“アインズ・ウール・ゴウン”は二度死ぬ?モモンガの謎を徹底解説!【オーバーロード】
アインズ・ウール・ゴウンことモモンガ、『オーバーロード』の主人公
アニメ『オーバーロード』は、VRMMORPGの「ユグドラシル」というゲームをプレイしていたモモンガというプレイヤーが、ユグドラシルの世界から出られなくなったことから始まります。 「モモンガ」という可愛い名前に反し、モモンガのゲーム内での種族は最上位種であるアンデッドのオーバーロード。モモンガはユグドラシルのヘビーユーザーであり、「超越者」や「魔王」などと呼ばれるほどの力を持っています。 ユグドラシルの世界ではアンデッドのキャラクターになっているため、人間らしい感情が抑制されて人間への同族意識や殺人行為への罪悪感などもほとんどなくなっており、自分の大切なギルドの本拠地であるナザリック大墳墓を守るためには手段を選ばない性格です。
モモンガが「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗る理由は?
モモンガは伝説的なギルドである「アインズ・ウール・ゴウン」の長を務めていたプレイヤーでした。ユグドラシルのサービス終了時にギルドメンバーと共に迎えたいと思っていましたが、みんな都合が悪く、結局一人でその時を迎えました。 そこからユグドラシルの世界に閉じ込められることになったモモンガは、他の人間もユグドラシルの世界に転移しているかもしれないと考えます。 自分のギルドが有名なことを踏まえ、「アインズ・ウール・ゴウン」というギルド名を名乗るようにしました。その名前に心当たりがあり接触してくるプレイヤーがいるかもしれない、という計算による行動です。
現実世界でのモモンガの正体はごく普通のサラリーマンだった!
モモンガは、現実世界では鈴木悟というごくごく普通の社会人です。友人や恋人がおらず、家族もいないため、天涯孤独の身、ゲームにのめり込んでいました。 そのため、ユグドラシルの世界から戻れなくなっても、現実世界に戻ることよりもゲームの世界の中でどう生きていくか、というふうに考えています。 モモンガとしてはアンデット種族の影響を受けて残酷な性格になってはいますが、鈴木悟もともとは温厚な性格で、争いごとを好まず優柔不断のところがあります。心優しく、少し臆病だった男性なのかもしれませんね。
どれくらい魔法を使えるの?気になる戦闘力は
ヘビープレイヤーとしてユグドラシルをプレイしていたことから、絶大な戦闘力を持っているモモンガ。ネクロマンサーなどを高レベルで収めていて、豊富な戦闘経験から、転移後も強大な敵を撃破しています。 また多くのマジックアイテムを持っており、そのマジックアイテムを巧みに使うことで自分の戦いを有利に進めることもあります。これもヘビープレーヤーとしてアイテムを集めたおかげ。 その一方で、鈴木悟自身はロールプレイを重視していたため、直接的な魔法攻撃では専門職のプレイヤーにはかなわないという発言をしています。
まさかのアインズ・ウール・ゴウン死亡説!?真相はいかに……?
最強無敵のモモンガかと思いきや、原作の小説『オーバーロード』の11巻の最後に、ルプスレギナというキャラクターが「アインズが死んだ」という衝撃的な発言をしています。そのため読者の間では、本当に死んだのか、それとも蘇るのか、もしくはそれはフェイクだったのか、など憶測が飛び交っています。 作者が「アインズは2回敗北する」という趣旨の発言をしているので、もしかしたらこの戦いはそのうちの一回なのではないか、という予測が支配的です。 異世界転移作品で主人公死亡で終結ということは考えづらいので、ここからどう展開していくかが注目されます。
モモンガ様のカッコイイ名言!
モモンガが発した名言をいくつか紹介します。 まず、ユグドラシル終了間近、一緒に戦ってきたギルドメンバーが誰も集まらなかった時。「リアルを取るのは仕方のないこと」という発言です。現実世界での生活が充実していなかった鈴木悟の、切なさが表現されています。 異世界転移してからは少しずつ王者としての言動が板についていきます。ナザリックのNPCに「付き従え」や「お前たちにとって私とは一体どういう存在だ」と質問したりするようになります。 そしてついには、「世界征服なんて面白いかもしれない」と言う、力を持った者にしか許されないかっこいいセリフも残しています。
『オーバーロード』のアインズ・ウール・ゴウンの声優は日野聡
アニメ『オーバーロード』の主人公であるモモンガを演じたのは、声優の日野聡です。 日野聡は最初は舞台俳優を目指していたのですが、吹き替えを経験したことで声優として活動するようになりました。 そして2003年、『一騎当千』シリーズの周瑜公瑾役で声優デビューを飾ります。最近では吹き替えや声優、そしてナレーションなど、様々な声の仕事に携わっています。 出演した作品としては、『ゼロの使い魔』の平賀才人、『NARUTO ーナルトー』のサイ、『銀魂』の神威、『バクマン。』の高木秋人、『弱虫ペダル』の新開隼人、『ハイキュー!!』の澤村大地などが挙げられます。