2020年6月10日更新

「鮮血の戦乙女」こと、シャルティアの魅力に迫る!【オーバーロード人気キャラ祭】

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シャルティア、ナザリック大墳墓を守る最強美少女に迫る!【ネタバレ注意】

現実化したゲーム世界を舞台に、主人公アインズ・ウール・ゴウンが忠実な下僕たちと世界征服を目指すダークファンタジーアニメ『オーバーロード』。2015年に初めてアニメ化され、こちらも大ヒットしました。 アインズたちが暮らしているのが、ナザリック大墳墓と呼ばれる巨大な地下迷宮です。地下部分は10層に分かれ、それぞれに階層守護者と呼ばれる強大な力を持つモンスターたちが潜んでいます。その第1〜第3階層を守るのが、シャルティア・ブラッドフォールンです。 彼女が大活躍したのはアニメ第1期の後半。原作のタイトルは「鮮血の戦乙女」です。守護者最強の本領を発揮して活躍!と言いたいところですが、その顛末は……。 ※ここから具体的なエピソードを振り返りながらシャルティアについて解説していきます。読み進める際にはネタバレにご注意ください。

製作者は至高の41人が1人、ペロロンチーノ

『オーバーロード』の世界は、ゲーム内のようなヴィジュアルですが、実際にはリアルそのもの。ゲームではNPCだった者が、ここでは実際に生きています。逆に言えば作中の世界に生きる者はみな、ゲーム上のアバターやNPCだった者たち。つまり彼らにはみな、自身の創造主がいるのです。 もちろん、シャルティアにも創造主がいます。ゲーム上で彼女を創ったのは、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバー、ペロロンチーノ。この世界では、ナザリック地下大墳墓を創造した絶対者、「至高の41人」の1人とされています。 ペロロンチーノ自身は貧乳ロリ好きの、エロゲ―をこよなく愛するダメ人間。そしてシャルティアは、彼の性的趣味が反映されたキャラクターなのです。なお彼女は一見巨乳ですが、これはパッドを何枚も重ねたことによるもの。このパッド設定は、彼が後付けで加えたものとなっています。

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小柄で巨乳のゴスロリ美少女、その正体は生粋のヴァンパイア

外見はゴスロリ系ファッションがよく似合う10代前半の美少女、シャルティア・ブラッドフォールン。真っ白な肌と銀髪、そして真紅の眼差しは精巧なフランス人形のようです。小柄な肢体に不釣り合いなほど盛り上がる胸もまた、マニアックな人気を集めるポイントと言えるのではないでしょうか。 他の階層守護者と同様にシャルティアも、アインズのようなプレーヤーによって設定されたNPC(ノンプレイヤーズキャラクター)。属性は「邪悪〜極悪」で、種族は吸血鬼ですが、中でも最初から吸血鬼として誕生した者として最上位に定義される「真祖」に当たります。 ヴァンパイア=死者であるがゆえに不老不死で、ヴァンパイア・ブライドと呼ばれる女性のヴァンパイアたちを使役し、コウモリや狼を眷属として従えながらナザリック大墳墓を守っています。

その他にも設定がてんこもりのシャルティア

シャルティアは、単に貧乳ロリというだけではありません。彼女には、これでもかというくらい多くの設定が盛られているのです。そしてその多くは、ペロロンチーノならではの、エロゲ―にありがちな設定となっています。 シャルティアが普段から身にまとう衣装は、華のあるゴスロリ調。後頭部に付けた大きなリボンと、腰から下が大きくふくらんだスカートが目を引きます。 また、最も特徴的なのが、語尾に「ありんす」を付けて話す廓(くるわ)言葉でしょう。しかも、彼女はその廓言葉を間違った使い方をして話す、という設定までなされています。彼女自身、言葉づかいについてはよく理解していません。 さらに、アインズにゾッコンなことからも分かる通り、シャルティアはネクロフィリアです。それだけでなく、嗜虐(しぎゃく)趣味を持った生粋のサディストでもあります。ゆえに、同じ趣味を持つソリュシャン・イプシロンとは仲が良いようです。

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なぜシャルティアはアルベドやアウラと喧嘩腰なの?

シャルティアはアインズを支配者として敬いつつ、愛情を抱いています。その感情は、彼女の性的嗜好「ネクロフィリア」から生まれたもの。恋愛対象も死者がお好みなシャルティアにとって、アンデッドの王でもあるアインズの骸骨顔は超イケメンで、骨だけのボディは超スタイリッシュなのです。 そんなシャルティアに女性としてのライバル意識を燃やしているのが、ナザリックの守護者統括を務めるアルベドです。彼女の場合はもともとNPCとして自分を愛するようにアインズ(モモンガ)自らが設定したものでしたが、リアルになって以来暴走気味。ことあるごとにシャルティアと張り合います。 もうひとり、シャルティアと頻繁に口喧嘩をしているのが、第7階層を守護する双子のダークエルフのひとり、アウラです。こちらはアインズを巡る確執ではなく、彼女たちを生んだプレーヤー同士が姉弟だったことが関係しています。どちらかといえば可愛い姉弟喧嘩といったところでしょうか。 アルベドもアウラも、シャルティアへのツッコミはバストネタが基本。実はシャルティアの胸は「盛った」もの。アウラはストレートに「ニセ乳」と呼んではばかりませんが、アルベドの「食品サンプル」はなかなかウイットに富んだツッコミです。

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階層守護者最強クラス!?圧倒的な強さを持つ

シャルティアは、他の階層守護者を圧倒的に上回る戦闘力の持ち主。全てのステータスが高い水準で噛み合わさっており、総合力で最強となっています。攻守ともに優れており、単体でかなりの強さを発揮することが可能です。 シャルティアは、ゲーム時代から戦闘力をひたすら追求されて積み上げられています。彼女の驚異的な強さは、“ガチ”でビルドされてきたからこそでもあるのです。 戦闘時のシャルティアは、相手に与えたダメージ分のHPを吸収する「スポイトランス」を使用。聖なる魔力を槍状にして攻撃する、必中の「清浄投擲槍」などの技や、信仰系魔法も駆使します。 切り札は、能力値が同じ分身を作り出すという「エインヘリヤル」。加えて、彼女はアンデッドであるため、疲労なく暴れ続けることが可能です。

スキル「血の狂乱」

アインズとの戦いで大失態を生んだ原因ともなってしまったのが、彼女の特殊スキルのひとつ「血の狂乱」です。 相手の血液を浴びたり飲んだりすることで戦闘能力が跳ね上がる能力。しかし、暴走するとヤツメウナギ的なルックスに変身し、自分で自分をコントロールできなくなってしまいます。

シャルティアとアインズとの一騎打ち!精神支配による裏切り

想定外の精神支配を受けたシャルティアは、アインズに敵対する存在となってしまいます。そしてアインズは彼女を取り戻すために、一騎打ちの展開。 シャルティアは生命力や攻撃力が階層守護者たちの中でも飛び抜けて高く、特殊能力や魔法さらに肉弾戦にも長けています。1対1の総合力なら、彼女の強さはアインズすらも凌ぎます。一騎打ち前のコキュートスの見立てによれば、アインズが勝つ見込みは3割でした。 事実、アインズを迎え撃つシャルティアは強固な真紅の鎧をまとい致命傷を与えることができません。しかも彼女は、スポイトランスと呼ばれる神様クラスのアイテムを使って攻め込みます。自らの眷属を消費して体力を回復するなど、やりたい放題の攻撃でアインズを苦しめていきました。

相対した際のシャルティアに対するアインズの相性は最悪。後衛で死霊系魔術を操るアインズにとって、元来近接型の彼女はまさに天敵なのです。また、アンデッドかつ信仰系魔法の使い手でもあるため、アインズの魔法は通りません。バランスの良い能力は単体でより活かされるため、一騎打ちに限れば敵なしといえるでしょう。 こうして見れば、ますます勝ち目のないアインズ。それでも彼が勝てたのは、事前に“課金アイテム”を駆使して準備を進めていたため。そして、戦いの土壇場でアウラがシャルティアを一瞬引きつけ、隙を作ったことによるものでした。この一瞬が無ければ、彼は彼女に敗れ去っていたことでしょう。

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アインズとの戦いに敗れたシャルティア、その後どうなった?

アインズとの死闘に敗れたシャルティアは、そのまま死亡しました。しかし、アインズは自ら葬った彼女を再び復活させようとします。彼は、復活のために必要な金貨5億枚を用意して、彼女を蘇らせることに成功。 シャルティアは、精神支配が解けた状態で再び復活しますが、彼女はそのときの記憶が一切ありませんでした。とりあえず精神支配の原因が明らかになるまで謹慎状態に。 ただし主に牙をむいた事実は変わらず、彼女は守護者たちから厳しい言葉を浴びせられます。ですが不幸だったこともあるため、アインズは彼女をすんなりと許すのでした。 その後のシャルティアは、重要な任務からは外され、酒浸りの日々を送っています。また、アインズの椅子となって恍惚の表情を浮かべるなど、今まで見られなかった一面も見せるように。S属性でありながら、Mとしても目覚めてしまったかのようでした。

シャルティアに精神支配をかけたのは誰?経緯は?

シャルティアがアインズと戦うことになってしまったのは、彼女が精神支配を受けてしまったため。 彼女はアインズから任務を与えられるも、任務中に「血の狂乱」が発動して暴走。そんな中、彼女はスレイン法国のパーティーと出くわしてしまい、戦うことになったのです。 戦闘中、敵側の老婆カイルが、ワールドアイテムをシャルティアに発動します。「傾城傾国(ケイ・セケ・コゥク)」と呼ばれるこのワールドアイテムは、相手を精神支配させるもの。その効果は、精神支配無効化スキルを持つ彼女ですら避けられないものでした。 アインズは、ワールドアイテムの存在を失念していたことを悔やみ、彼女を探しに向かいます。しかし、精神支配されたシャルティアは、彼の上位魔法をもってしても解除できませんでした。 こうして、2人は最終的に戦う運命へと向かっていったのです。

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ゲヘナ作戦では純白の衣装に身を包む!一体なぜ?

その後、ナザリックはデミウルゴス主導の下で「ゲヘナ作戦」を決行。アインズが関与しない形で、リ・エスティーゼ王国の裏組織、「八本指」を壊滅させようとしました。慎重派で知略に長けたデミウルゴスは、シャルティアを遊撃扱いに。主だった任務から外れた彼女でしたが、黙々と仕事をこなしていました。 また、デミウルゴスはシャルティアの面が割れていることを懸念し、彼女の格好を変えます。これによって、彼女は普段とは異なる純白のドレスに、マスクを着けた衣装となっていました。 そんなシャルティアは、かつて精神支配前に取り逃したブレイン・アングラウスと遭遇。見た目を完璧に変えていた彼女でしたが、気配で正体を見破られてしまいました。 これまでの記憶を失っている彼女は、分からないままに彼を捕獲しようとします。しかし、彼の側に手を出してはいけない人間がいたため、その場を見過ごしました。

実写版シャルティアも出来そう?担当声優は上坂すみれ

シャルティアの声を担当しているのは、歌手や女優としても活躍している上坂すみれ(うえさかすみれ)。「ありんす」など変な廓(くるわ)言葉を、キュートに使いこなしています。暴走時の気色悪さは、思わず引いてしまうほどの熱演でした。 「上坂すみれProject」と題してスタートした歌手活動も順調です。2017年11月にはシングルを発売しました。フォトブックのほか2014年からはカレンダーを毎年発行するなど、積極的に顔出し芸能活動を展開しています。 マルチな活躍の秘密はやはり可愛いから。黒髪ロングヘアーに真白な肌とつぶらな瞳、さらに抜群のスタイルと、まさに正統派美少女。もし実写版『オーバーロード』が企画されたら、リアルでシャルティアを演じられそうですね。