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“ツギハギ家族”の愛を描く『幼な子われらに生まれ』舞台挨拶、浅野忠信が先生に?【イベント速報】

2017年11月8日更新

重松清原作の映画『幼な子われらに生まれ』のプレミア試写会が開催。上映に先立って三島有紀子監督とともに、浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎らの出演者が舞台挨拶を行いました。作品に対して語った、監督や主要キャストたちの思いをレポートします。

もがき、格闘しながら役に向き合ったキャストたち

『幼な子われらに生まれ』
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本作は「血のつながらない家族、血のつながった他人」を描く物語。浅野忠信演じる信が、再婚相手の連れ娘との関係がギクシャクし、自暴自棄になりながらも、父としての自分を見つめ直していきます。 「この映画はキャストもスタッフも、もがきながら格闘してできた表現ばかりの作品」と三島監督が言うように、出演者はそれぞれの役づくりに対して熱心に取り組んだとか。 「とても(心にグッと)感じる台本だったので、それを頑なに守らなければと。現場では『これは嫌だ』とか、わがままを言いました。子役の子供達と向き合うことで新しいアイデアもたくさん生まれましたし、救われましたね。」(浅野) 「“ぶら下がり系”で夫に頼りながら家ではどんと居座る。夫にはうざったいと思われながらプレッシャーを掛けていく。そんな専業主婦の役は初めてで(役づくりは)とても難しかったです。試写を見た時に『これ? 誰?』みたいな。新しい田中麗奈が見られます(笑)」(田中) 「(台本には)思ってても言ってはいけないことが書いてあって。もう悪口ばっかり(苦笑)。でも、言ってて気持ちよかった。」(宮藤)

「宿題コーナー」では浅野が先生になりきって解説!?

『幼な子われらに生まれ』
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キャストの挨拶が終わると、夏休みにちなんだコーナーに。浅野演じる田中信の娘役・新井美羽の“宿題を手伝う”というお題のもと、問題を解き合いました。 国語の穴埋め問題に続いて行われた算数の問題では、浅野が新井に解答を解説する場面も。「浅野先生」の解説に対して、新井はもちろん、登壇者一同がフムフムと耳を傾けるなど、最後まで和やかな雰囲気で進行しました。 三島監督いわく「心の中に何かが見えてくる映画」という本作は、8月26日からロードショーです。