1作目『ジュラシック・ワールド』(2015年)のあらすじネタバレを結末まで解説!気になる感想・評価も
人気SFアクションホラー「ジュラシック・パーク」シリーズの続編として、2015年に公開された『ジュラシック・ワールド』。この記事では『ジュラシック・ワールド』のあらすじ・ネタバレありの結末を紹介します。
※この記事には『ジュラシック・ワールド』の結末までのネタバレが含まれます。未鑑賞の場合はご注意ください。
題名 | 『ジュラシック・ワールド』 (原題:Jurassic World) |
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公開年 | 2015年 |
上映時間 | 125分 |
監督 | コリン・トレヴォロウ |
キャスト | クリス・プラット , ブライス・ダラス・ハワード , タイ・シンプキンス , ニック・ロビンソン ほか |
『ジュラシック・ワールド』の簡単なあらすじ
「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年。新たにオープンしたテーマパーク「ジュラシック・ワールド」は、1日2万人もの観光客が訪れる人気スポットになっていました。 さらに人気を獲得し収益を上げたい責任者のクレアは、恐竜監視員であるオーウェンの忠告も聞かず、遺伝子操作によって人工的に最強の恐竜インドミナス・レックスを生み出します。 まだその危険性がわかっていないインドミナスはほかの恐竜たちから隔離されていましたが、あるとき高い知能を使って監視員たちを騙し、檻から脱走。 そのときパークに遊びにきていたクレアの甥っ子たちは、立入禁止の森林エリアに足を踏み入れてしまいます。その後、恐竜たちの暴走によりパークはパニックに陥っていき……。
『ジュラシック・ワールド』の詳しいあらすじ
ネタバレ①:「ジュラシック・ワールド」が実現!
「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年。インジェン社はマスラニ・グローバル社に買収され、恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」をオープンし大人気を誇っていました。 そんなあるとき、パークの責任者であるクレアのもとに、彼女の甥っ子であるグレイとザックの兄弟がやってきます。クレアは仕事のため、彼らの世話を秘書に任せることに。 遺伝子操作によって最強の恐竜インドミナス・ラプトルを生み出したクレアは、ヴェロキラプトルの調教師であるオーウェンに、インドミナスの飼育環境について助言を求めました。 しかし彼は、仲間を持たないインドミナスは凶暴化する恐れがあると指摘。そんななか、インドミナスの檻の高い位置に爪跡が見つかり、脱走したのではとスタッフたちは慌てて対応に当たります。 オーウェンはインドミナスは危険すぎるとして殺処分を提案しますが、クレアは今後パークの目玉になる存在を生け捕りにすると決定しました。
ネタバレ②:最強の恐竜が脱走?
インドミナスに取り付けられたGPSを見ると、恐竜はまだ檻の中にいることがわかります。インドミナスは脱走を装って、飼育エリアに様子を見に来たスタッフたちを襲い、本当に脱走してしまったのです。インドミナスは、クレアたちが想像していた以上の能力と知能を持っていました。 彼女はインドミナスのDNAを設計したヘンリー・ウー博士を問い詰めます。すると彼は、さまざまな遺伝子を組み込んだ結果、インドミナスには身体のカモフラージュ能力や、赤外線カメラを欺く能力が備わっており、パークでの展示には向かないこと白状しました。 来場客が避難エリアに集まるなか、クレア秘書とはぐれたグレイとザックは、避難指示を無視して立入禁止エリアに入ってしまいます。そこでインドミナスに襲われた彼らは、そこで見つけた古びたジープを修理し、メインエリアに向かいます。
ネタバレ③:追いつめられる兄弟
甥っ子たちとはぐれたと秘書から連絡を受けたクレアは、オーウェンとともに彼らを探しに行きます。その途中、彼らは無残に殺された草食恐竜の群れを発見。食べられた跡がないことから、インドミナスは捕食ではなく殺しを楽しんでいるのだと、オーウェンは言います。 彼らが捜索をつづける間にもインドミナスは暴れまわり、翼竜を展示しているドームを破壊。インドミナスから逃げた翼竜たちは、メインエリアに避難していた観光客を一斉に襲いだします。大パニックに陥ったメインエリアにたどり着いたグレイとザックは、その光景に愕然としてしまいまいました。彼らと再会したクレアの秘書も翼竜に襲われ、最終的にはモササウルスに飲み込まれてしまいます。 そんななか、クレアとオーウェンは甥っ子たちを発見し、行動をともにすることに。
ネタバレ④:ラプトル作戦決行?
管理棟では、警備責任者のホスキンスがオーウェンが調教している4頭のラプトルを使って、インドミナスを撃退する作戦を立てていました。はじめは反対していたオーウェンでしたが、それ以外に方法はないと説得され、しぶしぶ協力することに。 しかし実はホスキンスは、この混乱に乗じてラプトルを軍事利用するためのテストとしてインドミナスと戦わせようとしていたのでした。 オーウェンたちはインドミナスを発見しますが、ラプトルの遺伝子も組み込まれていたインドミナスはラプトルたちと意思疎通し、人間を襲うように仕向けます。 その間にインドミナスはジャングルの中へと姿を消してしまいます。インドミナスこそ新たな生物兵器として、その受精卵を持って逃げようとしていたホプキンスは、ラプトルのうちの1頭デルタに襲われ死亡。 オーウェンたちは3頭のラプトルに囲まれ、絶体絶命の窮地に陥ってしまいます。
『ジュラシック・ワールド』の結末・ラスト
ネタバレ⑤:ラプトルとオーウェンの絆
しかしそのとき、オーウェンはラプトルたちに語りかけます。3頭は彼との絆を思い出し、再び彼の指示に従うようになりました。そこへインドミナスが姿を現し、ラプトル2頭が無残に殺されてしまいます。インドミナスは最後に残ったブルーにオーウェンたちを襲わせようとしますが、ブルーはそれを拒否。怒ったインドミナスに壁に叩きつけられてしまいました。 そんななか、グレイはインドミナスの歯の少なさを指摘します。恐竜の世界では歯の多さは強さを表すものです。そこでクレアは22年前にパークを恐怖に陥れたあのティラノサウルス・レックスであれば、インドミナスに勝てるのではと考え、檻へと急ぎます。 彼女は発煙筒を使ってティラノサウルスをインドミナスのところへ誘導し、2頭の大型肉食恐竜は対決することに。
ネタバレ⑥:Tレックスとインドミナス、最強同士の戦い
2頭は激闘を展開しますが、インドミナスの力はティラノサウルスを上回り、そのまま圧倒していきます。インドミナスがティラノサウルスにとどめを刺そうとした瞬間、ブルーが意識を取り戻し、インドミナスに襲いかかりました。 その隙にティラノサウルスは反撃を開始し、ブルーとともにインドミナスを湖の縁へと追い詰めます。そこへ血の匂いを嗅ぎつけたモササウルスが姿を現し、インドミナスに食らいつき水中へと引きずり込みました。こうして勝負は決着。ティラノサウルスはブルーをちらりと見ましたが、襲いかかることなくその場を後にします。 ブルーもまたオーウェンを一瞥し、名残惜しそうに去っていきました。 オーウェンたちは無事にコスタリカの避難所に到着し、グレイとザックは両親に再会。そして人間のいなくなった島では、自由を取り戻したティラノサウルスが高台から咆哮をあげるのでした。
『ジュラシック・ワールド』(2015年)の感想・評価
SFもアクションもホラーもあって、世界観が最高。ジュラシック・ワールド行ってみたい!DNAとかの話はワクワクした。クリス・プラットもブライス・ダラス・ハワードも良かったなあ。バイクで走るシーンがめちゃくちゃかっこいい!
ラプトル4姉妹がかわいい。技術が進歩しているので当然といえばそうなんだけど、「ジュラシック・パーク」シリーズから恐竜のクオリティも上がっていて最高。おなじみのTレックスはもちろん、初登場のモササウルス、人工の恐竜インドミナス・レックスなど、どれも迫力があってハラハラの展開に釘付けでした。
『ジュラシック・ワールド』(2015年)のキャスト
オーウェン・グレイディ役/クリス・プラット
オーウェンは「ジュラシック・ワールド」の恐竜監視員で管理人の1人です。元海軍の軍人である彼は、ヴェロキラプトルの行動を研究し、ラプトルたちと信頼で結ばれています。恐竜も人間と同じく敬意を払うべき存在と考えており、4頭のラプトルのうち最も知能の高いブルーは彼によくなついています。 オーウェンを演じるのは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのスター・ロード/ピーター・クイル役などでも知られるクリス・プラットです。
クレア・ディアリング役/ブライス・ダラス・ハワード
クレアは「ジュラシック・ワールド」のパーク管理責任者です。そのほかインジェン社のコンサルタントなどさまざまな役職を兼ねる優秀な人物ですが、融通の利かない性格で、恐竜たちはビジネスの道具と割り切っています。インドミナス・レックスが脱走した際にも、パークの損害を真っ先に心配していました。 クレアを演じるのは、M・ナイト・シャマラン監督の『ヴィレッジ』で本格的に女優デビューたブライス・ダラス・ハワード。映画監督ロン・ハワードの娘としても知られているほか、『スパイダーマン3』(2007年)ではグウェン・ステイシーを演じました。
グレイ・ミッチェル役/タイ・シンプキンス
クレアの甥で11歳のグレイは、恐竜が大好きでパークを訪れたときにははしゃいでいました。恐竜や「ジュラシック・ワールド」について案内が必要ないほどの知識を持っています。終盤には、彼の知識が逆転のきっかけになりました。 クレイを演じたのは、当時14歳だったタイ・シンプキンスです。2005年にスティーブン・スピルバーグ監督の『宇宙戦争』で映画デビューを果たした彼は、その後も『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(2008年)や『アイアンマン3』(2013年)などに出演しています。
ザック・ミッチェル/ニック・ロビンソン
クレアの甥であり、グレイの兄であるザックは16歳。弟とともいパークにやってきたものの、恐竜にはあまり興味がなく、いつもスマートフォンをいじっています。車に詳しく、インドミナス・レックスに追われたときには、旧ジュラシック・パークで使われていた廃車同然の車を修理し、自ら窮地を脱しました。 ザックを演じたニック・ロビンソンは、当時20歳。本作でザック役に抜擢された彼は、同年『ビーイング・チャーリー』で主演を務めています。
『ジュラシック・ワールド』のネタバレ・あらすじで恐竜の世界にどっぷりハマろう
『ジュラシック・ワールド』は、「ジュラシック・パーク」シリーズの続編1作目として人気を博し、つづく2作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』もヒットを記録。そして最新作にして最終章『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』も、2022年7月29日の日本公開が待たれています。 最新作を楽しむために、ぜひ1作目から復讐しておきましょう!