2021年5月28日更新

スターウォーズの乗り物/ビークル一覧をシリーズごとに大解剖!【ミレニアムファルコンに乗りたかったあなたに贈る】

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スター・ウォーズ/フォースの覚醒
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スターウォーズの乗り物/ビークル一覧をシリーズごとに紹介!

映画「スター・ウォーズ」シリーズは、「ミレニアム・ファルコン」やXウィングといった独創的な乗り物の数々を抜きに語ることはできません。 この記事では映画「スター・ウォーズ」シリーズ9作品に登場する乗り物を、3部作ごとにわけて紹介!いつ、誰が、何の目的で使用していたかといった基本情報に加え、有名な乗り物はその歴史についても解説します。

旧3部作(オリジナル)【反乱軍】
・ミレニアム・ファルコン
・Xウイング・スターファイター
・タナヴィーIV

【帝国軍】
・デス・スター
・タイファイター
・ウォーカー(エリートAT−AT)
・スカウト・ウォーカー(全地形対応偵察トランスポート /AT-ST)
・スターデストロイヤー(インペリアル級)

【民間】
・サンドクローラー
新3部作(プリクエル)【共和国】
・ニンバス・ファイター
・リパブリック・アタック・ガンシップ
・ヌビアン・ロイヤル・スターシップ

【独立星系連合】
・スレーヴI
・ツメウ6・パーソナル・ホイール・バイク

【民間】
・ポッドレーサー
・トライバブル・ボンゴ
続3部作(シークエル)【レジスタンス】
・スターシップ(ラダス)

【ファースト・オーダー】
・タイファイター(TIE/wi改造型インターセプター)
・スプレマシー

【民間】
・レイのスピーダー

スターウォーズ旧3部作(オリジナル)の乗り物/ビークル

反乱軍

■ミレニアム・ファルコン

船齢90年以上、「スター・ウォーズ」シリーズの全期間に渡って存在し続けた宇宙船「ミレニアム・ファルコン」は、まさに同シリーズを象徴する乗り物です。 もともと軽貨物船として建造されたこの宇宙船はさまざまな持ち主を経てギャンブラー・ランド・カルリジアンの手に渡ります。「ミレニアム・ファルコン(以下ファルコンと略す)」という名前をつけたのもランドです。 しかし、ランドは密輸業者・ハン・ソロとのサバックのゲームに敗れて、「ファルコン」をハン・ソロに譲り渡すことになりました。 数々のアップグレードで軍艦並みの重武装や超高速のエンジンを装備した「ファルコン」は、ハン・ソロの密輸航海に重宝されることになります。 やがて、オビ=ワン・ケノービにチャーターされたことをきっかけに、「ファルコン」はヤヴィンの戦いなど反乱同盟軍の戦いに参加します。 その後、ハン・ソロの手を離れた「ファルコン」は、紆余曲折を経て惑星・ジャクーの廃品業者の手に渡り、その駐機場に放置されていました。ファースト・オーダーに追われていたレイたちはこの「ファルコン」を使って脱出、偶然にハン・ソロと出会います。 ハン・ソロの死後、「ファルコン」はチューバッカやランドが操縦することになりました。数奇な運命に翻弄されながら「ファルコン」は、「エピソード9/スカイウォーカーの夜明け」までレジスタンスの主要な戦いにも参加して生き残っています。

■Xウイング・スターファイター

Xウィング・スターファイターは反乱同盟軍やレジスタンスの一連の主力戦闘機で、さまざまなモデルが存在します。 戦闘時にX字型に展開するSフォイルと呼ばれる主翼がすべてのモデルに共通の特徴。主翼端に装備された合計4門のレーザーカノンに加え、胴体にプロトン魚雷発射装置を搭載した重武装の戦闘機です。 「エピソード4」でルークがデス・スターを攻撃するとき、ドロイド・R2-D2とともにT-65B・Xウィングに乗っていました。 30年後のレジスタンス(シークエル)は、改良型T-70・Xウィングを使用しています。

■タナヴィーIV

「タナヴィーIV」は惑星・オルデランの王室・オーガナ家が外遊に使用していたCR90コルベット艦。「エピソード4/新たなる希望」で、ダース・ベイダーが座乗するスターデストロイヤーにプリンセス・レイアが拿捕されたときの宇宙船です。 このときプリンセス・レイアはジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービに助力を求めに行く途中でした。さらに彼女は銀河帝国軍の秘密基地・デス・スターの設計図も持っており、その情報はオビ=ワン・ケノービへのメッセージとともにドロイド・R2-D2に託されます。 これに至る経緯は、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で詳しく描かれています。

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帝国軍

■デス・スター

デス・スター(DS-1)は銀河帝国が完成させた宇宙を移動できる超巨大バトル・ステーションです。 主兵装は一撃で惑星を破壊できるスーパーレーザー砲。その他に惑星や宇宙船を攻撃するためのレーザーブラスターや、小型機を撃ち落とすためのレーザーカノンの砲台を無数に装備しています。 「エピソード4/新たなる希望」でデス・スターはプリンセス・レイアの故郷である惑星・オルデランをスーパーレーザー砲で木っ端微塵にしました。その後、ヤヴィンの戦いでルークの放ったプロトン魚雷が排熱口に命中、反応炉が誘爆して宇宙の塵となって消えました。

■タイファイター(TIE/ln制宙スターファイター)

タイファイターは銀河帝国軍を象徴する主力スターファイター。「エピソード4/新たなる希望」を皮切りに、「スター・ウォーズ」シリーズに数え切れないほど登場しました。 上下に大きく広がる両翼の間に1名のパイロットを収容する小さな操縦席が置かれた独特のH字型の外観と、エンジンの轟音が特徴です。 敵戦闘機との格闘戦が目的のタイファイターは、重量とエネルギー消費を節約するため、偏向シールドやハイパードライブは無く、生命維持装置も最低限のものです。

■ウォーカー(AT−AT )

ウォーカーとは機械の足で移動する装甲ビークルの総称です。 映画「エピソード5/帝国の逆襲」で初登場するAT-ATと呼ばれる4つ足の大型ウォーカーは重装甲/重武装で、銀河帝国の地上軍の象徴と言えるでしょう。

■スカウト・ウォーカー(全地形対応偵察トランスポート /AT-ST)

AT-STは銀河帝国軍が小規模の敵を排除するのに使用する2足歩行のウォーカーです。映画では「エピソード5/帝国の逆襲」で初登場しました。 AT-STは小型で機動性に富むため、大型のAT-ATを援護して歩兵などを排除するのに用いられます。 ファースト・オーダーが使用する装甲や安定性を強化した新型が、映画「エピソード8/最後のジェダイ」に登場します。

■スターデストロイヤー(インペリアル級)

インペリアル級スターデストロイヤーは、銀河帝国軍の巨大な短刀型の主力艦です。タイファイターなどのスターファイターやAT-ATなどのウォーカー、ストームトルーパーも搭載しており、航空母艦、輸送艦、司令部の機能も持っています。 銀河帝国全盛期には2万5,000隻以上のインペリアル級スターデストロイヤーが就役しており、「スター・ウォーズ」シリーズのさまざまな作品に登場します。

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民間

■サンドクローラー

サンドクローラーは、砂漠の惑星・タトゥイーンの先住民・ジャワが使っている巨大な輸送車です。 もともとサンドクローラーは、鉱山開発業者が鉱物の運搬や精錬をするために持ち込んだ輸送車が放棄されたものでした。 ジャワたちはサンドクローラーをスクラップの回収、処理や販売のために使っています。

スターウォーズ新3部作(プリクエル)の乗り物/ビークル

共和国

■ニンバス・ファイター 「エピソード3/シスの復讐」で登場するニンバス・ファイターは、銀河共和国軍の主力戦闘機として、クローン戦争で活躍しました。 上下方向に伸びて展開する両翼が特徴で、このデザインはTIEファイターの原型にもなっています。 敵戦闘機とのドッグファイトを想定して設計されており、7.9メートルと小型でハイパードライブは装備していません。 ■リパブリック・アタック・ガンシップ(低空強襲用トランスポート) 低空強襲用トランスポートは、銀河共和国の地上部隊が使用するリパルサークラフトです。 敵の抵抗が予想される地域への兵員や装備の空輸が主な任務。さらにレーザー砲、空対空ロケットやミサイルを搭載しているため、地上の抵抗を排除するばかりでなく敵戦闘機からの自衛もある程度可能です。 「エピソード2/クローンの攻撃」で描かれた惑星・ジオノーシスの戦いで活躍しました。

■ヌビアン・ロイヤル・スターシップ

ヌビアン・ロイヤル・スターシップは、ナブーの女王・パドメ・アミダラ専用の宇宙船です。 Jタイプ327ヌビアン・スターシップを原型に建造されたこの宇宙船は、ナブー市民の高貴な精神の象徴たる王族の威厳を示す、クロミウム仕上げの美しいデザインとなっています。 防御用に偏向シールドを装備しており、「エピソード1/ファントム・メナス」でナブーが封鎖されたとき、パドメ・アミダラ女王の脱出に使われています。

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独立星系連合(分離主義派)

■スレーヴI

「スレーヴI」は、2人乗りのファイアスプレー31級哨戒攻撃艇。全長21.5メートルと小型ながら、改装を重ねて強力なシールドや武器を備えています。 「エピソード2/クローンの攻撃」で賞金稼ぎ・ジャンゴ・フェットが乗っていました。その後、「スレーヴI」はジャンゴの息子・ボバ・フェットの船となりました。 「エピソード5/帝国の逆襲」ではボバ・フェットがハン・ソロを捕まえるときに使っています。 ■ツメウ6・パーソナル・ホイール・バイク ツメウ6・パーソナル・ホイール・バイクは大きな車輪に1人用の座席が取り付けられた、地上用の乗り物です。 レーザー砲を装備しており、「エピソード3/シスの復讐」でグリーヴァス将軍がオビ=ワンから逃げるときに使っていました。

民間

■ポッドレーサー

ポッドレーサーは、レースのためにひたすらスピードを重視したホバークラフトの総称です。「リパルサー・フィールド」と呼ばれる反重力放射で浮揚するためのエンジンに操縦席をケーブルで繋いだだけのデザインが一般的です。 「エピソード1/ファントム・メナス」で当時まだ奴隷だったアナキン・スカイウォーカーは幼いころからポッドレースに参加していました。このため彼は改造レーシング・エンジンを使った、最高速度が時速947キロメートルに達するポッドレーサーを自作しています。 ■トライバブル・ボンゴ トライバブル・ボンゴは惑星・ナブーの両生類型種族・グンガンが水中を移動するために使う潜水艇です。 「エピソード1/ファントム・メナス」でジェダイのクワイ=ガン・ジンが、グンガンの長からトライバブル・ボンゴをもらってナブーの首都・シードに赴いていました。

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スターウォーズ続3部作(シークエル)の乗り物/ビークル

レジスタンス

■スターシップ(ラダス) 「ラダス」はレジスタンス宇宙艦隊に所属するMC85スター・クルーザーで、レイア・オーガナ将軍が司令部を置く旗艦でもあります。 「エピソード8/最後のジェダイ」で、「ラダス」はレジスタンス撤退作戦の指揮と護衛に従事します。これを追撃するファースト・オーダー艦隊の攻撃で「ラダス」は艦橋を破壊され、そこにいたレジスタンス指導者はことごとく死傷しました。 指揮官代理として「ニンカ」から「ラダス」に移乗したホルド提督は、輸送船団を逃すため「ラダス」に1人残留。スノークの旗艦「スプレマシー」に光速で艦もろとも体当りして、「スプレマシー」を見事撃沈します。

ファースト・オーダー

■タイファイター(TIE/wi改造型インターセプター)

TIE/wi改造型インターセプターは、カイロ・レン専用のタイファイター。TIE/ln制宙スターファイターを近代化したTIEウィスパー・スターファイターを、さらにカイロ・レンの注文によって速力と武装を強化した特別モデルです。 「エピソード9/スカイウォーカーの夜明け」でカイロは、惑星・パサーナでレイと対決するときにこのタイファイターに乗っていました。 カイロはタイファイターごとレイに突進しましたが、レイのライトセーバーで機体を傷つけられ墜落。彼専用のタイファイターはスクラップになってしまいました。

■スプレマシー

「スプレマシー」は、ファースト・オーダーの最高指導者・スノークが旗艦としているメガ級スター・ドレッドノート、幅60キロメートルに及ぶ超巨大宇宙船です。 スノークは特定の惑星にファースト・オーダーの首都機能を置くのではなく、この宇宙船で移動しながら統治していました。 スノークの玉座も「スプレマシー」の中に置かれています。「エピソード8/最後のジェダイ」でスノークがカイロ・レンによってライトセーバーで真っ二つにされる場面は、「スプレマシー」艦内での出来事です。

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民間

■レイのスピーダー

スピーダーとは、ポッドレーサーと同様にリパルサー・リフトで浮揚するホバークラフトでスピードを重視した乗り物の総称です。 「レイのスピーダー」とは、「エピソード7/フォースの覚醒」でレイが惑星・ジャクーでスクラップ集めをしていたとき、砂漠を移動するのに使っていた乗り物。スピーダーは重い荷物も運べるので、スクラップ集めにうってつけなのです。 レイはこのスピーダーを、宇宙船の残骸や廃品業者から入手した部品を集めてゼロから作り上げています。

スターウォーズの裏主役!魅力的な乗り物/ビークルはいかがでしたか?

この記事では、映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する乗り物/ビークルをシリーズごとにわけて紹介しました。 「ミレニアム・ファルコン」や「Xウィング」のように人気のある宇宙船は、ビデオゲームに登場したり、模型になったりして、同シリーズの裏主役とも言えますね。 映画ばかりでなく、広範囲にわたるフランチャイズで宇宙船を作ったり操縦したりする気分に浸れるのも、「スター・ウォーズ」シリーズの大きな魅力の1つではないでしょうか。