2017年7月14日更新

メーター、『カーズ』の隠れ人気キャラを徹底解説!

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メーター『カーズ』

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『カーズ』シリーズの人気キャラ、メーターについて知りたい!

世界中で高い評価を得ているピクサーの『カーズ』シリーズ。2017年7月15日には最新作『カーズ/クロスロード』が日本でも公開されます。 擬人化された車たちの世界を描いた『カーズ』シリーズのなかでも、主人公ライトニング・マックィーンに負けずとも劣らない人気を誇るメーターについて、もう少し詳しく知りたいと思いませんか? この記事では、メーターの人気の秘密を探り、本編やスピンオフ作品での活躍をご紹介します。 それでは『カーズ』シリーズに欠かせない人気キャラクター、メーターについて、その魅力を紐解いていきましょう。

『カーズ』シリーズ第二の主人公、メーターってどんなキャラクター?

メーターは陽気で天然、愛嬌があり心が広く優しい性格で、田舎町ラジエーター・スプリングス唯一の中型レッカー車です。 困っているひとがいると放っておくことができず、すぐに手を差し伸べる善良なキャラクター。フルネームはトウ・メーターですが、仲間からは、ただメーターと呼ばれています。 故障車の牽引と修理をする「メーターのレッカー屋」を経営していますが、元々は水色だったという自分のボディは錆だらけで、片方のライトやボンネットなどは欠けたまま。特技はバックでの高速走行で、趣味はトラック転がし。夢はヘリコプターに乗ることです。

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シリーズ1作目『カーズ』(2006)でのメーターの活躍

レースカーとして初の新人チャンピオンを目指すライトニング・マックィーン。若くして才能を持った彼は、傲慢でわがままな性格でした。 しかしあるとき、マックィーンは次のレースへの移動中、自分を乗せたトレーラーの運転手とはぐれてしまい、田舎町のラジエーター・スプリングスに迷い込みます。 最初はレースカーとしてのプライドを捨てきれず、町の地形を利用してひとりでダートの練習に励んでいたマックィーンでしたが、町の住人たちとの交流によって、少しずつ考えが変わっていきます。

『カーズ』でのメーターの活躍・見せ場

メーターは、マックィーンがラジエーター・スプリングスにやってきたときから一目で彼を気に入り、勝手に親友だと自称し始めました。 田舎者たちを見下すマックィーンに嫌がられながらも、崖下に落ちたマックィーンを助けるなど、メーターは持ち前の優しさと愛嬌でマックィーンの心を少しずつ開いていき、本当に親友と呼べる仲になります。 レースのためマックィーンがラジエーター・スプリングスを去った後も、町の仲間とともにマックィーンを追いかけ、ピットクルーとして彼を助けました。 マックィーンはラジエーター・スプリングスの住人たちに感謝するとともに、メーターには特別なプレゼントを贈り、ふたりの友情が描かれています。

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実質的にメーターが主役!第2作目『カーズ2』(2011)

ラジエーター・スプリングスで休暇を過ごしていたマックィーンは、バイオ燃料の宣伝のためのワールドカップに突然招待されます。メーターはそのレースにピットクルーとしてついていくことに。 しかし、その燃料を使用した車が次々と故障。メーターはそれらの事故に関係したスパイと勘違いされてしまいます。 また、メーターのせいで東京でのレースに負けたマックィーンはメーターを責めました。傷ついたメーターはピットクルーを辞めて帰路につきますが、そのとき事故の調査をしていたイギリスのスパイ・フィンに声をかけられ、彼らに協力することに。 事件の黒幕をつきとめたメーターは、必死にマックィーンを助けようと奔走します。

メーターの活躍・見せ場満載の『カーズ2』

『カーズ2』では、メーターは実質的に主人公とも言える大活躍を見せています。 マックィーンのピットクルーとして東京に行ったときは、開催パーティーではしゃぎ過ぎたりたり、アイスと間違えて大量のわさびを食べて大騒ぎするなど、いつものメーターらしい姿を見せていました。 しかし、スパイとしてフィンに協力するようになると、ラジエーター・スプリングスで修理会社をやっているメーターは、その経験と知識を活かして大活躍。 スパイとして得た情報をもとに事件の黒幕をつきとめ、マックィーンにも警告しようとしますが、敵に捕まってしまうなど、様々な困難に直面しながらもメーターの機転によって事件は解決します。前作ではちょっぴり間の抜けたキャラクターでしたが、本作ではメーターの実力やマックィーンとの強い絆が描かれました。

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メーターの車種は?実在する車がモデル

『カーズ』に登場する多くのキャラクターが実在の車をモデルにしていますが、メーターも例外ではありません。 メーターのモデルになったのは、インターナショナル・ハーベスター社製のトラック、インターナショナル・ハーベスターL-170です。 インターナショナル・ハーベスター社は、1990年代初頭に当時の大手自動車メーカー5社が合併したことで生まれた世界最大級の企業です。主にトラック、農業機械、建設機械を製造しています。 これは実際に『カーズ』のスタッフがルート66で閉店したガソリンスタンドに放置してあったものを見かけたことから生まれたアイディアだとか。 また、メーターのデザインには1950年代中盤のシボレーの要素もミックスされています。

メーターの声優はいったい誰?

英語版の声優は人気のコメディアン

英語版でメーターの声優を務めているのは、人気コメディアンのラリー・ザ・ケーブルガイです。 自身の冠番組を多く持つ彼は、コメディアンとしてだけでなく俳優としても活動し、また声優として非常に多くのアニメやテレビゲームに出演しています。

日本語版メーターはぐっさんこと山口智充!

日本語版では、ぐっさんこと山口智充がメーターを演じています。 お笑いタレント、ものまねタレント、俳優、歌手などマルチに活躍するぐっさんは、声優としても『シャーク・テイル』(2004)や『ONE PIECE 麦わらチェイス』(2011)など、数多くの作品に出演してきました。 また、『カーズ』シリーズの関連作品である『プレーンズ』(2013)では戦闘機のブラボーを演じるなど、ピクサー側からもその演技力を高く評価されている様子。 ぐっさんがメーターを演じていることを知らないファンもいるほど、キャラクターにマッチした声は、最新作でも必聴ですね。

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メーターが主役のスピンオフ作品をご紹介!

短編映画『メーターと恐怖の火の玉』(2006)

2006年には、メーターが主役の短編映画『メーターと恐怖の火の玉』が製作されました。時系列としては映画『カーズ』の後ということになっています。 いたずら好きのメーターは、ある日、夜になると現れるという火の玉の伝説を聞きます。すっかり怯えてしまったメーターがとった行動は……? この作品は、『カーズ』のDVDに映像特典と収録されています。

テレビシリーズ『カーズトゥーン メーターの世界つくり話』(2008〜2012)

2008年から2012年にかけて、メーターを主人公としたテレビシリーズ『カーズトゥーン メーターの世界つくり話』が製作・放送されました。 メーターが自分の過去について、ウソか本当かわからない面白おかしい話を語るシリーズで、その話の中には毎回必ずライトニング・マックィーンも登場します。 このミニシリーズは、テレビ用に全7話が作られ、日本でもディズニーチャンネルやディズニーXD、Dlifeなどで放送されました。 また、それとは別に4話が製作され、DVD Blu-RayとDisney公式サイトでそれぞれ2作ずつ収録/公開されています。現在は、YouTubeのディズニー公式チャンネルで全話視聴することができます。