2020年6月9日更新

アルベドに秘められた謎とは?真の姿や、裏切りの噂にせまる【オーバーロード】

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オーバーロード アルベド サムネイル

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アルベド、『オーバーロード』のヒロイン(?)に迫る!【ネタバレ注意】

アニメ『オーバーロード』に登場するキャラクター・アルベドは、「アインズ・ウール・ゴウン」という伝説的なギルドの本拠地であるナザリック地下大墳墓の守護者を統括している最高位の悪魔、という設定のNPCです。 内政能力や実務能力、戦闘力があるだけでなく、編み物や掃除などの家事もできる万能型。美しい外見に淑女のような口調、そして常に笑みを浮かべていることから、天使や女神のような雰囲気が漂っている魅力的な女性です。 守護者統括という立場からか、ナザリック大墳墓に侵入してきた人に対しては、自分が上位者であるかのように振る舞います。 ※アルベドについてエピソードを振り返っていきます。ネタバレを知りたくない人は、ご注意ください。

モモンガを一途に愛すアルベドが可愛い

アルベドはプレイヤーが作ったNPCで、製作者はタブラというモモンガ達のギルドにいた人物。モモンガが遊び心で、「ビッチである」というタブラの設定を「モモンガを愛している」に書き換えた結果、アルベドはモモンガを愛してやまない性格になってしまいました。 そのせいで、アルベドは普段は微笑みを崩さないポーカーフェイスなのにモモンガのことになるとムキになったり、モモンガ本人にはデレデレしたりと、普段とは違う姿を見せます。

絶世の美女でありながら頭も良く、家庭的な一面も持つアルベドは、まさに“正妻”のポジション。しかし、彼女は“ヒドイン”の1人という扱いとなっています。 アルベドの愛情は、度を越した奇行にあらわれます。彼の寝室に知らぬ間に忍び込んだり、抱き枕を作ったりと、“前科”は多数。まだ見ぬ彼との間の子供のためにくつ下を編むことも……。 スイッチが入ってしまうと、もはや手に負えません。人目も気にせず彼に襲いかかった際は、守護者の助力が無ければ止められないほどでした。 我を忘れたアルベドは、口調が荒くなり、イメージとは程遠い醜態をさらします。こうした姿から、恋敵のシャルティアからは大口ゴリラと呼ばれ、その都度いがみ合っています。

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守護者統括を務めるアルベドの戦闘力は?

レベル100の悪魔で、職業としては守護者がレベル10、ブラックカードがレベル5、シールド・ロードがレベル5など、防御系に特化されたスペックを持っているアルベド。そのため守ることにおいてはとても高い能力を持っており、モモンガからも信頼を得ています。 アルベドは、総合的には世界級アイテムの所有を認められるほどの戦闘力を誇っていて、その実力があるからこそナザリック大墳墓の守護者統括を務められているのでしょう。 モモンガは攻撃型の戦闘力が強いので、アルベドは良き理解者であり、アシスタントであり、背中を任せられる頼りになるキャラクターなのです。

創造主は至高の41人が1人、タブラ・スマラグディナ!

ゲーム上ではNPCだったアルベドは、あるプレイヤーの手によって生まれました。それは、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」メンバーの1人、タブラ・スマラグディナ。ナザリック地下大墳墓の創造主、「至高の41人」の1人とされています。 アルベドは守護者統括という地位にふさわしく、内務能力に長けていることは紹介してきました。また、デミウルゴスほど知略家ではないものの、頭脳明晰(めいせき)です。従って、ナザリックにおける彼女の立ち位置は、頭脳派側に寄せられています。 タブラは頭の回転が速く、ゲームのギルド内でもブレーンの役割を果たしてきました。こうしたアルベドの設定は、創造主の性格が大きく反映されたものだったのです。 他にも、ギャップ萌えやホラー好きといった彼の趣味が、彼女のキャラ設定にしっかりと含まれています。

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アルベド、まさかの裏切り!?気になる真相は

原作の小説『オーバーロード』では、アルベドがアインズ・ウール・ゴウンのギルドの旗をぞんざいに扱ったり、「くだらない」と吐き捨てたりするシーンがありました。そのため、読者たちの間で「実はアルベドは裏切り者なのではないか」という憶測が流れました。 実際のところ、アルベドはアインズ・ウール・ゴウンというギルドメンバーに捨てられたと思って憎悪していたのです。 また、モモンガを愛しているため、モモンガがギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗っていることも許せなかったようです。 アルベドにとって大事なのはあくまでモモンガであり、アインズ・ウール・ゴウンというギルドに対する愛着はなくむしろ憎んでいるため、そのような行動を取ったのではないでしょうか?

アルベドの正体は?

アルベドの設定をしたアインズ・ウール・ゴウンのメンバーであったタブラの設定によると、もともとアルベドは最高位の天使として生まれるはずだったようです。 しかし化け物と融合したため醜悪な姿で生まれてきてしまい、またそれによって性格もねじ曲げられ、残酷で狡猾な性格になってしまった、とされています。 守護車統括という立場によりアルベドの精神は保たれていますが、もしその精神が解き放たれてしまった場合、ナザリック大墳墓の外で生きる人たちは暴虐の限りを尽くすアルベドを目にするだろう、とも書かれています。

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いまだ明かされないアルベドの真の姿

アルベドは「傾国の美女」という設定通り、一切汚れのない白い服と艶やかな黒髪が特徴的な美女です。ですが戦闘になると全身を黒い甲冑で覆い、大きなバルディッシュ(三日月型の斧)を持った姿へと変わります。 戦闘モードに入ったアルベドは、普段の淑女といった雰囲気とは全く違う好戦的な面を表し、アニメでは度々顔芸などと呼ばれていました。 ですがそれとは別に、アルベドには真の姿があるようです。設定で「醜い姿」と書かれているので、戦闘姿のさらに先に、隠されている本来の姿が明らかになるかもしれませんね。今後にも注目です。

アルベドには姉妹がいる!妹は最強のNPC

実は、アルベドには姉と妹が1人ずついます。三姉妹はみなタブラの手によって生まれたNPCでした。 アルベドの姉はニグレドといい、第5階層のうち「氷結牢獄」を守る領域守護者。情報収集に特化した魔法の使い手で、この魔法に関しては彼女の右に出るものはいません。なお、アニメ本編では登場がカットされています。 対して、アルベドの妹はルベドといい、いまだ謎多き存在です。彼女に関して分かっているのは、彼女がナザリック内で単体最強のNPCであることくらい。肉弾戦ではコキュートスやセバスを上回り、倒せるのはごく一部の存在のみとされています。 そんなルベドの最大の特徴は、タブラが2人の姉とは全く違う方法で創造しているという点。また、“起動実験に成功”しているなど、特殊性がうかがえます。彼女が最強と呼ばれるほどに強いのは、その異なった創造方法によるものなのかもしれません。

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『オーバーロード』のアルベドを演じるのは声優の原由美

アルベドを演じたのは、声優の原由美です。元々郵便局で働いていた原ですが、退職して上京。そして声優として活動をはじめ、『アイドルマスター』の四条貴音役に抜擢されたことから注目されるようになりました。 出演した作品としては、『ログ・ホライズン』のマリエール役、『トリニティセブン』の浅見リリス役、『アンジュ・ ヴィエルジュ』のアルマリア役、『ブレイブウィッチーズ』のアレクサンドラ・I・ポクルイーシキンなどが挙げられます。 歌手としての活動にも積極的で、アニメのタイアップ曲や自身のラジオのオープニングテーマなども歌っています、また、アニメ『オーバーロード』の主題歌である「intention」も原由実の曲です。