2019年6月22日更新

実写映画『ザ・ファブル』あらすじ・キャスト・原作ネタバレ【岡田淮一が殺し屋に】

ザ・ファブル ポスター
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

ヤングマガジン連載中で単行本累計発行部数320万部突破した南勝久による大人気漫画『ザ・ファブル』が演技派俳優・岡田准一主演で2019年に映画化。原作のあらすじと映画キャストを紹介していきます。

目次

今一番面白いマンガと話題の『ザ・ファブル』が2019年実写映画化

2014年より週刊ヤングマガジン連載中で、2017年度の講談社漫画賞では一般部門賞に輝いた、南勝久による評判高いコミック『ザ・ファブル』。この大人気コミックの映画化が決定しました。予告編などを見る限りでは、原作6,7巻あたりまでのエピソードが映画化される可能性が高いでしょう。 この記事では2019年6月21日に公開された実写映画『ザ・ファブル』に関する情報をお届けします。

実写映画『ザ・ファブル』あらすじは?

ザ・ファブル
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

標的を6秒以内で仕留めるという天才的な手腕の殺し屋として裏社会で恐れられているファブル。ある日彼はボスの命令で、1年間殺し屋を辞めて普通の暮らしをすることになります。その命令はファブルが普通の生活を送る中で誰か一人でも殺したら、ボスによって処分されるという条件付きでした。 彼は佐藤明という偽名をもらい、妹役のパートナーとともに普通の暮らしを送ることになりますが、今まで殺し屋としての生活しか送ったことがないため、「日常生活」を送ることは簡単ではないのでした。

映画『ザ・ファブル』×「レディー・ガガ」スペシャルコラボムービーが到着!

実写映画『ザ・ファブル』の主題歌はレディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」。2019年5月16日、メインキャラクターがもれなく登場する約1分半の主題歌コラボスペシャルムービーが公開されました! これさえ見ておけば、どのような映画か雰囲気がわかる動画に仕上がっています!

実写映画『ザ・ファブル』主演は岡田准一!殺し屋役に初挑戦

佐藤明(ファブル)/岡田准一

圧倒的な才能を持つ殺し屋の主人公・ファブル。ワンショットで確実に敵を殺し、監視カメラの存在にもすぐに気づきます。森の中で一ヶ月過ごすサバイバル能力を持ち、危険察知能力にも優れていますが、感覚が鋭敏過ぎるがゆえに極度の猫舌という弱点もあるキャラクター。ちなみに「ファブル」とは「寓話」(たとえ話)という意味です。 演じるのは、演技派俳優として注目を浴びている岡田准一。彼は「図書館戦争」シリーズなどで並外れたアクションを披露しています。その抜群の身体能力を活かして、本作でもスピーディでキレッキレッのアクションを披露。 また、本作の重要なファクターである笑いに関しても、『木更津キャッツアイ』をはじめとする宮藤官九郎作品や、バラエティー番組『学校へ行こう!』などで培ったコメディアンとしての能力をいかんなく発揮していました。 2018年は『散り椿』、『来る』に主演した岡田准一は、2020年公開予定の映画『燃えよ剣』に主演することが発表されています。

美人女優キャスト共演!木村文乃・山本美月

佐藤ヨウコ/木村文乃

岡田准一に加え本作では演技派俳優たちが勢ぞろいしています。ファブルのパートナーであり、偽の妹ヨウコ役を演じるのは木村文乃。彼女の役どころは明るく、酒豪で、常識にとらわれない性格です。 原作では、暇を持て余して、男を酔いつぶすことを趣味にしているキャラクター。河合ユウキ(藤森慎吾)とのバトルがどのように再現されるのかに注目です。 堤幸彦作品への出演などを通じて、コメディエンヌとしての素養を磨いてきた木村文乃。笑いを愛するいい女ヨウコの役はぴったりと言えるのではないでしょうか。 2018年は『伊藤くん A to E』、『羊の木』、『体操しようよ』と3本の映画に出演した木村文乃は、本作のほかに5月公開の松坂桃李主演映画『居眠り磐音』にてヒロイン「おこん」を演じています。

ミサキ/山本美月

佐藤兄妹(偽)の近所に住む一般人女性ミサキを山本美月が演じます。アルバイトを掛け持ちして父親の借金を返済しようとしている苦労人の彼女には、人には言えない過去があって……。 苦労の中でも笑顔を絶やさない努力をするミサキ。やわらかい表情の中に芯の強さを感じさせる山本であればしっかりと演じてくれることでしょう。 『桐島、部活やめるってよ』でスクリーンデビューを果たした山本美月は本作のほか、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』や、ヒロインを演じるドラマ『パーフェクトワールド』に出演します。

ファブルを狙う殺し屋コンビ!福士蒼汰&木村了

フード/福士蒼汰

ファブルを狙う殺し屋フードを『あまちゃん』などで知られる福士蒼汰が演じます。原作通りにいくのであれば、映画の後半に登場するキャラクターですが、映画では序盤から全編を通して登場するようです。 福士蒼汰は、古くは「仮面ライダーフォーゼ」を演じ、最近でも『無限の住人』『曇天に笑う』『BLEACH 死神代行篇』でアクションをこなしていることから、本作のアクションにも期待が持てます。 原作では登場シーンの多くないキャラクターなので役作りには苦労したようですが、「ファブルの真逆にいる人物」を演じると考えて人物像を固めていったとのこと。アクションだけでなく、フードのキャラクターにも注目です。

コード/木村了

フードと行動をともにし、ファブルを探すコードを木村了が演じます。ゲーム感覚で殺しをする、頭のネジが外れたキャラクターです。 市原隼人主演のドラマ『WATER BOYS2』で注目を集めた木村了は、2019年6月1日放送開始予定のドラマ『仮面同窓会』に出演することが決定しています。

トラブルを巻き起こすヤクザ小島、砂川を演じるのは柳楽優弥と向井理!

小島/柳楽優弥

15年服役した刑務所を出所し、ミサキを狙うヤクザ小島を柳楽優弥が演じます。ドラマ『アオイホノオ』のようなコメディから、映画『ディストラクション・ベイビーズ』のような口数の少ない役まで幅広く演じている柳楽ですが、本作はキャリア史上もっともわかりやすく悪い役かもしれません。 2018年には『散り椿』で岡田准一と共演した柳楽は、2019年には本作のほかに『夜明け』、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』、『泣くな赤鬼』の3作に出演しています。

砂川/向井理

風俗業をシノギとするヤクザ砂川を向井理が演じます。刑務所から出所してきた小島を前から気に入っていなかったようですが、あることがきっかけで我慢の限界を超えてしまい……。 向井は2019年4月から放送のドラマ『わたし、定時で帰ります。』に出演しています。

脇を固めるキャストも超豪華!

田高田/佐藤二朗

ファブル、そしてミサキが働くデザイン会社の社長田高田を佐藤二朗が演じます。近年、『50回目のファーストキス』や『今日から俺は!!』などの福田雄一作品を中心としてコメディ映画・ドラマに出演し、注目を集めている佐藤。今作でも、コミカルな演技が期待されます。

海老原/安田顕

ファブルたち兄妹の一般人生活の後ろ盾になる真黒組若頭「海老原」を安田顕が演じます。2018年には『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』、『愛しのアイリーン』と主演映画が2本公開された安田。2019年には本作のほか、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』で主演を務めました。

ボス/佐藤浩市

ファブルたちに普通の生活をすることを命じるボスを佐藤浩市が演じます。佐藤は2019年に本作のほか、『赤い雪 Red Snow』、『空母いぶき』、『町田くんの世界』、『記憶にございません!』、『楽園』、『雪子さんの足音』と6作の映画に出演予定です。

河合ユウキ/藤森慎吾

ザ・ファブル 河合ユウキ
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

木村文乃演じるヨウコに手玉に取られるチャラ男、河合ユウキをオリエンタルラジオの藤森慎吾が演じます。2019年には本作のほか映画『七つの会議』、ドラマ『インハンド』に出演。俳優業に本格的に進出し始めています。

ジャッカル富岡/宮川大輔

ザ・ファブル ジャッカル富岡
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

ファブルが好きなお笑い芸人ジャッカル富岡を宮川大輔が演じます。本編には正直あまり絡んできませんが、作品に欠かせないキャラクターです。一発屋を思わせるギャグを映画では披露しています。

バー「バッファロー」マスター/六角精児

木村文乃演じるヨウコ行きつけのバー「バッファロー」のマスターを六角精児が演じます。 六角精児は、2015年から始まった「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」が近年人気を集めており、2019年5月に福井・岐阜を舞台にシリーズ16本目が放送されました。俳優としても2018年にドラマ『ハゲタカ』や『下町ロケット』などに出演するなど活躍を続けています。

鉄板焼き屋「ちっち」店長/モロ師岡

安田顕演じる海老原がひいきにしている鉄板焼き屋「ちっち」の店長をモロ師岡が演じます。2019年5月に放送されたドラマ『白い巨塔』で岡田准一と共演したことが記憶に新しいモロ。7月からはドラマ『これは経費で落ちません! 』に出演することが決定しています。

浜田/光石研

真黒組組長「浜田」を光石研が演じます。名脇役として2018年には5本の映画に出演した光石は、本作のほかに夏公開の映画『いちごの唄』に出演することが決定。1月には俳優生活40周年にして初のドラマ単独主演となる『デザイナー 渋井直人の休日』が放送されました。

貝沼/好井まさお

ファブルと同じデザイン会社で働き、ミサキに好意を抱く貝沼をお笑いコンビ「井下好井」の好井まさおが演じます。2019年は本作のほかに『赤い雪 Red Snow』、『凜-りん-』と2本の映画に出演するなど、活躍の幅を広げているようです。

黒潮(クロ)/井之脇海

海老原の部下で、ファブルに憧れるヤクザ・クロを井之脇海が演じます。1995年生まれの井之脇は、2018年にドラマ『義母と娘のブルース』で、上白石萌歌演じるみゆきのクラスメイトを演じ注目を集めた俳優。2019年は福山雅治主演ドラマ『集団左遷!!』に出演するなど飛躍が期待されています。

幼少期のファブル/南出凌嘉

岡田准一演じるファブルの幼少期を南出凌嘉が演じています。佐藤浩市演じるボスに山に連れて行かれ、サバイバル生活を強いられるシーンで登場。 朝ドラ『純と愛』で風間俊介演じる主人公の幼少期を演じ注目を集めた南出は、その後も『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』え生田斗真演じる主人公の幼少期、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で村上虹郎演じる主人公の幼少期、『あさが来た』で玉木宏演じる白岡新次郎の幼少期を演じるなど活躍を続けています。 2019年には大ヒット邦画『キングダム』で吉沢亮演じる漂の幼少期を演じたほか、月9ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』への出演も果たしました。

監督は『ガチ星』の江口カン、脚本は『進撃の巨人』の渡辺雄介

監督は『ガチ星』の江口カン。彼は世界的に有名なカンヌ国際広告祭で何度も受賞し、映画やテレビ界でも活躍しており、エンターテイメント性に優れた作品を数多く残しています。脚本は「GANTZ」シリーズや『進撃の巨人』など手掛け、スケールの大きい作品を得意とする渡辺雄介。このタッグがどのような作品を生み出すのか注目です。

実写映画『ザ・ファブル』は原作とココが違う!

2019年6月21日に公開された実写映画『ザ・ファブル』。ここでは、興を削がないように過度なネタバレに注意して、原作との違い、見どころをご紹介します。

原作との違い1:漫画版後半の見どころを凝縮

原作『ザ・ファブル』の魅力は何と言ってもオフビートな笑い。原作は、殺してはいけない殺し屋の日常を描く「ギャグ漫画」なのです。 実写映画版では笑いの要素を残しつつ(おそらく映画館全体に笑いが起こるだろう鉄板シーンがいくつかあります)、アクションの割合を増やし、テンポを良くし、ストーリー性を高めています。 たとえば木村文乃演じるヨウコの身体能力が高いことがわかるのは原作後半になりますが、映画ではヨウコのアクションシーンを見ることができます。 また、原作におけるヨウコの見せ場、チャラ男・河合ユウキ(演:オリラジ藤森)との飲み比べバトルは、河合の設定を変更することにより、自然な形で前半にスライドさせることに成功していました。 2019年6月現在19巻まで発売されている原作漫画の面白さを2時間に凝縮したのが実写映画版なのです!

原作との違い2:フード(福士蒼汰)の出番が多い!

原作では砂川に呼び出されるシーンで初登場するフード(福士蒼汰)ですが、実写映画版では序盤から登場し、ファブル(岡田准一)を追いかけるという設定に変更されています。平穏な日常を過ごしたいファブルと、伝説の殺し屋を探すフードというのが、ストーリーのひとつの軸になっているのです。 岡田准一を師と仰ぐ福士蒼汰のアクションもまた見事。ふたりのアクションシーンは実写映画『ザ・ファブル』のひとつの成果と言えるでしょう。 また、原作ではあまり存在感のなかったコード(木村了)の登場シーンも増えています。福士蒼汰ファン、木村了ファンの方は安心して映画館に行かれるといいでしょう。

原作との違い3:小島(柳楽優弥)が憎めなくなっている

実写映画『ザ・ファブル』のストーリーの核となるトラブルを巻き起こすヤクザ小島(柳楽優弥)。トラブルの内容は、はっきりと悪で、その点は原作から変わっていません。しかし、柳楽優弥が演じた実写映画版小島はなんだか憎めないのです。 原作版の小島は徹頭徹尾わかりやすい悪。やることも、言動も、面構えも全部悪そうです。可愛げがありません。 実写映画版では予告編で明らかになっているように椅子に縛りつけられたまま落とされるなど、色々とかわいそうな仕打ちを受けています。そういうことをされても仕方がないようなことをしているのに、情けなさや可愛げがあって憎めない。柳楽優弥はそんな小島を作り上げました。 人間味のある柳楽優弥の怪演にも注目です。

原作漫画『ザ・ファブル』をネタバレ紹介!

漫画『ザ・ファブル』1巻のネタバレ

殺しの天才ファブルは、裏社会で伝説の殺し屋として恐れられていました。6年で71人を殺した彼は、身を隠すため、ボスに命じられ1年間大阪で一般人として生活することになります。 1年の間、人を殺すことを禁じられたファブルは、一般人に殴られても弱いふりをして倒れ、鼻血を流します。そこに通りかかった近所に住むミサキにハンカチを渡され……。

漫画『ザ・ファブル』2巻のネタバレ

ファブルたちを大阪で受け入れた真黒組若頭の海老原は、本心ではファブルたちのことを嫌悪しており、元レスラーをファブルにけしかけます。 元レスラーをノックアウトするも、インコを大事に育てたいと思っていると話すファブルを見て考えを改めた海老原。一方その頃、ファブルの偽妹ヨウコは、海老原の運転手高橋を酔い潰し、おもちゃにしていて……。

漫画『ザ・ファブル』3巻のネタバレ

近所に住むミサキの紹介で、デザイン会社でアルバイトをすることになったファブル。職場では、同僚の貝沼がミサキのことをストーキングしていて……。 ファブルが比較的平和な日々を過ごす中、15年間刑務所にいた、海老原の弟分「小島」が出所し、派手に動き出そうとしていて……。

漫画『ザ・ファブル』4巻のネタバレ

真黒組若頭の海老原が不整脈で入院。海老原という首輪の外れた小島は、デリヘル業を開業するため動き始めます。リボルバーを入手し、デリヘル部門を取り仕切る砂川の舎弟を殺害。そして、デリヘル店の看板として、元グラビアアイドルのミサキに目をつけ……。 一方、暇を持て余したヨウコは、バーで出会ったチャラ男「河合ユウキ」を次のターゲットに定め……。

漫画『ザ・ファブル』5巻のネタバレ

デリヘルの誘いを断るミサキを追い詰めるため、ミサキの職場の人間を襲い始める小島。追い詰められたミサキは、デリヘルの契約書にサイン。ミサキの様子を不審に思ったファブルは、ミサキが小島に脅されていることを知り……。 舎弟を小島に殺されたことを確信した砂川は、小島を殺すために、殺し屋フードを雇います。ファブルの噂を聞いたフードは、ファブルを殺そうと……。

漫画『ザ・ファブル』6巻のネタバレ

砂川に呼び出された小島、砂川のキャバクラでも働かせるため小島に連れてこられたミサキ、小島を殺そうとする砂川が無人の鉄工所に集結。そこには、小島、砂川それぞれの舎弟と殺し屋フードも集められていました。 ファブルはミサキを救うため、単身、鉄工所に乗り込み……。

実写映画『ザ・ファブル』は2019年6月公開!

ザ・ファブル ポスター
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

映画『ザ・ファブル』の公開日は2019年6月21日。本作は2018年6月から撮影を開始し、8月にクランクアップ。見せ場となるアクションシーンは海外からアクション監督を招き、力を入れて撮影されました。 岡田准一の本物のアクションを劇場でぜひ!