2021年6月7日更新

【ネタバレ】実写映画『ザ・ファブル』あらすじ・キャストは原作とどう違う?気になる評価を解説

ザ・ファブル ポスター
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

大人気漫画『ザ・ファブル』が実写化!あらすじやキャストを徹底比較

岡田准一が主演を務め、一般人に扮する伝説の殺し屋を演じた映画『ザ・ファブル』(2019年)。本作は累計観客動員数130万人を突破し、興行収入17.7億円を記録しました。 南勝久による大人気漫画を、世界で活躍するフランス人アクション振付師をファイトコレオグラファーに迎えて映画化し、大きな注目を集めた本作。邦画で初めてレディー・ガガの楽曲が主題歌に起用されたことも話題になり、彼女の代表曲「BORN THIS WAY」が流れました。 公開前から期待を寄せられ、興収面では成功したといえる成績を残しましたが、実際のレビューは「がっかりした」と酷評するものも……。 この記事では『ザ・ファブル』のあらすじやキャストを原作と比較して、気になる評価を解説していきます!

【ネタバレ】実写映画『ザ・ファブル』のあらすじは?

ザ・ファブル ポスター②
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

標的を6秒以内で仕留める天才的な腕の殺し屋として、裏社会で恐れられるファブル。彼はある日、ボスの命令で1年間休業し、一般人を演じることになります。 さらにその命令は、ファブルが普通の生活を送るなかで誰か1人でも殺したら、ボスによって処分されるという条件付きでした。 ボスから「佐藤明」という偽名と餞別代わりのインコをもらい、妹を演じる相棒のヨウコとともに大阪で暮らし始めたファブル。しかし殺し屋として育てられた彼らに、日常生活を送ることは簡単ではありません。 暇を持てあまして飲み歩くヨウコとは対照的に、インコを育ててみたり、アルバイトをしてみたりするうちに、ミサキという女性に出会う明。 彼はミサキを通じて「普通」を知りますが、彼女は佐藤兄妹を庇護する真黒組の内部抗争に巻き込まれ、拉致されてしまいます。

実は彼女は病床の母親を支えながら父親の借金を返しており、グラビアの仕事もしていました。 その背後には真黒組の稼ぎ頭・砂川がいて、AVの撮影を強要されたためグラビアを辞めたものの、組で砂川と敵対する小島に目をつけられたのです。ミサキは脅迫に屈して小島のもとを訪れますが、小島に舎弟を殺された砂川が乱入し、彼が管理するゴミ処理場へ拉致されました。 ヨウコの協力を得て、ミサキの救出に向かったファブル。たどり着いたゴミ処理場には、砂川に雇われた2人組の殺し屋が待ち受けていました。 ファブルは誰も殺さずにミサキを救出し、後からやってきたボスが殺し屋を殺害。組の若頭・海老原は砂川への落とし前として、弟分だった小島を始末します。 こうして明とミサキはアルバイトに精を出し、ヨウコは飲み歩く……そんな彼らの日常が戻ってきたのでした。

実際のところ……『ザ・ファブル』実写映画の評判ってどうなの?

詳細はこれから解説していきますが、『ザ・ファブル』は原作漫画との相違が多い実写映画です。 原作ファンは実写化に際し、“できるだけ忠実に再現してほしい”という意見を持つことが多いため、不用意な変更は炎上のポイントになるといえます。 本作も例に漏れず、原作後半の内容を組み込んだことで反対にややこしくなり、相関図や各人の魅力が把握できない、などの批判が見られました。 一方で“漫画の笑い”をそのまま映画に持ってきたために、悪く言えば「さぁ笑ってください!」感が強くて、サムいと感じる人もいたようです。 しかし原作と切り離して観れば、「96時間」シリーズなどのアクション監督アラン・フィグラルツと主演の岡田が振り付けた、世界基準のアクションは圧巻! ハマる人は堪らないシュールな笑い、そして豪華キャストの好演は高く評価されており、見どころのひとつになっています。

原作コミックは週刊『ヤングマガジン』で連載!

ファブル

南勝久による原作漫画『ザ・ファブル』は、講談社の週刊『ヤングマガジン』で連載中です。 2014年49号から2019年51号まで約5年間、第1部が誌面に掲載され、読者待望の第2部は2022年夏から連載が決定しています。休業中の殺し屋が騒動に巻き込まれながらも、平穏な生活を送るべく奮闘するシュールな世界観が注目されました。 第41回講談社漫画賞で一般部門を受賞し、「今1番面白い漫画」とも称された本作。2021年6月の時点で既刊22巻まで発売され、累計発行部数900万部を突破しました。 ここからは過度なネタバレにならないよう注意しつつ、原作との違いや見どころを紹介していきます!

【原作比較その1】漫画版後半の見どころをぎゅっと凝縮

原作『ザ・ファブル』の魅力は、なんと言ってもオフビートな笑い。ひとことで表現するならば、殺してはいけない殺し屋の日常を描く「ギャグ漫画」なのです。 実写映画版では笑いの要素を残しつつ(おそらく映画館全体に笑いが起こるだろう鉄板シーンがいくつかあります)、アクションの割合を増やし、テンポを良くしてストーリー性を高めています。 たとえば原作では、ヨウコ(木村文乃)の身体能力が高いと判明するのは原作後半です。しかし映画版では彼女のアクションシーンを観ることができます。 また原作におけるヨウコの見せ場、チャラ男・河合ユウキ(藤森慎吾)との飲み比べバトルは、河合の設定を変更することで、自然な形で前半にスライドさせることに成功しました。 2019年6月時点で19巻まで発売されていた原作漫画の面白さを2時間に凝縮したのが実写映画版なのです!

【原作比較その2】フード(福士蒼汰)の出番が増えた!

原作では砂川に呼び出されるシーンで初登場するフード(福士蒼汰)ですが、実写映画版では序盤から登場し、ファブル(岡田准一)を追いかけるという設定に変更されました。 平穏な日常を過ごしたいファブルと、伝説の殺し屋を探すフードの関係というのが、ストーリーのひとつの軸になっているのです。 岡田准一を師と仰ぐ福士蒼汰のアクションもまた見事。2人のアクションシーンは、実写映画『ザ・ファブル』のひとつの成果と言えるでしょう。 また原作ではあまり存在感のなかったコード(木村了)の登場シーンも増えています。福士蒼汰ファン、木村了ファンは安心して鑑賞してくださいね!

【原作比較その3】小島(柳楽優弥)が憎めないキャラクターに

ストーリーの核のひとつとなる、トラブルを巻き起こすヤクザ・小島(柳楽優弥)。トラブルの内容は、はっきりと悪で、その点は原作から変わっていません。しかし柳楽優弥が演じた実写映画版の小島はなんだか憎めないのです。 原作版の小島は徹頭徹尾わかりやすい「悪」。やることも言動も、面構えもすべてが悪そうです。まったくと言っていいほど可愛げがありません。 実写映画版では予告編で明らかになっているように、椅子に縛りつけられたまま落とされるなど、色々とかわいそうな仕打ちを受けています。そうなっても仕方がないようなことをしているのに、情けなさや可愛げがあって憎めない……。 柳楽優弥はそんな小島を作り上げました。人間味のある柳楽優弥の怪演にも注目です。

映画で描かれたのは原作コミック7巻まで!その後はどうなった?

ファブル

映画『ザ・ファブル』は通称「小島編」と呼ばれた、原作コミック7巻までを映画化しました。 その後の8巻では小島の事件の後、ミサキがヨウコの家に身を寄せたことが明かされ、明のもとには真黒組の若手・黒塩が訪ねてきます。黒塩は明=ファブルだと知って弟子入りを志願し、2泊3日の山籠りに同行することに! 黒塩はヘビやカエルを食べ、ツキノワグマすら倒してしまう明の実力にますます憧れを強め、ともに自然との戦いを乗り越えます。一方でその頃、ヨウコはナンパ男の河合をバーで酩酊させて楽しんでおり、男と女のバトルが繰り広げられました。 続く9巻~13巻は、悪役となる宇津帆の名から「宇津帆編」と呼ばれ、ファブルに直接的な恨みを抱く最凶の男が敵となります。原作で“1番泣けるエピソード”として有名で、一部では「実写化するなら『宇津帆編』を!」という声も上がっていました。

2021年には続編が公開!どんなストーリーが描かれる?

本作の劇場公開時、満足度調査で96.5%が「続編に期待」と回答しており、続編『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が2021年6月18日に公開決定しました。 監督の江口カン、主演の岡田准一が続投するほか、ヒロインの山本美月、木村文乃、佐藤浩市らキャスト陣(ペットのインコも!)が再集結します。新たに堤真一、平手友梨奈、安藤政信らも参戦し、再びファブルを巡る騒動が勃発! プロの普通を極めようと奮闘中の彼をよそに、街では子どものためのNPOを装いながら、その裏で若者を殺す最凶の男・宇津帆が暗躍を始めました。 それと同時に、ファブルはかつて自分が救うことの出来なかった車椅子の少女、ヒナコと偶然再会するのですが……。 酷評した人の「次こそは」という想いも、満足度調査に反映されていたと思われます。続編はよりパワーアップし、原作ファンの期待にも応えてくれるでしょう!

登場人物&キャストを一挙紹介!ファブルを演じるのは岡田准一

ザ・ファブル
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

佐藤明(ファブル)役/岡田准一

圧倒的な才能を持つ殺し屋の主人公・ファブル。ワンショットで確実に敵を殺し、監視カメラの存在にもすぐに気づきます。 森の中で1ヶ月過ごすサバイバル能力を持ち、危険察知能力にも優れる一方で、感覚が鋭敏過ぎるがゆえに極度の猫舌という弱点もあるキャラクター。ちなみに「ファブル」とは、「寓話」(たとえ話)という意味です。 演じるのは、演技派俳優として注目を浴びている岡田准一。彼は「図書館戦争」シリーズなどで並外れたアクションを披露しています。その抜群の身体能力を活かして、本作でもスピーディでキレ味の鋭いのアクションを披露。 重要なファクターである笑いに関しても、『木更津キャッツアイ』(2002年)をはじめとする宮藤官九郎作品や、バラエティー番組『学校へ行こう!』などで培ったコメディアンとしての能力をいかんなく発揮しました。 2018年は『散り椿』や『来る』で主演を務め、前者で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。2021年10月公開予定の『燃えよ剣』でも主演を務め、土方歳三役を演じます。

佐藤ヨウコ役/木村文乃

ファブルのパートナーであり、偽の妹ヨウコ役を演じるのは木村文乃。彼女の役どころは明るく、酒豪で、常識にとらわれない性格です。原作では暇を持てあまし、男を酔いつぶすことを趣味にしているキャラクター。 木村は堤幸彦作品への出演などを通じて、コメディエンヌとしての素養を磨いてきました。笑いを愛するイイ女、ヨウコの役はぴったりといえるのではないでしょうか。 2018年は『伊藤くん A to E』や『羊の木』、『体操しようよ』と3本の映画に出演。2019年は松坂桃李主演映画『居眠り磐音』にて、ヒロインのおこんを演じています。 2020年には『麒麟がくる』で2度目の大河ドラマ出演を果たし、主人公・明智光秀の正室役に抜擢されました。

ミサキ役/山本美月

佐藤兄妹(仮)の近所に住む一般人女性ミサキを山本美月が演じます。アルバイトを掛け持ちして、父親の借金を返済している苦労人の彼女には、人には言えない過去があって……。 苦労の中でも笑顔を絶やさない努力をするミサキ。やわらかい表情の中に芯の強さを感じさせる山本が、しっかりと演じてくれました。 2012年に『桐島、部活やめるってよ』でスクリーンデビューを果たした山本。2019年は本作のほか、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』やヒロインを演じるドラマ『パーフェクトワールド』に出演しています。 2020年は「ランチ合コン探偵」で地上波の連ドラに初主演、役作りのためにロングヘアをバッサリとカットし、ショートにしたことも話題になりました。

フード役/福士蒼汰

ファブルを狙う殺し屋フードを、『あまちゃん』(2013年)などで知られる福士蒼汰が演じます。 原作通りのプロットであれば、映画の後半に少しだけ登場するキャラクターですが、改変により序盤から全編を通して登場しました。 福士は古くは「仮面ライダーフォーゼ」を演じ、『無限の住人』(2017年)や『曇天に笑う』(2018年)、『BLEACH 死神代行篇』(2018年)でもアクションをこなしています。本作のアクションにも期待が寄せられ、実際に高く評価されました。 近年は主にドラマで活躍しており、2021年は『神様のカルテ』で主演を務めています。 原作では登場シーンが少ないため役作りには苦労したようですが、「ファブルの真逆にいる人物」を演じると考えて人物像を固めていったとのこと。アクションだけでなく、フードのキャラクターにも注目です。

コード役/木村了

フードと行動をともにし、ファブルを探すコードを木村了が演じます。ゲーム感覚で殺しをする頭のネジが外れたキャラクターです。 市原隼人主演のドラマ『WATER BOYS2』(2004年)や「花ざかりの君たちへ」(2007年)に出演し、コミカルな演技で注目を集めた木村。本作が公開された2019年は、ドラマ『仮面同窓会』や映画『多十郎殉愛記』などの作品に出演しています。 2020年には大河ドラマ『麒麟がくる』に出演し、織田信長の弟・信勝役を好演しました。

小島役/柳楽優弥

15年服役した刑務所を出所し、ミサキを狙うヤクザの小島を柳楽優弥が演じます。 ドラマ『アオイホノオ』(2014年)のようなコメディから、映画『ディストラクション・ベイビーズ』(2016年)のような口数の少ない役まで幅広く演じている柳楽。そんな彼にとって本作は、キャリア史上もっともわかりやすい悪い役かもしれません。 2018年には『散り椿』で主演の岡田と共演し、2019年は本作のほかに『夜明け』、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』、『泣くな赤鬼』の3作に出演。近年の躍進も凄まじく、2021年の映画『HOKUSAI』で泯とW主演を務めます。 そのほかにも、ビートたけし役を演じる『浅草キッド』など計4本の映画に出演予定です。

砂川役/向井理

風俗業をシノギとするヤクザ・砂川を向井理が演じます。刑務所から出所してきた小島を前から気に入っていなかったようですが、あることがきっかけで我慢の限界を超えてしまい……。 演じた向井は近年、ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(2019年)や映画『引っ越し大名!』(2019年)、連続ドラマW『華麗なる一族』などに出演しました。2021年4月期のドラマ『着飾る恋には理由があって』では、葉山祥吾役を演じています。

田高田役/佐藤二朗

ファブルとミサキが働くデザイン会社の社長・田高田を佐藤二朗が演じます。 近年は『50回目のファーストキス』(2018年)や「今日から俺は!!」シリーズなど、福田雄一作品を中心としてコメディ映画・ドラマに出演し、注目を集めている佐藤。 2021年6月には自身が原作・脚本・監督・出演を兼任した『はるヲうるひと』が公開され、大きな話題となりました。

海老原役/安田顕

ファブルたち兄妹の一般人生活の後ろ盾になる、真黒組若頭・海老原を安田顕が演じます。 2018年には『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』、『愛しのアイリーン』と主演映画が2本公開された安田。2019年には本作のほか、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』で主演を務めました。 2021年は年内放送のドラマ『らせんの迷宮 〜DNA科学捜査〜』に出演するほか、2022年公開の『ハザードランプ』では主演を務め、代行ドライバーの役を演じます。

ボス役/佐藤浩市

ファブルたちに普通の生活をすることを命じるボスを佐藤浩市が演じます。 佐藤は2019年に本作のほか『空母いぶき』や『町田くんの世界』、『記憶にございません!』など6作の映画に出演しました。2020年公開の映画『Fukushima 50』にて、第44回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。 2021年は『太陽は動かない』や『騙し絵の牙』に出演するなど、映画を中心に活躍中です。

河合ユウキ役/藤森慎吾

ザ・ファブル 河合ユウキ
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

木村文乃扮するヨウコに酩酊させられ、手玉に取られるチャラ男、河合ユウキをお笑い芸人オリエンタルラジオの藤森慎吾が演じました。 2019年には本作のほか映画『七つの会議』、ドラマ『インハンド』に出演した藤森。俳優業に本格的に進出しており、2020年は3作のドラマに出演しました。 2021年は4月期のドラマ『恋はDeepに』に出演しており、今後さらに注目度が増すでしょう!

ジャッカル富岡役/宮川大輔

ザ・ファブル ジャッカル富岡
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

ファブルが好きなお笑い芸人・ジャッカル富岡を宮川大輔が演じます。本編にはあまり絡んできませんが、作品に欠かせないキャラクターです。映画では一発屋を思わせるギャグを披露しています。 宮川は『満天☆青空レストラン』、『炎の体育会TV』などのバラエティ番組で大活躍中ですが、実は俳優経験が豊富な芸人の1人です。近年は本作以外にドラマ『崖っぷちホテル!』(2018年)、映画『ヤウンペを探せ!』(2019年)などに出演しました。

バー「バッファロー」マスター役/六角精児

ヨウコ行きつけのバー「バッファロー」のマスターを六角精児が演じます。 六角精児は2015年から始まった「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」が近年人気を集めており、2019年5月には福井・岐阜を舞台にシリーズ16本目が放送されました。 もちろん俳優としても、2018年にドラマ『ハゲタカ』や『下町ロケット』などの話題作に出演し、活躍を続けている名脇役です。2021年はドラマ『24 JAPAN』やドラマW『華麗なる一族』などに出演しています。

鉄板焼き屋「ちっち」店長役/モロ師岡

海老原がひいきにしている鉄板焼き屋「ちっち」の店長をモロ師岡が演じます。2019年5月に放送されたドラマ『白い巨塔』にて、岡田と共演したモロ。7月放送のドラマ『これは経費で落ちません! 』にも出演し、同年も大活躍の年になりました。 近年はドラマW『華麗なる一族』や『名刺ゲーム』(2020年)などの映画・ドラマに出演する傍ら、浅草東洋館を中心にコント、1人芝居を開催しています。

浜田役/光石研

真黒組組長・浜田を光石研が演じます。名脇役として2018年に5本の映画に出演した光石は、2019年は本作のほかに夏公開の映画『いちごの唄』に出演。 さらに1月には、俳優生活40周年にして初のドラマ単独主演となる『デザイナー 渋井直人の休日』が放送されました。 2020年は『エール』で7度目の朝ドラ出演を果たし、2021年もドラマ『桜の塔』や映画「バイプレイヤーズ」などの話題作で存在感を放っています。

貝沼役/好井まさお

ファブルと同じデザイン会社で働き、ミサキに好意を抱く貝沼をお笑いコンビ「井下好井」の好井まさおが演じました。2019年は本作のほかに『赤い雪 Red Snow』や『凜-りん-』と2本の映画に出演するなど、活躍の幅を広げているようです。 役者としての出演作は多くはないものの、本作以降は山本が主演した「ランチ合コン探偵」や『竹内涼真の撮休』第4話(2020年)に出演しました。

黒塩(クロ)役/井之脇海

海老原の部下で、ファブルに憧れるヤクザ・黒塩(クロ)を井之脇海が演じます。 1995年生まれの井之脇は、2018年にドラマ『義母と娘のブルース』に出演し、上白石萌歌演じるみゆきのクラスメイト役で注目を集めた若手俳優です。2019年は福山雅治主演のドラマ『集団左遷!!』で好演を見せ、飛躍が期待され始めました。 2021年は映画『砕け散るところを見せてあげる』や『Arc アーク』などのほか、ドラマ『俺の家の話』に出演し、着実にキャリアを重ねています。

幼少期のファブル役/南出凌嘉

ファブルの幼少期を、元子役の南出凌嘉が演じています。ボスに山に連れて行かれ、サバイバル生活を強いられるシーンで登場しました。 2012年に朝ドラ『純と愛』で風間俊介演じる主人公の幼少期を演じ、注目を集めた南出。 その後も『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』で生田斗真演じる主人公の幼少期、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で村上虹郎演じる主人公の幼少期、『あさが来た』で玉木宏演じる白岡新次郎の幼少期を演じるなど活躍を続けています。 2019年には大ヒット邦画『キングダム』で吉沢亮演じる漂の幼少期を演じたほか、月9ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』にも出演。2021年は注目の映画「夏への扉」に出演し、山崎賢人演じる主人公・高倉宗一郎の少年期を演じます。

監督は『ガチ星』の江口カン、脚本は『進撃の巨人』の渡辺雄介

監督は『ガチ星』(2018年)の江口カン。彼は世界的に有名なカンヌ国際広告祭で何度も受賞し、映画やテレビ界でも活躍しており、エンターテイメント性に優れた作品を数多く残しています。 脚本は「GANTZ」シリーズや実写映画『進撃の巨人』2部作(2015年)などを手がけ、スケールの大きい作品を得意とする渡辺雄介(映画評論家・町山智浩との共同脚本)。このタッグがどのような作品を生み出したのか注目です。

映画『ザ・ファブル』はあらすじもキャストもまったく新しく楽しめる

ザ・ファブル ポスター
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

この記事では、岡田准一主演の実写映画『ザ・ファブル』のあらすじやキャストを原作と比較しました。 レビューに酷評が目立つのは、原作の魅力を映画に落とし込みきれずに、一種の改悪として受け取られたことが原因のようです。イケメン俳優の起用で、アウトローの要素が薄まったとの声もありますが、原作と切り離して観た人にはおおむね好評を得ています。 原作とはまた違う世界観の作品として観れば、新しい魅力を発見できるかもしれません!