『水戸黄門』出演の主な歴代キャストまとめ!

2018年3月4日更新

約42年間高視聴率で放送された時代劇番組『水戸黄門』。長い沈黙を破り、2017年10月よりまた新たな新シリーズが始動しています。今回は、そんな超ロングヒットドラマ『水戸黄門』の歴史と歴代キャストについて紹介したいと思います。

42年間の『水戸黄門』の歴史と歴代キャストをドドンと紹介!

『水戸黄門』は、水戸のご隠居(ご老公)こと、水戸光圀公が家臣の助さん・格さん、その他のお供を引き連れて諸国漫遊する時代活劇です。その人気ぶりはすさまじく、1969年の放送開始から終了した2011年までの約1200回の平均視聴率は、なんと平均22.5%を記録するほどでした。 2011年に一旦シリーズは終了したものの、TBSは2015年にスペシャル版を放送し、そして2017年10月よりBS-TBSで新たに『水戸黄門』の新シリーズがスタートしています。 今回は、新シリーズをより楽しむために、長寿番組『水戸黄門』の歴史と歴代キャストを紹介したいと思います。

これまでの『水戸黄門』映像化の歴史

『水戸黄門』の歴史は古く明治末期から『水戸黄門漫遊記』として、尾上菊之助など時代劇の大スターが黄門様を演じ、時代劇映画の定番として親しまれていました。 その後テレビ時代になると、1964年、TBSが昭和の時代劇スター月形龍之介を主演にしてブラザー劇場にてテレビドラマ化しました。 その後、ナショナル劇場(現・パナソニックドラマシアター)シリーズ『水戸黄門』がスタートします。1969年放送当時、悪役が多かった東野英治郎を水戸黄門に大抜擢され、予想を上回る人気を博して、2011年12月まで続く長寿番組となりました。 そして長い沈黙を破り、2017年10月より、武田鉄矢を黄門様とする斬新な起用が話題となっている新シリーズ『水戸黄門』がBS-TBSにてスタートしています。

歴代黄門様

初代水戸黄門:東野英治郎

初代水戸黄門。東野は、名脇役として1930年代~1990年代活躍し、330本以上の作品に出演しました。 水戸黄門の独特な笑いを最初に確立した人物で、本人曰く完成形になるまで3年の月日がかかったそうです。主な出演映画に『東京物語』『用心棒』『白い巨塔』などがあります。

2代目水戸黄門:西村晃

2代目水戸黄門。1950年代から映画・テレビドラマ等で活躍した名優で、水戸黄門を演じるまでは、個性的な鋭い演技で悪役や敵役が大半を占めていました。しかし、第14部~21部までの『水戸黄門』の絶頂期の9年間、初代より若々しくユーモアあるふれる光圀公を演じた事でお茶の間の人気者となりました。 映画『赤い殺意』では西村の演技が認められ、毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。また、アニメや洋画の吹き替え等声優としても活躍しました。

3代目水戸黄門:佐野浅夫

三代目水戸黄門。1940年代頃からテレビドラマを中心に脇役として活躍する俳優です。初代の東野や2代目の西村が演じた威厳ある光圀公とは一味違い、庶民的で優しく慈悲深い泣き虫黄門様として親しまれました。 佐野は、三代目光圀公を演じる以前にも実は『水戸黄門』第6部29話「黄門様の頑固比べ」で、元網元の主人、碇屋嘉六として同作品に出演経験があります。

4代目水戸黄門:石坂浩二

4代目水戸黄門。俳優業の他にもタレント・司会者・作家・翻訳家・作詞家など多岐にわたるジャンルで活躍しているマルチタレントです。3代目までの光圀公の演出をガラリと変え、質素な衣装や白髭なしの風貌がインテリ黄門様と話題になりました。しかし、石坂の直腸がんの手術があったため、わずか1年余りの短い出演でした。 代表作には『白い巨塔』、『石坂浩二の金田一耕助シリーズ』、『やすらぎの郷』などのTVドラマや映画の他に、『世界まるごとHOWマッチ』『開運!なんでも鑑定団』などのバラエティー番組出演があります。

5代目水戸黄門:里見浩太朗

5代目水戸黄門。1950年台より時代劇を中心に活躍した名俳優です。2代目水戸黄門の助さん役を経て、14年ぶりに『水戸黄門』の最後の光圀公として復帰します。そして、2011年12月19日の第43部『水戸黄門最終回スペシャル』を持って、42年に渡る長寿時代劇ドラマは終了しました。 里見は、1970年代半ばから80年代にかけ、『大江戸捜査網』や『長七郎江戸日記』『松平右近事件帳』などの時代劇作品で主演を務める一方、2017年現在は健康バラエティー番組などにタレントとして出演しています。

歴代助さん

初代助さん:杉良太郎

「杉様」のニックネームで特に中高年層の女性に絶大な人気がある時代劇俳優です。俳優業の傍ら、数多くのボランティア活動に積極的に参加し、ベトナム日本特別大使やシンガポール日本文化協会名誉会長なども歴任しています。 代表作に、『遠山の金さん』『大江戸捜査網』『武田信玄』などがあり、数々の功績が称えられ、緑綬褒章と紫綬褒章を受章しています。

2代目助さん:里見浩太朗

1971年11月19日より『水戸黄門』第3部で、杉良太郎に代わり、2代目佐々木助三郎を演じています。杉が確立した助さんの「色男」ぶりを更に定着させ、第17部までの約16年間を務めあげます。 時代劇で主演を演じる事が多かった里見ですが、2013年に放送された『必殺仕事人2013』で初の悪役に挑戦しています。また、その後は、バラエティー番組もゲストとして多数出演する様子が見られます。

3代目助さん:あおい輝彦

1960年代頃からテレビドラマ・映画・舞台等で活躍し、その甘いマスクで人気となった俳優兼歌手です。1988年より、『水戸黄門』で12年間に渡り、「3代目助さん」を好演し、知名度を更に上げます。 代表作に1976年公開し大ヒットとなった『犬神家の一族』の犬神佐清役やアニメ『あしたのジョー』の主人公・矢吹丈役(声優)などがあります。

4代目助さん:岸本祐二

4代目助さんを演じたのは俳優の岸本祐二。沖縄県出身の1990年代からテレビ・映画等で活躍しています。 TVドラマでは主にサスペンス・時代劇で活躍する一方、映画では、Vシネマを中心に出演を重ねています。一本気で硬派なイメージの役柄が多いです。

5代目助さん:原田龍二

1990年第3回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」準グランプリ受賞をきっかけに芸能界デビューを果たします。ドラマ・映画・CMなどで幅広く活躍している中で、2003年『水戸黄門』5代目助さんに大抜擢され、2010年までの7年間レギュラー出演しています。 俳優業の傍ら、タレントとして旅番組にも多数出演しており、自ら「温泉俳優」と名乗るほど、日本各地の温泉を巡っているようです。

6代目助さん:東幹久

6代目助さんを演じたのは東幹久。トレンディードラマやサスペンス劇場等に脇役として数多く出演する一方、ダンディーなのにちょっと天然なキャラクターからバラエティー番組にも度々顔を出しているマルチタレントです。 俳優仲間の的場浩司とは長年の友人で、『水戸黄門』では、東と的場で息の合った助さん・格さんを見せています。

歴代格さん

初代格さん:横内正

時代劇・サスペンスを中心に活躍する俳優。低く太い声が特徴で、アニメの声優や吹き替えやナレーターの仕事も数多くこなしています。「格さんが印籠を出す」というスタイルは、実は、最初から毎回やっていたわけではなく、ファンから印籠を毎回出してほしいとの要望で次第に定着していったそうです。 他の時代劇では、『暴れん坊将軍』の初代・大岡忠相役が有名です。

2代目格さん:大和田伸也

実弟は同じく俳優の大和田獏、そして妻は女優の五代路子、長男は俳優の大和田悠太と芸能界関係の家族が多いことから「大和田ファミリー」と称されています。 1998年に、コンビニでたむろする若者を注意して逆に暴行を受けるといういわゆる「おやじ狩り」に遭う悲惨な体験をするも、ダウンタウンの大晦日の大人気番組『ダウンタウンの笑ってはいけない』で、その体験のパロディーを見事に演じ、役者魂を見せています。

3代目格さん:伊吹吾郎

強面の顔に低く太い声、そして真面目で実直な演技で1983年から17年間『水戸黄門』の格さん役を務めあげました。 他の代表作には「江戸川乱歩の美女」シリーズでは怪盗ルパン2世こと黄金仮面役や、『必殺仕事人』の畷左門役などがあります。

4代目格さん:山田純大

父親は初代助さんを演じた杉良太郎。山田は4代目格さんを演じたことで、親子で『水戸黄門』出演を果たしています。 私生活では、『水戸黄門』での共演をきっかけに交際していた元女優の田京恵と2016年春に結婚しており、第1子女児が誕生しています。

5代目格さん:合田雅吏

合田雅吏は「メンズノンノ」など男性雑誌のモデルを経て、1995年『『超力戦隊オーレンジャー』三田裕司 (オーブルー)役で俳優デビューします。 2003年から2010年まで『水戸黄門』5代目格さん役でレギュラー出演を務めたのちも、2015年『水戸黄門スペシャル』にて5年ぶりに格さん役を演じました。

6代目格さん:的場浩司

強面の顔と硬派なイメージから『はいすくーる落書き』『ママハハ・ブギ』、『ビー・バップ・ハイスクール』などの青春ドラマ・映画でヤンキー役を数多く演じている的場浩司。 強面なのに甘党・大の虫嫌いというギャップが受け、バラエティ番組、トーク番組へも度々出演しています。

歴代風車の弥七

初代風車の弥七:中谷一郎

1969年、所属劇団の俳優座の先輩である東野英次郎の誘いで、『水戸黄門』の第1部から初代風車の弥七役でレギュラー出演します。中谷独特のニヒルで渋い演技が人気を集め、『水戸黄門』の影の立役者として欠かせない存在となります。 『はぐれ刑事』、『必殺仕事人』などの多数の時代劇ドラマ・サスペンスドラマに脇役として出演し、存在感のある演技を見せています。

2代目風車の弥七:内藤剛志

内藤剛志はTVドラマを始め、映画、アニメの吹き替え、舞台と様々な分野で活躍している個性派俳優です。『水戸黄門』では、第37部から2代目風車の弥七として登場しています。 有名な代表作としては、人気サスペンスドラマ『科捜研の女』武藤要役やジブリアニメ『千と千尋の神隠し』では主人公千の父親役として声の出演もしています。

かげろうお銀

由美かおる

抜群のプロポーションで、1970年代頃よりセクシー女優として映画『同棲時代-今日子と次郎-』や東映の大ヒット映画「トラック野郎」シリーズ、4作目『トラック野郎・天下御免』のマドンナ役で活躍していました。 『水戸黄門』には、レギュラー出演が決まるまで、第6部から端役のお鶴、おてる等で数多くゲスト出演を果たし、実績を積み重ねています。第16部から、かげろうお銀として光圀公のスパイ役で活躍しました。かげろうお銀と言えばそのセクシーな入浴のシーンが有名で、『水戸黄門』の名物シーンの一つにもなっています。

うっかり八兵衛

高橋元太郎

高橋元太郎は、明るくユーモアにあふれる演技で『水戸黄門』のうっかり八兵衛役で人気を博した名俳優です。 同じく時代劇ドラマの『大岡越前』にも岡っ引き・すっとびの辰三役でもレギュラー出演しており、八兵衛・辰三役両方とも全シリーズ高橋が一人で演じ通しています。

霞のお新

宮園純子

宮園純子は、映画・ドラマを中心に活躍する東京都出身の女優。『暴れん坊将軍』『江戸の旋風』シリーズ、『桃太郎侍』などでの人気時代劇ドラマのゲスト出演を重ね、キャリアアップを果たしています。 『水戸黄門』では、初代風車の弥七の妻霞のお新としておしどり夫婦ぶりを好演し、人気を博しています。

柘植の飛猿

野村将希

柘植の飛猿を演じた野村将希は、1970年歌手としてデビューを果たした歌手・俳優です。同年『野良猫ロック ワイルド・ジャンボ』に、にしきのあきらと共演し、第12回日本レコード大賞新人賞を受賞、第21回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしています。 歌手としてのみでなく、俳優としても活動を開始し、1987年の『水戸黄門』では、かげろうお銀と共にマッチョなスパイ、柘植の飛猿として人気を博します。

佐々木志乃

山口いづみ

山口いづみは、1970年代頃より数多くの時代劇ドラマや昼の連続ドラマに端役で度々登場しています。その一方、クロアチア語に堪能で、ライブ等でクロアチア語で歌を披露し、動画で配信したことで、本国クロアチアでも知名度があります。 『水戸黄門』では、第9部から第17部で里見浩太朗演じる2代目助さんの妻役として水戸黄門一行と旅します。