに『お互い、一人前になったら作品を作りたいね』って語り合っていたことがありました。それで、こんなにも早く実現することになって、嬉しいですね

これまでにない表情の本郷がたっぷりと詰まった2nd写真集『KANATA HONGO 2016』。ファンにとってはたまらない1冊ではないでしょうか。

ドラマ『ラブホの上野さん』では恋愛のカリスマに!

今乗りに乗っている本郷が主演する最新ドラマは、2017年放送『ラブホの上野さん』です。実在のホテルスタッフのツイッターが話題となり、漫画化からさらにドラマ化となりました。ラブホテル勤務で恋愛テクニックを培った恋愛のカリスマ・上野さんが、恋や性に悩む若者へサディスティックに的確なアドバイスをし、自身が働くラブホテルに導くというラブ・コメディです。 子役から磨いた演技の実力は申し分ない本郷。個性の強い上野さん役を演じるにあたり「新しい挑戦」と意欲を見せ、魅力的なキャラクターづくりに全力を尽くしたのだとか。 『ラブホの上野さん』は2017年1月中旬から毎週水曜の深夜にフジテレビ系列で放送ですが、フジテレビオンデマンドでは2016年12月1日より先行配信されています。ネットではすでに本郷演じる上野さんの完成度の高さに絶賛の声が挙がっているようで、さらに成長を遂げていく本郷奏多から今後も目が離せません。

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本郷奏多のその他の出演作

『リターナー』(2002)

本郷奏多、12歳の時の映画初出演の記念作品。『永遠の0』の山崎貴による、VFXを多用したSFアクション映画。「ダグラ」と呼ばれる宇宙人に侵略され絶滅の危機に瀕していた人類。本郷は、闇取引の現場から金を奪還し、依頼者にその金を送り戻す仕事人「リターナー」のミヤモトの幼少期を演じています。クールな役を演じることが多い彼ですが、まだ子役のあどけなさがありますね。

『HINOKIO』(2005)

本郷奏多15歳にして初主演を張った映画です。遠隔操作でのロボットによる代理登校が認められ、「ヒノキオ」というロボットを通して学校に通うことになった少年・サトルを演じています。ロボットを題材とした映画なので、CGがふんだんに使われています。本作では、多部未華子と共演しています。

『青い鳥』(2008)

中学校で起きた、自殺未遂事件。臨時赴任をしてきた村内(阿部寛)と、未遂事件を起こし既に転校した(山崎和也)。本郷は、複雑な関係性におかれる、いじめに加担したことを苦しむ園部真一という難しいキャラクターを演じています。