2023年12月25日更新

ドラマ「コウノドリ シーズン1」の最終回ネタバレ・全話あらすじ!明かされるサクラの過去とは

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産婦人科医療のリアルな実情を映像化し、話題になったテレビドラマ『コウノドリ』。講談社「モーニング」で連載中の鈴ノ木ユウによる同名コミックが原作です。 2017年10月には続編となる新シリーズの放送が決定。今回は2015年に放送されたドラマ『コウノドリ』のあらすじをネタバレを含めて紹介していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

神出鬼没な天才ピアニストBABYは、ライブハウスでピアノを演奏していました。しかし、満員御礼にも関わらず唐突にライブを切り上げ、観客のどよめきをよそにその場を立ち去ります。 彼の正体はペルソナ総合医療センターの産婦人科医・鴻鳥サクラで、急患が入ったため病院へ向かったのです。 受け入れた妊婦は定期的な検査や治療を受けていない未受診妊婦の矢野夏希で、母子ともに危険な状態でしたがサクラ達はなんとか出産を成功させます。 矢野が妊娠を受け入れられなかったのには、彼女の過去に原因がありました。矢野は幼い頃に虐待を受けていたのです。そのため“子供を産む”という事実に向き合えず、未受診妊婦となっていました。 一方、20時間以上の難産に悩まされながらも諦めずに出産に挑む小早川頼子。夫の俊也は、陣痛に苦しむ彼女をパニックになりながらも献身的に支えます。 最後は無事、小早川夫婦の出産が済み、また夏希が赤ちゃんを受け入れサクラに育てる覚悟を告げ、第1話が終了しました。

第2話のあらすじ・ネタバレ

交通事故にあった妊婦・永井晴美が意識不明の重体で運ばれてきました。お腹の赤ちゃんは無事だったものの、このままでは母子共に死んでしまいます。 そこでサクラは晴美の夫・永井浩之に妻を取るか、我が子をとるかの残酷な2択を突きつけます。 現実を受け入れられない浩之は自暴自棄になるも、妻・晴子の我が子を想う言葉を思い出し、最後は子供を選択。サクラと同期の四宮は帝王切開の手術を行い、無事に赤ちゃんは生まれたものの、晴子は息を引き取ります。 しかし、浩之は現実を受け入れ子供と2人で幸せに暮らしていくことを決意するのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

サクラは10年前に担当した瀬戸加奈子とその娘、遙香と再会します。遙香は加奈子が妊娠中に風しんを患った影響で、生まれつき目が不自由でありながらも、ピアノが大好きな明るい女の子でした。 そんな遙香はテレビに出演し風しんの危険性を伝えようとしますが、加奈子は娘がテレビに出て傷つくのではないかと心配していました。 一方、四宮は担当妊婦の木村法子がタバコを止めないことに危機感を覚え、注意を促していましたが、法子は喫煙の影響で倒れてしまいます。 実は四宮には、6年前に担当した妊婦・佐々木が喫煙により死亡し、その赤ん坊が脳死状態になってしまった過去があったのです。同じ過ちを繰り返さないために、焦って危険な手術を行おうとする四宮にサクラがアドバイス。その結果、法子の赤ちゃんは無事に生まれ法子の容態も安定しました。 また加奈子は遙香のテレビに出演を許し、遙香は風しんの危険性をテレビで訴えるのでした。

第4話のあらすじ・ネタバレ

下屋加江が担当していた妊婦・田中陽子が破水してしまい、やむなく帝王切開することに。サクラは陽子と夫の淳に母子ともに危険な状態であることを告げます。 実は陽子は以前からお腹の張りを下屋に伝えていたのですが、下屋はそれを問題視せず、何の処置も施していなかったのです。罪悪感に苛まされる下屋。 そんな中、新生児科に鉄の女と恐れられる新井恵美が赴任してきます。キツイ性格の新井に周りは翻弄されますが、腕は一流で成功率50%と言われた田中夫妻の手術を見事成功させます。 安堵するサクラと下屋。陽子も助かり、生まれた子には「ダイチ」という名前が付けられました。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

中学2年生の吉沢玲奈は、同級生の元倉亮との間に子供を作ってしまい、産むしかない状態でペルソナ病院を訪れます。 吉沢家は母子家庭で、元倉家も子供を育てる気がないことから、生まれてくる子供は特別養子縁組に出されることに。 サクラは養子を希望している夫婦に出会ったことで、自身の過去を思い出しイレーネ乳児院を訪ねます。サクラは幼い頃に乳がんで母親を亡くしたため孤児になってしまい、一時期、乳児院で暮らしていたのです。 自分のことを育てピアノを教えてくれたイレーネ乳児院の加賀美に再会し、感謝の気持ちを伝えます。後日、玲奈の出産は無事終わり、養子の夫婦に受け渡すことに。その時、玲奈と亮は命の尊さを知り、号泣するのでした。

第6話のあらすじ・ネタバレ

第6話のテーマは社会問題の1つでもある高齢出産。サクラは不妊治療を5年続け、やっとの思いで子供を授かった竹下敦子を担当することになります。 一方、第2話で登場した永井浩之が娘の芽依を連れて、ペルソナ病院に駆け込んできます。シングルファーザーの永井は仕事と育児の両立が上手くいっておらず、芽依が高熱をだしていたことに気づかなかったのです。サクラのアドバイスと慰めによって、永井は育児に対する自信を再び取り戻します。 その後、遂に敦子の出産日が訪れサクラは帝王切開の手術を行いますが、その際に出血が止まらなくなり、敦子の容態は急変。サクラ、四宮率いる手術メンバーはすぐに子宮を摘出したため、結果、敦子と子供の命は助かり事なきを得ました。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

第7話では病院と助産院の違いや、それよって巻き起こる四宮と小松の対立を軸に物語は進んでいきます。 サクラは、出産に対する意識が高く自然分娩に強い願望を抱く森亜沙子を担当することになります。 亜沙子はなんでもかんでも最先端の医療器具に頼りがちな病院の産科が嫌いで、病院には定期検診のためにしかたなく通院をしており、サクラのアドバイスに聞く耳を持ちませんでした。 同じ頃、母親が助産師だった小松と、最先端の医療器具がない助産院を怪訝している四宮が対立することになります。一方、ペルソナ病院の助産師・角田真弓の妊娠が発覚し、サクラ達は驚きます。 そんな中で亜沙子の陣痛がはじまり自然分娩出産が可能な助産院に駆けつけますが、どうにもならずペルソナ病院で帝王切開をすることに。亜沙子は帝王切開を断りますが、サクラや助産師の言葉に感化され、帝王切開を開始。無事女の子を生むことに成功しました。 そしてこれを機に四宮と小松はお互いの考えを理解し、仲直りするのでした。

第8話のあらすじ・ネタバレ

川村実咲は2年前に病気で子供を亡くし、トラウマを抱えた訳ありの妊婦。そんな実咲をサクラは優しく支えていきます。 一方、四宮は担当妊婦の土屋マキを診察中に、お腹の中にいる赤ちゃんが難病を患っていることを発見します。ショックを受けるマキでしたが、同じ境遇の母親から手紙をもらい勇気付けられ、出産することを決意。 また、実咲も周りに感化され赤ちゃんを産みたい気持ちが強くなり、過去の悲しみを乗り越えて出産することをサクラに伝えます。最後には無事出産を終え、気持ちを新たに母親として前を見ている実咲がいました。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

四宮は6年前から脳死状態の赤ちゃん・ツボミの看病を行ってきましたが、容態が悪化し、死亡してしまいます。母親はツボミを産んだと同時に息を引き取り、父親も半ば諦めていました。 その頃、サクラと小松は切迫早産になって運ばれてきた小泉明子を担当することに。しかし、生まれてきた赤ちゃんはあまりにも小さく、明子と夫の大介は不安になり、産んだことを後悔します。 サクラはそんな小泉夫婦をなぐさめ説得し、納得した明子は生まれた子に陽介と名付けます。しかし、その後容態が悪化して陽介は息を引き取ってしまったのです。 それをみた四宮は、短い命だったけど両親に愛された陽介と最後まで放置されたツボミを比べてしまい、涙を流すのでした。

第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

最終回は今まで登場した妊婦やその子供達、そして主人公・鴻鳥サクラの出生の秘密をベースに物語が進んでいきます。 シングルファーザーの永井浩之は、自分の不甲斐なさに憤りを感じ、娘の芽依を田舎の両親に預けるとサクラに打ち明けます。しかしサクラは自分が母親を亡くし、また父親に捨てられた過去を打ち明け、自分で育てるよう説得します。 一方、ペルソナ病院の面々は先天性の疾患を持って生まれた子供を受け入れられない森口夫妻や、出産直前に心肺停止になった飯塚律子の対応に追われていました。 しかし、森口夫妻は子供を受け入れ、律子も一命を取り留め無事に赤ちゃんを出産します。 激動の日々が過ぎ去り、ペルソナ病院にもクリスマスが訪れます。サクラはここまで頑張った仲間や患者のために、自分がBABYであることを明かし、ロビーでピアノを演奏するのでした。