2017年7月6日更新

映画『追憶』あらすじ・キャスト【岡田准一主演映画が2017年5月に公開】

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追憶
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映画『追憶』が岡田准一主演で2017年に公開

出演作は軒並みヒットとなり、俳優としても高い評価を受ける岡田准一(V6)の主演映画『追憶』が2017年5月6日に公開されることが決定!公式サイトでは待望の予告編が解禁されました。 監督は降旗康男、撮影は木村大作が務め、『あ・うん』や『鉄道員』などの傑作を誕生させた名コンビが9年ぶりにタッグを組み、ミステリー仕立てのオリジナルストーリーが展開されるそうです。 主演の岡田のほか、小栗旬や柄本佑、長澤まさみ、木村文乃ら実力派の豪華なメンバーが顔を揃え期待の高まる新作映画『追憶』についてご紹介していきます。

映画『追憶』のあらすじは?

不遇な環境に育つ四方篤(岡田准一)、田所啓太(小栗旬)、川端悟(柄本佑)は、軽食喫茶を営む仁科涼子(安藤サクラ)や店の常連客・山形光男(吉岡秀隆)を慕いながら少年時代を過ごしていました。しかし、ある事件を発端に3人は二度と会わないという誓いを立て、離れ離れの生活を送ります。 そして運命の25年後、刑事の職に就く四方篤は、殺人事件の被害者となった川端悟と思いがけず再会することに。さらに、容疑者として名前が挙がったのは田所啓太でした。 「刑事」「被害者」「容疑者」という立場で、予想外の再会を果たした3人。彼らが友人関係を断ってまで封印した過去とはいったい何だったのか?25年の時を経て、その真実と秘密が明らかになっていきます。

重厚な映画『追憶』の主演キャストに岡田准一

四方篤/岡田准一

主人公の富山県警の刑事・四方篤を演じる岡田准一(おかだ・じゅんいち)は、大阪府出身、1980年生まれ。ジャニーズのアイドルグループ「V6」として活動しながら、多くのドラマや映画への出演を重ねます。 『蜩ノ記』や『永遠の0』などで心に響く演技を見せ、『SP』や『図書館戦争』では華麗なアクションも披露。武術や格闘技の指導員資格を持つ岡田は本格アクションもこなす実力派俳優として、今やその地位を確立しています。

容疑者・田所には小栗旬がキャスティング!岡田准一とは12年ぶりの共演

田所啓太/小栗旬

小栗旬
四方の少年時代の友人であり、25年後に旧友殺害の容疑者となる田所啓太。東京都出身、1982年生まれの小栗旬(おぐり・しゅん)が演じ、岡田准一とは12年ぶりの共演になるそうです。 『花より男子』の花沢類役で知名度を上げ、その後も『信長協奏曲』など多くの作品に出演。役者として一目置かれる存在となると同時にプロデュース能力も発揮し、『HK 変態仮面』に脚本で参加するほか、『シュアリー・サムデイ』の監督も務めました。 『HK 変態仮面』への参加でも分かるように、無類の漫画好きである小栗。2017年は、空知英秋原作の実写版『銀魂』で主人公の坂田銀時を演じることも決定しています。

芸能一家で知られる柄本佑が被害者の川端悟を演じる

川端悟/柄本佑

四方や田所の少年時代の友人であり、25年後には殺人事件の被害者となってしまう川端悟。演じるのは、東京都出身、1986年生まれの柄本佑(えもと・たすく)です。 役者の一家に生まれ、映画『美しい夏キリシマ』で俳優デビュー。個性を活かした確かな演技で、2015年版『天皇の料理番』山上辰吉役や『コック警部の晩餐会』主人公・古久星三役など、多くの作品で活躍します。 本作には、柄本の妻・安藤サクラも出演。共演シーンはないようですが、それぞれが重要な役柄を務め夫婦で作品に貢献しています。

映画『追憶』に出演するその他の豪華キャスト

四方美那子/長澤まさみ

長澤まさみ
四方の妻・美那子は、静岡県出身、1987年生まれの長澤まさみ(ながさわ・まさみ)が演じます。 東宝シンデレラオーディションでクランプリに輝き芸能界へ。ファッション雑誌のモデルから本格的な女優へと活動を移行すると、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で白血病のヒロイン・亜紀役を体当たりで務め上げブレイクしました。 以降、映画『モテキ』のメインヒロイン・松尾みゆき役や『海街diary』での四姉妹の次女・香田佳乃役など、多くの作品で活躍。天真爛漫さと健康美が魅力的な若手実力派女優です。

田所真理/木村文乃

木村文乃 ファースト写真集 『 ふみの 』
田所の妻・真理は、東京都出身、1987年生まれの木村文乃(きむら・ふみの)が務めます。 16歳で芸能界デビューし、映画『アダン』でのアダン役やNHK『だんだん』涼乃役など順調に出演を重ねますが、アトピーの悪化をきっかけに一時女優活動を休止しました。 復帰後は、ちふれ化粧品のCMを皮切りに、NTTドコモやサンヨー食品など立て続けに複数のCMに抜擢。女優としても連続ドラマ『マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜』で主演を務め、目覚ましい活躍を見せています。

仁科涼子/安藤サクラ

百円の恋
少年時代の四方、田所、川端が通っていた軽食喫茶「ゆきわりそう」の経営者・仁科涼子を演じるのは、東京都出身、1986年生まれの安藤サクラ(あんどう・サクラ)です。 俳優・奥田瑛二とエッセイスト・安藤和津の間に生まれ、奥田が監督した『風の外側』で映画デビューしました。その後、『百円の恋』での演技が高く評価され、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得し、その実力は折り紙付きです。 本作では、2012年に結婚し夫となった柄本佑とともに作品を盛り立てています。

山形光男/吉岡秀隆

ALWAYS三丁目の夕日
山形光男は、少年時代の四方、田所、川端を可愛がっていた軽食喫茶「ゆきわりそう」の常連客。埼玉県出身、1970年生まれの吉岡秀隆(よしおか・ひでたか)が務めます。 5歳からキャリアをスタートさせ、ドラマ『北の国から』の黒板純役を演じ、名子役として知名度を高めました。その後、『Dr.コトー診療所』医師・五島健助役、映画『三丁目の夕日』シリーズでの茶川竜之介などで感慨深い演技を見せ、独特の雰囲気を醸す味のある俳優です。

胸を打つ物語を支える「高倉組」のスタッフ陣

鉄道員
本作の監督を務めるのは、高倉健主演『鉄道員』でメガホンを取り日本アカデミー賞最優秀監督賞を獲得した降旗康男。また撮影は、日本アカデミー賞最優秀撮影賞を5度受賞した経歴を持ち、降旗と名作を生み出してきた木村大作が担当します。 降旗康男は、今回初めてタッグを組む岡田准一に対して「高倉健を継ぐ俳優になってほしい。」とコメントし、日本映画界を代表する俳優の中で数少ない“人間の内にある陰を演じきれる俳優”と評しています。 撮影で降旗監督と9年ぶりにタッグを組んだ木村は「高倉健への追悼の想いを抱きながら撮影に挑んだ」と、偉大な俳優高倉健に思いを馳せました。 原案・脚本に関しては、高倉健の遺作となった『あなたへ』で脚本を務めた青島武と、『鉄道員』で助監督を経験し監督としては『犯人に告ぐ』や『グラスホッパー』を手掛けた瀧本智行により、オリジナルストーリーが書き下ろされました。 日本映画界における最高峰のスタッフが集結し、実力・人気ともに申し分のない岡田准一を主演に迎えた『追憶』は、日本映画の新しい幕開と言える作品ではないでしょうか。

大役を担う主演・岡田准一の意気込み

岡田が務める四方篤は重い過去を背負った寡黙な人物であり、降旗監督が愛してやまない高倉健が数多く演じた役柄と重なるといいます。 生前の高倉は、岡田のことを今後の日本映画を牽引する若手として気にかけていたそうで、人を介して役者としてのアドバイスをしたこともあるのだとか。岡田もまた高倉を尊敬し、映画『追憶』は高倉の遺志を受け継ぐ形となるようです。 本作ではアクションを封印し、奥深い演技でその存在感を見せてくれる岡田。日本映画を代表するスタッフのもとで主演を務めるにあたり、「素晴らしいキャストとともに、降旗監督と木村大作の背中を追いかけていきたい」とコメントしました。

共演キャストからつけられたあだ名は“屋久杉”

4月4日都内で行われた映画『追憶』の完成披露試写会。 主演の岡田准一と12年ぶりに共演した小栗旬。2人はともに主演を張るようになったことから、なかなか共演する機会がなかったそうです。降旗監督を始めとする心強いスタッフのもとで共演できることを喜んでいる様子でした。 また岡田准一が、小栗旬や同じく共演する柄本佑らからつけられたあだ名は「屋久杉」。芯があって幹が太く、地に足がついている屋久杉のようと例えられ、これまで岡田のことを「神」と呼んでいた長澤まさみも共感。 そんな人間味の深い役者・岡田准一をはじめとする豪華俳優陣が集結した映画『追憶』の公開が楽しみですね。

柄本佑と安藤サクラの夫婦共演にも注目

本作で夫婦共演する柄本佑と安藤サクラ。2人は2012年に結婚しています。 作中での共演シーンはないそうですが、一緒に登壇した完成披露試写会では、妻の安藤サクラを気遣う柄本佑の姿が見られました。実は安藤は妊娠10か月で、6月に第1子を出産予定。 今回の登壇を終えたことで、メディアへの出演は控え1度産休に入るとのことです。

映画『追憶』の公開日は5月6日

北陸の厳しくも美しい自然を背景に、葬ったはずの過去と向き合い、様々な人間模様が繰り広げられるミステリー仕立ての本格ヒューマンドラマ『追憶』は、2017年5月6日公開です。