『悪の教典』あらすじ徹底ネタバレ・キャスト紹介【伊藤英明主演】

2017年10月24日更新

生徒に好かれる人気教師でありながら、サイコキラーという顔を持つ蓮実の凶行を描く衝撃作『悪の教典』。2012年に公開され大きな注目を集めた『悪の教典』のあらすじやネタバレ、キャストをご紹介します。

衝撃のサイコスリラー!映画『悪の教典』【ネタバレ注意】

2012年に公開され、大きな反響を呼んだ映画『悪の教典』。貴志祐介による小説『悪の教典』の実写化作品で、サイコキラーの蓮実聖司の姿と、数々の残虐な事件が描かれます。 生まれつき他者に共感する心をもっておらず、殺人をゲームのように捉えている蓮実は、自分の周りの邪魔な存在を次々に殺していきます。この記事では、衝撃的なストーリー展開が大きな話題となった映画『悪の教典』のキャストと詳細なネタバレについてご紹介します。

『悪の教典』のあらすじ【ネタバレ注意】

私立高校で英語を教えている教師の蓮実聖司は、抜群のルックスと朗らかな性格で生徒からも保護者からも慕われています。しかし蓮実の勤める晨光学院高校は、携帯を使っての集団カンニングや裏サイトのによる執拗ないじめなど、問題が山積みでした。 穏やかで朗らかな人気教師という表の顔とは異なり、実は蓮実は生まれついてのサイコパス、サイコキラーだったのです。少年時代に担任教師を殺害し、自分を疑い始めた両親も殺害してしまった過去を持っていました。 晨光学院高校では保護者や生徒、同僚教師から連日のようにさまざまな問題を持ちかけられる蓮実。そして彼はこれまでと同じように、自分にとって邪魔な存在を消そうと次々に殺人を繰り返していきます。

『悪の教典』の主人公は、優しい笑顔の裏に悪の顔を持った蓮実聖司

蓮実聖司/伊藤英明

伊藤英明演じる主人公の蓮実聖司は、生徒たちから「ハスミン」と慕われている教師。女生徒からの人気は絶大で、保護者にも信頼されています。そんな蓮実ですが、幼い頃から数え切れないほどの人間を殺してきた殺人鬼、サイコキラーという裏の顔がありました。 幼いころからサイコキラーの片鱗を示していた蓮実は、中学生の時に両親を殺害します。自分の体を傷つけ被害者を装った蓮実は、京都の親戚に預けられました。その後はアメリカのハーバード大学へ留学し、そこで自分と同じサイコキラーと共にさらに凶行を重ねていったのでした。 晨光学院高校の教員となってからは、外観が廃屋のような不気味な家に独りで住み、庭にやってくるカラスにフギンとムニンという名を付けました。三文オペラの主題歌「マック・ザ・ナイフ」がお気に入りで、気分が高揚すると口笛で吹く癖があります。

蓮実聖司の同僚教師とそのキャスト

生徒に人気の熱血教師・真田俊平/山中崇

(左が山中崇) 蓮実の同僚で数学教師の真田俊平は、生徒ひとりひとりと向き合おうとする熱血タイプで、蓮実に次ぐぐらいの人気を誇る教師です。 晨光学院高校で次々と起こる不可解な事件について、蓮実との関連性を疑い始めます。

妖艶な雰囲気漂う養護教諭・田浦潤子/小島聖

華やかなルックスと大人の女性らしい妖艶さが魅力の田浦潤子は、晨光学院高校の養護教諭。実写映画の『悪の教典』では小島聖が潤子に扮しました。 田浦潤子は、蓮実と男女の関係にあるかのような雰囲気を漂わせています。蓮実の正体に感づいているかどうかは不明です。

粗暴で悪評高い体育教師・柴原徹朗/山田孝之

女生徒にセクハラ行為を行っている問題教師・柴原徹朗を演じるのは山田孝之です。 万引きを見つかった女性を脅して体の関係を迫っていた柴原は、乱暴な言動で保護者や他教師からの評判も良くありません。しかしドラムが得意で、音楽が好きな生徒たちの前でドラム演奏を披露する一面もあります。

蓮実の犠牲になる生徒キャスト

繊細で影のある美少女・片桐怜花/二階堂ふみ

蓮実が受け持つ二年四組の生徒たちの中で、主人公として描かれる片桐怜花には、二階堂ふみが扮しました。 内気な性格で掴みどころのないところがある不思議な少女・怜花には、人の悪意や内面を直感的に読み取ってしまう不思議な力が。

蓮実に惹かれる大人びた美少女・安原美彌/水野絵梨奈

大人びた雰囲気の美少女・安原美彌を演じるのは水野絵梨奈。美彌は、体育教師の柴原に万引きの弱みを握られ体を要求されます。悩んだ彼女は蓮実に相談。 蓮実の忠告通り柴原にメールを送りつけると、自分の行動が露呈することを恐れ、柴原は彼女との関わりを避けるようになりました。スマートなやり方で自分を守ってくれた蓮実に対し、恋心を持つようになります。

頭脳戦で蓮実に対抗する・夏越雄一郎/浅香航大

二年四組の生徒の中では大人しくて目立たない存在でありながらも、温厚で優しい性格の夏越雄一郎。演じるのは浅香航大です。 温厚な中にも冷静で頭が切れる、理知的な一面がある夏越は、惨劇の夜に蓮実を追い詰めます。

いじめられっ子の美術部員・前島雅彦/林遣都

林遣都演じる前島雅彦は、内気で気の弱いところがある少年。中性的な容姿をしており美術部の属していますが、顧問の美術教師・久米と同性愛の関係にあります。 蓮実が仕掛けていた盗聴器によって久米との関係を知られてしまい、久米共々蓮実のターゲットになってしまいます。

次々と邪魔者を抹殺、蓮実の凶行の数々【ネタバレ注意】

娘がいじめられていると思い込んだ清田梨奈(藤井武美)の父親(滝藤賢一)は、担任教師の蓮実に付きまとい、しつこく抗議し続けます。清田の父が疎ましくなった蓮実は、放火魔の振りをして清田の家に火を放ち、殺害してしまいます。 その疑いをかけられたのは、蓮実のクラスの蓼沼(KENTA)という生徒でした。蓮実は素行が悪い彼のことも邪魔に思っていたので放火の罪を擦り付けたあげく、殺害します。 一方、蓮実のクラスの女生徒・安原美彌(水野絵梨奈)は、体育教師の柴原(山田孝之)に弱みを握られ脅されていました。万引きしたところを見られて、それをネタに関係を迫られていたのです。蓮実にすがるように相談してしまう美彌。機転を利かせて柴原を追い払った蓮実に、美彌は惹かれていきます。 学校の周囲で起こる事件に蓮実が関与しているのではと目を付けていたのは、教師の釣井(吹越満)でした。集団カンニングを行っていた生徒・早水(染谷将太)も蓮実を怪しんでおり、自ら調べた蓮実の過去について話してしまいます。これを聞いていた蓮実は、釣井を電車の中で自殺に見せかけて殺害、早水には拷問をしたあげく殺害しました。早水の死体を遺棄して埋め、失踪事件に見せかけます。

釣井の死と早水の失踪に学校中が騒然となります。蓮実との関係を深めていた美彌は、蓮実が早水の携帯を持っている事を知り、彼女の心には疑いが湧き始めました。それを見逃さない蓮実は、美彌を柴原のセクハラに耐えかねて自殺したかのように殺害します。 美彌を殺害しているところを他の女生徒に目撃されてしまった蓮実は彼女も殺しますが、それだけでは収まらず、学園祭の準備で残っていた生徒全員を殺害しようとします。犯行はすべて美術教師の久米(平岳大)に擦り付けるつもりでした。 久米は生徒の前島(林遣都)と同性愛の関係にあり、仕掛けた盗聴器からその事実を知った蓮実にずっと脅されてきたのでした。柴原、久米の二人の教師にまだ利用価値があると考えた蓮実は、生徒たちからゆっくりと殺戮を開始し始めるのでした。

ついに惨劇の夜が!映画『悪の教典』のラスト・結末【ネタバレ注意】

サイコキラー蓮実によって惨劇の夜が始められようとしていました。二年四組の生徒たちは、明日から始まる学園祭の準備で楽しそうにしています。蓮実は射撃が趣味だという久米の銃を手に、校内を巡回していきます。久米のことは最初に呼び出し、邪魔をしないように頭を殴って気絶させておきました。 校内に突如として鳴り響く銃声に震えがる生徒たち。蓮実の声で、騒ぎが静まるまで屋上で待機しているようにとの校内アナウンスがありましたが、パニックは収まりません。1階に降りてきた前島は、久米の銃と靴を身につけている蓮実を見つけ、全てを悟ります。反撃虚しく、前島は銃と刃物で殺害されてしまいました。 通報を受け、警察が校内にやってきます。その頃には久米を殺害し終えていた蓮実は、自分は久米に襲われて監禁されていたと供述し、すべての罪を久米に擦り付けようとします。

校内にいた教諭も生徒もすべて殺されたかのように思えましたが、二人の生徒が生き残っていました。片桐怜花と夏越雄一郎です。二人は早水の親友であり、彼から蓮実の実態についての推理を聞かされていたのでした。蓮実の凶行を訴える二人は校内のAEDに残されていた音声を提示し、蓮実の裏の顔を暴きました。 一転して心神喪失者の振りをしだす蓮実でしたが、連行されていきます。動揺もせず、お気に入りの曲を口笛で吹きながら連行される蓮実の姿をみて、怜花はこの惨劇が序章に過ぎないことを感じ取り、恐怖に震えるのでした。