『ブレードランナー2049』に絶賛の嵐！気になる海外評価は？

SF映画の金字塔と言われる『ブレードランナー』(1982)の続編『ブレードランナー 2049』。この二つの映画をつなぐ前日譚となる３作のショート・ムービーでも話題を呼び、その公開はオリジナルの『ブレードランナー』のファンはもちろん、映画ファンの期待と注目を浴びています。 『ブレードランナー』の生みの親であるリドリー・スコット監督が製作総指揮をとり、エイミー・アダムス主演のSF映画『メッセージ』(2017)でアカデミー賞監督賞にノミネートされたドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務めました。 10月6日の全米公開を前にメディア向け試写会がアメリカで行われ、早速SNS上に称賛のコメントが相次いでいます。あの映画情報サイトのロッテン・トマトでも94%と高評価を記録。 ここでは一足先に映画を鑑賞した海外の批評家達の気になるコメントをご紹介します!

オリジナルの『ブレードランナー』がSF映画の金色塔とまで言われる傑作だったため、続編についてはかなりプレッシャーもあったようですが、それを無事払拭し批評家たちの反応は圧倒的にポジティブな様子。オリジナル『ブレードランナー』ファンも一安心といったところでしょうか？

「『ブレードランナー2049』は最上級の期待に対してすら、十分応えるえることになりそうだ。」

「グッド・ニュースだ！『ブレードランナー2049』は素晴らしい続編であり、オリジナル版をさらに発展させているんだ。期待していなかったけど、大好きになったよ。(ジャレット・レトのことですらね！)」

「『ブレードランナー2049』を見た。思わず息を呑んだよ。素晴らしい続編で、ミステリーを保ちつつ、新たなミステリーを加えてその世界を広げてるんだ。」

「皆ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に敬意を表すよ。彼は不可能を可能にし、『ブレードランナー 2049』で特大ホームランを打ったんだ。すごいよ。」

特にビジュアルの圧倒的な美しさと映像技術の高さに感嘆の声が続出。撮影監督のロジャー・ディーキンスにオスカーの声も！

「『ブレードランナー2049』を見て言えるとことは、撮影監督のロジャー・ディーキンスにオスカーをあげろってことだ。最高に素晴らしい映像だ！」

「この映画に興味がなくても、息を飲むほどの素晴らしいロジャー・ディーキンスによる映画撮影技術を見にいくだけでも映画館に行く価値がある。ロジャーは全く神のようだ。」

SF映画の傑作との絶賛の声多数！ヴェルヌーブ監督と撮影監督のディーキンズの二人の偉業を讃えるとともに、なんとオリジナルの価値を上げたとのコメントまでありました。

「『ブレードランナー2049』はSF映画の傑作だ。今ではあまり見ることのない深く切り込んだジャンルの映画だよ。ビジュアルが驚くほど素晴らしい。」

「驚愕したよ……単にビジュアルが素晴らしいだけでなく、画期的なSF映画の傑作だ。」

「『ブレードランナー2049』は今まで見た中で最も圧倒された映画の一つとなったわ。息をのむほど美しく、恍惚とさせる。ドゥニ・ヴェルヌーヴ監督の傑作よ。」

「『ブレードランナー2049』はオリジナル版の価値を高めたという珍しい続編。素晴らしい演技と息を飲むようなビジュアル。ヴィルヌーヴ監督はよくやったよ。」

2017年度のベスト・フィルムとの声も多く挙がっています！

「『ブレードランナー2049』は最高に素晴らしく、SF映画の傑作だ。映像効果を別の次元へと持って行った。2017年のベスト・フィルムの1つだよ。」

ビジュアルだけでなく、オリジナル『ブレードランナー』から引き継いだストーリーについてもかなりの高評価が！ツイストを効かせたミステリー、そしてSF映画とノワールというダークな要素もしっかりうけつがれている作品になっているとのコメントもありました。 そしてその最後のエンディングはスリリングなものになっているとか！？気になるところです！

「『ブレードランナー2049』には驚愕した。映像が驚くほど素晴らしく、緊張感のあるひねりを効かせたミステリーを通して、暗黒社会を描いたSF映画というルーツが明確にされている。今のところ2017年のベスト・フィルムだね。」

元祖ブレードランナーのハリソン・フォードと新たなブレードランナーKのライアン・ゴスリング。二人の評価はいかに？

1982年製作のオリジナル『ブレードランナー』でブレードランナーを演じた名優ハリソン・フォード。この役はハリソン・フォードの代表的な役柄の一つとなっていました。そして35年の時を経て再びその続編に戻ってきたハリソン・フォードはその存在感の凄さを再び見せつけたというコメントも。 現代における最も魅力的な映画スターと改めて絶賛されています。

新たなブレードランナーKを演じたライアン・ゴスリングにも称賛の声が挙がっています。その抑えた演技と謎めいたゴスリングが醸し出す雰囲気がKの存在感を見事に表現しているのだそう。

大御所名優ハリソン・フォードと『ラブ・アゲイン』、『ラ・ラ・ランド』等人気作でノリにノっているるライアン・ゴスリングの共演も気になるところですが、二人の化学反応は良好だったようです。 ハリソン・フォードがライアン・ゴスリングの演技をパワーアップさせていたとのコメントもありました。特に二人が口論からパンチが繰り出すシーンは、映画スターのカリスマ性を見せつけ、映画のスクリーンを知り尽くした二人ならではの名シーンとなり、この映画の見所の一つともなっているそう！

ブレードランナーKの心の拠り所であるレーザーで映し出されるホログラフィーのジョイを演じるアナ・デ・アルマスについても主役を食うほどと大絶賛。 凶暴なレプリカントのルルを演じるシルヴィア・ホークスについても素晴らしい、最高！との声が挙がっています。 スクリーンでぜひ注目したい若手女優の二人です！

「『ブレードランナー2049』を見たよ。素晴らしい。キャラクターとパフォーマンスが力強く、オリジナル版に忠実に 沿っていたよ。完璧じゃないところもあったけどね。」

「『ブレードランナー2049』を見るためにオリジナルの『ブレードランナー』を見る必要はない。でもオリジナルを見てから見た方が『ブレードランナー2049』をもっといいと思うよ。」 ということですので、まだ『ブレードランナー』を見ていない人は、この機会に『ブレードランナー2049』の公開前に見てはいかがでしょう？

海外で辛口の批評家たちにも大絶賛の『ブレードランナー2049』。ますます期待が膨らみます。 そのビジュアルの美しさ、映像技術の素晴らしさから、劇場での鑑賞がお勧めとのアドバイスも！　ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか？ 2-17年10月27日の日本公開が楽しみです！