2021年6月2日更新

NHK大河ドラマ歴代人気ランキングTOP20【2021年最新版】時代ごとの視聴率一覧も

大河ドラマランキング サムネイル

数々の名作が揃うNHK大河ドラマ、あなたのお気に入りはありますか?視聴率だけにとらわれず本当の名作を見つけるべく、アンケートで人気ランキングを作りました。その歴代TOP20にランクインした作品をまとめて紹介していきます!

NHK歴代大河ドラマの最高傑作は果たして?名作ランキングTOP20

1963年からNHKが制作・放送し、長い歴史を持つ大河ドラマシリーズ。これまでさまざまな歴史上の人物の生涯を描き、数多くの名作が生まれてきました。また豪華俳優陣の出演や、大河ドラマへの出演からブレイクした俳優、高い視聴率などで注目を集めた作品もあります。 今回は300人にアンケートを実施し、大河ドラマの名作ランキングを作成しました! はたして最も人気のある作品は?史実の解説付きで紹介していきます。

どの時代が人気?人気作品と視聴率一覧

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歴代大河ドラマ一覧【21世紀編】はこちら

20位:【11票】『おんな太閤記』(1981年)

橋田壽賀子による脚本で話題に

1981年に放送された第19作目の大河ドラマ『おんな太閤記』。豊臣秀吉の正室・ねねの視点で戦国時代、江戸時代初期の様子を描いています。 『渡る世間は鬼ばかり』で有名な橋田壽賀子が原作、脚本を担当し、主演は佐久間良子、秀吉役には西田敏行、その他赤木春恵、中村雅俊などが出演しています。 昭和50年代の大河ドラマの中でも視聴率は特に高く、最高視聴率は36.8%にも及びました。橋田壽賀子ならではの安定感が感じられる作品です。

秀吉の妻、女性最高位北政所に上り詰めた「ねね」が望んだ世の中は……

戦国時代のドラマでは武将の観点から描いた作品が多い中、『おんな太閤記』は秀吉の正室「ねね」の生涯を描いた作品となっています。 木下藤吉郎(豊臣秀吉)が織田信長に仕えていた永禄3年、桶狭間の戦いに勝利し戦いで傷ついた浅野又右エ門を連れて清州城に戻った時、浅野の娘「ねね」に出会い、藤吉郎はねねに思いを告げます。 ねねに支えられながら信長の重臣になり、信長の死後も戦国の世を生き抜いて関白まで上り詰めた秀吉は、ついに天下統一を成し遂げるのでした。 秀吉を支えてきたねねでしたが秀吉の死後、世の中の平和を願い徳川家康に将来を託すのでした。

19位:【12票】『麒麟がくる』(2020年)

放送休止を経て年をまたいで全44回放送

長谷川博己がのちに本能寺の変を起こすことになる武将・明智光秀を演じた『麒麟がくる』。大河ドラマ『太平記』(1991年)などでも知られる池端俊策が脚本を担当しました。 もともと2020年に開催予定だった東京オリンピックの関係で、通常よりも短い全44回で放送する予定だった本作。しかしキャストの交代による再撮影、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による撮影および放送の中断など、さまざまなトラブルに見舞われました。 それでも年をまたいで予定通り全44回を放送。高い視聴率を獲得し、2016年の『真田丸』以来4年ぶりの平均視聴率14%台を記録しています。

本能寺の変を起こした明智光秀を通して描かれる戦国時代

明智光秀について、史料がほとんど残されていない20代から描いた『麒麟がくる』。 武士としては身分の低い美濃の牢人として生まれた光秀は、その才覚を斎藤道三に見出され、家臣として重用されるように。しかし道三が息子・義龍に討たれたことで美濃を追われた光秀は、のちの主君・織田信長に出会い、その運命が変わりはじめます。 生年さえ不明の謎めいた明智光秀にスポットを当て、その生涯を中心に戦国武将たちの運命の行く末を描きました。

18位:【13票】『平清盛』(2012年)

波乱の平安時代を生きた平清盛を描く

2012年から放送された第51作目となる大河ドラマ『平清盛』は主演を松山ケンイチ、脚本を藤本有紀、音楽を吉松隆が担当しています。 このドラマは武士が1番活躍していた平安時代の終わりごろが舞台になっています。天下の大悪人といわれていた平清盛(松山ケンイチ)が躍動感あふれる男として先見的に描かれました。 また主演の松山ケンイチのほかにも中井貴一、西島秀俊といった豪華俳優陣が出演してる他、岡田将生が当時最年少で語り部を務めたことで話題になりました。

意外と知らない平安の武将・平清盛の人物像に迫る!

平安の武将・平忠盛の長男として生を受けた平清盛は、忠盛の死後平家の棟梁となり乱世を生きることになります。 平安時代末期に勃発した保元の乱は平家と源氏の争いに発展し、勝利した清盛はこれを武士の力を証明する機会ととらえ、武士の時代の流れを予見しますが、結局は朝廷の実権に脆くも思いは崩れてしまいました。 時は流れ、大臣に昇格した清盛は平家の繁栄とともに、かねてより思いをはせていた海外との交易の準備を進めていました。一方で清盛の行動に不満を持つ朝廷は、そんな清盛に対し平家を排除する行動に打って出ます。 そんな中、平家と源氏の対立は深まり、世にいう「壇ノ浦の合戦」へと進むのでした。 平安の大悪人と揶揄される平清盛ですが、実際には情け深い人物だったとも言われています。

17位:【15票】『翔ぶが如く』(1990年)

司馬遼太郎原作、大河ドラマ初の2部構成作品

司馬遼太郎の同名小説を原作に、西郷隆盛役に西田敏行、大久保利通役に鹿賀丈史の2人をW主演として迎えた『翔ぶが如く』。「幕末編」と「明治編」に分かれ、大河ドラマ初の2部構成作品でもあります。 原作では描かれていなかった主人公2人の青年期は、同じく幕末維新を描いた司馬の『竜馬がゆく』や『最後の将軍』などをもとに、脚本家の小山内美江子がオリジナルストーリーとして執筆しました。 西郷隆盛を演じた西田敏行は、肖像画の西郷に近づこうと、クランクイン前から体重を増やして撮影にのぞんだそうです。

幕末から明治を駆け抜けた薩摩藩士たちの友情

薩摩国鹿児島城下で兄弟のように育った西郷隆盛と大久保利通。彼らはともに島津斉彬の庇護の下で頭角を現し、あるときは助けあり、あるときは違ったやり方で薩摩藩を動かしていき、やがて2人は明治維新の偉業を成し遂げることになります。 そろって新政府に参加した西郷と大久保でしたが、2人は次第にイデオロギーの面で遠ざかっていきます。ついに「征韓論」で衝突した2人は袂を分かち、時代のうねりは彼らを維新後最大の内乱・戊辰戦争へと駆り立てていくのでした。

16位:【18票】『天地人』(2009年)

関ヶ原の戦いに敗れた側の武将を描く初の大河ドラマ

火坂雅志の同名小説を原作に、2007年の朝ドラ『どんど晴れ』の小松江里子が脚本を手掛けた『天地人』。妻夫木聡を主演に迎えるなど、若手俳優の起用を積極的に行った点でも注目されました。 上杉家の家臣・直江兼続を単独主人公とした初の映像作品で、大河ドラマでは初めて「関ヶ原の戦い」に破れた側の武将を主人公にした作品でもあります。 また少年時代の兼続(与六)を演じた加藤清史郎は高い人気を獲得。その後、兼続の息子・竹松役で再登場したことも話題になりました。

戦乱の世に「義」と「愛」を貫いた直江兼続

幼少時から上杉景勝に小姓として仕えた直江兼続は、上杉謙信から「義」の精神を教えられ、その志を受け継ぐ唯一無二の弟子となります。しかし謙信の死後、一枚岩だった上杉家は跡継ぎ争いから分裂。 兼続はそれでも「義」と「愛」をかけた戦いに挑み、親友・石田三成とともに徳川家康と対立。その後、関ヶ原の戦いでの敗北を経ながらも、景勝を家臣として生涯支えつづけたのでした。

15位:【20票】『風林火山』(2007年)

武田信玄を支えた山本勘助の半生

2007年から放送された第46作目となる大河ドラマ『風林火山』は主演を内野聖陽、原作を井上靖、脚本を大森寿美男が担当しました。 このドラマは戦国時代の甲斐国が舞台となっており、武田信玄の軍師として知られている山本勘助(内野)の生涯を描いています。 主演の内野聖陽をはじめ、武田信玄を市川亀治郎(現・市川猿之助)が演じているほかGackt、千葉真一など個性豊かな俳優陣がドラマを盛り上げました。

戦国の風雲児・山本勘助の愛ゆえの争いを描いたヒューマンドラマ

戦国の武将、武田信玄に仕えた軍司として有名な山本勘助の生涯を描いたドラマ。放浪の浪人生活の折、ミツという娘を助けたことから2人の間には子供ができますが、時の甲斐の国主であった武田信虎に殺されてしまいます。 怒りに狂う勘助は、ミツの復讐を誓い武田家の内部にひそかに紛れ込むのでした。 当時武田家では国主の信虎と敵対する武田晴信との内紛もあり、仇の信虎は甲斐の国を追放されます。正式に武田家の家臣となった勘助は、孫子の兵法を学んでいた知識を駆使して幾多の戦でその才能を発揮していくのでした。 武田家への復讐心はやがて武田家晴信の天下統一を助ける心意気に変わり、武田軍は快進撃を続けます。晴信と勘助は信濃の村上義清を打ち破るまでに至り、ついには強敵・長野景虎と川中島で対峙することになりました。

14位:【20票】『秀吉』(1996年)

その後も秀吉役での出演が多い竹中直人が主演

1996年に放送された第35作目の作品『秀吉』。原作は堺屋太一、脚本は竹山洋が担当しました。主演は竹中直人、織田信長役には渡哲也、北政所役には沢口靖子など、大物俳優が勢揃いしています。 百姓の子として生まれた秀吉は、松下家に仕えていました。しかし仕事の最中にお金を盗まれ、故郷に戻ることに。その時明智光秀に出会い、武士になる夢を抱くようになります。やがて織田信長に仕え頭角を現していくのです。 竹中直人の秀吉は初登場シーンから鮮烈な印象を与え、コミカルながらも迫力のあるエネルギーを感じさせられる作風は注目を浴びました。

日吉(後の豊臣秀吉)のサクセスストーリー

豊臣秀吉の生まれは武人とは程遠い百姓の家、名は日吉といいました。ある武家に仕えていた時買い物を仰せつかった日吉は、途中で金を盗まれ途方にくれますが、そんな日吉に声を掛けたのが明智光秀でした。 光秀に影響され日吉は武士になることを決意し、やがて織田信長に仕えることに成功。持ち前の行動力と知恵で出世することになります。 一方、光秀も信長にその才能を見込まれ家臣として迎えられたのでした。 かくして同じく織田信長に仕えることになった日吉と光秀の2人はライバルとなり、出世を争うことになります。

13位:【22票】『義経』(2005年)

独特の映像表現も話題に

2005年から放送された44作目である『義経』。主演はジャニーズの滝沢秀明が務めました。 源義経を主人公として、彼の家族の絆、親子愛を、政治家としての葛藤と苦悩を交えて描いています。武蔵坊弁慶役に松平健、伊勢三郎に南原清隆、義経の母常盤御前には稲森いずみなど、豪華キャストが揃いました。 石原さとみ、小野真千子など、後にブレイクする女優陣たちの出演にも注目です。滝沢秀明目当てに初めて大河ドラマを見始めた女性も多かったとか。

2つの作品で違った世代の義経(牛若丸)を演じた神木隆之介

源義経は源義朝の妾の子でしたが、実は平治の乱で敗れた平清盛を父として育てられました。 そんな義経は、あるとき自分の本当の父親が源義明であることを知り、衝撃を受けます。青年へと成長した義経を待ち受けていたのは、父親と思っていた平清盛を敵に回すことに異を感じながらも源氏として戦うという運命でした。 たいそうな美少年だった評判の、源義経の幼少期・牛若丸を今作では神木隆之介が演じています。そして2012年には同じくNHK大河ドラマ『平清盛』で再び青年になった「牛若丸」を神木隆之介が演じ注目を集めることになりました。

12位:【23票】『いだてん 〜東京オリムピック噺〜』(2019年)

2020年のオリンピック開催に合わせて、これまでの東京五輪の知られざる歴史を描く

東京オリンピックを翌年に控えた2019年に放送された大河ドラマは、第二次世界大戦のため幻となった1940年の東京オリンピックと、1964年に開催された東京オリンピックを題材とした『いだてん〜東京オリムピック噺〜』です。 大人気脚本家・宮藤官九郎が手がける本作は、中村勘九郎演じる「日本で初めてオリンピックに参加した男」金栗四三と、阿部サダヲ演じる「オリンピックを日本に呼んだ男」田畑政治が主人公の2部構成作品となりました。

明治から昭和にかけて描かれるオリンピックをめぐる群像劇

第1部のはじまりは1909年。柔道の創始者・嘉納治五郎は、日本初のオリンピック選手派遣に向けて悪戦苦闘の末、選手選考会を開催します。 そこで東京高等師範学校の学生・金栗四三はオリンピック出場権を勝ち取りました。1912年、四三はほかの選手とともにストックホルムで行われるオリンピックに向かいますが、数々のトラブルに見舞われ……。 第2部は1924年のパリオリンピック予選会からはじまり、東京にオリンピックを招致しようと奔走する新聞記者の田畑政治が主人公。奮闘する田畑と政治利用されていくオリンピック、戦争による開催延期など、明治から昭和にかけて、オリンピックをめぐる人々の群像劇となっています。

11位:【23票】『おんな城主 直虎』(2017年)

柴咲コウがNHKドラマ初出演にして初主演を務める

大河ドラマ56作目『おんな城主 直虎』は、NHKドラマ初出演の柴咲コウが主演を務めた作品です。 本作は、プロデューサーに岡本幸江、音楽に菅野ようこ、脚本に森下佳子という連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年)のタッグを迎え、大河ドラマの原点である「エンターテインメント性の高いゴージャスなドラマ」への回帰を狙って制作されました。 大河ドラマのメインテーマである政治的駆け引きを軸に、直虎と幼なじみの井伊直親(三浦春馬)、小野政次(高橋一生)らの子供時代からの関係、友情や恋愛模様を絡めた作品になっています。 主人公である井伊直虎に関する史料が少なかったため、関連する他の人物や家の記録をもとに空白を埋めるかたちで描かれました。

直虎が領主となった複雑な経緯とは

遠江の井伊家当主、直盛の子供は一人娘のおとわ(のちの直虎)のみ。そこで分家の亀之丞(のちの直親)を跡継ぎとするため、幼い頃におとわの許婚としました。 しかし主家である今川家から謀反の疑いをかけられ、亀之丞の父・直満が誅殺されてしまいます。亀之丞も信州へ逃れ、おとわは他の者と結婚させられないように出家。しかし10年後、亀之丞が帰ってきます。 元服し「直親」となった亀之丞は、井伊家を継ぐため一族の娘・しのと結婚。しかしその後、直親は今川家に暗殺されてしまいました。 井伊家に残された男は、2歳になる直親の息子・虎松のみ。彼が成長するまでの間、誰が井伊家を継ぐのかが問題になります。 そこで出家して「次郎法師」という男の名を名乗っていたおとわに白羽の矢が立ったのです。

10位:【26票】『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)

上野樹里主演、戦国の世に翻弄された女たちを描く

2008年の大河ドラマ『篤姫』の脚本を手掛けた田渕久美子が、自らの書き下ろし小説を主人公に脚本を担当した『江〜姫たちの戦国〜』。室町時代末期から江戸時代初期を舞台に、江戸幕府第2代将軍・徳川秀忠の正室・江(ごう)を主人公とした物語です。 主演を務めたのは大河ドラマ初出演の上野樹里。江の1番上の姉である茶々を宮沢りえが、2番目の姉である初を水川あさみが演じました。

戦乱に翻弄されながらも家族の絆を育む女性たち

織田信長の妹・市を母に持つ浅井家の3姉妹。末っ子に生まれた江は、のちに徳川第2代将軍・秀忠の正室に。娘は天皇に嫁ぎ、息子は第3代将軍となりますが、そこにたどり着くまでには、波乱の人生がありました。 父母の死、3度の結婚、さらに姉・茶々と天下を争う敵味方になってしまうなど、多くの困難にぶつかっていきます。そして彼女は天下太平を願い、江戸城に大奥を作り上げることになるのです。

9位:【27票】『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002年)

旬の若手俳優を起用した名作

2002年に放送された、大河ドラマ第41作です。主演の前田利家役には唐沢寿明、妻まつ役には松嶋菜々子が抜擢され、2人とも本作が大河初出演でした。 織田信長と豊臣秀吉の時代の加賀藩主で、“槍の又左衛門”と呼ばれた前田利江とその妻まつを中心に、戦国時代の様子を描いたドラマ。伊藤英明、菅原文太、加賀まりこが出演しています。 唐沢寿明と松嶋菜々子の夫婦役が美男美女すぎると評判になりました。

戦国武将を支えた妻の愛

戦国時代の傾奇者(かぶきもの)・前田利家と妻のまつ。前田利家は槍の名手として「槍の又左衛門」の異名を持ち織田信長を崇拝する武人です。 利家は織田信長に仕えながらも、ある失敗により信長に勘当され流浪の身になります。妻のまつに支えられ手柄を立て、織田家に再び仕えた利家。信長の死後は豊臣秀吉の家来となります。 秀吉と厚い信頼で結ばれた利家、彼の出世の背景には献身的に支える妻まつの姿がありました。戦国武将の物語ではありますが、夫婦の愛を描いた物語でもあり印象的なドラマとなりました。

8位:【33票】『八重の桜』(2013年)

幕末から昭和まで激動の時代を強く生き抜いた女性

2013年から放送された第52作目となる大河ドラマ『八重の桜』は主演を綾瀬はるかが、脚本を山本むつみ、音楽を中島ノブユキ、テーマ音楽を坂本龍一が担当しました。 明治維新から日清・日露戦争までの日本を舞台に、男勝りな性格で、砲術に興味を持っていた山本八重(綾瀬はるか)の生涯を描いています。 主演の綾瀬はるかをはじめ、西島秀俊や長谷川博己など演技派から、綾野剛や小栗旬、斎藤工といった旬の人気俳優まで出演しています。

激動の幕末を生き抜いた会津の女性の生涯を描いたドラマ!夫は同志社を創立した人物?

幕末の時代に新政権を掲げる薩摩藩・長州藩に対し、徳川家に忠誠を誓う会津藩は新政権に反旗を翻し、後に戊辰戦争へと発展。 そんな会津藩に生まれた八重は砲術師範の家系に育ち、アメリカから渡ってきたスペンサー銃を手に新政府との過酷な戦いに巻き込まれますが、戊辰戦争に敗れた会津藩と共に「逆賊」としての扱いを受けることになってしまいます。 果敢に生き抜くも、兄である覚馬を頼り京都へと移り住むことになった八重は、当時禁止されていたアメリカへ渡航。キリスト教宣教師として帰国した新島襄と出会い、新たな志となる「学問」を知ることになるのでした。 山本八重の夫である新島襄は、後に同志社を設立。現代においてもなお同志社大学として日本の学校教育に大きく関わっています。

7位:【39票】『軍師官兵衛』(2014年)

天才軍師、黒田官兵衛の活躍を描く

2014年から放送された第53作目となる大河ドラマ『軍師官兵衛』は主演を岡田准一、脚本を前川洋一、音楽を菅野祐悟が担当しています。 このドラマは戦国時代、秀吉の次に天下を取るのではないかと言われていた天才軍師・黒田官兵衛が主人公となっており、その生涯を描きました。 また主演の岡田准一をはじめ中谷美紀、江口洋介、柴田恭兵ら演技力に定評のある俳優・女優が多く出演しているほか高畑充希、二階堂ふみなど人気の高い若手女優も出演しています。

官兵衛が最後に下した決断とは?

天才軍師と言われた黒田官兵衛は、天下人織田信長、豊臣秀吉、徳川家康それぞれ深い関わりを持って戦国の世を駆け抜けた人物です。 本作は官兵衛の幼少期から晩年まで、息子の黒田長政に実権を譲りつつも生涯最後まで天下人となることを目論んでいた壮大な生涯を綴った長編ドラマとなりました。 天下分け目の戦いと言われる「関ヶ原の合戦」では、東軍・西軍(息子の長政は東軍)どちらにも付かないそぶりを見せながら、身を置いた九州を制圧するために準備を整える官兵衛でしたが……。

6位:【40票】『独眼竜政宗』(1987年)

大河ドラマファンから人気が高い作品

1987年に渡辺謙主演で放送された『独眼竜政宗』。平均視聴率は39.7%、最高視聴率は47.7%を記録し、 NHKの行ったアンケート結果では最も好きな大河ドラマに選ばれています。 野心家伊達政宗を中心にそれぞれの人間像を細かく描写してホームドラマ風にしたことで、大河ファン以外の視聴者の心まで掴むことができました。北大路欣也、岩下志麻、桜田淳子など、日本を代表する俳優陣が勢揃いしています。

戦国の世に翻弄された若き武将の苦悩と生きざまを描いた漢の物語

戦国時代の若き武将・伊達政宗は、秀でた知性と勇猛果敢な気性で、他の武将を震え上がらせるほどの存在でした。幼いころ天然痘にかかり、命は助かったものの右目を失います。そんなコンプレックスが彼の人格形成に大きな影響を及ぼしました。 豊臣秀吉は政宗の前に壁として立ちはだかり再三政宗を窮地に追いやりますが、晩年には「お前のような倅がいれば」と、政宗を息子のように思っていたという本音を漏らすこともありました。 家督を相続したのち、急速に勢力を拡大した伊達政宗の波乱万丈な人生を描いています。

5位:【46票】『西郷どん』(2018年)

平成最後の大河ドラマは言わずと知れた幕末の豪傑・西郷隆盛

林真理子の小説『西郷どん!』を原作に、朝ドラ『花子とアン』(2014年)などを手掛けた中園ミホが脚本を担当した本作は、平成の間に放送が終了した最後の大河ドラマとなりました。 役に合わせて徹底した肉体改造を行うことで知られる鈴木亮平を主演に迎え、勇気と実行力で時代を切り開いたリーダーとしての西郷隆盛が描かれました。 語りを担当したのは、『翔ぶが如く』で西郷隆盛を演じた西田敏行です。

愛嬌あふれる男が揺るぎない「革命家」に成長する

貧しい下級武士の家に育った西郷隆盛。彼は早くに両親を亡くし、家計のために役人の補佐として働きますが、困っている人を見ると放っておけず、自分の弁当まで与えてしまう始末。家族は呆れ返りますが、西郷は気にもとめませんでした。 そんな愚直な彼に目を留めたのは、カリスマ薩摩藩士の島津斉彬。「民の幸せこそが国を富ませ強くする」という島津の主張に心酔した西郷は、彼の密命を担い京へ江戸へと奔走するうち、薩摩のキーパーソンになっていきます。

4位:【67票】『篤姫』(2008年)

宮崎あおいが史上最年少で大河主演

2008年に宮崎あおい主演で話題となった第47作目の大河ドラマ『篤姫』は、平成20年度の文化庁芸術作品となりました。原作は宮尾登美子の『天璋院篤姫』です。 舞台は江戸時代末期の鎖国時代の日本。徳川家定の正室である篤姫を中心に夫婦の日常や、家族の大切さなど、感動的要素を多く詰め込むことに成功したドラマであり、女性の視聴者も多数獲得しました。 平和を思い続ける篤姫を演じる宮﨑あおいの可愛らしさが人気となり、家定役の堺雅人の名演技も話題となりました。

幕末を力強く生きた女性の信念

幕末に女性がどの様な生き方をしていたのか?この篤姫を見るとその姿が目に浮かんでくるようです。 篤姫(天璋院)は鹿児島で生を受け薩摩藩主の養女として迎えられ、江戸へ向かいますが、これには徳川慶喜を時期将軍に推す目論見がありました。右大臣・近衛忠煕の養女として身分の低かった篤姫は、家定の正室として大奥へ迎え入れられます。 大奥では跡目問題や将軍の死去など争いが絶えませんが、篤姫は大奥の女性たちを守り平和を願いながら、時には皇室出身の奥方にも立ち向かい将軍にさえも自らの信念を貫きます。 大政奉還による江戸城の無血開城で徳川家の救済を申し出る篤姫は、大奥無き後も最後まで大奥の者の就職や縁組などに私財を投げうって奔走し続けるのでした。

3位:【70票】『真田丸』(2016年)

三谷幸喜による2度目のオリジナル脚本

2016年に放送された第55作となる『真田丸』は主演を堺雅人、脚本を三谷幸喜、音楽を服部隆之が担当しました。 戦国時代の後期を舞台に、知略と武勇を武器に豊臣秀吉の下で活躍した真田信繁(後の真田幸村)の半生を描いた物語である本作。 主人公・真田信繁を堺雅人が演じ、信繁の父・昌幸を草刈正雄、兄・信之を大泉洋が演じています。その他長澤まさみや木村佳乃、吉田鋼太郎、小日向文世など実力派が脇を固めました。

三谷幸喜が描いた真田幸村の最期とは

後に真田幸村という名と共に日本一の兵(つわもの)と評された真田信繁。当初は父・昌幸いわく元々は勘に頼りすぎる性格であった為、度々失敗を繰り返していました。 しかし上杉家の当主・景勝に気に入られ上洛に随行したり、大坂で豊臣秀吉や茶々に気に入られ豊臣家の馬廻として仕えていくたびに成長。北条方の板部岡江雪斎や本多正信、徳川家康にも認められるようになります。 上田城では徳川軍を大敗に追い込んだ事でも知られる幸村ですが、ドラマではその後九度山に流罪となり十数年後大坂城へ入城。 大坂夏の陣では不利な情勢ながらも、家康目前まで攻め込むという、後世に語り継がれるほどの見事な戦いぶりを見せました。しかし最後の最後で好機に恵まれず、自害によってその生涯を終えたと描かれています。

2位:【77票】『新撰組!』(2004年)

三谷幸喜の脚本が大きなブームを生む

香取慎吾主演で話題となった、2004年放送のドラマ『新選組!』。脚本は三谷幸喜が担当し、今までの大河ドラマとは一味違う、既存の歴史小説を原作としないオリジナル作品として製作されました。 香取慎吾演じる近藤勇を主人公に、京都の警備組織である新撰組の仲間たちの生き様を描いています。共演者には山本耕史、オダギリジョー、藤原竜也、中村勘太郎(現・中村勘九郎)、堺雅人など、主役級の俳優陣たちが勢揃い。 三谷幸喜の大河に対する想いが詰まった作品で、新鮮さが魅力となり視聴者の心をつかみました。

『半沢直樹』の堺雅人はこのドラマでブレイク?

江戸時代後期、京都の街の警備にあたっていた新選組。近藤勇と土方歳三率いる彼らは尊王攘夷志士の取り締まりに日々大きな成果を上げていました。 あるとき新選組は長州藩の桂小五郎が料亭に潜伏しているとの情報を聞きつけ他の組員と急襲するも、当人には逃げられてしまいます。 そんな噂を耳にしたのは坂本龍馬。実は彼は近藤勇・土方歳三とは10年前に知り合った旧知の仲でしたが、現在は薩長同盟と新選組と敵対する関係となっていました。後に起きる「池田屋事件」で再会するとは思いもよらない3人。 オリジナルストーリーで製作されたこの『新選組!』は、登場人物それぞれの人生や生涯を描く青春ドラマとも言えます。主演の香取慎吾の他、のちにドラマ『半沢直樹』でスターとなった堺雅人がブレイクしたきっかけとなる作品でもあります。

1位:【92票】『龍馬伝』(2010年)

福山雅治の坂本龍馬がハマり役となった大河ドラマ

堂々の第1位は2010年に放送された第49作目、福山雅治主演の『龍馬伝』です。脚本は福田靖、演出は大友啓史、音楽は佐藤直樹が担当しました。 土佐藩郷士、坂本八平の次男として育った坂本龍馬の幼少期から青春時代、怒濤の人生を描いた作品です。龍馬の故郷である高知県などゆかりの地には、放送後に観光客が激増するなど社会現象となりました。 香川照之、佐藤健、伊勢谷友介、広末涼子、真木ようこ、大森南朋など、豪華俳優陣が揃い、見どころ満載です。

日本一有名な幕末維新の重要人物・坂本龍馬の生涯

幕末から明治にかけて活躍した坂本龍馬の生涯を描いた本作。土佐が生んだ屈指の経済人、岩崎弥太郎の視点で語られています。 気の弱い少年だった龍馬が、剣術修行を経て脱藩。そして勝海舟との出会いから海軍創設への奔走を描き、維新志士として日本を「洗濯」すると心に誓う、龍馬の激動の33年を描きました。 仲間のため国のために日本中を駆け巡る龍馬を福山雅治が演じ、福山の硬派なイメージと役柄が見事に合いました。脚本だけでなくはまり役だった役者たちの演技も評価された作品です。

NHK歴代大河ドラマ人気ランキング あなたのお気に入りは何位?

製作年・視聴率を超えた、大河ドラマの人気ランキングを紹介しました。懐かしい作品、興味を持った作品はあったでしょうか。 歴史上の人物を主人公とするNHK大河ドラマは、完全に史実通りではないものの、日本の歴史やその背景にある政治的駆け引き、人間ドラマなどを興味深く見せてくれます。 また豪華キャストはもちろん、大河への出演をきっかけにブレイクした俳優も多数。 今後も多くの名作を生み出してくれるであろうNHKの大河ドラマに注目したいですね。