朝ドラ『花子とアン』に出演していたキャストの現在【吉高由里子主演】

2017年5月11日更新 2817view

2014年3月より放送された、M・L・モンゴメリ作の『赤毛のアン』の日本語訳者、村岡花子の半生をフィクションで綴ったNHK連続テレビ小説『花子とアン』。平均視聴率22.6%を記録した本作の出演キャストのその後、現在についてご紹介します。

豪華俳優陣が集結した『花子とアン』出演キャストの現在は?

花子とアン メモリアルブック (NHKウイークリーステラ臨時増刊 10月31日号)

NHK連続テレビ小説『花子とアン』は、M・L・モンゴメリ原作の『赤毛のアン』の日本語翻訳者、村岡花子(安中はな)の半生を基にしたフィクション作品です。

安東はなは、明治26年、山梨県甲府に居を構える貧しい小作農・安東家に生まれます。修和女学校で英米文学に親しんだ後、紆余曲折を経て出版社で編集と翻訳の仕事をすることに。既婚者である村岡との恋、震災や戦争などを乗り越え、『赤毛のアン』の出版に奔走する様が描かれました。

また、2014年3月の初回から最終回まで平均視聴率は、過去10年では最高の22.6%を記録。そんな『花子とアン』について、主演の吉高由里子ほか出演キャストの現在をご紹介します。

安東はな(村岡花子)/吉高由里子

主人公の安東はなは、父の勧めでミッション系の修和女学校に編入し、10年におよぶ学校生活の中で英米文学に親しむことに。故郷・山梨での教師生活を経て、村岡との結婚を機に「花子」と名乗るようになり、翻訳家・児童文学者として多くの読者に夢と希望を届けました。

はなを演じた吉高由里子は、2007年公開の『蛇にピアス』で大胆なヌードを披露し、様々な新人賞を受賞するなどブレイクを果たしました。2015年には『大逆走』で初舞台を踏み、多数のドラマ・映画・舞台に出演する、実力派女優として活躍を続けています。

また、2017年にはドラマ『東京タラレバ娘』に出演し、アラサー女性を中心に大きな話題に。9月公開予定の『ユリゴコロ』では5年ぶりの映画主演を果たし、自身初の殺人者役を演じるそうです。

安東吉平/伊原剛志

はなの父で、家庭に安住することのない理想家、安東桔平を演じたのは伊原剛志。はなの才能を見抜き、高等教育のために東京の女学校に編入させ、彼女の人生に大きな影響を与えました。

1996年に放送された、連続テレビ小説『ふたりっ子』でヒロインの幼馴染み、黒岩政夫を演じ全国区の知名度を獲得することに。2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』では坂本龍馬役、映画『超高速!参勤交代』シリーズのほか、ハリウッド映画『ラスト・ナイツ』にも出演しました。

2016年には、高座名「雀々や剛々」として落語家デビューも果たしています。

安東ふじ/室井滋

室井滋『女の悩みはいつもマトリョーシカ』

はなの母で、小作農家の長女として生まれた安東ふじを演じたのは室井滋。理想を追う奔放な夫に振り回されつつ、その明るさで家庭を切り盛りし、子どもたちを育てています。

大学在学中の1981年に、村上春樹の小説が原作の『風の歌を聴け』で劇場映画デビューしました。2016年の劇場アニメ『ファインディング・ドリー』のドリー役など、声優・ナレーターとしても有名。同年には映画『人生の約束』のほか、ドラマ『模倣犯』などに出演しました。

2017年4月13日より、大久保ヒロミによる同名漫画を原作とした、桐谷美玲主演のドラマ『人は見た目が100パーセント』に出演する予定です。

安東周造/石橋蓮司

安東周造は、ふじの父でありはなの祖父で、口数の少ない小作農家の主です。婿の吉平とはそりが合わないものの、孫たちのことは深く理解しており、将来に悩むはなの背中を押しました。

安東家の主を演じたのは、演出家・劇団の主宰としても活躍する石橋蓮司です。深草欣二など錚々たる映画監督に起用され続け、第一線で活躍するベテラン俳優の一人。2017年は『三匹のおっさん』シリーズの新作、『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』にも出演しました。

そのほか、家族愛を描いた1月公開の『トマトのしずく』、俳諧師・小林一茶の伝記小説を映画化した『一茶』が2017年中に公開予定となっています。

安東吉太郎/賀来賢人

はなの1歳上の兄で、農業だけで一生を終えることに嫌気が差し、軍隊入りした安東吉太郎。勉学の道を選んだはなに複雑な思いを抱きつつ、兄妹は対照的な人生を歩むことになります。

賀来賢人は、2007年に映画『神童』に出演し俳優デビューしました。2015年には、井上真央主演の『花燃ゆ』で新撰組の沖田総司を演じ、大河ドラマ初出演を果たすことに。2017年1月から3月まで、ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』に、池杉役で出演していました。

私生活では、ドラマ『Nのために』の共演者、榮倉奈々と2016年に結婚。2017年3月には、榮倉が妊娠5ヶ月に入ったことを発表し、夏に第一子が誕生する予定となっています。

安東かよ/黒木華

黒木華

安東かよは、はなの2歳下の妹で、家計を支えるために製糸工場で働き始めました。やがて姉を頼って上京し、悲しい恋と様々な苦難に襲われる中、自ら働きたくましく生き続けます。

職業婦人へと成長するかよを演じたのは、2013年公開の映画『舟を編む』などの演技が評価され、日本の主要映画賞の新人賞を総なめにした黒木華。2014年には『小さいおうち』で、ベルリン国際映画祭・銀熊賞を受賞し、実力派女優として名が知られるようになります。

2016年には、ドラマ『重版出来!!』で連続ドラマ初主演を果たしました。2017年は映画『海辺のリア』と『ちょっと今から仕事やめてくる』が公開、主演ドラマ『みをつくし料理帖』が放送される予定です。

安東もも/土屋太鳳

土屋太鳳

はなの6歳下の妹で、姉の幼馴染み・木場朝市に思いを寄せる安東もも。春市とはなの接近ぶりに胸を痛め、思いを振り切るように北海道の農家に嫁いだももを演じたのは土屋太鳳です。

『花子とアン』出演中に、2015年の連続テレビ小説『まれ』のオーディションに参加し、2020人の中からヒロイン・津村希役を獲得しています。希の役作りに当たって、トレードマークだったロングヘアを40cmもカットし、大きな話題を呼びました。

2016年以降、ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』を始め、映画『orange』や『青空エール』などでヒロインを担当。2017年は亀梨和也と共演する『PとJK』、鳥人間コンテストをテーマにした『トリガール!』ほか、計4作の映画が公開される予定です。

村岡英治/鈴木亮平

鈴木亮平

村岡栄治は印刷会社の息子で、女学校時代のはなが雑誌の編集に関わったことから出会いました。再会時には既婚者でしたが、苦悩の末にはなと結ばれ、関東大震災を共に乗り越えていきます。

はなの後の夫を演じるのは、少女漫画が原作の2015年公開の映画『俺物語!!』で型破りな主人公を熱演し、実写化作品の役作りに定評がある鈴木亮平。2017年は話題作の出演が相次ぎ、ドラマ『東京タラレバ娘』や『ルパン三世』の銭形警部を主役にした、『銭形警部』などに出演しています。

そのほかにも、6月には主演・宮沢賢治役で『宮沢賢治の食卓』に出演、7月には映画『忍びの国』の公開も控えているという活躍ぶりです。また2018年放送予定のNHK大河ドラマ、明治維新の立役者・西郷隆盛を描く『西郷どん』では、主人公の西郷隆盛役に抜擢されました。

葉山蓮子/仲間由紀恵

仲間由紀恵

葉山蓮子は、はなの8歳年上の伯爵家の令嬢、24歳で編入した女学校ではなと出会います。その人生は恋愛スキャンダルに満ちており、励まし続けてくれたはなと生涯の友になりました。

はなの無二の友人を演じたのは、大ヒット作『TRICK』シリーズのほか、『ごくせん』シリーズで主演を務めた仲間由紀恵です。2014年より『相棒』シリーズに社美禰子役で出演しているほか、2016年4月から長寿音楽番組『MUSIC FAIR』の司会を務めるなど、多彩な活躍を見せています。

2017年1月より、主演を務める宮部みゆき原作の連続ドラマW『楽園』が放送中です。4月からは、嵐・相葉雅紀主演の月9ドラマ30周年記念作品『貴族探偵』で”謎の女”役を演じます。

木場朝市/窪田正孝

窪田正孝『FREECELL特別号』

はなに恋心を抱く幼馴染みで同級生、木場朝市を演じたのは実力派若手俳優・窪田正孝。はなに気持ちを伝えることはせず、夢を追う彼女を後押し、村岡との結婚も祝福するという役でした。

2006年にデビューした後、本作で一躍知名度を上げ2015年に大ブレイクを果たしました。ドラマ『Nのために』では多数の賞を受賞し、主演ドラマ『デスノート』などに次々と出演。コメディからシリアス、アクションまで多彩に演じる若手実力派として注目される俳優です。

2017年には、ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』の劇場版を始め、7月に公開される人気漫画の映画化作品『東京喰種トーキョーグール』で主演を務めています。

木場リン/松本明子

朝市の母・木塲リンは、周囲も認める口達者で、はなの祖父・周造が心を許している話し相手。噂好きで安東家の騒動にも首をつっこみ、はなたち兄妹を可愛がってくれる気さくな人物です。

松本明子は、”バラドル”の存在が誕生する過程の第一人者であり、『ヒルナンデス!』では”ドケチキャラ”としても定着している様子。1995年にドラマ『たたかうお嫁さま』の主役に抜擢されて以降、出演作品数はあまり多くないものの、一定のペースで女優活動を続けてきました。

『花子とアン』終了後は、本作のスピンオフ『朝市の嫁さん』や2016年放送のドラマ『本気ドラ』のほか、多数のバラエティ番組で活躍しています。