2018年11月29日更新

大河ドラマ、本当の名作ランキングTOP15!最高傑作は?【視聴率にとらわれない魅力を紹介】

龍馬伝 福山雅治

数々の名作が揃うNHK大河ドラマ、あなたのお気に入りはありますか?視聴率だけにとらわれず、本当の名作を16選、まとめて紹介していきます。

NHK歴代大河ドラマの最高傑作は果たして?名作ランキングTOP15

1963年からNHKが制作・放送している大河ドラマシリーズ。さすがのNHKだけあり豪華俳優陣を揃え、どの作品も視聴率が高く、数々の名作を生み出してきました。 そして今回は、製作年の縛りを排し、実際の視聴率と比較しながらも、作品の質のみでランキングTOP15を選出しました。 最高傑作は果たして?解説付きで紹介していきます!

歴代大河ドラマ一覧【21世紀編】はこちら

大河ドラマ視聴率ランキング【21世紀編】はこちら

15位:『八重の桜』昭和まで生きた人物をテーマにした珍しい作品

2013年放送/平均視聴率:14.6%

2013年から放送された第52作目となる大河ドラマ『八重の桜』は主演を綾瀬はるかが、脚本を山本むつみ、音楽を中島ノブユキ、テーマ音楽を坂本龍一が担当しました。 明治維新から日清・日露戦争までの日本を舞台に、男勝りな性格で、砲術に興味を持っていた山本八重(綾瀬はるか)の生涯を描いています。 主演の綾瀬はるかをはじめ、西島秀俊や長谷川博己など演技派から、綾野剛や小栗旬、斎藤工といった旬の人気俳優まで出演しています。

激動の幕末を生き抜いた会津の女性の生涯を描いたドラマ!夫は同志社を創立した人物?

幕末の時代に新政権を掲げる薩摩藩・長州藩に対し、徳川家に忠誠を誓う会津藩は新政権に反旗を翻し、後に戊辰戦争へと発展。 そんな会津藩に生まれた八重は砲術師範の家系に育ち、アメリカから渡ってきたスペンサー銃を手に新政府との過酷な戦いに巻き込まれますが、戊辰戦争に敗れた会津藩と共に「逆賊」としての扱いを受けることになってしまいます。 果敢に生き抜くも、兄である覚馬を頼り京都へと移り住むことになった八重は、当時禁止されていたアメリカへ渡航。キリスト教宣教師として帰国した新島襄と出会い、新たな志となる「学問」を知ることになるのでした。 山本八重の夫である新島襄は、後に同志社を設立。現代においてもなお同志社大学として日本の学校教育に大きく関わっています。

14位:『平清盛』波乱の平安時代を生きた平清盛を描いた大河ドラマ

2012年放送/平均視聴率:12.0%

大河ドラマ 平清盛 総集編 [Blu-ray]

2012年から放送された第51作目となる大河ドラマ『平清盛』は主演を松山ケンイチ、脚本を藤本有紀、音楽を吉松隆が担当しています。 このドラマは武士が1番活躍していた平安時代の終わりごろが舞台になっています。天下の大悪人といわれていた平清盛(松山ケンイチ)が躍動感あふれる男として先見的に描かれました。 また、主演の松山ケンイチのほかにも中井貴一、西島秀俊といった豪華俳優陣が出演してる他、岡田将生が当時最年少で語り部を務めたことで話題になりました。

意外と知らない平安の武将・平清盛の人物像に迫る!

平安の武将・平忠盛の長男として生を受けた平清盛は、忠盛の死後平家の棟梁となり乱世を生きることになります。 平安時代末期に勃発した保元の乱は平家と源氏の争いに発展し、勝利した清盛はこれを武士の力を証明する機会ととらえ、武士の時代の流れを予見しますが、結局は朝廷の実権に脆くも思いは崩れてしました。 時は流れ、大臣に昇格した清盛は平家の繁栄とともに、兼ねてより思いをはせていた海外との交易の準備を進めていました。一方で清盛の行動に不満を持つ朝廷は、そんな清盛に対し平家を排除する行動に打って出ます。 そんな中、平家と源氏の対立は深まり、世にいう「壇ノ浦の合戦」へと進むのでした。 平安の大悪人と揶揄される平清盛ですが、実際には情け深い人物だったとも言われています。

13位:『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』旬の若手俳優を起用した大河の名作

2002年放送/平均視聴率:22.1%

唐沢寿明・松嶋菜々子主演 大河ドラマ 利家とまつ 加賀百万石物語 完全版第壱集 DVD-BOX 全7枚セット【NHKスクエア限定商品】

2002年に放送された、大河ドラマ第41作です。主演の前田利家役には唐沢寿明、妻まつ役には松嶋菜々子が抜擢され、二人は本作が大河初出演となりました。 織田信長と豊臣秀吉の時代の加賀藩主で、“槍の又左衛門”と呼ばれた前田利江とその妻まつを中心に、戦国時代の様子を描いたドラマ。伊藤英明、菅原文太、加賀まりこが出演しています。 唐沢寿明と松嶋菜々子の夫婦役が、美男美女すぎると評判になりました。

戦国武将を支えた妻の愛

戦国時代の傾奇者(かぶきもの)・前田利家と妻のまつ。前田利家は槍の名手として「槍の又左衛門」の異名を持ち織田信長を崇拝する武人です。 利家は織田信長に仕えながらも、ある失敗により信長に勘当され流浪の身になります。妻のまつに支えられ手柄を立て、織田家に再び仕えた利家。信長の死後は豊臣秀吉の家来となります。 秀吉と厚い信頼で結ばれた利家、彼の出世の背景には献身的に支える妻まつの姿がありました。戦国武将の物語ではありますが、夫婦の愛を描いた物語でもあり印象的なドラマとなりました。

12位:『風林火山』武田信玄を支えた山本勘助の半生

2007年放送/平均視聴率:18.7%

内野聖陽主演 大河ドラマ 風林火山 完全版 第壱集 DVD-BOX

2007年から放送された第46作目となる大河ドラマ『風林火山』は主演を内野聖陽、原作を井上靖、脚本を大森寿美男が担当しました。 このドラマは戦国時代の甲斐国が舞台となっており、武田信玄の軍師として知られている山本勘助(内野)の生涯を描いています。 また、主演の内野聖陽をはじめ、武田信玄を市川亀治郎が演じているほかGackt、千葉真一など個性豊かな俳優陣がドラマを盛り上げています。

戦国の風雲児・山本勘助の愛ゆえの争いを描いたヒューマンドラマ

戦国の武将、武田信玄に仕えた軍司として有名な山本勘助の生涯を描いたドラマ。放浪の浪人生活の折、ミツという娘を助けたことから二人の間には子供ができますが、時の甲斐の国主であった武田信虎に殺されてしまいます。怒りに狂う勘助は、ミツの復讐を誓い武田家の内部にひそかに紛れ込むのでした。 当時武田家では国主の信虎と敵対する武田晴信との内紛もあり、仇の信虎は甲斐の国を追放されます。正式に武田家の家臣となった勘助は、孫氏の兵法を学んでいた知識を駆使し、幾多の戦でその才能を発揮することになります。 武田家への復讐心は、やがて武田家晴信が天下を取ることに変わり快進撃を続けます。晴信と勘助は信濃の村上義清を打ち破るまでに至り、ついには強敵・長野景虎と川中島で対峙することになります。

11位:『義経』独特の映像表現も話題になった大河ドラマ

2005年放送/平均視聴率:19.5%

NHK大河ドラマ 義経 完全版 第壱集 [DVD]

2005年から放送された44作目である『義経』。主演はジャニーズの滝沢秀明が務めました。 源義経を主人公として、義経の周りの家族の絆、親子愛を、政治家としての葛藤と苦悩をを交えて描いています。武蔵坊弁慶役に松平健、伊勢三郎に南原清隆、義経の母常盤御前には稲森いずみなど、豪華キャストが揃いました。 石原さとみ、小野真千子など、後にブレイクする女優陣たちの出演にも注目です。滝沢秀明目当てに、初めて大河ドラマを見始めた女性が多かったようです。

二つの世代の義経(牛若丸)を演じた神木隆之介

源義経は源義朝の妾の子でしたが、実は平治の乱で敗れた平清盛を父として育てられました。 そんな義経は、あるとき自分の本当の父親が源義明であることを知り、衝撃を受けます。青年へと成長した義経を待ち受けていたのは、父親と思っていた平清盛を敵に回すことに異を感じながらも源氏として戦うという運命でした。 源義経の幼少期の名は「牛若丸」というのはおそらく誰もが聞いたことがあるでしょう。たいそうな美少年だったと言われていますね。ドラマでは牛若丸を神木隆之介が演じましたが、2012年には同じくNHK大河ドラマ『平清盛』で再び青年になった「牛若丸」を神木隆之介が演じることになり、より一層話題を呼びました。

10位:『おんな太閤記』橋田壽賀子が大河ドラマを手がけた

1981年放送/平均視聴率:31.8%

おんな太閤記

1981年に放送された第19作目の大河ドラマ『おんな太閤記』。豊臣秀吉の正室・ねねの視点で戦国時代、江戸時代初期の様子を描いています。 『渡る世間は鬼ばかり』で有名な橋田壽賀子が原作、脚本を担当し、主演は佐久間良子、秀吉役には西田敏行、その他赤木春恵、中村雅俊などが出演しています。昭和50年代の大河ドラマの中でも視聴率は特に高く、最高視聴率は36.8%にも及びました。橋田壽賀子ならではの安定感が感じられる作品です。

秀吉の妻、女性最高位北政所に上り詰めた「ねね」が望んだ世の中は......。

戦国時代のドラマでは武将の観点から描いた作品が多い中、『おんな太閤記』は秀吉に正室「ねね」の生涯を描いた作品となっています。 木下藤吉郎(豊臣秀吉)が織田信長に仕えていた永禄3年、桶狭間の戦いに勝利し戦いで傷ついた浅野又右エ門を連れて清州城に戻った時、浅野の娘「ねね」に出会い、藤吉郎はねねに思いを告げます。 ねねに支えられながら信長の重臣になり、信長の死後も戦国の世を生き抜き、関白まで上り詰めた秀吉は、ついに天下統一を成し遂げるのでした。 秀吉を支えてきたねねでしたが秀吉の死後、世の中の平和を願い徳川家康に将来を託すのでした。

9位:『太平記』南北朝時代を舞台にした初の大河ドラマ

1991年放送/平均視聴率:26.0%

太平記

1991年に放送された第29作目の大河ドラマ『太平記』では、真田広之が主演を務めています。鎌倉時代から南北朝時代までの激動の時代を生き抜き、やがて室町幕府をひらくこととなる武士・足利尊氏を主人公に描いています。 南北朝時代を中心に描いた大河は初で、原作は『私本太平記』。尊氏の正室赤橋登子役は沢口靖子、尊氏の父・足利貞氏役は緒形拳が演じました。 主人公の足利尊氏の生き様に人間味を感じ、魅力的に感じたという声が多数あがっています。

乱世の時代に清い心を持った武将の生涯

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乱世の鎌倉時代、北条家の策略により自害に追い込まれた足利家時は源義家が天下を取ることを望み、子孫に託した文書を残しこの世を去りました。 家時の子孫・尊氏は清い心を持ち人に優しい人物でしたが、当時の鎌倉幕府の腐敗ぶりに嫌気がさし、見事鎌倉幕府を倒します。 しかし幕府を倒した尊氏を待っていたのは、討幕後の後醍醐天皇による新政権の、平等とは言い難い体制。武士たちの不満が続出し、それ受けついには天皇の命に背き天皇からも負われる身となりました。 九州に追われた尊氏でしたが、ついに後醍醐天皇を追い払い室町幕府を開き将軍となります。

8位:『おんな城主 直虎』柴咲コウがNHKドラマ初出演にして初主演を務める

2017年放送/平均視聴率:12.5%

大河ドラマ56作目『おんな城主 直虎』は、NHKドラマ初出演の柴咲コウが主演を務めた作品です。 本作は、プロデューサーに岡本幸江、音楽に菅野ようこ、脚本に森下佳子という連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013)のタッグを迎え、大河ドラマの原点である「エンターテインメント性の高いゴージャスなドラマ」への回帰を狙って制作されました。 大河ドラマのメインテーマである政治的駆け引きを軸に、直虎と幼なじみの井伊直親(三浦春馬)、小野政次(高橋一生)らの子供時代からの関係、友情や恋愛模様を絡めた作品になっています。 主人公である井伊直虎に関する史料が少なかったため、関連する他の人物や家の記録をもとに空白を埋めるかたちで描かれました。

直虎が領主となった複雑な経緯とは

遠江の井伊家当主、直盛の子供は一人娘のおとわ(のちの直虎)のみ。そこで、分家の亀之丞(のちの直親)を跡継ぎとするため、幼い頃からおとわの許婚としました。 しかし、主家である今川家から謀反の疑いをかけられ、亀之丞の父・直満が誅殺されてしまいます。亀之丞も信州へ逃れ、おとわは他の者と結婚できなくするために出家。しかし10年後、亀之丞が帰ってきます。 元服し「直親」となった亀之丞は、井伊家を継ぐため一族の娘・しのと結婚。しかしその後、直親は今川家に暗殺されてしまいました。 井伊家に残された男は、2歳になる直親の息子・虎松のみ。彼が成長するまでの間、誰が井伊家を継ぐのかが問題になります。 そこで、出家して「次郎法師」という男の名を名乗っていたおとわに白羽の矢が立ったのです。

7位:『軍師官兵衛』天才軍師、黒田官兵衛の活躍を描いた大河ドラマ

2014年放送/平均視聴率:15.8%

大河ドラマ 軍師官兵衛 オリジナル・サウンドトラック Vol.1

2014年から放送された第53作目となる大河ドラマ『軍師官兵衛』は主演を岡田准一、脚本を前川洋一、音楽を菅野祐悟が担当しています。 このドラマは戦国時代、秀吉の次に天下を取るのではないかと言われていた天才軍師・黒田官兵衛が主人公となっており、その生涯を描きました。 また、主演の岡田准一をはじめ中谷美紀、江口洋介、柴田恭兵ら演技力に定評のある俳優・女優が多く出演しているほか高畑充希、二階堂ふみなど人気の高い若手女優も出演しています。

官兵衛が最後に下した決断とは?

天才軍師と言われた黒田官兵衛は、天下人織田信長、豊臣秀吉、徳川家康それぞれ深い関わりを持って戦国の世を駆け抜けた人物です。 そん官兵衛の生涯を描いた『軍師官兵衛』は、官兵衛の幼少期から晩年まで、息子の黒田長政に実権を譲りつつも生涯最後まで天下人となることを目論んでいた壮大な生涯を50話に及び綴った長編ドラマとなりました。 天下分け目の戦いと言われる「関ヶ原の合戦」では、東軍・西軍(息子の長政は東軍)どちらにも付かないそぶりを見せながら、身を置いた九州を制圧するために準備を整える官兵衛でしたが......。

6位:『新撰組!』三谷幸喜の脚本が大きなブームを生む

2004年放送/平均視聴率:17.4%

新選組!

香取慎吾主演で話題となった、2004年放送のドラマ『新選組!』。脚本は三谷幸喜が担当し、今までの大河ドラマとは一味違う、既存の歴史小説を原作としないオリジナル作品として製作されました。 香取慎吾演じる近藤勇を主人公に、京都の警備組織である新撰組の仲間たちの生き様を描いています。共演者には山本耕史、オダギリジョー、藤原竜也、中村勘太郎、堺雅人など、主役級の俳優陣たちが勢揃いしました。 三谷幸喜の大河に対する想いが詰まった作品で、新鮮さが魅力となり、視聴者の心をつかみました。

このドラマでブレイク?ドラマ『半沢直樹』に主演した堺雅人

江戸時代後期、京都の街の警備にあたる新選組を率いる近藤勇と土方歳三、浪士の取り締まりに大きな成果を上げていた最中、新選組は長州藩の桂小五郎が料亭に潜伏しているとの情報を聞きつけ他の組員と急襲するも、肝心の桂小五郎には逃げられてしまいます。 そんな噂を耳にしたのは坂本龍馬、実はその近藤勇・土方歳三とは10年前に知り合った旧知の仲でしたが現在は薩長同盟と新選組と敵対する関係となっていました。 後に起きる「池田屋事件」で再会するとは思いもよらない3人でした。 オリジナルストーリーで製作されたこの『新選組!』は、登場人物それぞれの人生や生涯を描く青春ドラマとも言えます。主演の香取慎吾の他、のちにドラマ『半沢直樹』でスターとなった堺雅人(山南敬助役)がブレイクした作品でもあります。

5位:『真田丸』2度目となる三谷幸喜脚本のオリジナル作品

2016年放送/平均視聴率16.6%

2016年に放送された第55作となる『真田丸』は、主演を堺雅人、脚本を三谷幸喜、音楽を服部隆之が担当しました。 戦国時代の後期を舞台に、知略と武勇を武器に豊臣秀吉の下で活躍した真田信繁(後の真田幸村)の半生を描いた物語で、大河ドラマとしては初の真田幸村を題材とした作品となりました。 主人公・真田信繁を堺雅人が演じ、信繁の父・昌幸を草刈正雄、兄・信之を大泉洋が演じています。その他長澤まさみや木村佳乃、吉田鋼太郎、小日向文世など実力派が脇を固めました。

三谷幸喜が描いた真田幸村の最期とは

後に真田幸村という名と共に日本一の兵(つわもの)と評された真田信繁。当初は父・昌幸いわく元々は勘に頼りすぎる性格であった為、度々失敗を繰り返していました。 しかし上杉家の当主・景勝に気に入られ上洛に随行したり、大坂で豊臣秀吉や茶々に気に入られ豊臣家の馬廻として仕えていくたびに成長。北条方の板部岡江雪斎や本多正信、徳川家康にも認められるようになります。 上田城では徳川軍を大敗に追い込んだ事でも知られる幸村ですが、ドラマではその後九度山に流罪となり十数年後大坂城へ入城。 大坂夏の陣では不利な情勢ながらも、家康目前まで攻め込むという、後世に語り継がれるほどの見事な戦いぶりを魅せました。しかし最後の最後で好機に恵まれず、自害によってその生涯を終えたと描かれています。

4位:『秀吉』その後も秀吉役での出演が多い竹中直人が主演

1996年放送/平均視聴率:30.5%

竹中直人主演 大河ドラマ 秀吉 総集編 全2枚セット【NHKスクエア限定商品】

1996年に放送された第35作目の作品『秀吉』。原作は堺屋太一、脚本は竹山洋が担当しました。主演は竹中直人、織田信長役には渡哲也、北政所役には沢口靖子など、大物俳優が勢揃いしています。 百姓の子として生まれた秀吉は、松下家に仕えていました。しかし仕事の最中にお金を盗まれ、故郷に戻ることに。その時明智光秀に出会い、武士になる夢を抱くようになります。やがて織田信長のもとに仕え、頭角を現していくのです。 初登場シーンから竹中直人の秀吉は、鮮烈な印象を与え、コミカルながらも迫力のあるエネルギーを感じさせられる作品となり、注目を浴びました。

日吉(後の豊臣秀吉)のサクセスストーリー

豊臣秀吉の生まれは、武人とは程遠い百姓の家、名は日吉(豊臣秀吉)といいました。ある武家に仕えていた時買い物を仰せつかった日吉は、途中で金を盗まれ途方にくれますが、そんな日吉に声を掛けたのが明智光秀でした。 光秀に影響され日吉は武士になることを決意し、やがて織田信長に仕えることに成功。持ち前の行動力と知恵で出世することになります。 一方、光秀も信長にその才能を見込まれ家臣として迎えられたのでした。 かくして同じく織田信長に仕えることになった日吉と光秀の二人はライバルとなり、出世を争うことになります。

3位:『篤姫』宮崎あおいは史上最年少の大河主演となった

2008年放送/平均視聴率:24.5%

「篤姫」オリジナルサウンドトラック

2008年に宮崎あおい主演で話題となった第47作目の大河ドラマ『篤姫』は、平成20年度の文化庁芸術作品となりました。原作は宮尾登美子の『天璋院篤姫』です。 舞台は江戸時代末期の鎖国時代の日本。徳川家定の正室である篤姫を中心に夫婦の日常や、家族の大切さなど、感動的要素を多く詰め込むことに成功したドラマであり、女性の視聴者も多数獲得しました。 平和を思い続ける篤姫を演じる宮﨑あおいの可愛らしさが人気となり、家定役の堺雅人の名演技も話題となりました。

幕末を力強く生きた女性の信念

幕末に女性がどの様な生き方をしていたのか?この篤姫を見るとその姿が目に浮かんでくるようです。 篤姫(天璋院)は鹿児島で生を受け薩摩藩主の養女として迎えられ、江戸へ向かいますが、これには徳川慶喜を時期将軍に推す目論見がありました。右大臣・近衛忠煕の養女として身分の低かった篤姫は、家定の正室として大奥へ迎え入れられます。 大奥では跡目問題や将軍の死去など争いが絶えませんが、篤姫は大奥の女性たちを守り平和を願いながら、時には皇室出身の奥方にも立ち向かい将軍にさえも自らの信念を貫きます。 大政奉還による江戸城の無血開城で徳川家の救済を申し出る篤姫は、大奥無き後も最後まで大奥の者の就職や縁組などに私財を投げうって奔走し続けるのでした。

2位:『独眼竜政宗』ファン人気の高い大河ドラマ

1987年放送/平均視聴率:39.7%

NHK大河ドラマ 独眼竜政宗 完全版 第五巻 [DVD]

1987年に渡辺謙主演で放送された『独眼竜政宗』。平均視聴率は39.7%、最高視聴率は47.7%を記録し、 NHKの行ったアンケート結果では最も好きな大河ドラマに選ばれています。 野心家伊達政宗を中心に、一人一人に人間像を細かく描写し、ホームドラマ風にしたことで、大河ファン以外の視聴者の心まで掴むことができました。北大路欣也、岩下志麻、桜田淳子など、日本を代表する俳優陣が勢揃いしています。

戦国の世に翻弄された若き武将の苦悩と生きざまを描いた漢の物語

戦国時代の若き武将「伊達政宗」は、秀でた知性と勇猛果敢な気性で、他の武将を震え上がらせるほどの存在でした。幼いころ天然痘にかかり、命は助かったものの右目を失います。そんなコンプレックスが彼の人格形成に大きな影響を及ぼしました。 かの豊臣秀吉は政宗の前に壁として立ちはだかり、再三政宗を窮地に追いやりますが、晩年には「お前のような倅がいれば」と、政宗を息子のように思っていたという本音を漏らすこともありました。 家督を相続したのち、急速に勢力を拡大した伊達政宗の波乱な人生を描きました。

1位:『龍馬伝』福山雅治の坂本龍馬がハマり役となった大河ドラマ

2010年放送/平均視聴率:18.7%

龍馬伝 福山雅治

堂々の第1位は、2010年に放送された第49作目、福山雅治主演の『龍馬伝』です。脚本は福田靖、演出は大友啓史、音楽は佐藤直樹が担当しました。 土佐藩郷士、坂本八平の次男として育った坂本龍馬の幼少期から、青春時代の怒濤の人生を描いた作品です。龍馬の故郷である高知県は、放送後には観光客が増えるなど、社会現象となりました。 香川照之、佐藤健、伊勢谷友介、広末涼子、真木ようこ、大森南朋など、豪華俳優陣が揃い、見どころ満載です。間違いなく最高傑作と言えるでしょう。

日本一有名な幕末維新の重要人物・坂本龍馬の生涯

幕末から明治にかけて活躍した坂本龍馬の生涯を描いた本作。土佐が生んだ屈指の経済人、岩崎弥太郎の視点で語られています。 気の弱い少年だった龍馬が、剣術修行を経て脱藩。そして勝海舟との出会いから、海軍創設への奔走を描き、維新志士として日本を「洗濯」すると心に誓った龍馬の激動の33年を描きました。 仲間のため、国のために日本中を駆け巡る龍馬を福山雅治が演じ、福山の硬派なイメージと役柄が見事に合いました。脚本力だけでなく、はまり役だった役者たちの演技も評価された作品です。

製作年・視聴率に関わらず良作ぞろいの大河ドラマ!

製作年・視聴率を超えた、大河ドラマ本当の名作ランキングを紹介しました。懐かしい作品、興味を持った作品はあったでしょうか。 歴史上の人物を主人公とするNHK大河ドラマは、完全にノンフィクションではないものの、日本の歴史やその背景にある政治的駆け引き、人間ドラマなどを興味深く見せてくれます。 また、豪華キャストはもちろん、大河への出演をきっかけにブレイクした俳優も多数。 今後も多くの名作を生み出してくれるであろうNHKの大河ドラマに注目したいですね。

2019年大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にも注目!

東京オリンピックを翌年に控えた2019年の大河ドラマは、1964年の東京オリンピックを題材とした『いだてん〜東京オリムピック噺〜』です。 大人気脚本家・宮藤官九郎が手がける本作は、中村勘九郎演じる“オリンピックに初参加した男”金栗四三と、阿部サダヲ演じる“オリンピックを呼んだ男”田畑政治のダブル主人公の作品。 さらに、ビートたけし演じる“落語の神様”古今亭志ん生がナレーションを務め、その波乱万丈な人生も織り交ぜられていきます。