2017年7月6日更新

嘘をつきまくるとどうなるかを主人公が体現してくれた映画9選【エイプリルフール】

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『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

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嘘をついて散々な目にあった主人公たちが登場する映画をご紹介!

『フィリップ、きみを愛してる!』
何気なく吐いてしまった嘘によって、結局は散々な目にあった、という経験はありませんか? 現実の世界を投映するかのように、映画の中では重いものから軽いものまで、私利私欲のための嘘や愛する人を思うが故の嘘などなど。ハッピーエンドでもバッドエンドでも、嘘に嘘を重ねていった結果、自分で自分の首を絞めてしまった主人公たちが描かれてきました。 エイプリルフールも近付く今回は、嘘をついたために主人公が大変な目に遭い、嘘がどういう事態を招くのか体現してくれた作品をご紹介したいと思います。

1.実在の株式ブローカー”ジョーダン・ベルフォート”の半生を描く実録ドラマ【2013年】

wakamewatts 欲稼ぎ、欲遊び、欲笑え!のキャッチコピー通りの映画だ。デカプリオ主演のアウトレージな株屋のサクセスストーリなのだ。薬と酒に浸りながらも、株バブルの時代背景の中、話術巧みなジョーダンは、数人の仲間を集めて株屋を創業し、瞬く間に大きな会社に成長させた。だが、その営業手法は違法な行為を善しとして、ボロ株を売りつけ荒稼ぎという手口だ。仲間から「いつか報いが訪れる」との予言通り、幕は下ろされるのだが、この男ただでは転ばなかった。(#14-012)
gohanumai とても笑ったんですが、周りが静かに観てるので妙に気遣いました。これは声出して笑う映画じゃなかろうか!?特に公衆電話からの家に帰るくだりはまた観たいw 自分は刑事が乗ってる地下鉄の人々の方なので、こんなたった1%の何も作りださないクソみたいな奴らが富を独占して弄んで疲労させてるんだと思うと何とも言えない気持ちになりつつも、そのおかしさや滑稽さを描きつつ同時に哀れさや愛しさやかっこよさも感じられるところがとても素晴らしいと思った。コメディだから強い映画だなー。
株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォート自身による回想録『ウォール街狂乱日記「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』を原作に、証券詐欺容疑で逮捕された彼の実話を描きました。 22歳で投資銀行に入社後、驚きの発想と巧みな話術でのし上がったジョーダン。26歳で証券会社を設立し、富裕層を標的とした投資詐欺、マネーロンダリングで荒稼ぎを始めます。年収は約50億近くなり富と名声を得た彼は、”ウォール街のウルフ”と呼ばれるまでになるのですが・・・・・・。 メガホンを取るのは、『シャッター アイランド』などのマーティン・スコセッシです。主演のレオナルド・ディカプリオほか、マシュー・マコノヒーら実力派キャストが共演しました。

2.麻薬の密輸に奔走する偽家族の騒動を描いたロード・ムービー・コメディ【2013年】

k1ller_aka_tKo 最近観たコメディ映画の中でもでも断トツで面白かった作品。 それぞれ個性の強い血の繋がりのないバラバラの男女4人が家族を偽ってメキシコから麻薬を密輸するという話なんだけれど、もう道中がとにかく隙なく面白い。とにかく登場人物のキャラが濃くて台詞回しも演者のアドリヴ満載で笑える。(日本語字幕の訳もちゃんと面白い) 上手くいきかけて上手くいかないのもマフィアが大したことないのもご愛嬌。下ネタも多いのにそこまで下品すぎないのも良い。そしてさらに、特典映像で付いているアウトテイク集、NG集もめちゃくちゃ面白いのでDVDで鑑賞の際はお見逃しなく(特に車内でTLC「Waterfall」が流れるカットがボーナスでは主演のジェニファー・ジョアンナ・アニストン(海外ドラマ『フレンズ』のレイチェル役)へのサプライズでThe Rembrandts「I'll Be There for You」になっててみんなで合唱するのが最高です!)
haneko130 気楽に見れて、面白い! 容赦なく飛び交う下ネタが、いい!笑 ローズのダンスが超セクシーで見惚れた。かっこよくて、セクシー!素敵! 最初はお金のために集まっただけなのに、徐々に信頼しあって、本当の家族になっていく流れが、前半下ネタばっかりだったのが嘘みたいにきゅんとした。 正直あんまり期待してなかったんだけど、よかった!
監督を務めるのは、ローソン・マーシャル・サーバー。主演をジェイソン・サダイキス、ジェニファー・アニストンが務め、全米で1億ドルを超える大ヒットを記録した作品です。 麻薬売人のデヴィッドは、街の不良にマリファナと売上金を奪われてしまい、元締めの命令でメキシコから麻薬を運ぶ仕事を請け負うことに。怪しまれる要素を無くすため、偽の家族”ミラー一家”の旅行という体を装うものの、やがて思わぬ事態へと発展する様が描かれます。 地元警察や敵組織、行く先々で出会う変わり者揃いの観光客に翻弄されつつ、麻薬密輸に奮闘する偽家族の痛快な旅とその行く末にぜひ注目してください。

3.女装メイド”ダウトファイアー夫人”が話題になったホーム・コメディ【1993年】

polo1026 大好きな3人の子どもたちのために女装をし、離婚した妻の住む我が家に潜り込む。 ロビン・ウィリアムズの演技がもう完璧すぎて、本当に家政婦のおばあちゃんにしか見えない!そりゃあ子どもたちも奥さんも騙されちゃうよな、って納得できる。こんな役者、ロビンしかいないですね。 奥さんの新しい彼氏に嫌がらせをしたり、食事会であたふたするシーンはとても笑えました。 笑えるだけじゃなくて、最後はじーんと温かい気持ちになりました。
haru3 三兄弟がかわいすぎる……!!とくに末っ子ちゃん。いやー、あんな娘おったらもう甘やかしすぎる自信ある!!!もう 映画自体がかわいいし面白いしうるってくるしほっこりする。大好きな映画になりました。
アン・ファインによる小説を基に、離婚で子どもと引き離されてしまった父親が、元妻の家庭へ家政婦として潜り込む騒動を描いた作品です。 サンフランシスコのとある街。妻から離婚を付きつけられた売れない役者のダニエルは、週に一度しか会えない子どもと毎日会うため、家政婦を募集する妻の家へ潜入します!老婦人ミセス・ダウトファイアの姿で妻を騙すことに成功するも、実は彼には家事全般の経験が無く・・・・・・。 監督は『ホーム・アローン』などのクリス・コロンバスが務め、主演のロビン・ウィリアムズが60歳近い女性に扮したことで話題を呼び、大ヒットを記録しました。

4.1960年代の”天才詐欺師”フランク・W・アバグネイル・Jrを描く実録犯罪ドラマ【2002年】

Paaaaanda 軽快なテンポでストーリーが進んでいくため120分超えの作品だと思わせないほど面白い作品。 まず、ディカプリオの軽快な演技をする演技は誰でも騙され、しかしその裏の両親に対する繊細な想い...この使い分けは彼こそ出来るもの!すごい! そしてトムハンクスの騙され続けても諦めない、フランクの心の底を理解している唯一の存在の温かさが良いっ! そして2人だからこそ出来る掛け合いが物語を引き立たせてる! ずっと観るのを躊躇っていた自分が憎い!
southpumpkin 二十歳にも満たない詐欺師がパイロット、医者、検事と次々と職を偽る…。コメディでなら達成できそうな映画化をスピルバーグ御大の手腕によりもうちょっとうまくなんとかなってしまいます。見所の多さがすごいですね。ディカプリオが「なぜ偽りの人生を歩むことになるのか」という理由に無理がないのが、物語の大きな下支えとなっています。二度登場する「ヤンキースの勝つ理由」のメタファーなんかはかなり面白い。ただ強烈なメッセージがあるわけでもないエンターテイメント映画なので、かなりライトに観られます。関係性がルパンと銭形に似てますね。さらに嘘つきなディカプリオの役柄が『ウルフ・オブ・ウォールストリート』っぽく凋落のタイミングも似ているので、この辺りが好きな人にも楽しめるはず。 クリストファー・ウォーケンがいいですね。賞をもらっているそうで、納得です。
1960年代にFBIすら手玉に取り、世界26ヶ国で約400万ドルを稼いだフランク・W・アバグネイル・Jrの自伝小説『世界をだました男』を、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化しました。 フランクは両親の離婚を機に家を飛び出し、偽装小切手詐欺に手を染め始めます。大手航空会社のパイロットや弁護士などに身分を偽装すると、巨額の資金が得られるように。しかし、巨額の小切手偽装事件を追っていたFBI捜査のカールは、徐々に犯人へと迫っていました。 実在の詐欺師役にレオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクスがFBI捜査官に扮し、ハリウッドの2大トップ・スターの共演が実現しました。フランクは21歳で服役した後、合法的な就業を果たして活躍しており、今作にはフランス警察の一人として出演しています。

5.ニセ教師とエリート小学生が繰り広げる笑いと涙のコメディ・ドラマ【2003年】

Ran_Moriizumi 教育校の生徒たちをロックで魅力していく様が痛快! 友達とも恋人とも家族とも楽しく気負いなく観ることの出来る作品。 音楽が好きな人、ロックを愛する人は主人公のロックへの情熱に「分かる分かる!」と共感する部分も多いはず。 終始コメディ一辺倒だったが、子供たちのそれぞれの役回りが映画の展開に幅をもたせてくれているような感じで、飽きることなくテンポも良かった。 週末の仕事疲れが吹き飛んで楽しい気分で終われる作品だった。
Keisuke__Aoyagi ジャック演じるニセ教師と校長先生のデートシーンが妙にロマンチックだと思ったらビフォアシリーズの監督だった。そう言えば生徒個人の生い立ちから見るキャラ性と対話も上手いね。落ち着きのあるベースの子と自分の意見をバンバン言うスタイリスト志望の子がお気に入り。
音楽活動も行うジャック・ブラックが破天荒なニセ教師に扮し、ロックによって生徒たちと心通わせる様を、笑いあり涙ありのストーリーで描いた作品です。 ロックへの熱すぎる情熱を理由に、バンドをクビになったミュージシャンのデューイ。彼は名門小学校の代用教員のネッドになりすまし、良家の子どもたちにロックを教え始めます。生徒たちの音楽の才能に気付き、学校に秘密のままバンドバトルに出場しようと企むのです。 出演する子役たちは実際に演奏しているほか、レッド・ツェッペリンを始め、クリームやドアーズなどによるロックの名曲が劇中歌として使用されました。

6.嘘がつけなくなった口先弁護士が悪戦苦闘するファンタスティック・コメディ【1997年】

『ライアー ライアー』
skr_icj #eiga #movie エイプリルフールに、1日嘘をつけなくなってしまった男の話を観た。ジムキャリーの顔芸は天才。たくさん笑わせてもらった。ただしょうもないことで笑わせてくるだけの映画は少し苦手だけど、今作はストーリーも面白い!息子可愛い!ラストもすっきり!で大満足コメディです。嘘をつけなくなってしまったら、お世辞を言えなくなってしまったら、社会で生きていくのは大変なんだろうなあ。そう考えると、世の中はたくさんの嘘だらけなのだろうか。そんな日々を笑い飛ばすために、少しお下品なのと、しつこいのが大丈夫なひとはぜひ観てください!
WNarmageddon ジム・キャリーがやりたい放題やってる映画。 嘘を武器に戦ってきた弁護士が息子の"願い"で一日だけ嘘をつけなくなってしまって…っていう話。 息子の願いに翻弄されるうちに真実で困難を凌いだり裁判を戦ったりと成長していく様に胸を打たれた…最高… 嘘が題材の映画なのに『嘘はダメだよ!絶対ダメだよ!』っていうテーマじゃないのが良いです。
主演はコメディ俳優として有名なジム・キャリーで、監督のトム・シャドヤックとは彼の出世作『エース・ベンチュラ』以来、3年ぶりのタッグを組んだ作品です。 一流弁護士のフレッチャーは、難しい裁判も得意の嘘と口先だけで切り抜けてしまい、私生活でも妻に愛想を尽かされてしまう始末でした。しかし、嘘で誕生日パーティをすっぽかされた息子が”パパが嘘をつかないように”と願うと奇跡が起き、フレッチャーは嘘が付けなくなって・・・・・・。 キャリーお得意の表情で魅せる顔演技、形態模写やオーバーアクションが笑いを誘う、トラブル続きのドタバタコメディに仕上がっています。

7.愛のために詐欺と脱獄を繰り返した一人の男のラブ・ストーリー【2009年】

fmofmojimo 刑務所で出会ったゲイのカップルが、恋人に会いに行くためさまざまな方法で脱獄を繰り返し、愛を伝えにいこうとする話。 脱獄方法が頭よすぎてわくわくする。頭のいい人からしたら、世の中のシステム穴だらけで、裏をかいて楽して暮らす誘惑が多すぎてまっとうに生きていくのがあほくさいと思うのかもしれない、 実話なことがすごい。 ユアン・マクレガーて、気づかんかった、、 ジム・キャリー、ユアン・マクレガー。
ririri511 実話なんですね、これ。実話って事を頭に入れてから鑑賞したら驚きしか出ませんでした。 刑務所で出会った運命の恋人のためにここまで出来るスティーブンのフットワークの軽さとストイックさに言葉失いました(笑) 詐欺と嘘を重ねて愛を手に入れ、詐欺と嘘で愛を失う。そしてまた詐欺と嘘で愛を取り戻す、こんな神業はただの虚言癖のレベルじゃなくて天才なのでは・・・と思わず感心しそうになった(笑) ユアン・マクレガーの受け身側のゲイの演技が自然過ぎてそれにも驚きだけど、最初から最後まで夢中で見入った・・・面白かったです。
制作総指揮は『レオン』などのリュック・ベッソンが務め、ジム・キャリーとユアン・マクレガーの2大俳優を迎えて、愛のために嘘を重ねた男を実話を映画化しました。 本当の自分(ゲイ)に目覚めた警察官のスティーヴンは、恋人との充実した日々のために詐欺に手を出し、あえなく刑務所へ送られることに。今度はそこで出会った運命の相手への一途な想いから、詐欺師としてさらなる嘘を重ね、破天荒な脱獄を繰り返すのです! モデルのスティーヴン・ラッセルは、刑期167年でテキサスの刑務所に収監中とのこと。学歴詐称や複数の詐欺罪のほか、4回の脱獄歴があることから、”脱獄キング”などの異名も持ちます。

8.サボリ常習犯の高校生フェリスの”完璧”な一日を追った青春ドラマ【1986年】

Keimiyazato ジョン・ヒューズらしい 高校生が主人公の青春映画、学校行くのが嫌でサボって羽目を外すって大した内容では無いけど 80年代風味が好きなら楽しめます。
監督・脚本を務めたのは、80年代に多くのヒット作を生んだジョン・ヒューズ。サボリ常習犯の高校生が、あの手この手で教師や家族の妨害を交わし、充実した休日を過ごす様を描きます。 シカゴの快晴の空を見て、学校へ行くのがバカバカしくなったフェリスは仮病を使い、パレードで歌い踊るなど休日を存分に漫喫し始めます。一方彼の自宅では、ズル休みの証拠を掴んだ校長と姉が仮病を暴こうと待ち構え、何も知らない両親が帰宅しようとしていたのです! シカゴの観光名所である、シカゴ美術館などで撮影されたことも話題になり、アメリカでは今なお根強い人気を誇る作品とされています。

9.本能のまま愛し合う男女を映し出し世に衝撃を与えた愛の名作【1986年】

meeemi こういう愛の形もあるのだろうか。 「愛」とはなんなのか。 セックスが愛の証なのか。 愛と狂気は紙一重なのかもしれない。 人を好きにのるということは、脳の一部がイカレてしまうことだという。 ということは、恋をして人を愛することによって人はイカレてしまうということだ。 「愛」の極地を表したような作品となっていると思う。 約三時間という長丁場だが、観る価値はあったと思っている。
filmstar 観たのは無修正版。まず三時間という長さを(それほど)感じさせない展開に舌を巻く。映画は暗黙の了解として二時間程度で終わるものなのだけれど、この映画は三時間掛けて本当に濃厚にベティとゾルグとの恋愛を描き切っているので、終わってしまうのが惜しくさえ感じられる作品だった。色使いが印象深い。コテージのペンキ塗りのシーンでの青とピンク、ベティ・ブルーが着こなす赤い衣装、ゾルグが買った黄色い車……どれも鮮明に眼に焼きつく。そのあたりに惹かれて観たことが一番大きかったのではないかと考える。ただ、ラスト・シーンは「どうなんだろう」という疑問を感じなくもない。あの終わり方は結局男の身勝手を肯定しているだけなんじゃないか、と考えてしまったからでもある。それとも、思い出と共に在ることに意義があるのか……いや、これ以上は慎もう。
ジャン=ジャック・べネック監督がメガホンを取り、フィリップ・ジャンの同名小説を映画化した、女優ベアトリス・ダルのデビュー作にして代表作です。 海沿いの村で暮らすゾルグは、小説家を夢見つつ塗装業で生計を立てていました。そんなある日、奔放な美少女ベティと恋に落ちるも、激情型の彼女は妊娠が思い込みと発覚し狂い始めます。ゾルグは贅沢をさせ傷を癒そうと強盗にまで手を染めますが、ベティは精神病院に収容されてしまい・・・・・・。 1986年の公開から根強い人気を誇り、日本初公開25周年となる2012年にはべネックス監督自ら監修した、HDリマスター版がリバイバル公開されました。