【2024年最新版】『呪術廻戦』キャラ強さランキングTOP30!呪術界最強は一体誰?
「呪い」という人間の抱える闇と向き合い、迷い悩みながらも立ち向かっていく個性豊かなキャラクター達とストーリーの奥深さが魅力の『呪術廻戦』。 今回は『呪術廻戦』に登場するキャラクターの強さをランキング形式でお届けします。 ※作中で戦闘シーンが描かれているキャラクターを中心としたランキングとなります。またこの記事には、現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。
タップできる目次
- 『呪術廻戦』強さランキングの基準は?
- 『呪術廻戦』最強ランキングTOP30!
- 『呪術廻戦』30位以下のキャラの強さランキング
- 1位[SSS]:両面宿儺(りょうめんすくな)
- 2位[SSS]:五条悟(ごじょうさとる)
- 3位[SS]:羂索(けんじゃく)
- 4位[SS]:魔虚羅(まこら)
- 5位[S]:乙骨憂太(おっこつゆうた)
- 6位[S]:万(よろず)
- 7位[S]:九十九由基(つくもゆき)
- 8位[S]:伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)
- 9位[S]:真人(まひと)
- 10位[S]:夏油傑(げとうすぐる)
- 11位[S]:禪院真希(ぜんいんまき)
- 12位[A]:呪霊・禪院直哉(ぜんいんなおや)
- 13位[A]:髙羽史彦(たかばふみひこ)
- 14位[A]:漏瑚(じょうご)
- 15位[A]:秤金次(はかりきんじ)
- 16位[A]:鹿紫雲一(かしもはじめ)
- 17位[A]:ミゲル
- 18位[A]:石流龍 (いしごおりりゅう)
- 19位[A]:裏梅(うらうめ)
- 20位[B]:ドルゥヴ・ラクダワラ
- 21位[B]:烏鷺亨子(うろたかこ)
- 22位[B]:黒沐死(くろうるし)
- 23位[B]:天使・来栖華(くるすはな)
- 24位[B]:日車寛見(ひぐるまひろみ)
- 25位[B]:三代六十四(みよろくじゅうし)
- 26位[B]:大道鋼(だいどうはがね)
- 27位[C]:虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 28位[C]:脹相(ちょうそう)
- 29位[C]:伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 30位[C]:レジィ・スター
- 強さランキングは今後も見逃せない!新たな最強は生まれるのか?【呪術廻戦】
『呪術廻戦』強さランキングの基準は?
『呪術廻戦』強さランキングはどう決めた?
基準は主に3つで ①能力の理不尽さ ②領域展開への対抗手段を持っているか ③作中での活躍 を加味してランキングを作成しています。 登場人物の中にはまだポテンシャルを出し切っていないキャラや、隠し玉を持っていることが示唆されているキャラも。そのため真の実力が発揮されていない場合や戦闘シーンが少ないキャラの場合、今回のランキングでは上位に食い込みにくくなっています。
このキャラ低すぎない?
「呪術廻戦」の世界にはかなり特殊な能力を持ち、強さについて正確に判断できないキャラも数名存在します。理論上最強の高羽史彦や本編での活躍がほとんどないミゲル、宿儺(堕天)特攻の能力を持つ天使などです。 彼らの強さについては、能力の最大値ではなく、中央値で評価しています。
『呪術廻戦』最強ランキングTOP30!
『呪術廻戦』30位以下のキャラの強さランキング
C | 東堂葵(とうどうあおい) 冥冥(めいめい) 七海建人(ななみけんと) 花御(はなみ) 陀艮(だごん) 疱瘡婆(ほうそうばばあ) 化身玉藻前(けしんたまものまえ) ガネーシャ |
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D | 禪院直毘人(ぜんいんなおびと) 加茂憲紀(かものりとし) 究極メカ丸(アルティメットメカまる) 楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ) 禪院扇(ぜんいんおうぎ) 禪院甚壱(ぜんいんじんいち) 粟坂二良(あわさかじろう) オガミ婆 日下部篤也(くさかべあつや) 夜蛾正道(やがまさみち) 壊相(えそう) |
E | 狗巻棘(いぬまきとげ) パンダ 釘崎野薔薇(くぎさきのばら) 猪野琢真(いのたくま) 重面春太(しげもはるた) 組屋鞣造(くみやじゅうぞう) 禪院蘭太(ぜんいんらんた) 血塗(けちず) 蝗GUY(こうがい) 黄櫨(はぜのき) 麗美(れみ) シャルル・ベルナール 美々子・菜々子(みみこ・ななこ) |
F | 三輪霞(みわかすみ) 西宮桃(にしみやもも) 禪院真依(ぜんいんまい) |
強さ不明 | ラルゥ 菅田真奈美(すだまなみ) 祢木利久(ねぎとしひさ) 灰原雄(はいばらゆう) |
非戦闘員 | 庵歌姫(いおりうたひめ) 天元(てんげん) 家入硝子(いえいりしょうこ) 新田新(にったあらた) 新田明(にったあかり) 伊地知潔高(いじちきよたか) 天内理子(あまないりこ) 黒井美里(くろいみさと) 孔時雨(こんしう) |
1位[SSS]:両面宿儺(りょうめんすくな)
等級 | 特級呪霊 |
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術式 | 名称不明(斬撃や火を操る術式) |
領域展開 | 伏魔御厨子(ふくまみづし) |
声優 | 諏訪部順一 |
初登場巻 | 1巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 反転術式も使える「呪いの王」 |
両面宿儺は「呪いの王」と称される、1000年以上前に実在した最凶最悪の呪術師。現代に遺された彼の指20本は特級呪物で、普段はこれを飲み込んで「器」となった虎杖の中にいます。 彼は領域展開「伏魔御廚子(ふくまみづし)」の使い手。この領域展開は「相手に逃げ道を与える」という縛りをつけることで、空間を分断せずに半径200メートルまで拡張することが出来、作中では「神業」と表現されています。 範囲内にいる呪力を帯びた者は、彼の術式「捌(はち)」を浴びせられることに。渋谷事変ではこれにより対象を塵にしていました。この戦闘では漏瑚と対戦しますが、その実力差は歴然。余裕な態度で漏瑚を甚振り、殺害していました。 登場時から作中屈指の強さを誇る宿儺ですが、何やら計画があることが示唆されていました。212話にて、ついに計画が明らかに。宿儺が伏黒恵に受肉したのです。宿儺は自分の術式だけでなく、恵の術式「十種影法術」も使えるようになりました。 五条悟との頂上決戦ではその十種影法術を駆使し互角の戦いを演じます。一進一退の戦いでしたが、魔虚羅の「あらゆる事象への適応」を観察し、自分で再現するという離れ技によって五条悟を破りました。宿儺の圧倒的呪術センスが成し得た神技ですね。
- 生まれたての特級呪霊を領域展開で倒す。
- 渋谷事変で特級呪霊の漏瑚に勝利。
- 渋谷事変で恵の最強の式神「魔虚羅」を撃破する。
- 死滅回游で津美紀に受肉した万に勝利。
- 伏黒の十種影法術を駆使し現代最強・五条悟に勝利。
2位[SSS]:五条悟(ごじょうさとる)
等級 | 特級呪術師 |
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術式 | 無下限呪術 |
領域展開 | 無量空処(むりょうくうしょ) |
声優 | 中村悠一 |
初登場巻 | 1巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 獄門疆の封印を解き復活 |
五条悟は4人の特級呪術師のうちの1人であり、東京都立呪術高専の教師。呪術界の御三家、五条家の血縁者です。 地位や伝統ばかりを気にする上層部に嫌気が差し、腐りきった呪術界をリセットするのが夢。そのために教師となって、強く賢い生徒を育てることに注力しています。 使用する術式は、五条家相伝の「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」。これは、収束する無限級数を現実に持ってくる呪術です。「無限」を現実化させることで、五条に近づくものはどんどん遅くなって、永遠にたどり着くことできません。 領域展開は「無量空処(むりょうくうしょ)」。領域内では、生きるという行為に無限回の作業が強制され、情報が完結せず、動くことすらできません。真人の領域展開と同様、閉じ込めた時点でほぼ勝ちが確定します。 さらに「六眼」という特殊な目を持ち、緻密な呪力操作や相手の術式の把握を可能とします。「無下限呪術」と「六眼」を同時に有する存在は数百年ぶりという逸材。まさに最強の呪術師です 。 渋谷事変で封印されてしまいましたが、221話でついに封印が解かれ復活しました。復活した五条は戦いの日を12月24日と決め、宿儺との対戦に挑みます。これまでにない熱戦を繰り広げるも、最終的に宿儺に敗れ死亡してしまいました。
- 指一本分の宿儺を圧倒する。
- 特級呪霊の漏瑚を余裕で圧倒。
- 高専時代に伏黒甚爾に1度破れるも反転術式を会得し勝利する。
- 渋谷事変で特級呪霊の花御に勝利。
- 復活後、裏梅をワンパン。
- 宿儺との頂上決戦を繰り広げるも、敗北し死亡。
3位[SS]:羂索(けんじゃく)
等級 | 不明 |
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術式 | 名称不明(肉体を乗っ取る術式) 呪霊操術(夏油傑の術式) 反重力機構(虎杖香織の術式) |
領域展開 | 胎蔵遍野(たいぞうへんや) |
声優 | 櫻井孝宏 |
初登場巻 | 2巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 天元に次ぐ結界術の使い手 |
羂索は、夏油傑の身体を乗っ取り偽夏油として暗躍し、過去には加茂憲倫を騙っていた呪詛師。1000年以上前から暗躍しており、一連の事件の首謀者です。肉体を乗っ取る術式を持っており、1000年以上もの間さまざまな肉体を渡り歩いてきました。 羂索は、乗っ取った人物の術式を使うことができます。そのため、戦闘では夏油の「呪霊操術」や、虎杖の母親である虎杖香織の術式「反重力機構(アンチグラビティシステム)」などを使用しました。 羂索の領域展開は「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」。不気味な亡者の柱のようなものが登場します。詳細は語られていないので、能力は分かっていません。しかし、宿儺と同じように空間を閉じずに領域を展開することが可能です。 羂索は「呪力の最適化」を目的に行動しています。そのためには、人類と天元を同化させる必要があり、羂索は天元がいる薨星宮に乗り込みました。天元を護衛する特級術師の九十九由基と呪胎九相図の1人である脹相と戦闘。勝利をおさめ、天元を手に入れます。
- 渋谷事変で特定疾病呪霊「疱瘡神」を使役し冥冥を苦しめる。
- 五条に獄門疆を使い封印する。
- 真人に「うずまき」を使用して真人を取り込む。
- 薨星宮に乗り込み九十九と脹相を倒す。
4位[SS]:魔虚羅(まこら)
等級 | なし |
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術式 | なし |
領域展開 | なし |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 14巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 禪院家相伝の術式「十種影法術」の最強の式神 |
八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)は禪院家相伝の術式「十種影法術」の式神です。今まで調伏できた者はおらず、十種影法術の式神のなかでも最強の式神。かつては六眼持ち無下限呪術使いを倒したこともあります。 その能力は、「あらゆる事象への適応」です。一度食らった攻撃には耐性ができ、より有効な攻撃を与えます。また、「退魔の剣」も持っており、その威力は宿儺が呪霊だったら一撃で消し飛ばせるほど。 渋谷事変で恵が調伏の儀で呼び出し、宿儺と戦います。宿儺の斬撃「解」を見切る活躍を見せました。その後は宿儺の領域展開「伏魔御廚子」をくらい敗北します。宿儺はこれにより、十種影法術使いとして初めて魔虚羅を調伏したのです。
- 渋谷事変で宿儺に敗北する。
- 万との戦闘で召喚され万に勝利する。
5位[S]:乙骨憂太(おっこつゆうた)
乙骨憂太は『呪術廻戦』の前日譚『東京都立呪術高等学校』の主人公で、日本に4人しか存在しない特級呪術師の1人。さらに超大物呪術師とされる藤原道真の子孫である呪術高専東京校の2年生です。 乙骨は入学時、元婚約者にして特級過呪怨霊である祈本里香(おりもとりか)に呪われていました。「呪いの女王」と言われるほど圧倒的な呪力を持つ彼女によって、乙骨も「無条件の術式模倣」が可能に。無制限に他人の術式をコピーして使うことができます。 呪力により彼の身体能力も強化されており、姉妹校交流戦では京都校を1人で圧倒。夏油(げとう)が起こした「百鬼夜行」では、力を解放して夏油に勝利しました。しかも最終的に乙骨は里香に呪われているのではなく、乙骨が彼女を呪っていることが判明し、彼自身が規格外の呪力の持ち主であることが分かっています。 本編では海外に行っていた乙骨ですが、渋谷事変終了後に虎杖の死刑執行人としてまさかの登場を果たしました。彼は1度虎杖を殺害しますが、実はこの行動は上層部を欺くための演技。乙骨は五条の指令で虎杖たちを救いに来たのです。 その後は仲間に加わり死滅回游に参加。仙台結界にて、ドルゥヴ・ラクダワラ・黒沐死・石流龍(いしごおり りゅう)・烏鷺亨子(うろ たかこ)の4人に勝利しました。
- 新宿・京都百鬼夜行で夏油傑に勝利する。
- 渋谷事変後、虎杖を処刑し反転術式で蘇らせる。
- 死滅回游の仙台結界にてドルゥヴ・ラクダワラ・黒沐死・烏鷺亨子・石流龍に勝利する。
6位[S]:万(よろず)
等級 | 不明 |
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術式 | 構築術式 |
領域展開 | 三重疾苦(しっくしっくしっく) |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 212話 |
生存or死亡 | 死亡 |
備考 | 伏黒津美紀に受肉した平安時代の術師 |
万は伏黒津美紀に受肉した平安時代の術師です。死滅回游が始まったころは、津美紀のフリをしていました。しかし、津美紀にポイントを譲渡したところで本性を現します。その後は宿儺との戦いを望み、仙台結界で宿儺と戦いました。 万の術式は、禪院真依と同じ「構築術式」。物質を0から構築することが可能です。構築術式は呪力の燃費が悪いのですが、万は昆虫のエネルギー効率をヒントにその弱点を補います。虫の鎧と自在に形状を変化できる液体金属を構築し、万は宿儺と戦闘しました。 万は「三重疾苦(しっくしっくしっく)」という領域展開も使用可能。三重疾苦では、構築術式で構築した完全なる真球に必中効果を付与します。必中効果が付与した真球の破壊力は、通過した地面がごっそりと削られるほどです。 万は生前から宿儺に並々ならぬ愛情を抱いており、宿儺が負けたら結婚という縛りを結んで戦闘します。万も平安時代らしい術師の強さを見せつけますが、宿儺は恵だけの術式で万を破りました。
- 死滅回游の仙台結界で宿儺に強さを見せつけるも敗北。
7位[S]:九十九由基(つくもゆき)
九十九由基は4人しかいない特級呪術師の1人。呪術高専がやっている呪いを祓うという方針は「対症療法」であり、呪いの原因を取り除く「原因療法」が必要だと考えている人物です。また、すべての人が呪力コントロールを身につけることで、呪いのない世界をつくることを目標にしています。 九十九の術式は、「星の怒り(ボンバイエ)」。自らに仮想の質量を付与する術式です。自分以外に唯一術式対象となる式神の「凰輪(ガルダ)」とともに戦います。質量を付与した攻撃は、パンチ1発で羂索の両腕が千切れかけるほどの破壊力です。 さらに、星の怒りで莫大な質量を付与すれば、自分と引き換えにブラックホールを引き起こすことができます。羂索との戦闘で、このブラックホールを起こしますが、羂索の反重力機構で防がれてしまいました。 羂索との戦闘前に天元と交わした会話で、九十九は元星漿体だったことが明らかになります。その際に、天元と同化した星漿体の意思を感じとれることも発覚し、天元に怒りを抱いていました。 九十九は羂索との戦闘で胴体が切断されるほどの重傷を負っており、死亡したと言われています。しかし、明確な死亡描写がないうえ、領域展開を持っていながらも使っていません。このことから、生存説もあります。
- 渋谷事変終盤で裏梅の氷擬呪法「直瀑」から虎杖たちを守る。
- 羂索と戦闘して捨て身の攻撃をするも敗北。
8位[S]:伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)
等級 | なし |
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術式 | なし(フィジカルギフテッド) |
領域展開 | なし |
声優 | 子安武人 |
初登場巻 | 8巻 |
生存or死亡 | 死亡 |
備考 | 1度五条を殺害した張本人 |
伏黒甚爾は伏黒恵の実父にして、「術師殺し」の異名を持つ殺し屋稼業をしている人物です。禪院家の生まれながらまったく呪力を持っていなかった彼は、「天与呪縛」の持ち主。 呪力がない代わり、特級呪術師とやりあえるほどの驚異的な身体能力と、呪力がないにも関わらず呪霊を認識できる鋭い五感が備わっています。彼は体内に「武器庫呪霊」を飼いならしており、そこから特級呪具「天逆鉾 (あまのさかほこ)」や「万里ノ鎖 (ばんりのくさり)」などの武器が取り出し可能です。 「懐玉(かいぎょく)編」では呪術高専2年だった五条や夏油と対戦。甚爾は一度は五条を殺し、夏油も倒しましたが、反転術式で生還した五条に倒されてしまいます。 身体能力においては無類の強さを誇る人物なので、グレずにまっとうな呪術師になっていたら、五条や夏油と並ぶトップクラスの実力者となっていたでしょう。 彼は渋谷事変で呪詛師に降霊され、再びこの世に顕現します。一時は殺戮マシーンとなった甚爾ですが、伏黒恵が息子だと知り自害しました。
- 懐玉・玉折編の終盤で五条を殺害。
- 復活した五条と再戦するも敗北。
- 渋谷事変で降霊され復活、特級呪霊の陀艮を撃破する。
- 恵と戦闘になるも恵が自分の息子と知り自害。
9位[S]:真人(まひと)
真人は人間同士の憎しみや恐れから生み出された特級呪霊。呪霊となってからの日は浅く、呪いとしては未熟な部分が多いです。しかし呪術師との戦闘を重ねることにより、驚異的なスピードで成長をしており、危険視される存在となっています。 術式「無為転変(むいてんぺん)」により、触れた対象の魂の形を変えることが可能。自分の魂にも干渉でき、自身の姿形を自由自在に変形可能です。魂に直接干渉されない限りは、どれだけダメージ受けようとも再生できます。魂に干渉する術がないものが相手だと、無敵の存在です。 彼は領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」を会得しています。領域内では、対象に触れずとも魂への干渉が可能。そのため、領域に引き入れてしまえば勝ちがほぼ確定してしまうのです。 一方で魂の輪郭を自然に知覚し、魂に干渉できる虎杖には苦戦を強いられます。さらに真人が虎杖の魂を変形させようとすると、宿儺の逆鱗に触れることに。虎杖は真人の天敵といえる存在でしょう。両面宿儺を除く特級呪霊の中では、最強の呪いと言っても過言ではありません。 しかし渋谷事変にて虎杖に敗北、その後偽夏油に吸収されてしまいます。
- 七海と戦い引き分けになる。
- 虎杖と七海と戦い追い込まれ逃亡。
- 究極メカ丸と戦い勝利する。
- 渋谷事変で漏瑚・花御・脹相とともに五条と戦うも領域展開をくらい一時戦闘不能に。
- 漏瑚との戦闘で手負いになった七海を殺害する。
- 虎杖と戦闘するも敗れ、逃げていたところ羂索に捕まり取り込まれて死亡。
10位[S]:夏油傑(げとうすぐる)
夏油傑は4人いる特級呪術師のうちの1人であり、五条いわく「最悪の呪詛師」。五条の高専での同級生です。在学時に、100人以上の非術師を呪殺し逃亡、呪詛師として処刑対象となっています。 彼の目的は「呪いが生まれない世界」を目指し、術師だけの世界を作ること。術師は呪力の漏出が非常に少ないため、呪いを生みません。そのため非術師を全員殺し、術師だけの世界を作れば呪いがなくなると考えているのです。 元々は「呪術は非術師を守るためのもの」という考えの持ち主でした。しかし非術師の醜さを目の当たりにして、自身の価値観が揺らぎ始めます。そして「非術師の醜さは、弱さゆえの醜さ」という結論に至り、非術師を「猿」と見下すようになりました。 使用する術式は「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」。降伏した呪霊を取り込むことで、使役することができます。階級換算で2級以上の差があれば、ほぼ無条件で取り込むことが可能。 百鬼夜行で五条に殺されており、作中ではすでに故人です。
- 懐玉・玉折編で呪詛師集団「Q」を撃破する。
- 天内理子を襲うフリーの呪詛師も撃破。
- 天内理子を狙う伏黒甚爾に敗北する。
- 呪詛師になり新宿・京都百鬼夜行を起こすも乙骨に敗北する。
- 五条の手により殺害される。
11位[S]:禪院真希(ぜんいんまき)
等級 | 4級呪術師(1級推薦中) |
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術式 | なし(フィジカルギフテッド) |
領域展開 | なし |
声優 | 小松未可子 |
初登場巻 | 2巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 真依を失いフィジカルギフテッドが覚醒 |
禪院真希(ぜんいんまき)は呪術高専2年で、4級呪術師。しかしこれは彼女を良く思っていない禪院家の妨害が働いているせいで、実際の実力は2級呪術師以上だと言及されていました。 彼女は「天与呪縛」の特性を持っており、生まれつき呪力を持たず術式が使えない代わりに、人間離れした身体能力の持ち主。あらゆる得物を使いこなす戦闘センスと、戦闘中の瞬時の判断力に優れており、伏黒いわく「呪具の扱いなら学生一」だそう。 そんな彼女は渋谷事変で大火傷を負ったあと、実家である禪院で父・扇と戦います。しかし妹の真依と共に敗北し、懲罰部屋に入れられてしまいました。そこで真依と呪力を失った彼女は、フィジカルギフテッドを覚醒させたのです。 覚醒後の戦いぶりは凄まじく、禪院家を壊滅させました。その後、死滅回游にて倒したはずの禪院直哉が呪霊として復活。苦戦するも大道鋼と三代六十四との出会いで、真希はさらに成長し呪霊となった直哉も倒します。 覚醒し成長した真希の実力は伏黒甚爾に匹敵するレベルです。
- 京都姉妹校交流会で三輪と真依に勝利。
- 花御と戦闘し途中で虎杖と東堂と交代する。
- 渋谷事変では陀艮と戦闘するも乱入した甚爾により陀艮が敗北。
- 陀艮との戦闘の後、漏瑚により戦闘不能になる。
- 禪院家にて覚醒し、禪院家を壊滅させる。
- 呪霊となった直哉と戦闘し勝利する。
12位[A]:呪霊・禪院直哉(ぜんいんなおや)
等級 | 特別1級術師→呪霊 |
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術式 | 投射呪法 |
領域展開 | 時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん) |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 16巻 |
生存or死亡 | 死亡 |
備考 | 禪院家26代当主の息子 |
禪院直哉は禪院家当主の息子で、幼少期から次期当主になることを見込まれていた特別1級術師です。男尊女卑の思想を持つ前時代的な感性の持ち主で、傲岸不遜な性格をしています。 彼も父同様に禪院家相伝「投射呪法」の使い手。1秒を24分割した動きを頭の中でイメージすることで、その動きを自動的にトレースして実行に移すことができます。繋げていけばどんどん威力を高めていけるという術式のメリットを、彼は精密に24コマをイメージすることで自分のものとしている実力者。 高い実力を有するものの、対脹相戦では最終的に敗北。覚醒した禪院真希との勝負でも圧倒的な敗北を喫した上に、最期は真希の母親に刺殺されました。 その後は、呪霊として復活。再び真希のもとに姿を現し再戦します。当初は真希を圧倒するも、真希が戦闘中に成長し、直哉は再び真希に敗れました。
- 禪院家で真希と戦うも敗北する。
- 呪霊となって復活し真希と再戦するも敗北する。
13位[A]:髙羽史彦(たかばふみひこ)
等級 | なし |
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術式 | 超人(コメディアン) |
領域展開 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場 | 17巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | ある意味最強の術式の持ち主 |
高羽史彦は売れない芸人として活動していた人物です。先輩に芸人引退を勧められ、思い悩んでるなか術式が覚醒しました。 彼の術式は、自分自身がウケると思ったイメージが現実となる「超人(コメディアン)」です。理論上でいえば、五条に勝ってウケるとイメージできれば、五条にも匹敵するとされています。 作中では、実力者である黄櫨を軽々と蹴り飛ばしており、レジィにも強いと評されていました。また、「死ぬのはおもしろくない、笑いが取れない」という考えを無意識に取り入れ、宿儺の攻撃をしのぐ活躍を見せます。 しかし、まず本人が術式を認識していないうえ、領域展開に対処できる技を持っていません。そのため、理論上は五条に匹敵するとしても現実的ではないでしょう。
- 死滅回游で黄櫨の足止めをする。
- 宿儺の攻撃を無傷で切り抜ける。
14位[A]:漏瑚(じょうご)
等級 | 特級呪霊 |
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術式 | 名称不明(火炎を操る) |
領域展開 | 蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん) |
声優 | 千葉繁 |
初登場巻 | 2巻 |
生存or死亡 | 死亡 |
備考 | 直毘人を焼き殺し宿儺に強さを認められている |
漏瑚(じょうご)は人が古来より抱く天災への恐れ、その中でも「大地」への恐れによって生み出された特級呪霊。人と意思疎通が図れるほどの知能を有する特殊な呪霊です。 人の持つ負の感情に偽りはなく、そこから生まれる「呪い」こそが「純粋な人間」であるという思想の持ち主。嘘や建前で固められた人間は「偽物」であり、消えてしかるべき存在と考えています。 夏油いわく、甘く見積もっても「両面宿儺の指8、9本分」の実力の持ち主。火を操る術式を使い、領域展開「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」も会得しています。 夏油の忠告を無視して五条に戦いを挑み、領域展開を使用するも惨敗。首だけの状態にされてしまいますが、花御(はなみ)に助けてもらい何とか生還を果たしました。 彼は特級呪霊の中で間違いなく最強クラスです。その強さは直毘人を焼き殺し、七海や真希に深刻な大火傷を負わせるほど。しかし、宿儺と戦闘し「お前は強い」と認められるも、火力対決で宿儺に敗れ死亡しました。
- 五条と戦闘し敗北する。
- 渋谷事変で再び五条と戦闘するも領域展開をくらい一時戦闘不能になる。
- 直毘人を焼き殺し、七海と真希に重傷を負わせる。
- 宿儺と戦い火力対決するも敗れて死亡する。
15位[A]:秤金次(はかりきんじ)
等級 | 不明 |
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術式 | 名称不明(CR私鉄純愛列車内の演出を具現化する能力) |
領域展開 | 坐殺縛徒(ざさつばくと) |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 2巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 先輩術師と揉め暴力沙汰を起こし停学中 |
秤金次は呪術高専3年に在籍する生徒です。五条いわく「僕と並ぶ術師になる」人物とのこと。五条が同様の評価をしているのは、同校2年の特級呪術師である乙骨憂太と、両面宿儺の器となった虎杖悠仁です。ここに名前が加わっていることから、秤もかなりの実力者であることが窺えます。 彼は「死滅回游」平定への協力を打診される形で、喧嘩賭博の胴元として作中に登場しました。虎杖と恵、パンダが説得にあたり仲間となります。仲間になった後は、シャルル・ベルナール、鹿紫雲一に勝利する活躍を見せました。 秤の術式は名称が明かされていません。ですが、領域展開は明かされておりその能力は「坐殺博徒(ざさつばくと)」というパチンコをモデルにした能力です。大当たりを引けばラウンド中無制限に呪力が溢れ続けるうえ、肉体が壊れぬよう反転術式を発動する無敵状態になります。 しかも、ラウンド中に焼き切れた呪力が回復するため、ラウンドが終わった後も再度領域展開をすることが可能。あたりを引き続ければ最強の能力です。
- シャルル・ベルナールに勝利する。
- 鹿紫雲一に勝利する。
16位[A]:鹿紫雲一(かしもはじめ)
等級 | 不明 |
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術式 | 不明 |
領域展開 | 不明 |
初登場巻 | 18巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 400年前から甦った過去の術師の一人 |
鹿紫雲一は死滅回游のプレイヤーで、死滅回游開幕の時点で200ポイントも獲得していました。その後は100点を消費して総則9を加えています。 鹿紫雲は400年前の術師で生前から強い者との戦闘を求めていました。生前は強者との戦闘で満足できず、羂索と契約を結び死滅回游に参戦します。また、羂索との契約の折に最強の術師は宿儺と聞いており、死滅回游では宿儺との戦闘を求めていました。 鹿紫雲の呪力は電気とほぼ同等の性質を持っており、自在に電気を流して戦います。稲妻のような攻撃を放つこともでき、その破壊力はボーナス中の秤の腕を弾き飛ばすほど。しかし、電気という特性から電気が流れやすい場所では、呪力が放出してしまいます。 鹿紫雲の電気はあくまで特性であり、作中ではいまだ術式は明かされていません。しかし、鹿紫雲は自身の術式のことを「一発、それっきり」と言っており、宿儺にしか使うつもりはないようです。 死滅回游では、パンダに圧勝し、秤との戦闘では弱点をつかれ敗れました。
- 死滅回游でパンダと戦闘し圧勝する。
- 死滅回游で秤と戦闘し敗北する。
17位[A]:ミゲル
等級 | 不明 |
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術式 | 不明 |
領域展開 | 不明 |
声優 | 山寺宏一 |
初登場巻 | 4巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 五条を足止めするほどの実力者 |
ミゲルは百鬼夜行を決行した、夏油一派の1人です。名前通り日本人ではなく、片言の日本語を話します。百鬼夜行の際に、最強である五条は彼を一目で「めんどくさそうな奴」と評していました。そして五条が感じた通り六眼を解放した彼を、数分間足止めする離れ業をやってのけます。 すべての作戦が台無しになるほどの強さを誇る五条の足止めは、夏油一派において必須でした。そのため作者である芥見下々は、彼が百鬼夜行のMVPだと語っています。 ミゲルの強さの根源は「黒縄」と呼ばれる呪具です。黒縄は彼の母国で作られる希少な呪具で、あらゆる術式を相殺する効果がありました。 ミゲルの主な活躍は百鬼夜行のため、本編では活躍がありません。しかし、本編で五条の強さが明らかになる度、百鬼夜行で五条を足止めした活躍が評価され始めました。今ではすっかり強さランキング上位に食い込むキャラクターです。
- 新宿・京都百鬼夜行で五条を足止めする。
18位[A]:石流龍 (いしごおりりゅう)
等級 | 不明 |
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術式 | 呪力の放出 |
誕生日 | 不明 |
領域展開 | 所持しているが名称不明 |
初登場巻 | 20巻 |
生存or死亡 | 死亡 |
備考 | 死滅回游全泳者中最強の呪力出力 |
石流龍はリーゼント頭が特徴的な、仙台結界のプレイヤーです。鹿紫雲と同じ時代の術師であり、伊達藩で歴代一の呪力出量といわれていました。 満足な人生を歩んできたものの、デザートが足りなかったと考えていた彼。乙骨と相対した際には、強敵との戦闘を心から楽しんでいました。 術式は呪力の放出で、作中ではプレイヤーイチの呪力量を誇る大砲と紹介されています。また彼は術式を使用している状態と使用していない状態で、同じレベルの攻撃が放てる唯一の術師です。 乙骨との戦いでは互角と思えるほどの激闘を見せるも敗北。その後は乙骨に殺されることなく仙台結界にいましたが、宿儺が来た際に瞬殺されます。
- 死滅回游で乙骨に敗北する。
- 仙台結界にきた宿儺に瞬殺される。
19位[A]:裏梅(うらうめ)
等級 | なし |
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術式 | 氷凝呪法 |
領域展開 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 7巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 偽夏油に協力する宿儺の従者 |
裏梅(うらうめ)は偽夏油や呪霊と行動を共にする呪詛師です。子供のように小柄な体格をしており、おかっぱ頭と着物が特徴的。 作中では宿儺を「宿儺様」と呼び、崇拝している様子を見せていました。実は1000年前から彼の従者であったことが、明らかになっています。公式ファンブックによると、人間の調理が上手かったため、宿儺の隣に立つことを許されていたようです。 裏梅の使用する氷凝呪法は氷を操る術式。氷凝呪法はとても強力で、渋谷事変では1級呪術師である日下部篤也(くさかべあつや)や脹相を圧倒しています。しかし、それ以降は受肉した宿儺の援護以外に目立った活躍はなく、五条が復活した時にはワンパンでやられていました。
- 渋谷事変で虎杖らを氷凝呪法で足止めする。
- 受肉した宿儺を援護する。
- 復活した五条にワンパンで倒される。
20位[B]:ドルゥヴ・ラクダワラ
等級 | 不明 |
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術式 | 名称不明(自立型式神の生成) |
領域展開 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 20巻 |
生存or死亡 | 死亡 |
備考 | 単身で列島制圧を成し遂げた宿老 |
仙台結界は東京と比べて、激戦区となっていました。均衡した四つ巴の一角を担っていたのが、ドルゥヴ・ラクダワラです。 ドルゥヴは2度受肉した受肉体で、過去に倭国大乱を単独で制圧したと説明されています。獲得ポイントは91点で仙台結界トップでしたが、乙骨に斬られ死亡しました。 2種の式神を使う術式で、式神の軌跡を領域としています。乙骨に術式をコピーされ、石流と烏鷺との戦闘の際に術式を使用されていました。
- 死滅回游で乙骨に敗北する。
21位[B]:烏鷺亨子(うろたかこ)
等級 | 不明 |
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術式 | 名称不明(空を面で捉えての操作) |
領域展開 | 所持しているが名称不明 |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 20巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長 |
烏鷺亨子も仙台結界にいたプレイヤーです。烏鷺は元藤氏直属暗殺部隊、日月星進隊の隊長を務めていました。生前は宿儺と同時代の術師です。生前から藤原氏に嫌悪感を抱いていており、乙骨に藤原の面影を見て激怒していました。 黒沐死と乙骨の戦闘を見ていた烏鷺は、勝利した途端乙骨に攻撃を仕掛けます。その後石流も参加し、三つ巴の死闘に突入しました。3人が領域展開をしようとしたところ黒沐死が乱入し、相性が悪い烏鷺は黒沐死に腕を千切られ、そこに石流の大砲をくらい敗北します。 術式は空間を面で捉えるというものです。空の面を攻撃し、敵に強烈な一撃をお見舞いできます。 乙骨と石流との戦闘の後は殺されることなく仙台結界にいました。ですが、宿儺が仙台結界に訪れた際、怯えていたことから生前は宿儺に殺されたのではないかといわれています。
- 死滅回游で石流に敗北する。
22位[B]:黒沐死(くろうるし)
等級 | 特級呪霊 |
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術式 | 土虫蠕定 |
領域展開 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 20巻 |
生存or死亡 | 死亡 |
備考 | ゴキブリの特級呪霊 |
黒沐死は術師ではなく、ゴキブリの特級呪霊です。彼の存在をみて乙骨は、死滅回遊には呪霊も参加可能だと知りました。外見は巨大で不気味なゴキブリで、手が生え片言ですが言葉も話します。 ドルゥヴを倒した乙骨を襲い戦闘を開始した黒沐死。。周囲の敵が見ているため反転術式は使いたくないと考えていた乙骨ですが、最後には使わざるを得ないほどの強敵でした。 術式は大量のゴキブリと2体の式神を操る「土虫蠕定」、使用する呪具は「爛生刀」です。
- 死滅回游で乙骨に敗北する。
23位[B]:天使・来栖華(くるすはな)
等級 | 不明 |
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術式 | 名称不明(あらゆる術式を消滅させる) |
領域展開 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 17巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 肉体を持ち主と共有している過去の術師 |
天使はあらゆる術式を消滅させる術式を持った、1000年前の術師です。天使は来栖華の肉体に受肉しており、華の自我を殺すことは自身の信条から外れるようで、華と共生しています。なお、華は過去に恵に救われた経験があり、恵のことを「運命の人」と呼んでいました。 虎杖たちは天使の存在を天元から聞き、天使の術式で獄門疆の封印を解いて、五条を復活させようとします。そのため、天使が参加している死滅回游に参加して、天使を探していました。 恵がレジィとの戦闘で重傷を負い気絶したところに天使が現れ、その後は虎杖たちとも合流します。天使と「堕天と呼ばれる存在を排除する協力」を条件に、五条の封印を解く約束をしました。しかし、実は堕天は宿儺だったのです。天使と宿儺の関係はまだ明らかになっていません。 宿儺が恵に受肉した際には、「邪去侮の梯子」を発動して宿儺の身を焼き苦しめます。恵に戻った様子を見せ術式を解いてしまいますが、恵に戻ったのは宿儺の演技。その後は宿儺に重傷を負わされますが、髙羽や家入に助けられ一命を取り留めます。 治療した後は獄門疆の封印を解き、五条を復活させました。
- 死滅回游で受肉した宿儺に重傷を負わされる。
24位[B]:日車寛見(ひぐるまひろみ)
等級 | 不明 |
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術式 | 名称不明(仮想空間で開く裁判の結果に応じて相手にペナルティを科す) |
領域展開 | 誅伏賜死(ちょうぶくしし) |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 18巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 呪術師としての才能が最も輝く才能の原石 |
日車寛見は、もともと弱者を救うために活動していた弁護士です。しかし努力したにも関わらず理不尽な感情を向けられ闇堕ちし、術式を覚醒させ死滅回游に参加します。 死滅回游のルールを変更しようとしていた虎杖達は、すでにポイントが100を超えているプレイヤーを探していました。そこで虎杖は日車と接触し、戦闘の末、彼を改心させています。 術式は裁判の結果によって相手にペナルティを科す強力なもので、多くの人間を殺し虎杖すらも追い詰めました。 虎杖との戦闘後は消息不明でしたが、五条が宿儺との戦闘に向かう際、虎杖たちと五条を見送っています。経緯は分かりませんが、おそらく虎杖たちと協力関係になったのでしょう。
- 死滅回游で虎杖に敗北する。
25位[B]:三代六十四(みよろくじゅうし)
等級 | 不明 |
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術式 | 不明 |
領域展開 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 22巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | スーパー馬鹿にスーパー馬鹿が受肉したスーパー泳者 |
三代六十四は死滅回游の泳者の1人です。見た目はどう見ても河童ですが、呪霊ではなく人間。相撲が大好きで、相撲を求めて宮崎から東京を目指すつもりが方向音痴なのか桜島に来ました。作者の芥見下々いわく、「スーパー馬鹿にスーパー馬鹿が受肉したスーパー泳者」とのことです。 術式は作中では判明していません。ですが、相撲を取ることだけに特化した簡易領域を展開できます。この簡易領域は相手が了承しない限り展開されません。領域内では時間の流れが異様に速く流れます。そのため、1000を超える取組をしても、外では1分も経過していません。 呪霊となった直哉との戦闘に真希が苦戦しているところ、六十四は唐突に現れました。真希を簡易領域に引き込み、領域内で相撲を取ります。当初は圧倒するも、真希の成長を促し、成長した真希に相撲で敗北しました。 その後は真希と一緒に直哉と戦い、領域展開した直哉に重傷を負わされます。しかし、真希が直哉を倒し一命を取り留めました。
- 自身の簡易領域内で真希と相撲を取り、当初は圧倒するも敗北。
- 真希とともに呪霊の直哉と戦い、重傷を負うも勝利する。
26位[B]:大道鋼(だいどうはがね)
等級 | 不明 |
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術式 | なし |
領域展開 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場巻 | 22巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 天下無双の無名の剣豪 |
大道鋼は死滅回游の泳者の1人。過去の人物で受肉しているようですが、術式はなく受肉した泳者のなかでも非術師の珍しい人物です。六十四と似た境遇をしており、刀が大好きで刀を求めて桜島まで来ました。 その境遇からネタキャラのように思えますが、実力は本物。呪力が一般人程度しかないので呪霊が見えませんが、独特の感覚から呪霊を感知して戦います。 作中では、六十四とともに登場し真希が持っていた釈魂刀レプリカで戦闘。真希でさえ引き出せなかった釈魂刀レプリカの実力を引き出し、呪霊の直哉を切り裂くほどの実力を見せました。直哉の領域展開で重傷を負うも、無事生存しています。 鋼の独特の呪霊を感知する感覚は真希に足りなかったものを教え、真希が成長するきっかけを与えました。
- 真希とともに呪霊の直哉と戦い勝利する。
27位[C]:虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
等級 | 不明(1級推薦中) |
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術式 | なし(?) |
領域展開 | 不明 |
声優 | 榎木淳弥 |
初登場巻 | 1巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 体内にいた宿儺は伏黒に受肉 |
虎杖悠仁は東京都立呪術高等専門学校1年生。元は仙台の杉沢第三高校通う普通の高校生で、部活の先輩と負傷した伏黒を呪霊から救うために特級呪物「両面宿儺(りょうめんすくな)の指」を飲み込みます。 「両面宿儺」は1000年以上前に実在した人間であり、「呪いの王」と呼ばれる存在です。しかし虎杖は非常強力な呪いである「宿儺の指」を取り込んでも、肉体と自我を保てる「器」としての素質をもっていました。 身体能力が常人離れしており、「高専生全員が呪力なしでやりあったら虎杖が勝つ」と伏黒に評されるほど。しかし「術式」は持たないため、呪術を使うことは出来ません。将来的に宿儺の術式が使えるようになることが五条により示唆されています。 身体能力の高さを活かし、体術に「宿儺の指」から得た呪力を上乗せする戦闘スタイル。虎杖の打撃は、拳でのインパクト後に遅れて呪力が衝突します。その結果、1度の打撃に2度の衝撃が生まれます。さらに特級呪霊との戦闘において、東堂の指導のもと「黒閃(こくせん)」を会得しました。 死滅回游での虎杖は、呪術高専3年である秤金次(はかりきんじ)の協力の打診に訪れます。そこで彼は五条に並ぶ術師になると言われる秤の攻撃を耐え続け、見事に“熱”を認めさせました。 死滅回游のポイントを集め順調に進んでいるように見えましたが、212話にて宿儺が契闊を唱え体の主導権を乗っ取られてしまいます。そして、宿儺が自身の指を恵に食べさせ、虎杖の体内にいた宿儺は恵に受肉してしまうのでした。
- 京都姉妹校交流会で東堂と共闘し花御を追い込む。
- 釘崎とともに呪胎九相図の血塗と壊相に勝利する。
- 渋谷事変では脹相に敗北。
- 渋谷事変後に乙骨と戦闘し殺されるも蘇生される。
- 死滅回游で秤の攻撃に耐え続ける。
- 死滅回游で日車に勝利する。
28位[C]:脹相(ちょうそう)
等級 | 特級呪物「呪胎九相図」 |
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術式 | 赤血操術 |
領域展開 | 不明 |
声優 | 浪川大輔 |
初登場巻 | 7巻 |
生存or死亡 | 生存 |
備考 | 加茂憲紀と同様に加茂家相伝の術式を使用 |
脹相は9番まで存在する特級呪物「呪胎九相図」が、人間に受肉した姿です。1番である彼は、無気力ながら弟への深い愛情を持っているのが大きな特徴でした。 また史上最悪の呪術師と呼ばれる加茂憲倫によって「呪胎九相図」は生み出されており、長兄の彼のみ加茂の血を与えられています。そのため脹相は赤血操術を使用できるのです。 脹相の兄弟愛と強さは本物です。もともと彼は、真人や偽夏油によって顕現された存在でした。しかし虎杖に兄弟としての愛を感じるとあっさりと裏切り、渋谷事変後は虎杖を追う禪院直哉に勝利しています。 その後、虎杖らと天元の元へ訪れ、交換条件で九十九と一緒に天元の護衛につきました。薨星宮に侵入した羂索と戦闘になりますが、敗北。九十九が捨て身の攻撃を仕掛ける前に脹相を逃がし、その後は虎杖らと合流しました。
- 渋谷事変で漏瑚・花御・真人とともに五条と戦うも領域展開をくらい一時戦闘不能。
- 渋谷事変で虎杖と戦闘し虎杖を追い込む。
- 渋谷事変後、禪院直哉と戦闘し勝利する。
- 薨星宮にて羂索と戦闘し敗北する。
29位[C]:伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
等級 | 2級呪術師(1級推薦中) |
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術式 | 十種影法術 |
領域展開 | 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい) |
声優 | 内田雄馬 |
初登場巻 | 1巻 |
生存or死亡 | 生存(?) |
備考 | 御三家の一角「禪院家」相伝の術式を使用 |
伏黒恵は虎杖と同じく東京都立呪術高等専門学校1年生で、2級呪術師。呪術界の御三家、禪院(ぜんいん)家の血筋にあたります。 不平等な現実のみが平等に与えられていることに疑問を感じ、「少しでも多くの善人が平等を受け取れるように不平等に人を助ける」というポリシーを持っている人物です。 禪院家に伝わる術式「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」の使い手。影を媒介とした式神術で、手で作った影絵から式神を召喚します。また自身の影に干渉することもでき、呪具を影の中に収納しています。式神にはそれぞれ固有の能力があり、式神を組み合わせることによる応用も可能です。 また彼は宿儺も興味を示す程の強力な術式を、奥の手として隠し持っていました。その名も「八握剣異戒神将・魔虚羅(やつかさのつるぎいかいしんしょう・まこら)」です。 魔虚羅は最強の式神ですが、誰も調伏した記録が無く自身の命が代償となってしまう諸刃の剣。渋谷事変にて呼び出していますが、宿儺がいなければ彼は死んでいました。 さらに彼は特級呪霊との戦闘において、不完全ではありますが領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいて)」を会得しています。 死滅回游で津美紀のためにポイントを集め譲渡するも、津美紀はすでに万に受肉されていました。この事実に動揺した恵は、その隙に宿儺に体を奪われ宿儺が受肉してしまいます。宿儺は恵の魂を完全に鎮めるために、津美紀に受肉した万を殺害。恵は魂が完全に沈んでしまい、現在は生存不明です。
- 京都姉妹校交流会で加茂憲紀を追い詰める。
- 宿儺の指を食べた八十八橋の特級呪霊を1人で倒す。
- 渋谷事変で陀艮の領域展開に穴をあける。
- 死滅回游で星綺羅羅に勝利する。
- 死滅回游でレジィ・スターに勝利する。
30位[C]:レジィ・スター
等級 | 不明 |
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術式 | 再契象 |
領域展開 | 不明 |
初登場巻 | 19巻 |
生存or死亡 | 死亡 |
備考 | シン・陰流簡易領域の原型「彌虚葛籠」の使い手 |
レジィ・スターは長髪が特徴的な術師です。体に無数のレシートを纏う異様な格好をしており、麗美にカモを自分のもとに連れてくるよう指示していました。 彼の術式はレシートを呪力で焼くことで契約を再び実現する、「再契象」です。とても強力な術式ですが、伏黒との死闘の末死亡しました。 羂索と天元の存在に言及していたことから、1000年前の術師であると思われます。
- 死滅回游で恵に敗北する。
強さランキングは今後も見逃せない!新たな最強は生まれるのか?【呪術廻戦】
バトル漫画であればやはり気になるキャラクターの強さ。本作の場合は五条の圧倒的な1位となっていますが、今後彼に代わる最強が誕生する可能性もあります。 「死滅回游」が勃発し新キャラクターも続々登場している『呪術廻戦』。今後も変動が予想される強さランキングから目が離せません!