2017年12月4日更新

トラウマ必至!アニメ『笑ゥせぇるすまん』の怖い話ランキング10

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笑ゥせぇるすまん

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アニメ『笑ゥせぇるすまん』、トラウマ必至の怖い話をランキング形式で紹介

藤子不二雄A原作の『笑ゥせぇるすまん』は、1968年に読み切り作品『黒イせぇるすまん』として誕生しました。その後に連載が開始し、1989年から『笑ゥせぇるすまん』としてアニメ化、2017年には再びアニメ『笑ゥせぇるすまん NEW』として蘇りました。 黒づくめで小太りの体型、そして不気味な高笑い。謎のセールスマン、喪黒福造が提供する商品は、お客様たちを地獄の底へと突き落とすような不可解なものばかり。そんな『笑ゥせぇるすまん』のストーリーの中でも一度見たら忘れられくなってしまうような、黒い笑いと恐怖に満ちた怖い話ランキングをご紹介します。

10位:売れない漫画家が喪黒福造から受けた提案とは?

「押し入れ男」

売れない漫画家の日陰は、毎日思うように創作が進まず生活も荒れています。家賃を滞納していることにしびれを切らした大家は、次の入居希望者を日陰の部屋に入れてしまいました。日陰の部屋にやって来た次の入居希望者は喪黒福造。彼はアパートを追い出されたら行くあてのない日陰に、押し入れに住むことを提案したのでした。 以前から押し入れの中に不思議な居心地の良さを感じていた日陰は、喪黒の提案を快諾。押し入れ暮らしを始めます。不思議と落ち着いて創作もはかどり始め、日陰は喜び勇んで編集部に原稿を届けに行こうとしました。しかし、しばらく日光に当たっていなかったので目眩を起こして倒れてしまいました。 大家に日陰の存在がバレてしまったので、喪黒は新しい仕事部屋を世話します。まるで大きな押し入れのような真っ暗な部屋に大満足の日陰は順調に創作を進め、漫画家としての人気を得ます。仕事が順調で浮かれ気分の日陰は、急に外の世界が恋しくなり、喪黒の忠告を聞かず無理やり外に出ようとしますが、驚愕の事実が明らかになります……。

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9位:昔を懐かしむ男が魅せられたのは恐怖の酒場

「想い出酒場」

定年間近のサラリーマン開高は、会社の部下たちがよく訪れているカラオケバーには馴染めず、いつも一人でいきつけのバーでひっそりと飲んでいます。酒が入ると、つい昔は良かったと口癖のように呟いてしまう開高の話を聞いていた喪黒は、昔懐かしいお店があると「カフェ赤猫」を紹介します。 憧れの大正ロマンの世界が再現されていることに感激する開高は、その店で働くえっちゃんに心惹かれてしまいます。いつしか彼女に本気で恋をしてしまった開高は毎日のようにカフェに通い詰め、えっちゃんに指輪をプレゼントします。 喪黒は、カフェは昔を懐かしむためのもので、恋をしてはいけないと忠告しますが、それを聞き入れない開高。いつものようにカフェを訪れると、そこは不気味な廃墟と化していたのです。店内に入ると、聴き慣れたえっちゃんの声が。しかしそこには白骨化した彼女の姿が……。えっちゃんの指には開高がプレゼントした指輪が光っていました。

8位:体は若くても顔は……若さに執着する男を襲った悲劇!

「老顔若体」

73歳の出雲は、周囲の人間から、どう見ても50代にしか見えないともてはやされるほど若々しい容姿をしています。しかし、人知れず肉体の衰えに悩んでいました。喪黒に悩みを見透かされた出雲は最初は、まともに話を聞きませんでしたが、藁にもすがる思いで、喪黒のすすめる鉄アレイで秘密のトレーニングを始めました。 見た目は普通の鉄アレイの「マッスルアレイ」で朝晩念じながらトレーニングを行うだけで、昔のようなたくましく力強い肉体が戻ってきました。マッスルアレイの効果に浮かれる出雲でしたが、喪黒はほどほどにしておかないと大変なことになると忠告し、絶対に若い女性と恋をしたらいけないと言いました。 喪黒の忠告を無視して、クラブのホステスと関係を持ってしまった出雲。シャワーを浴びていると、彼の黒髪は無残にも抜け落ちていきました。女性がシャワールームの扉を開けると、ムキムキの肉体に皺だらけの顔、髪と歯が抜け落ちてしまった出雲がいたのです。

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7位:約束を破ると小指が大変なことに!

「小指のコユリ」

これまでの不摂生が祟って、医者から飲酒を止められている石井。妻も彼の体のことをとにかく心配しています。しかし、彼は同僚や上司に誘われるとついい顔をして酒の席に付き合ってしまうのでした。ひょんなことから出会ったセールスマンの喪黒は、石井に金のコヨリを渡し、小指に着けるように言います。 酒を飲み始めるとこのコヨリはキツく締まり、その痛みで飲酒が節制できるというものでした。コヨリの効果は著しく、体調も良好となった石井でしたが、喪黒は、絶対にコヨリを外してはいけないと忠告します。しかし、大切な接待があり、石井はその席の間だけと考えコヨリを外してしまいました。 約束を破った石井の小指をコヨリは容赦なく締めつけ、最終的には切断される事態となりました。

6位:臆病な理容師が喪黒から渡されたタバコで生まれ変わる?

「切る」

理容師の風太は、真面目で心優しいけれど気が小さく臆病で、カミソリの扱いが大の苦手。お客さんの顔を剃ることを考えると冷や汗をかき手が震えてしまうほどです。そんな風太の元に客としてやってきた喪黒。常におどおどしている風太を見かねて、特別なタバコを差し出します。自信を持つことができるという薬用タバコだと喪黒は言いますが、その効果は……。 喪黒から渡された怪しげなタバコを吸うと、気持ちが落ち着きなんだかできる気がしてきた風太。目つきまで変わって、店長に自分から顔剃りを担当したいと言い出します。いつもとは比べ物にならないほどの鮮やかな手つきに、客も同僚も店長も大絶賛。風太は生まれ変わったのです。 喪黒は既に姿を消し、風太の部屋に先ほどの薬用タバコが大量に置かれていました。それから不安になると必ずそのタバコを吸っていた風太でしたが、ある日、同僚たちが勝手にすべてのタバコを吸ってしまいました。先輩から顔を剃って欲しいと急に頼まれ、動揺した風太は、タバコに頼ろうとしますが、無残にも1本も残っていませんでした。 完全に自分を見失った風太は、先輩の顔に思い切りカミソリを突き立ててしまうのでした。

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5位:駅で見かけるマスク姿の美女の正体は?

「プラットフォームの女」

毎朝駅で出会う、大きなマスクをした女性に一目惚れをしてしまった主人公の直木。毎日彼女のことを見つめていますが、なかなか話しかける勇気も機会もありません。満員電車で偶然足を踏んでしまったことにより、喪黒と話すようになった直木ですが、彼女への気持ちを見透かされてしまいます。仲を取り持って上げると思わせぶりなことを言う喪黒ですが、彼女に直木が話しかけてもつれない態度を取られるばかりでした。 しびれを切らした直木は喪黒を問い詰めますが、彼女は照れているだけで、実は直木に好意を持っており、今晩直木の家に会いに来るのだと告げます。ソワソワしながら待っていた直木の元に、マスクの彼女がやってきました。彼女は直木の気持ちを確かめると、いきなり服を脱ぎだしたのです。 驚く直木でしたが、マスクを外した彼女の顔を見て、美しさのあまり感激してしまいます。しかし、彼女はこの顔は整形だと言い、肌に爪を立てました。すると、彼女の顔は崩れおちて、中から恐ろしい顔が現れたです。

4位:頼りがいのある男が隠していた真の姿

「頼もしい顔」

会社部長の頼母は、その頼もしい顔で周囲の誰からも慕われ頼りにされています。子どものころからその顔のおかげで、周りからの過剰な期待をされてしまっていた頼母は、重圧に耐え切れなくなっていたのです。 ある日、行きつけのクラブで部下と飲んでいた頼母ですが、酒が強いと思われてしまっているので飲みすぎてしまい、帰りの路上で気分が悪くなってしまいます。それを喪黒福造に見つかり、介抱されている時につい心を許して、自分の苦しみを明かしました。 後日、会社にやってきた喪黒から、頼母が甘えられる人を紹介したいという話を持ちかけられますが、怪しんだ頼母は、喪黒を追い返します。しかし、頼母は、もう我慢の限界の状態で、とうとう仕事中に大声で怒鳴り散らしてしまったのです。その日もクラブでしこたま酒を飲んだ頼母は、喪黒の話を思い出し、名刺の裏に書かれている場所へと訪れました。 そこには、光り輝く観音様が現れ、頼母は安らぎと癒しを感じ子どものように観音様に甘えるのでした。一方、頼母の妻は、旦那が帰ってこないことを心配していました。喪黒に案内されて妻が入った部屋で見た頼母の姿は……。

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3位:ハマりすぎると抜け出せなくなる魔のクラブ

「日曜クラブ」

本エピソードの主人公・内名木は、毎週月曜日が憂鬱で仕方がない、会社にも家にも居場所がない冴えない中年サラリーマン。ある日満員電車でいつものように出勤していると、乗り合わせた喪黒に足を踏みつけられてしまいました。お詫びにコーヒーをご馳走したいと言い出す喪黒に、内名木は出勤時間に間に合わないのにもかかわらず誘われるまま喫茶店に入ってしまったのです。喪黒に見つかった内名木は、二度と会社に行けなくなるほどの廃人となってしまいました。 毎週月曜日が憂鬱であること、どこにも居場所がないことを喪黒に打ち明ける内名木。喪黒はそんな症状を月曜拒否症だと断言し、内名木に「日曜クラブ」を紹介します。そこはまるで理想的な自宅のようにとてもリラックスできる空間で、カズコという女性がお酒や料理の世話をしてくれました。日曜クラブの虜になってしまった内名木ですが、喪黒は、1月に1回しか訪れてはいけないと忠告します。 自宅に帰ると、無断欠勤が妻にバレており、こっぴどく叱られます。翌日出社すると、上司からはいびられ、他社員からは笑われてしまう始末。いたたまれなくなった内名木は、救いを求めるように忠告を破って日曜クラブへと行ってしまいました。そんな内名木を待っていた運命とは……。

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2位:幸せな夢に溺れてしまった男の末路とは?

「夢に追われる男」

シナリオライターの夢見は、毎晩恐ろしい夢に悩まされていました。無数の手が追いかけてくる夢に憔悴仕切っていた夢見は、ある晩ジョギング中に喪黒と出会います。夢見の話を聞いた喪黒は、自分の夢をコントロールすることができるという飴を渡します。しかし、1日1粒という用量を守らないと、逆に夢に支配されてしまうということを夢見に忠告しました。 喪黒から渡された飴を舐めて眠りについた夢見は、美しい景色の中、神秘的な美少女と楽しそうに語り合う夢を見ます。長年恐ろしい夢に悩まされてきた夢見は感激し、それから毎晩飴を舐めて眠りにつく時を楽しみにするようになってしまいました。 夢の中の美少女は、自分のことを恋人にして欲しいと甘えてきます。二人が近いのキスを交わそうとした時、夢見の目は覚め現実に引き戻されました。どうしても続きが見たくなった夢見は、飴を大量に食べてしまいます。しかし、夢で再開した少女は、恐ろしい形相で結婚を迫ってきました。 再び悪夢に悩まされるようになった夢見は、喪黒と再会します。喪黒に飴を大量に食べたことを指摘され、喪黒がいたはずの場所には、夢の中の美少女の姿が。彼女は手に刃物を持ち、夢見を切りつけたのです。

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1位:トラウマ必至!『笑ゥせぇるすまん』随一の怖い話

「妖しいアンティーク2 DOLL」

美しい人形が大好きで、生身の女性にまったく興味を持てない男・姫野。アンティークドールにも興味がある彼は、理想的な人形と出会います。姫野とそのアンティークドールとの出会いに関わっていたセールスマンの喪黒は、彼に、本物の女性のように人形を扱い、決して人間の女性に恋をしないことを忠告します。 女性に興味がなく、美しい人形が大好きな姫野は、最初容易い約束だと思いますが、そう簡単には行きませんでした。季節はクリスマス、姫野は同僚達に誘われるがままに飲みに出かけ、そして出会った女性と関係を持ってしまいます。 クリスマスの夜、部屋に一人きりにされた人形は、怒りを蓄積させていました。姫野が帰宅すると、手にしていた刃物で彼に切りかかったのでした。