山口智子のプロフィール
2015年にテレビドラマ『心がポキッとね』のメインキャストとして出演していたのが記憶に新しい山口智子ですが、1988年に女優デビューして以降、数多くのヒット作に出演してきました。
そんな山口智子は1964年に栃木県で生まれ、今現在52歳になります。とても52歳には思えないルックスを保っており、前述した恋愛ドラマである『心がポキッとね』では、2回り以上年の離れた水原希子と対比的なポジションで共演するも、その魅力は負けず劣らずでしたね。
キャンペーンガールとしてデビュー!【1986年】
山口智子の芸能史は、1986年に「東レ水着キャンペーンガール」としてデビューしたことからはじまりました。
「東レ水着キャンペーンガール」といえば杉本彩、藤原紀香、菊川怜などを輩出した、この時代の女性タレントの登竜門のようなものです。身長170センチでスタイルのいい山口は、見事この登竜門からキャリアをスタートさせました。
タレントから一躍人気女優へと【1988年】
1988年にNHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』が放送され、最高視聴率44%という記録的な数字を叩き出しました。
出演者は高嶋政宏、唐沢寿明、伊藤榮子、笑福亭鶴瓶、生瀬勝久、高嶋政伸という顔ぶれで、ヒットも納得の非常に豪華なキャスティング。そんな中ヒロインを演じたのが、今作が女優デビューとなる山口智子でした。女優デビューまでも華々しいスタートを切り、さらに知名度を上げることとなります。
大人気ドラマ『ロングバケーション』のヒロインに!【1990年代】
女優デビュー後も数々のトレンディードラマにヒロイン級で出演し、「連ドラクイーン」や「高視聴率の女王」とも呼ばれるほどでした。
そんな中でもSMAPの木村拓哉と山口智子のW主演で、驚異的なヒットとなったドラマ『ロングバケーション』(1996年)の出演は忘れられません。当時は、「月曜日には街からOLがいなくなる」といわれ、日本中が夢中になりました。また、ピアノを習い始める男の人が続出し、「ロンバケ現象」という社会現象を巻き起こしました!
ある事件で唐沢寿明との交際が発覚!【1992年】
前述したドラマ『純ちゃんの応援歌』で共演を果たしていた山口智子と唐沢寿明ですが、これをきっかけに意気投合し、プライベートでも仲を深めていきました。
1992年、配送業者を名乗る男2人が、彼女の自宅マンションへ押し入り、羽交い締めにしようとしたのです。しかし、奥の部屋にいた唐沢寿明が駆けつけ、暴漢は去っていきました。この事件が明るみになったことで同時に2人の交際も世間が強く確信することとなります。
俳優・唐沢寿明と結婚!【1995年】
暴漢事件からも恋愛報道の絶えなかった2人はついに1995年、めでたく結婚しました。この当時には珍しく結婚指輪もなく、挙式も挙げなかったため、「地味婚」と言われるほどで、世間では2人の仲を心配する声もありました。
しかし、公の場で唐沢寿明との関係について質問されると山口智子は、「いつもくっついている」や「毎晩2人で手を繋いで寝ている」などと発言し、仲睦まじい様子を示唆しています。
結婚後は徐々に女優業を縮小しCM出演中心へ【1995年〜2015年】
https://www.youtube.com/watch?v=dIPi-EwQMeA
唐沢寿明との結婚後はゴールデン帯のドラマへの出演も減らし、CM出演を中心とするようになっていきました。
しかし、好感度と知名度の高さから多くのCMに出演し、視聴者の印象にも強く残っています。
結婚から20年経つも出産をしていない、不妊治療の噂とは?
芸能界の中でも特にビッグカップルの結婚として話題になったあと、世間が次に期待したのは2人の間に産まれる子供でした。しかし結婚から20年以上が経ち、おしどり夫婦としての印象も強い山口智子と唐沢寿明ですが、まだ一度も出産はしていないようです。
マスコミや世間からすると子供がいないのが不思議であり、そのため山口智子の身体的に何か問題があり不妊治療を受けているのではないか、などといった噂まで囁かれるほどでした。
しかし実際は不妊治療は行っておらず、ただ"子供を産まない人生"を選択したようです。その原因としては、山口智子が幼少期から両親の離婚などで辛い思いをたくさん味わい、祖母の養子となり育ったことが大きいと言われています。雑誌インタビューで山口智子本人が
私はずっと、『親』というものになりたくないと思って育ちました
とはっきりと断言したことは世間にとって衝撃的でした。しかしこういった自分の生き方を貫く姿に、同世代の女性などから支持を得ることになりました。
山口智子、本格的に女優復帰へ!【2015年以降】
近年では2015年にドラマ『心がポキッとね』にメインキャストとして出演するなど、女優としての仕事も順調に継続しています。
山口智子の豊富な経験で安定した演技と、変わらぬ魅力的な雰囲気で、今後もマルチな活動を続けていってほしいですね。