ザ・ドラえもんズのこと覚えてる?
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『ドラえもん』の主人公、ドラえもんを中心とする、謎のグループ、「ドラえもんズ」。リーダー、ドラえもんと同じく猫型ロボットで構成されたグループでそのメンバーは7人、世界各国で活躍する優秀な構成員です。メンバーそれぞれの個性や魅力も秀逸なドラえもんズ、主演映画まで公開されていた人気グループのことを皆さん、覚えていますか?
なぜドラえもんズはいなくなったの?
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世界各国で活躍する優秀な猫型ロボットを集め結成された『ザ・ドラえもんズ』。華やかな魅力も人気もある彼らは多数の主演映画が公開されるなど、そのフィーバーぶりも目に見えたものでした。しかし、最近はアニメや映画の『ドラえもん』にザ・ドラえもんズは姿を見せてくれなくなってしまいました。
ザ・ドラえもんズはもともとゲームから登場したキャラクターです。人気があったため『ドラえもん』にも登場し、やがてはそれぞれのメンバーが主役を務める主演映画も公開されるほどになりました。しかし、あくまでも”ザ・ドラえもんズ”はゲームでのキャラクター。現在原点回帰がみられるアニメ『ドラえもん』に再び登場させることは難しいのかもしれませんね。
ドラえもんズの個性的なキャラクター/声優は?
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ザ・ドラえもんズを構成するメンバーはドラえもんを含め7名。世界各国から集まった個性豊なメンバーばかりです。ザ・ドラえもんズのそれぞれのキャラクターのプロフィールや特徴、そして担当声優をご紹介します。
ドラえもん
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ザ・ドラえもんズのリーダーであり、『ドラえもん』の主人公。未来からやってきたネコ型ロボットですが、ネズミにかじられてしまったため、他のメンバーのように頭の上の耳はありません。ザ・ドラえもんズが主演を務める映画では登場しないことがあったり、地味で損な役割を演じることが多く、なにかと残念なリーダーです。
担当声優/大山のぶ代
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ドラえもんの声優を務めるのは大山のぶ代です。2005年まで26年に渡りドラえもんの声優を務めていた大山のぶ代は、1956年に『この鐘』でドラマ初出演、デビューを果たします。1965年放送のアニメ『ハッスルパンチ』で声優として初のメインキャラクター、パンチ役を務めました。
2005年以降の活動としては、『ダンガンロンパ』シリーズのモノクマ役を担当し、話題となりました。
ドラ・ザ・キッド
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アメリカ出身のドラ・ザ・キッドはカウボーイ風のウエスタンスタイルの衣装が魅力的なキャラクター。昔のドラえもんより少し薄い黄色がポイントです。カウボーイ風ファッションの定番、テンガロンハットを被っているドラ・ザ・キッドですが、その帽子はドラえもんで言うところの四次元ポケット。
ドラ・ザ・キッドは主演を務めた『ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走!』で、悪の科学者により停電させられた未来の街を救うべく奔走、大活躍しました。
担当声優/難波圭一
カウボーイファッションに身を包み、女性にもおしゃれな言葉を投げかけるドラ・ザ・キッドを演じたのは難波圭一です。
難波圭一は、役者を志し劇団に入団、舞台出演をこなしながら声優業にも精力的に挑戦します。1990年放送の『ヤンキー烈風隊』をはじめ、話題のアニメ作品に数多く出演し、このドラ・ザ・キッド役を経てさらに演技の幅を広げ、2015年には『聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-』では魚座アフロディーテ役を務めました。
王ドラ
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中国出身の王ドラはカンフーが得意。修行のためにさまざまな時代でカンフーを学んでいます。大変な秀才ですが、女性が苦手であがり症という可愛らしい一面も。憲法着を着用していて、普段は漢方医として活躍しています。
そんな王ドラが主演を務めた映画は『ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?』です。
担当声優/林原めぐみ
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王ドラの声優を務めるのは、林原めぐみ。声優養成所を卒業後、1986年頃からさまざまなアニメに出演し始めます。1989年放送の『らんま1/2』のらんま(女)や、1995年の『新世紀エヴァンゲリオン』での綾波レイなど、時代を代表するアニメ作品で主役を務めるほどの人気声優となり、当時の声優ブームの火付け役となりました。
林原めぐみは歌手としても活動し、自身の出演するアニメ番組の主題歌や担当するキャラクターのキャラクターソングなどを数多く発表、1997年に発表したアルバム『Iravati』は、大ヒットを記録しました。
ドラリーニョ
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ブラジル出身のドラリーニョはサッカーが得意。そのサッカーの実力がよくわかるのが、主演映画『ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!!』です。黄緑色の体と束ねたヒゲがトレードマーク。天真爛漫で純粋な性格だけれど、子供っぽいところが玉にキズでいたずらばかりしては問題を起こしています。
担当声優/一龍斎貞友
陽気でいたずら好き、サッカーが得意なドラリーニョを演じるのは一龍斎貞友です。講談師としても活躍する一龍斎貞友は2000年以前は、鈴木みえという芸名で活動していました。1992年に6代目一龍斎貞水に入門、2004年には真打に昇進しています。
声優としては『ちびまるこちゃん』の第二期でのさくらすみれ(母)役や、『クレヨンしんちゃん』での佐藤マサオ役が主な代表作です。
ドラニコフ
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ハリウッド俳優として活躍するドラニコフは、ロシア出身のクールで無口な謎のキャラクター。オオカミの鳴き声のような言葉を発し、オオカミの言葉がわかるという心優しい一面もあります。丸いものを見るとオオカミに変身してしまうという秘密があり、コサックダンスをすると巨大化、オオカミになると凶暴化してしまうという何かと問題の多いキャラクターです。
ドラニコフが主演を務める映画『ザ☆ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦!』では、ガールフレンドのロボット、モモが登場しています。
担当声優/桜井敏治
謎の多いドラニコフを演じている声優は桜井敏治です。ザ・ドラえもんズの出演映画だけでなく、本編のテレビアニメの『ドラえもん』のなかでも多数のキャラクターを演じてきた桜井敏治。他にも『名探偵コナン』などの人気アニメで多数のキャラクターを演じ、最近では2016年の『魔法使いプリキュア!』のアイザック役を担当しました。
エル・マタドーラ
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どんな状況でもおかまいなしに昼寝をしてしまう、マイペースなエル・マタドーラはスペイン出身。闘牛士になることを夢見て闘牛場近くのお店で一生懸命アルバイトしています。美女が大好きなプレイボーイで女性に対してはすぐ目の色を変えますが、実は仲間想いの熱い男でもあります。映画『ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?』では主役を務めました。
担当声優/中尾 隆聖
情熱的でマイペースなキャラクターのエル・マタドーラ役を担当するのは中尾隆聖。幼少の頃から子役として活躍してきた中尾隆聖は、声優としても国民的アニメのメインキャラクターを多数務めています。『それいけ!アンパンマン』のばいきんまんや、『ドラゴンボールZ』のフリーザなどが代表作で、物語をさらに盛り上げる魅力的な悪役像を見せてくれました。
ドラメッド三世
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のんびりと優しい癒し系、いつも頭にターバンを巻いているドラメッド三世は、サウジアラビア出身大富豪に使えるネコ型ロボットです。常に穏やかなドラメッド三世ですが本気で怒ると巨大化したり、水恐怖症で体に水が触れるのを嫌がるなど、コミカルな一面もあります。
サウジアラビア出身らしく、移動するときの乗り物は「魔法のじゅうたん』。ドラメッド三世は、映画『怪盗ドラパン 謎の挑戦状』で主役を務めました。
担当声優/佐藤正治
のんびりとした癒し系キャラクターのドラメッド三世を演じたのは佐藤正治です。ザ・ドラえもんズ以外にも、本編『ドラえもん』で多数のキャラクターを演じていた佐藤正治は、『キン肉マン』や『ドラゴンボール』などの有名人気アニメでも多数のキャラクターを演じ分けています。2015年の『ドラゴンボール超』では亀仙人やベジータ王の声を担当しました。