実写映画を見る前に!『鋼の錬金術師』で知っておくべき8つのこと

2017年12月1日更新

錬金術師の兄弟を中心に繰り広げられるファークファンタジーバトル漫画、『鋼の錬金術師』。実写映画化されるにあたり、原作を知らない方でも楽しめるように、「ハガレン」の世界観や専門用語などを徹底解説しました!

ハガレンは難しくない!実写版『鋼の錬金術師』の世界観を徹底解説

2010年に完結した漫画『鋼の錬金術師』。2度アニメ化されたこともあり、現在でもその人気は衰えていません。さらに2017年12月1日には実写映画の公開が決まっており、再び注目を集めています。 実写映画では山田涼介が主演を務めるほか、本田翼やディーン・フジオカ、佐藤竜太や松雪泰子、本郷奏多などの豪華キャストが勢ぞろい。期待度も高い作品となっています。 今回は「実写映画は気になるけど原作がわからない」という方のために、原作漫画『鋼の錬金術師』の世界観を紹介していきます。予備知識があれば、実写映画ももっと楽しめること間違いなし!

これだけは知っておこう!原作漫画『鋼の錬金術師』のあらすじ!

エドとアルの兄弟は、幼いながらも錬金術師の才能の片鱗をあらわしていました。ですがそんななか、母親が病気で死んでしまい、ふたりは母親を生き返らせるために錬金術のタブーとされている「人体錬成」に手を伸ばしてしまいます。 ですが母親は蘇ることなく、エドは左足を失い、アルは身体全てを失ってしまいました。エドはたったひとりの弟・アルを呼び戻すため、自分の右腕を対価として、アルの魂を呼び出しそばにあった甲冑に定着させます。そしてアルは、食事も睡眠も必要のない身体になったのです。 その後、元の体を取り戻す旅を始めるエドとアル。ですがその旅のなかで、錬金術の闇に触れ、国家の陰謀に巻き込まれていきます。

1.舞台は錬金術師が活躍する世界!錬金術って?

『鋼の錬金術師』というタイトルの通り、物語は錬金術を中心に進んでいきます。そして、この世界の錬金術には、錬成陣、いわゆる魔法陣のような構築式が必要不可欠。その錬成陣に錬金術者がエネルギーを流すことで、術が発動仕組みです。 錬金術者には得意分野があり、エドは機械鎧を錬成して武器を作り出すことなどから、「鋼の錬金術師」と呼ばれており、ロイマスタング大佐は「焔の錬金術師」、キンブリー中佐は「紅蓮の錬金術師」などと呼ばれています。 エドの出身国であるアメストリスでは錬金術として知られていますが、物語中盤で登場するシン国では錬丹術と呼ばれており、様々な種類がある様です。

2.錬金術の大原則・等価交換の法則

錬金術は、作中の中ではあくまで科学的なものとして扱われていて、その根底には等価交換の法則があります。つまりゼロから何かを作り出すことはできず、生成するものと同じ質量の材料、そして同質の物質が必要となるのです。 この世界の錬金術とは、元の物質を分解し生成したいものに再構築する術です。そのため、この等価交換の法則は当然なのかもしれません。対価以上のものを錬成しようとすると、エドとアルが行った人体錬成のときのように生成できず、さらには錬金術者がダメージを追うリバウンドという現象が起こります。

3.絶対的タブーである人体錬成と真理の扉

錬金術の最大の禁忌とされているのが、人体錬成、つまり錬金術により人を造ることです。人体錬成は成功例がなく不可能とされており、人体錬成を試みるとリバウンドという副作用のような現象が発生します。 リバウンドで錬成したものが飛ばされるのは、真理の扉という異世界。そして「通行料」として体の一部や身体能力を失う代わりに、それに見合う知識を得られるのです。 エドとアルは母親を人体錬成した際にこのリバウンドに遭い、真理の扉に飛ばされています。その経験があるため、錬成陣なしに手を合わせるだけで錬金術を発動することが可能になりました。ですがエドは右腕と左足、アルは人間の身体を通行料として失っています。

4.エドが使っている機械鎧(オートメイル)って?

作中では、特殊な義手・機械鎧(オートメイル)と呼ばれるものが登場します。エドの右腕と左足もこのオートメイルです。 この義手・義足は人間の神経と直接つなぐことにより、普通の手足の様に動かすことができます。また、機械鎧自体に銃を仕込むなど、戦闘用に特化したものも存在します。 値段が高価であること、使いこなすために過酷なリハビリをしなくてはならないこと、調整が大変なことなどのデメリットもあります。 そんな技術があるからか、甲冑の姿のアルが街中を歩いていても不思議がられないのかもしれません。

5.アメストリス国軍は味方?それとも……

作中では、アメストレス国軍のキャラクターも多く登場し、物語に深く関わってきます。アメストリスは軍事政権であり、軍が大きな権力を握っています。軍のトップには大統領が君臨していて、実質アメストリスで最高権力を持っています。 そして一枚岩ではなく、多くの打算や裏切り、陰謀などが渦巻いているのがアメストリス軍。また、錬金術師の数はそこまで多くはないようで、戦争の際は主にピストルや剣などが使われています。

6.エドも認められた!国家錬金術師制度

エドは優れた錬金術師で、国家錬金術師という国家資格を持っています。国家錬金術師は研究費を支給され、国家施設を優先利用することができ、さらには貴重な文献の閲覧許可も下ります。 ですが、その代わりに軍に忠誠を誓うことに。そのため「軍の狗」と呼ばれることもありますが、エドは自分とアルの体を取り戻すため、国家錬金術師となりました。 国家錬金術師になるためには厳しい試験を合格する必要があり、さらには毎年研究成果を報告しなければなりません。それを踏まえても、若いながら国家錬金術師になったエドはとても優秀であることがわかりますね。

7.錬金術の法則を壊す賢者の石とは?

等価交換の法則によって成り立っている錬金術ですが、ただ一つ例外があります。それが、「賢者の石」。 賢者の石は、等価交換の法則を無視した錬金術を可能にするエネルギー体です。物語においてエドたちは、賢者の石を使えば通行料を払わずに真理の扉を開けて自分の体を取り戻せると考え、賢者の石を捜し求めています。 ですが賢者の石の正体を知ったエドとアルは、「賢者の石を使っていいのか」と葛藤することに。この賢者の石は、物語の根幹に関わる大事なキーアイテムになってきます。

8.賢者の石によって造られた人造人間・ホムンクルス

エドたちの敵として立ちはだかるのは、錬金術によって作られた人造人間(ホムンクルス)です。ホムンクルスは7体いて、傲慢・色欲・暴食・嫉妬・強欲・怠惰・憤怒の七つの大罪がそれぞれの名前になっています。 ホムンクルスの命の核は賢者の石です。賢者の石の効力があり続ける限り、ホムンクルスの体は再生し、特徴として身体のどこかにウロボロスの印を持っています。 ホムンクルスは基本的に「お父様」に中世を誓っていますが、それぞれ強い自我を持っているので、常にお父様の下僕と言うわけではありません。

いかがでしたか?「ハガレン」の世界観が見えてきたのではないでしょうか?本記事の情報を踏まえて、映画『鋼の錬金術師』をぜひ楽しんできてくださいね!