2022年7月25日更新

『ジュラシック・ワールド』インドミナス・レックスが最恐・最強!5つの理由をもとに解説

このページにはプロモーションが含まれています
ジュラシックワールド

『ジュラシック・ワールド』に登場する最強の恐竜、インドミナス・レックス。映画オリジナルのハイブリッド恐竜であるインドミナスは、本作でも圧倒的な存在感を放ちました。 この記事では、そんなインドミナス・レックスの強さや性質を徹底解説していきます。

AD

最恐の恐竜、インドミナス・レックスとは?

インドミナス・レックスとは2015年に公開された映画『ジェラシック・ワールド』に登場する恐竜の種類の名前です。ティラノサウルスのDNAをベースに大型の肉食恐竜を中心としたDNAを組み合わせて作られた人工の恐竜であり、映画オリジナルの生き物となっています。 ティラノサウルスをも上回る大きな体に、硬質で特徴的な頭と鋭い角。頭から背中に掛けて生える鋭い棘に獰猛な瞳、と恐ろしい姿をしています。性格も非常に攻撃的な上に残虐性もあり、ラプトル譲りの高い知能をもった最恐の恐竜です。 走る速度は時速48km、人の足ではあっという間に追いつかれてしまいますね。

インドミナス・レックスの名前の由来

インドミナス・レックスというのは作品を作る上でつけられたオリジナルの名前です。一体どんな意味があるのでしょうか? 後半のレックス、というのは世界共通の学名であり、ティラノサウルスもティーレックスと呼ばれています。では、インドミナスの方はどうでしょう。 これはラテン語で「獰猛・制御不能な王」などの意味が込められており、インドミナス・レックスそのものを表していると言ってもいい言葉ですね。 ちなみに制作の初期段階ではディアボルス・レックスという名前が付けられていました。こちらのディアボルスというのはラテン語で「悪魔の王」を意味します。どちらにしても恐ろしいもの、を示す単語であることに変わりはないようですね。

AD

多くの恐竜のDNAを持つハイブリッド種

インドミナス・レックスは主にティーレックスのDNAを基に作られていますが、そのほかに小型の肉食恐竜のヴェロキラプトル、大型肉食恐竜のアベリサウルス、ガノトサウルス、テリジノサウルスなどのDNAも含まれています。恐竜以外ではコウイカとアマガエルのDNAも組み込まれました。 大きな特徴である頭は皮骨板で覆われており、これはアベリサウルスの特徴を引き継いでいます。そのほかには、物を掴む事が出来、強力な防弾ガラスも一撃で破壊する強靭な爪はテリジノサウルスから、高い知能はヴェロキラプトルから引き継いでいます。 インドミナス・レックスはそれ以外に特異な能力を2つ有しています。 1つはカモフラージュ能力でカメレオンのように周囲の環境に合わせて体の色を変えられるのですが、これはコウイカの特徴を引き継いでいます。また、もう1つはアマガエルから引き継いだ能力で、赤外線放射抑制能力によって赤外線センサーを潜り抜けることが可能です。

ラプトル並みの高い知能

シリーズの1に登場し、その知能の高さと高いコミュニケーション能力で知られる事となったヴェロキラプトルですが、今作品ではインドミナス・レックスがその高い知能を有することとなりました。 その頭の良さは素晴らしく、赤外線を調整する能力で監視カメラを掻い潜り、壁に爪痕を残すことであたかも自分が脱走したように見せた、という驚異の知能を見せつけます。 また、脱走した時のために追跡装置を体に埋め込んであったのですが、その位置を正確に把握しており、自らの体内から抜き出してそれを囮に人間を嵌めるなど、人も騙されてしまうといったシーンも。 単純に凶暴なだけではなく知恵でも人を上回るという恐ろしさに、見ている方はハラハラしてしまいます。

AD

楽しみのために恐竜を狩る残虐な性格

動物は基本的に食べ物を得るために狩りをしますが、インドミナス・レックスは自分が楽しむために狩りをするという残虐な性質を持っています。作中でもアパトサウルスの群れを皆殺しにするなど、その残虐な性質が伺えるシーンがあります。 他の恐竜と比較しても圧倒的なパワーを誇るため、よろい竜であるアンキロサウルスでもあっさりとやられてしまったりします。 また、作中で大暴れしているのは姉妹の姉の方なのですが、彼女は何かあった時のために、と孵化させておいた妹を食い殺しているのです。こちらも共食いさえも厭わぬ荒々しい性格を表したエピソードと言えるでしょう。

ティラノサウルスと互角?インドミナスの最期

インドミナス・レックスに最強の座を奪われたのかと思われたティラノサウルスですが、実は物語の終盤になってから、対インドミナス・レックスの最終兵器として登場。強靭な顎や爪で戦い、2頭は互角と思われる戦いを繰り広げます。 しかし、インドミナス・レックスの強さは相当なもの。最強を誇ったティラノサウルスも追い込まれますが、ラプトルの飛び掛かりにより形成は逆転し、最終的にはインドミナス・レックスが血の匂いを嗅ぎつけたモササウルスによって水中に引き込まれるという最期となりました。 ティラノサウルスとインドミナス・レックス、もしずっと1対1で戦っていたら、どちらが勝利したのでしょうか?もしかしたら、ティラノサウルスでさえ負けてしまっていたかもしれませんね。