2017年11月30日更新

『スター・ウォーズ』シリーズがもう一度見たくなる!驚きのトリビアを紹介!

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スター・ウォーズ アート:ポスターズ 単行本 – 2015/11/26 ルーカスフィルム (著)

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続々と新作がリリースされる『スター・ウォーズ』シリーズ

最初の全米上映館数は32

いまや世界的人気を博す『スター・ウォーズ』シリーズですが、1977年5月25日に第1作『スター・ウォーズ』(のちに『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に変更)をアメリカで上映したのは、32の映画館だけでした。 上映館数を増やしたい20世紀フォックスは、その年に大ヒットが見込まれていた作品を駆け引きに使うことに。シドニィ・シェルダン原作の『真夜中は別の顔』を上映したければ、『スター・ウォーズ』を上映するように、と各劇場に迫ったのです。 努力の甲斐があって、『スター・ウォーズ』は興行記録を塗り替える大ヒット。「エピソード1〜6」を以って完結したとされていましたが、2012年にルーカスフィルムを買収したウォルト・ディズニー・カンパニーが「エピソード7〜9」やスピンオフを製作することを発表しました。

3つの「三部作」

これまでに本編のエピソードが9つになることをお伝えしましたが、これらは3エピソードずつにまとめることができます。先に概要だけ述べますと、「エピソード1〜3」は「新三部作」、「エピソード4〜6」は「旧三部作」、そして「エピソード7〜9」は「続三部作」と呼ばれています。 これらの総称は一見、ストーリーの時系列とちぐはぐです(物語は1から順にすすみます)。しかしオリジナルである「エピソード4〜6」を基本に考えれば、納得のいくネーミングです。 具体的にみてみましょう。まず、ルークが主人公の「エピソード4〜6」。これらの成功を受けて、アナキンに焦点を当てた新作を作ることになったので、「エピソード1〜3」は「新三部作」と呼ばれます。逆にすでに世に出ていた「エピソード4〜6」は、相対的に「旧三部作」となりました。最後に、ディズニー製作の「エピソード7〜9」。これは「エピソード4〜6」ののちのストーリーであることから、「続三部作」と呼ばれています。

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主人公ルーク・スカイウォーカーは神話理論に基づいて作られた

『スター・ウォーズ』がこれだけヒットしている理由のひとつは、主人公の魅力にあります。ジョージ・ルーカスは、神話学者ジョーゼフ・キャンベルの神話理論を取り入れて、ルーク・スカイウォーカーを作り上げました。 キャンベルの著作『千の顔をもつ英雄』によると、世界各地の英雄物語には共通する展開があるといいます。どの主人公も必ず、非日常的世界に旅をして様々な困難を経験し、ときに魔法使いなどの助力者に助けられながら、最終試練に挑むというのです。そして主人公たちは全員、死の危険に直面しながら生き抜いた証として、戦いの傷跡あるいは姫君の愛や秘宝を手に入れるとも、キャンベルは述べています。

ルーカスの生んだルークは、これらの出来事すべてに遭遇させられています。砂漠の惑星タトゥイーンの青年にすぎなかったのに、銀河をめぐる戦いに巻き込まれ、師の手ほどきを受けてジェダイとなり、最大の敵ダース・ベイダーに打ち勝つのです。戦いの最中に右手を失いはしますが。 過酷な運命に翻弄されても、戦い続けるルーク。『スター・ウォーズ』が私たちの心を引きつけてやまないのは、神話理論に裏付けられた骨太なキャラクター作りのせいなのかもしれません。

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キャリー・フィッシャーの死で、レイア姫はCG出演に!?

ルーカスフィルムが異例のコメント発表するも…

もう一人の主人公、レイア・オーガナ。シリーズのヒロインを演じてきたキャリー・フィッシャーの2016年の急死は、世界中のファンを悲しませました。 キャリーは亡くなる前に、「エピソード8」にあたる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の撮影を終えていました。しかし続く「エピソード9」にレイアが登場するのかが世界中の注目を集めました。制作サイドがCGでキャリーを再現するのでは、との憶測が飛び交かったのです。 独り歩きする噂に対処するため、ルーカス・フィルムは「starwars.com」でコメントを発表。通常ならファンやメディアの憶測に回答しませんが、キャリーをデジタル再現してレイア姫/将軍を演じさせることはありません、と2017年1月に公言しました。

しかし2017年4月、ある報道によって、レイアの「エピソード9」出演への期待が再び高まりました。弟のトッド・フィッシャーと、キャリーの娘で「エピソード7」にも出演したビリー・ラードが、キャリーの撮影済み素材の使用許可を出したというのです。 これに対して、ルーカスフィルム代表のキャスリーン・ケネディはその月のうちに可能性を否定しました。トッドは混乱していたのかもしれないが、レイアが「エピソード9」に出演することはないと明言したのです。なんでもキャリーが亡くなったとき、「エピソード9」の構想はあったものの、脚本を書き上げていなかったそう。チームは1月から、キャリーの不在を考慮して構想し直したといいます。

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レイア姫はCG出演したことがある

亡くなったキャリーのCG出演はないとの公式発表が出ましたが、彼女の存命中にレイアはCG化されています。2016年の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、その前年に「エピソード7」でレジスタンスの将軍を演じたとは思えない、若い「キャリー」を見ることができるのです。 実は今作でレイア姫を演じたのは、イングヴィルド・デイラというノルウェー出身の女優。ただし顔には、「エピソード4〜6」の頃のキャリーに似せるCG処理が施されました。その出来栄えは、キャリー自身がむかし撮影したものだと勘違いしたほどだったとのこと。

「ローグ・ワン」はジェダイが登場しない『スター・ウォーズ』

CGのレイアが登場する『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、「エピソード1〜9」を補完する実写映画「アンソロジー・シリーズ」のひとつ。「アンソロジー・シリーズ」としては、「ローグ・ワン」のほかに、ハン・ソロを主人公にした作品が製作される予定です(2017年7月現在)。 本作が描くのは、「エピソード3」と「エピソード4」のあいだ。帝国軍から盗み出されたデス・スターの設計図がレイア姫の手に渡るまでです。シリーズ第1作目の「エピソード4」は、この作品のすぐあとの話になります。 そのため、この作品にはお馴染みのジェダイは登場しません。というのも、アナキンもといダース・ベイダーによってジェダイはほぼ全滅状態なので、出ようがないのです。

しかし脚本を書いたクリス・ワイツによると、実は本作にジェダイを登場させる案があったといいます。けれども彼らを正式なジェダイにしてしまうと、本編との整合がつきません。長く続いた暗黒時代にとって「新たなる希望」となるルークがかすんでしまうのです。 それにワイツは、ジェダイ不在の時代に設定することに興味を持ったといいます。なぜなら、ジェダイがいないからこそ、特殊な力を持たないキャラクターの活躍を描くことができるし、目に見えないフォースを信じ続ける彼らの姿に観客が勇気づけられると考えたからです。 実際、作品中には、主人公ジン・アーソの母親ライラやチアルート・イムウェのように、ジェダイでなくともその素質があり、フォースへの信仰を口にするキャラクターが登場しています。 スピンオフ作品にして、シリーズの新しい一面を見せてくれる「ローグ・ワン」。「エピソード7」以降には登場しないダース・ベイダーの全盛期の姿を見られるのも、本作の見所のひとつです。

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魅力的すぎる悪役、ダース・ベイダーの意外な事実

「続三部作」にこそ登場しませんが、『スター・ウォーズ』シリーズに欠かせないダース・ベイダー。その強烈な見た目や壮絶な人生で異彩を放っていますが、イメージと違う事実も。主人公の敵でありながら絶大な人気を誇るベイダー卿のトリビアをお楽しみください。

声優はオリジナルバージョンにクレジットされていなかった

いまやシリーズに欠かせないダース・ベイダーの声は、声優のジェームズ・アール・ジョーンズが担当しています。俳優のオーソン・ウェルズが当初候補になっていましたが、ウェルズは『市民ケーン』の監督として名を馳せていたため、無名俳優で固めたかったルーカスはジョーンズをキャスティングしました。 しかし本人たっての希望で、ジョーンズの名前はクレジットされないことに。その理由についてジョーンズは、ギャラに見合う仕事をできなかったためとしていましたが、のちに別の理由があったことを告白しています。なんでも当時のジョーンズは売り出し中で、ダース・ベイダーのイメージがついて仕事の幅が狭まることを懸念していたといいます。 名前が出なかったのはオリジナルバージョンだけで、その後の『スター・ウォーズ』シリーズでは通常通りクレジットされているジョーンズ。ちなみに言い訳にしていたギャラは、2作目以降きちんと受け取っているようです。

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「ダース・ベイダーのテーマ」はあの曲の通称

ベイダー卿の登場シーンに流れる印象的な曲は、『スター・ウォーズ』シリーズを代表する一曲。正式なタイトルは「帝国のマーチ」であるにもかかわらず、通称の「ダース・ベイダーのテーマ」として広く認知されています。 この曲をはじめとする『スター・ウォーズ』シリーズの音楽は、稀代のヒットメーカーであるジョン・ウィリアムズによって作曲されました。ウィリアムズは数多くの映画音楽を手がけていますが、そのなかには『ジョーズ』や『インディ・ジョーンズ』シリーズや『ハリー・ポッター』シリーズといった大ヒット映画も含まれています。また彼は3度のオリンピックテーマ曲も作曲しました。 ちなみに「帝国のマーチ」は、2つのクラシック曲からインスピレーションを得ていることが知られています。1曲目は、ホルストの「組曲 惑星 火星、戦争をもたらす者」。この曲は「帝国のマーチ」の前奏部分の参考にされました。2 曲目のショパンの「ピアノソナタ第2番第3楽章 葬送行進曲」からは、誰もが口ずさめる「帝国のマーチ」のメロディが生まれました。

ダース・ベイダーはある作品からインスパイアされていた!

不気味さしか感じない代表的アンチヒーロー、ダース・ベイダーもある作品から影響を受けて生まれたキャラクターなんです。それは1938年の映画『The Fighting Devil Dogs (原題)』に登場するヴィラン、The Lightningで、全身コスチュームを身にまとった初のヴィランとして当時有名でした。 このThe Lightningのコスチュームはというと、黒のレザーにヘルメットにマント...まさしくシス卿そのものなんです!それに彼は宇宙船を操縦し、純白の装甲服を身につけた軍隊を率いているなど、シス卿との共通点はたくさんあります。 ルーカス監督は『フラッシュ・ゴードン』を含め30年代の作品がお好みなようです。

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「エピソード6」のラストに登場するアナキンの謎

「エピソード6」での死闘の末、息子ルークに敗れるダース・ベイダー。エンディングの祝賀シーンでは、ベイダーの鎧から解放されたアナキン・スカイウォーカーが、フォース・ゴースト(ジェダイの能力によって肉体が滅んでもこの世にとどまる霊体)となってルークに微笑みかけます。 しかしこのアナキンは、どう見ても「エピソード2・3」で青年期を演じたヘイデン・クリステンセン。「新三部作」より何年も前に制作されたのに、どうして!?と驚いた方も多かったのではないでしょうか。 このなぞのトリックはいたって簡単。「エピソード2」の公開から2年後の2004年、新たな映像ソフトを販売するにあたって修正が加えられたのです。それ以前のアナキンは、セバスチャン・ショウが演じる壮年の男性でした。 なぜアナキンを若くする必要があったのか。これについては様々な解釈がなされています。肯定的なものの一部をご紹介しますと、「エピソード1〜3」と同じ俳優が演じた方が分かりやすいという意見や、フォース・ゴーストになれるのはジェダイだけなので、アナキンが暗黒面に落ちる前の姿なのは当然であるという意見があります。 他方、否定的な反応があるのも事実。師匠のオビ=ワン・ケノービと年齢が離れてすぎている点や、ベイダーとして過ごした歳月が無視されたことは、往年のファンの不満を買いました。 また「エピソード1〜3」を知らない観客には、そもそもアナキンだと分からないのでは、とも指摘されています。

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「エピソード8」にアナキンが登場するかもしれない?

多くの議論を呼んだ「エピソード6」におけるアナキンの修正ですが、「エピソード1〜6」にとどまらず、「エピソード9」までを視野に入れた帳尻合わせだという噂があります。 「エピソード8 最後のジェダイ」にフォース・ゴーストとなったアナキンが登場するのでは? 一部のファンはそんな期待を抱いているのです。 過去作品に登場したオビ=ワン・ケノービやヨーダがそうだったように、アナキンがフォース・ゴーストとなって「続三部作」の主人公たちを導く構想があり、そのために「エピソード6」が修正されている…そのように推測するファンもいます。 しかしこの予測はあながち間違っていないかもしれません。米フロリダ州で開催された2017年のスター・ウォーズ・セレブレーションに登場したクリステンセンは、「エピソード3」公開から10年以上経っているにも関わらず、いまだにスター・ウォーズ中心の生活を送っていると話しました。これは出演をほのめかしたととられても、不思議ではありません。 2017年7月現在、「エピソード8」以降にアナキンが登場するかは不明です。しかし新作が出るたびに、過去作品とのつながりを楽しめるのが『スター・ウォーズ』。最新作と合わせて、旧作を見返してみるのも面白いかもしれません。

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ストームトルーパーのデザインはアップルからインスパイアされたものだった

本シリーズに登場するキャラクターのなかでもアイコン的存在なのがストームトルーパーです。白と黒の2色に統一された大変シンプルなデザインですが、今回の新作にあたりマイナーチェンジが加えられたそうです。 そのリデザインされたストームトルーパーのコスチュームデザインは、アップルの影響を受けているそうで、本シリーズのコスチュームデザイナーであるマイケル・カプラン氏はVanity Fair誌のインタビューで、以下のように語っています。
シリーズ開始から30年も経っているため、モダンな仕上がりが必要でした。より曲線がかった滑らかなフォームに、特に口と鼻の部分に気をつけました。ひと目でストームトルーパーだと分かるようなデザインでありながら、今までとは違う新デザインを望んでいたんです。
「アップルだったらどうするか?」というコンセプトの基、デザインされたそうですが、たしかにスッキリとしたデザインは、アップルのロゴデザインと親和性が高いですね。

西部劇から影響を受けている

「スター・ウォーズは辺境の惑星が舞台のウエスタン映画」というのは周知の事実で、身元不明のヒーローが銃を片手に悪党に挑む決闘シーンなどは、本シリーズのストーリーの下敷きとも言えます。 最も顕著に現れているのがモス・アイズリー・カンティーナです。これはタトゥイーンのモス・アイズリーにある酒場で、薄暗くてみすぼらしい雰囲気が漂うカンティーナは犯罪者が蔓延るたまり場ですが、これは、ほとんどの西部劇に登場する酒場からインスパイアされています。特に
とグリードの決闘シーンは『続・夕陽のガンマン』と非常によく似ています。 またジョン・ウェイン主演の『捜索者』では、主人公イーサン・エドワーズは故郷を悪党によって破壊された農場出身で姪を探す旅に出るという物語なのですが、『スター・ウォーズ』のストーリーと通ずるものがあります。

チューバッカのモデルはルーカス監督の愛犬だった

宇宙船ミレニアム・ファルコンの副操縦士であり、ハン・ソロの良き相棒として多くのファンから愛されるチューバッカ。この毛むくじゃらで忠誠心のある生物のモデルは、ジョージ・ルーカス監督の愛犬インディアナだそうです。 アラスカンマラミュート犬であるインディアナは、監督が脚本を執筆中の時も常に一緒で、車で移動する際も助手席に座って監督の側を離れなかったんだとか。そんな愛嬌たっぷりのインディアナからインスパイアされてチューバッカが生まれました。 また、このインディアナという名前、どこか聞き覚えありませんか?そう、『インディ・ジョーンズ』シリーズの主人公インディアナ・ジョーンズです!この主人公の名前も愛犬からつけられたそうです。

『ファントム・メナス』のポッドレースシーン

1925年に公開された『ベン・ハー』の戦車競走のシーンは、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のポッドレースの場面の元ネタであることは有名な話です。 そのほかにも、『アラビアのロレンス』(1962年)は『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』のビジュアルスタイルに影響していると言われており、オマージュとして使用されています。

デススターの突入シーン

直訳すると「宇宙戦争」を意味する『スター・ウォーズ』では、タイトル通り惑星同士の闘いを描いた物語となっていますが、ある作品から影響を受けたという理由も考えられます。 『暁の出撃』(1954)という作品は、第2次世界大戦を舞台にナチスドイツの電力源である巨大ダムを爆破しようとするイギリス空軍の活躍を描いた戦争アクションです。そして同作のクライマックスの攻撃隊によるダム爆撃のシーンなのですが、これは『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のデススター突入シーンのオマージュだと言われています。 そのシーンの撮影手法も同じで、「get set for your attack run」というセリフも一字一句そのまま使用されています。

『スター・ウォーズ』誕生のきっかけとなった映画とは

ルーカス監督は旧映画版『フラッシュ・ゴードン』シリーズを幼い頃から鑑賞しており、リメイクを思いつきましたが、キャラクターの映画権が取れず映画製作を諦めるしかありませんでした。 そこで、彼は作者のアレックス・レイモンドがどうやって同作を作り出したかを調べ、『スター・ウォーズ』の物語を創ったそうです。『フラッシュ・ゴードン』からの影響は大きく、ルーク・スカイウォーカーとハン・ソロは、主人公のフラッシュ・ゴードンとバリン公から、そしてパルパティーンはミン皇帝からヒントを得て作られました。同じく、デススターも惑星モンゴからインスパイアされていると言われています。 また、『スター・ウォーズ』冒頭にある、物語の概要が書かれた文章が画面奥へ飛んでいくカットは、旧映画版の『フラッシュ・ゴードン』に倣っています。

巨匠黒澤明監督からの影響

ハリウッドを代表する多くの監督が「世界のクロサワ」と呼ばれた映画史に名を残す黒澤明から多大なる影響を受けたことは大変有名な話です。ルーカス監督もその中の一人で、『エピソードIV/新たなる希望』のアイディアは、『隠し砦の三悪人』(1958)を元に考案したと監督自ら語っています。 例えば、物語のキーパーソンとなるC-3PO、R2-D2という2体のドロイドのモデルは、戦国時代の2人の百姓、太平と又七であり、姫を救うという流れや、冒頭とラストシーンの類似、そしてレイア姫の性格や行動には雪姫の影響があると言われています。

フランク・ハーバート著書「デューン/砂の惑星」

作家フランク・ハーバートの「デューン/砂の惑星」はSF小説を代表する作品であると言えます。そのストーリーはというと、時の皇帝シャダム4世の陰謀により、公爵である父親を殺害されたポール・アトレイデスが、霊薬スパイスが眠り巨大な虫がうごめく砂の惑星アラキス(デューン)で、覚醒を遂げ、復讐を決意するというものです。 そして本書もまた『スター・ウォーズ』誕生のきっかけとなった小説として有名で、いくつか類似点が確認されています。例えば、ルーク・スカイウォーカーの故郷である砂の惑星タトゥーインは、アラキスにソックリですし、レイア姫の名前は本書のヒロインであるアリアから付けられました。