2017年11月15日更新

第2期もアインズ様が大暴れ!?『オーバーロードⅡ』のあらすじをネタバレ予想!

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『オーバーロード』、爽快ダークファンタジーの第2期が決定!【ネタバレ注意】

テレビアニメ『オーバーロード』の原作は、丸山くがねが手がけたライトノベル。2012年7月に第1巻が発売され大人気となり、2017年9月末までに計12冊が刊行されました。圧倒的なボリューム感と豪華な装丁、表紙を彩るso-binのイラストまで含めて高いクオリティを感じさせるシリーズです。 2015年に全13話でテレビアニメ化されて大ヒット。その人気の最大の理由が、ヒロイックファンタジーの常識を覆すユニークなキャラクターたちでした。なにしろ主人公は骸骨で、侍らせている美女は悪魔やバンパイア。しかも人外のキャラクターたちは皆、人間を下等生物扱いする傲慢揃いです。 巧みに張り巡らされた伏線やキャラクター同士の秘められた関係性など、細かいところでファンタジーマニアの心をくすぐる演出も多彩。そこで今回は、第2期から始めても迷わなくてすむように、『オーバーロード』の世界観と第2期の見どころをわかりやすくご紹介したいと思います。

現実化したRPG世界を舞台に、楽しく世界征服を目指す痛快ストーリー

テレビシリーズ第1期でアニメ化されたのは、原作の第1巻から第3巻まで。物語の舞台は、一世を風靡しながらも閉鎖されることが決まった体感型バーチャルRPG「ユグドラシル」の世界です。 強力なギルドを統括していた主人公モモンガは、サービス停止の直後に突然現実化したゲーム世界に取り残されてしまいます。本来ならデータにすぎないハズのNPC(ノンブレーヤーズキャラクター)たちもまた、生身の存在として現実化。彼のことを主人として崇拝し忠義を尽くしてくれます。 なりゆきから彼らとともに「世界征服」を目指すことになった主人公は、不安と葛藤を抱えながらも、覇道を突き進むことを決意します。智謀知略を駆使して異世界と交流し情報を集め、利益に反する敵対勢力は反則的な強さでことごとく蹂躙。痛快無比な大冒険が展開されます。

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ナザリック大墳墓を統べる王と忠義厚き守護者たち【主要な登場人物1】

モモンガたちが作り上げたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」はもともと、ユグドラシルの中でもトップを争う有力ギルドでした。リアル化してからも、ナザリック大墳墓と呼ばれる要塞のような地下迷宮をアジトに、世界征服を目指して暗躍しています。 プレーヤーとして残っていたモモンガ以外は、全員がNPCです。「守護者」と呼ばれる幹部級と、アインズの身の回りの世話や家事・雑務そして戦闘まで行う戦闘メイド「プレアデス」、彼女たちを統括する執事のほか数多くの魔物たちがナザリックで暮らしています。

モモンガ→アインズ・ウール・ゴウン(声:日野聡)

モモンガはギルド創設者のひとりであり、最後まで居残ったプレーヤー。現実世界では鈴木悟という童貞サラリーマンでした。アバターは最強のアンデッド「死の支配者(オーバーロード)」で、神様級の魔法を使いこなすことができます。異世界に残された他のプレーヤーを探すために、あえてギルド名に名前を変えました。

モモン(声:日野聡)

城塞都市エ・ランテルで冒険者として活動している謎の騎士。その正体はアインズです。相棒の美しい女戦士ナーベ(プレアデスのひとり)とともに、手っ取り早いお金稼ぎと情報収集を兼ねて都市に潜入しています。第1期のラストでは最高位であるアダマンタイト級冒険者の称号を受けました。

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アルベド(声:原由美)

インプ(小悪魔)と呼ばれる種族のNPC。ツノや翼が生えていますが絶世の美女であり戦闘力もトップクラス。守護者統括としてアインズに忠誠を尽くしつつ、深い愛情も抱いています。普段は冷静沈着かつ良妻賢母の雰囲気ですが、その愛情表現は時に過激でちょっと「痛い」かも。

シャルティア・ブラッドフォールン(声:上坂すみれ)

十代前半の美少女ルックスにアンバランスなほどの豊乳をもつ階層守護者。バンパイア族の起源となる存在で、戦闘力は守護者たちの中でも一、二を争います。第1期では正体不明の魔法によって機能不全を起こし、アインズに反逆。滅ぼされたのち復活されてリセット、という大失態を演じました。

アウラ・ベラ・フィオーラ(声:加藤英美里)、マーレ・ベロ・フィオーレ(声:内山夕実)

第6階層を守護するダークエルフの双子の姉弟。姉のアウラはボーイッシュなルックスで元気いっぱい、さまざまなモンスターを操るのが得意です。対するマーレはスカートを履き振る舞いもおとなしく、まるで女の子のよう。大地そのものや植物を操る魔法に長けています。

デミウルゴス(声:加藤将之)

強力なモンスターを配下に従える最上位の悪魔族。人を言葉で幻惑し従えるスキルを持っていいます。智謀知略にも優れ、アインズにとってはブレイン的な存在。第2期では新たな役目を与えられて俄然ハッスルするようです。

コキュートス(声:三宅健太)

巨大な昆虫のような姿を持つ戦士。武士道な発想から口調までしっかり堅苦しいのですが、天然ボケの素養も持つ愛すべきNPCです。守護する第5階層は「氷河」と呼ばれる極寒地獄。原作に準じるならば、第2期ではより活躍するシーンが増えそうです。

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セバス・チャン(声:千葉繁)

一見温厚そうな紳士。ながら格闘戦では守護者たちに匹敵する強さを誇る、忠実かつ最強の執事です。見た目のとおりのナイスミドルぶりで、女性にもモテまくり。硬派を貫く一方で、虐げられた人を見ると放っておけない甘さも持ち合わせています。第2期では、大活躍する可能性大!

ちょっと残念、華麗なる美女の競演は見逃せない【主要な登場人物2】

ダークファンタジーながらコミカルな要素が楽しめるところも「オーバーロード」の魅力です。とくにアインズをめぐるアルベドとシャルティアの寵愛バトルは、およそ人外の力を持つ魔物の戦いとは思えない素朴で子供っぽいもの。見苦しい戦いの行方は、本筋とは関係ないところで気になります。 さらにナザリックに華やかさを加えるのが、美人揃いの戦闘メイド「プレアデス」。第1期では黒髪の和風美女ナーベラルや金髪でスタイル抜群のソリュシャンが活躍しました。第2期の注目株は蟲使いエントマ。愛らしいルックスの持ち主ですが人間ではないため、残念な部分も多々あります。 第2期では人間の美女にも新顔が登場。黄金の美姫と呼ばれる皇女ラナーや、女性だけのアダマンタイト級冒険者チーム「青の薔薇」が活躍します。リーダーのラキュースと双子のティア、ティナは直球美女ですが、ガガーランやイビルアイもある意味とても味のある、いい女たちです。

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蜥蜴人たちの愛と友情の物語【第2期あらすじネタバレ予想その1】

第1期の最終回、エンディングに向かう中で交わされるアインズとアルベドの会話で、リザードマンの村を襲う算段が語られています。第2期のPVでもワンシーンが公開されていることから、小説の第4巻「蜥蜴人の勇者たち」がアニメ化されることは確かです。 原作エピソードの主役は、人間よりも遥かに身体能力が優れたリザードマンたち。部族間のいざこざはあるものののどかに暮らしている蜥蜴人(リザードマン)の村に、ナザリックからの軍勢が侵攻してきます。彼らは一致団結してそれを迎撃しますが、圧倒的な力が容赦なく蹂躙していきます。 ナザリック側の主役は、武士系のコキュートスです。誇り高い戦士である蜥蜴人に共感してしまう彼の苦悩ぶりもまた、見どころのひとつ。原作の重要なエピソードである蜥蜴人族のアルビノ美女と無骨な勇者の甘酸っぱい恋愛模様は、果たしてどのように描かれるのでしょう。

裏社会を牛耳る八本指との死闘【第2期あらすじネタバレ予想その2】

原作第5巻と第6巻で上下巻に分けて刊行されたのが「王国の漢たち」です。貴族間の確執や裏社会を仕切る闇組織「八本指」の脅威、そして正体不明の大悪魔ヤルダバオトの襲撃など、リ・エスティーゼ王国をめぐるさまざまな危機が複雑に絡み合っていきます。 アニメ化で注目されるエピソードのひとつが、3人の戦士たちの熱き友情物語でしょう。第1期でシャルティアに瞬殺され自信喪失廃人化した傭兵ブレインが再登場。おなじみの豪腕戦士長ガゼルとともに、若い兵士クライムを剣士としても漢としても成長させていく過程が感動的に描かれるハズです。 麻薬栽培・販売を始めさまざまな犯罪に加担する闇組織「八本指」にまつわるエピソードも、原作では重要な一幕です。情けをかける必要なしの極悪人が相手なので、「オーバーロード」らしい爽快感溢れる蹂躙劇をたっぷり味わうことができそうです。

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クライマックスはどうなる!?『オーバーロードⅡ』での新たな伝説に注目

第2期『オーバーロードⅡ』の制作は前作同様マッドハウスが担当。伊藤尚住が引き続き監督を務めます。シリーズ構成も同じく菅原雪絵が続投することになりました。キャラクターデザインはこれまでの吉松孝博に加え、田崎聡の参加が決まっています。 第1期の終盤、アインズとシャルティアの激闘を迫力満点で描き切ったメンバーだけに、第2期でもクライマックスに向けた戦いがとても気になるところ。青の薔薇やナーベの対プレアデス決戦とともに、モモンvsヤルダバオトの人智を超えた激闘が繰り広げられるハズです。 2018年1月、いよいよ放送開始。新たなる痛快蹂躙伝説が幕を開けます。