【ネタバレ注意】映画「銀魂2」のパロディ・オマージュ12選【元ネタ徹底回収!】

2018年9月4日更新

2018年8月17日に全国公開となり、前作以上のギリギリなパロディを大放出している映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』。今回はそんなパロディ・オマージュのネタを、原作・アニメとの比較とネタバレを含めて徹底的に回収していきます!

実写映画「銀魂2」の半端ないパロディ・オマージュネタを徹底回収!【ネタバレ】

前作の映画『銀魂』でも各方面からお叱りを受けそうな危ないパロディネタを仕込んでいましたが、続編ではさらに磨きがかかってきています。あまりに堂々としたパロディ精神に、もう敵は『デッドプール』くらいしか思い当たりません! 前作でもジブリやドラクエ、ワンピース、ガンダムなどなどの人気作をパロってきましたが、今作もこれらは定番ネタとなっています。さらに原作とは違ったパロディに挑んだり、自虐ネタだったり、銀さんがまた歌っていたり! この記事では映画「銀魂2」に登場したパロディ・オマージュや小ネタも拾い上げ、前作・原作との比較も交えて、思い出せる限り回収していきたいと思います。

さらなる続編『銀魂3』の実写化エピソードを勝手に大胆予測!

1. 日本アカデミー賞にかすりもしない?パルムドール取ってません!万引きもしてません!

冒頭から軽くジャブを打ってくるのは定番。前作ではCDTVのパロディ「GNTV」で自己紹介していましたが、今回はアニメ『銀魂』でおなじみの万事屋銀ちゃんの建物をバックに延々と話す、いわゆる「BGオンリー」でご挨拶。 いきなり日本アカデミー賞の話題になり、銀時役の小栗旬が長年がんばっているのに賞にかすりもしないと自虐ネタ。新八役の菅田将暉が2017年度に最優秀主演男優賞を受賞している件や小栗が出演した『君の膵臓をたべたい』も持ち出し、さらなる自虐ネタ炸裂!しまいには「牛の肝臓を食べたい」とか、焼肉行きたい人みたいになっていましたね。 土方役の柳楽優弥が是枝監督映画『誰も知らない』に出演していたからか、パロディは『万引き家族』にも及びます。本編をどうぞ!の前にパルムドール受賞の『銀魂』と紹介し、パルムドール取ってません!万引きもしてない!と突っ込まれる始末。結果、途中でヅラの映画泥棒パロも挟んでワーナーのロゴを3回も見る羽目になります。

2. トッシーが愛でるアニメはラブライブっぽい「ラブパンク」

将軍が「スナックすまいる」で将軍様ゲームに興じているころ、護衛で巡回していた真選組副長・土方。攘夷志士たちに囲まれる直前、首に何か違和感を感じます。原作では妖刀の呪いによってヘタレオタクになってしまうのですが、実写映画では天人が開発したマイクロチップを埋め込まれて脳をヘタレオタク化する設定に! これはライバル・伊東鴨太郎の策略でしたが、まんまと2次元を愛するヘタレオタクのトッシーに変貌してしまいます。このトッシーとなった土方が愛でるアニメが「ラブパンク」。沖田と話している場面で観ている動画はどうも「ラブライブ」っぽい。 万事屋で話しているときに、銀時に「一緒に夏コミで荒稼ぎしよう」と誘って出してくるのも「ラブパンク」本ですが、原作同様かなりお粗末な画力!原作ではセーラームーン風の「美少女侍トモエ5000」がトッシーの推しで、サークル活動はジャンプ漫画の『To LOVEる』でした。

3. トッシーがパシリで買ってきたのはドラクエ新作とワンピース新刊!

トッシーと成り果ててから自ら定めた真選組局中法度を何度も破っていた土方は、ついに沖田と伊東の策略によって真選組を解雇されてしまいます。 沖田のパシリをさせられ、重役会議に遅刻した挙句、醜態を晒します。買ってきたのはドラクエ11とワンピースの最新刊。原作ではパシリの定番、焼きそばパンとジャンプでしたが、ジャンプは売り切れでマガジンを買ってくるという小ネタです。 やっぱり福田監督、どうしてもドラクエは絡めたいようです。同じジャンプ連載のワンピースは度々ネタにされていますが、今作でも他には「悪魔の実」が平賀源外のラボに置いてありました。

4.「1000年に一度」の美少女は今回もハナホジゲロインです!見事なしゃくれも披露!

あまりの美貌に「1000年に一度の美少女」と言われている神楽役の橋本環奈。そんな彼女が前作でキャスティングされたとき、ゲロを吐くヒロイン=ゲロインをどこまで演じられるのかが話題になりました。 しかしそんな心配はどこ吹く風。前作でも続編でも鼻をほじり、荒すぎるモザイクがかけられたゲロを吐いています!しかも今作では原作通りの白塗り顔で見事なしゃくれも披露しています。 万事屋で神楽がトッシーに「1000年に一度のやつ、やってもらっていいかな?」と言われながら「奇跡の一枚」ポーズを激写されるシーンは、土方役の柳楽優弥のアドリブが爆走!神楽がコスプレしている(とトッシーが思っている)『中華少女パパイヤ』は、アニメでは『魔法少女ちゅうかなパパイヤ』と言っていますが、これはテレビドラマ『魔法少女ちゅうかなぱいぱい』から?

5. 朝まで生テレビ風のオタク会議を完全再現!トッシーの再現度が高い件

寺門通親衛隊隊長の新八が「朝まで生テレビ」風のテレビ番組に出演しますが、なんとそこにはトッシーの姿も!このシーンはかなり原作・アニメに忠実です。何よりも柳楽優弥演じるトッシーの再現度がハイレベル。 「オタクサミット〜朝まで生討論」と題して始まるオタク会議ですが、新八率いるアイドルオタクVSトッシー率いるアニメオタクの不毛な戦いが繰り広げられます。 柳楽本人も土方はカッコよすぎるので、トッシー役は楽しんで演じたとのこと。オタクサミットや神楽を激写するシーンは特にトッシーになりきって演じていたようで、個人的にはアニメを超えたのでは?とすら思える出来栄えです。

6. VRでエヴァンゲリオン心理療法??やり過ぎ感が半端ない!

完全なヘタレオタク化してしまった土方をなんとかしようと、万事屋の3人は平賀源外のラボを訪れます。しかし脊髄にぴったりくっついているチップを取ることは不可能と言われてしまいます。 そこで源外が取った治療が「VRエヴァンゲリオン心理療法」。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公シンジのようにエヴァンゲリオンに乗り込んだトッシーが、戦うことを拒む有名なシーンを再現! 源外がアスカ、新八がレイ、銀さんがミサト、そしてなぜか神楽が碇司令になっているというバーチャルな世界です。エヴァンゲリオンを知らないと笑いが半減するという、やり過ぎ感が半端ないシーン!

7. シャアの次はブラックジャック!六角精児も定番のカメオ出演!

前作ではガンダムのシャアの格好で登場した六角精児。もちろん続編でも再登場!今回は源外ラボでのエヴァシーンの際、「高い治療費を払えば」と現れるのが六角版ブラックジャックです。 一緒に連れていたピノコ役は誰かわかりませんでしたが、源外役のムロツヨシに小栗銀さんが「『相棒』が来たね」的な発言をしていたので、六角精児と確信。ブラックジャックのメイクがあまりにも雑で顔では全くわかりません!ただしアニメ版より、手塚治虫の原作漫画寄りな肌が青白いブラックジャック! ちなみにラストでキムラ緑子演じるお登勢が「家賃払え」と万事屋を追いかけるシーンの背景の端っこに、「町医者ホワイトジャック」という電柱看板が!本当に細かい小ネタを仕込んでいます。

8. 偉大なるトトロに敬意を込めて〜なんでアライグマ?りんご洗ってるし!

劇場版アニメでも『風立ちぬ』を『アレ勃ちぬ』にし、前作でも『風の谷のナウシカ』に登場するメーヴェっぽい乗り物でギリギリ攻めてきていたジブリネタ。 なんと今作ではネコバスっぽい乗り物「アライグマバス」が登場!ネコバスといえば『となりのトトロ』、しかも『銀魂2』が公開初日を迎えた8月17日の金曜ロードSHOW!で『となりのトトロ』が放映されていました。 将軍の危機を知った銀時が遠く離れた江戸城へ向かおうとするシーンで、ネコバスのように颯爽と登場するのが源外が乗ったアライグマバス。ズラすにしてもなぜアライグマ?しかも手前でりんごを洗っています。しかし列車の隣を疾走する感じが意外とそっくり!

9. マッドマックスばりの荒野のカーアクションがド派手でカッコイイ!!でも意識はしてないってホント?

後半の目玉が、近藤勲が乗った列車を追いかける万事屋・真選組VS鬼兵隊の荒野でのカーアクション。どうしても『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を思い出さずにはいられないアクションシーンなのですが、公式パンフレットによれば意識はしていないとのこと! 原作の面白さを入れつつリアルに実写化するために、アクションシーンをVFXで表現したといいます。「マッドマックス」は本当に起こり得るカーアクション、しかし「銀魂」は起こり得ない原作に忠実な漫画らしいド派手なカーアクションを実写化した点で違うようですね。

10. コメダ珈琲店がヨメガ珈琲店に?出没多数のジャスタウェイ!背景・小道具にも小ネタ満載!

万事屋があるかぶき町の街並みは京都の東映太秦映画村に、「銀魂」のSF時代劇の要素を取り入れて看板や装飾がアレンジされたもの。江戸時代と現代のミックスが多く、さらに遊び心も満載! 例えば「コメダ珈琲店」が「ヨメガ珈琲店」になっていたり、「マツモトキヨシ」が「松尾と清」、「つるとんたん」が「つるてんとん」などなど。万事屋の面々が将軍の髷を結う羽目になるバイト先の床屋は「結ってちょんまげ」というシャレが効いた屋号。 そしてなんといっても「銀魂」といえば、ジャスタウェイ!原作・アニメともにあちこちで登場している謎の物体ですが、もちろん実写版でもスナックすまいるや源外ラボなど、いろいろな場所に見つけられます。

11.「茂茂の秘湯めぐり」に爆死!本物の将軍かよォォォォォ!

実写映画版の特筆すべきオリジナルな要素は、ギャグパートの「将軍接待篇」とシリアスパートの「真選組動乱篇」を見事につなぎ合わせている点。特に最初から最後まで将軍を重要なキャラとして登場させていて、ギャグパートのオチとしてラスト近くにも再登場します。 床屋での髷切り落とし事件のその後が発覚するのが、万斉との対決を前にした銀さんを呆然とさせるシーン。松平片栗虎が将軍の影武者を使って将軍暗殺を企てる連中をおびき出していたとわかり、髷を切ったのは影武者だったのかと思いきや、本物の将軍が断髪の落武者姿で映し出されます。 本物は熱海温泉に逃がして隠していた松平。しかしテレビ朝日の長寿番組『秘湯ロマン』のように、熱海の温泉に浸かって泉質紹介している落武者姿には爆笑!思わず「将軍かよォォォォォ!」と叫びたくなる!