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メガトロン、エイリアンジェットの姿で地球にやってきた極悪非道のヴィランに迫る!
世界中で大人気の実写版ロボットバトル映画『トランスフォーマー』シリーズ。このシリーズでオートボットのリーダー、オプティマス・プライムと同じくらい重要な存在と言えばディセプティコンのリーダー、メガトロンですよね! 見るからに極悪非道な表情で自分の目的のためには手段を選ばないこのキャラクターはオプティマスに倒される度に、地獄の淵から蘇りパワーアップしカムバック。執念深く、凶暴な性格のメガトロンですが、策士でもあり、オプティマスとは違うタイプのカリスマ的なリーダーでもあります。 今回は最凶のヴィラン、メガトロンの基本情報や映画での活躍などを紹介します。
荒くれ者揃いのデストロン(ディセプティコン)をまとめるリーダー
Megatron's always ready for a fight. #Transformers pic.twitter.com/eBsMx65utn
— Transformers (@transformers) July 6, 2017
メガトロンは映画『トランスフォーマー』シリーズでオプティマス・プライムの行き手を遮る永遠の宿敵です。そして、荒くれものの集団、デストロンを束ねる強力な力を持つ残忍なリーダー。 自分の目的を果たすためには手段を選ばず、考え無しで強行するため映画1作目では、1人でオールスパークを追い地球に不時着し数千年もの時間を無駄にするという痛い目にあうことも......。 また、基本形であるプロトフォームに戻らず、異なる惑星への長期間の移動に耐えることができる数少ないトランスフォーマーです。何度もオプティマス・プライムに敗北し、機能停止を繰り返しますが、その度にパワーアップして戻ってくる執念深さも持っています。
映画版とオリジナルの比較
映画版ではメガトロン率いる悪の軍団はディセプティコンと呼ばれていますが、日本語バージョンの原作ではデストロンという名称でした。 実写バージョンはエイリアンジェットやエイリアンタンクなどに変形していますが、オリジナルのG1メガトロンはワルサーP38という軍用自動式拳銃に変形するため、攻撃するのに射手が必要などちょっと不便な設定になっています。 また、オリジナルでは下克上を試みる部下に裏切り行為を度々受けていますが、毎度返り討ちにしてきました。裏切った部下に対してお咎めなしなど、破壊大帝も身内には寛容な一面も。
寝起きとは思えない!?オプティマス・プライムを圧倒するメガトロンの攻撃力
「オールスパーク」を求め、地球にやってきたメガトロンは北極に不時着後、数千年もの長い期間仮死状態になってしまいます。 彼の深い眠りを妨げたのは、研究機関に侵入したディセプティコンのフレンジー。メガトロンを追って地球にやって来たオートボットとの戦いでも、不死身にも近い耐久力で数千年間眠っていたとは思えないほどの圧倒的な力の違いを見せつけます。 オプティマス・プライムはサムの力を借りてメガトロンの命の源であるオールスパークの破壊に成功。機能停止した機体はローレンシア海溝に部下共々沈められました。
宿敵オプティマス・プライムを亡き者に!?復活後の勢いが止まらない
映画第2作目でメガトロンはディセプティコンの軍医であるザ・ドクターの手により復活。前作で自分を葬ったサムへの復讐に燃え、彼を誘拐します。 サムを救出するためにやってきた宿敵、オプティマス・プライムの殺害に成功。その後初代リーダーの1人であり、師匠のザ・フォールンの下につき、ディセプティコンを率いて人間・オートボット連軍を苦しめました。 また、前作で破損した身体は修復途中で左右アンバランスとなっていますが、接近戦用では剣状の武器を使用するなど仕様も変更されています。 エジプトでの最終決戦で復活しパワーアップしたオプティマス・プライムに顔面と右腕を大きく破壊され、姿をくらませました。
堕ちた伝説の英雄センチネル・プライムと協力し、地球滅亡を企む
前作のエジプトでの決戦で負ったダメージが回復しておらず、顔は抉れ古びたマントで傷が残る身体を隠しアフリカに潜伏。本作では、前2作品と比べると前線に出ることが極端に減り、メガトロンの戦闘シーンは少なくなっています。 その代わりオートボットを地球から追放させる一歩手前まで追い込んだりと頭脳戦で活躍するシーンが多々見られます。しかし、センチネル・プライムが指揮権を握ることに不満を抱き始め、リーダーの座を奪われると焦ったメガトロンはセンチネルを裏切ることに。オプティマスを手助けし、自分に都合のいい条件で停戦を提案します。 しかし、結局はオプティマスに信用されず、頭を割られ死亡してしまいました。
人造トランスフォーマー、ガルバトロンとして完全復活!
前作でオプティマスに頭を割られ今度こそ本当に死亡してしまったメガトロン。 オートボットを含む全トランスフォーマー滅亡を計画する秘密組織KSIによりメガトロンとセンチネルの頭部から情報を得て、人造トランスフォーマーが生み出されてしまいます。メガトロンの染色体が移植された人造トランスフォーマーのガルバトロンは強い自我が目覚め、第2のメガトロンとして復活します。 他の人造トランスフォーマーを操り再びオートボットと対峙することに......。ミサイルキャノンとブレードを武器に香港・北京で大暴れ。 最終的にはダイナボットと手を組んだオプティマスに敗北し、逃げていきました。
メガトロンとして完全復活!人類は滅ぼされてしまうのか!?
前作で'オプティマスとの戦いに敗れたガルバトロンは宇宙に逃げ、トランスフォーマーの創造主であるクインテッサ人に出会います。 そこである契約を交わし、ガルバトロンは回復、そしてパワーアップし新生メガトロンとして復活します。地球に戻ったメガトロンは対トランスフォーマー部隊「TRF」に捕われていたディセプティコンメンバーを解放。 オプティマスが不在のオートボットたちに容赦なく襲い掛かります。創造主、クインテッサ人の真の目的は何か?メガトロンに人類とオートボットは滅ぼされてしまうのか?
メガトロンとガルバトロン
1作目ではローレンシア海溝に沈められ、2作目はかなりの重傷を負ったにも関わらず3作目でも戦いに参戦したメガトロン。 しかし3作目のラストではオプティマスに頭をかち割られ、首ごと脊髄を引きずり出されてしまいました。このシーンを観て多くのファンはここから復活するのは厳しいだろうと感じたでしょう。 しかし、頭部のみになっても実は死んでいなかったメガトロンは4作目で人造トランスフォーマーに、染色体を移植しガルバトロンとして復活します。変形方法はパーツが組み変わるものから、全身を粒子化して変形する方法へと変わり、黒と銀色のトラクターに変形しました。
メガトロンの声優、ヒューゴ・ウィーヴィングは脚本を全部読んでいなかった!?
メガトロンの声優として参加した名優、ヒューゴ・ウィーヴィングは2012年に公開した1作目『トランスフォーマー』の脚本を読まずに撮影に参加していたそうです。 当時、ウィーヴィングは『トランスフォーマー』の他に舞台にも出演する多忙スケジュールを送っていて、監督のマイケル・ベイともSkypeのみの顔合わせで、実際に現場で直接顔を合わせることはありませんでした。 さらに、原作の『トランスフォーマー』シリーズの知識を持っていたわけでもないので、物語の全体も把握していない状況で撮影に臨みました。ウィーヴィング本人はこの仕事のことを後悔はしていないが、奇妙で意味のない仕事だったとコメントしています。