2023年3月1日更新

『リッチマン、プアウーマン』の全話あらすじネタバレ!ニューヨーク編も紹介

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2012年に月9ドラマとして放送された『リッチマン、プアウーマン』。小栗旬と石原さとみの共演ということで、放送当時も話題になった名作です。 価値観の全く違う2人が共に成長し合い、惹かれ合う姿がとても印象的なドラマ。この記事では、『リッチマン、プアウーマン』の全話あらすじネタバレを紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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『リッチマン、プアウーマン』のあらすじ

大学4年生で就職活動に勤しむ主人公の夏井真琴がインターンシップとして招き入れられたのは、ITベンチャー企業のNEXT INNOVATION。 社長の日向徹は29歳の若さで総資産250億とも言われ、古い学生会館からスタートしたベンチャー企業を数年で成功に導きました。 そして彼はすべての人の個人情報を管理する「パーソナルファイル」を計画し、副社長の朝比奈(井浦新)とともにNEXT INNOVATIONをさらに大きな企業にするべく奔走します。 硬い友情と信頼で結ばれていた2人でしたが、日向を変えてしまう存在である真琴との関係を不安に感じるように。さらに朝比奈の思いはNEXT INNOVATIONの経営にも影響を及ぼし始め……。

第1話のあらすじ・ネタバレ

日向(小栗旬)は、時価総額3000億円のベンチャーIT企業「ネクストイノベーション」の社長を務めています。8年前に副社長の朝比奈(井浦新)と会社を立ち上げ、大成功を収めていました。 日向は戸籍をインターネット上で管理する、「パーソナルファイル」を作ろうと計画中。そんな日向は「澤木千尋」という名前を何度も検索していました。 一方東京大学の理学部なのに、就活に苦戦しているのは千尋(石原さとみ)。そんな千尋は、ネクストイノベーションの説明会に向かいます。 その頃日向は千尋のメールアドレスに、「私の母親では?」とメール。しかし何度送っても、返事をもらえずにいました。 日向は説明会で、千尋に高圧的な質問を繰り返します。そして会場に向かって、内定ゼロの就活生は出ていくよう命じました。 日向は出ていこうとする千尋に「日本の教育の失敗例」と言い放ちますが、千尋はネクストイノベーションの沿革を語って1人1人と向き合ってほしいと訴えます。 そして千尋が名前を名乗った瞬間、日向は衝撃を受けたのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

千尋は澤木千尋という偽名を使っていたことを、朝比奈に気づかれてしまいます。千尋は軽い気持ちで、日向の実母・澤木千尋の名を勝手に使っていました。 そんな千尋は総務省事務次官・藤川(大地真央)に気に入られ、日向は千尋を利用して総務省との繋がりを作ることに成功します。 しかし日向は、千尋の偽名に気づかず僧侶に相談。そんな時千尋が大学生であることが藤川にバレてしまい、日向は政府の通信事業会合への出入りを禁止されてしまったのです。 千尋はこの事態に、最終面接を蹴ってまで駆けつけていました。千尋は藤川に何度も謝罪し、日向はネクストイノベーションの社員証を千尋に手渡します。 藤川も、千尋をインターンシップで雇うならと、日向の政府の会合出席を許可。そして日向は藤川にパーソナルファイルのデモンストレーションを行い、徐々に信頼を得ていきます。千尋もそんな日向に、少しずつ魅力を感じていくのでした。 その頃朝比奈は、澤木千尋について詳しく調べ始めていたのです……。

第3話のあらすじ・ネタバレ

千尋は、日向が耀子(相武紗季)をバイクに乗せているところを目撃。耀子に「ライバル」と言われ、千尋は笑顔を向けられたのでした。 千尋は日向に名刺を作ってもらいますが、その名前が「澤木千尋」であることに罪悪感を感じるように……。実は千尋は、日向とずっと前に出会っていました。 東大の試験に落ちた千尋を励ます両親を見て、日向は「愚か」だと発言。千尋は東大を諦めようと思っていましたが、日向が母を見つけるまで諦めないと言っていたことから、東大に行けたのはこの時の日向のおかげだと感じていたのです。 現在のネクストイノベーション。日向にクビを告げられた坂口(中野裕太)は朝比奈に対して、「失敗できない臆病者」と言い放ちます。 その頃千尋は、耀子に日向のことが好きだとライバル宣言されることに。千尋は自分の名前について打ち明けようとしますが、タイミングを逃してしまいました。 そんな千尋は、徐々に日向にはっきりと恋心を抱くように。しかしつい、千尋は昔日向が母親を探しにきていたことを話してしまいます。こうして、千尋は日向に完全に距離を置かれることに……。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

日向に名前のことがバレてしまい、千尋はクビを言い渡されてしまいます。日向はパーソナルファイル制作も思うように進まず、イライラする日々。 日向はついに、自分でプログラムを作り上げました。その頃クビになった千尋は、自分にできることはないかと区役所を訪ねます。しかし聞き込み調査を怪しまれ、警察に事情を聞かれることに……。 迎えに来た日向は、システムを使いこなせない千尋を見て新たなアイデアを閃きます。今まで作ったものをすべて削除し、一からシステムを作ることに。日向は「何を作るかじゃなく、誰が使うかだ」と言いますが、千尋には帰るよう伝えました。 朝比奈は日向が新しく作ったシステムを見て、シンプルすぎることに驚きます。2人の考えが少しずつずれ始める中、日向は再び千尋をインターンで雇うことを決めました。日向は千尋の本名「夏井真琴」の名刺を手渡します。 その後、耀子は日向にキスをします。しかしその様子を真琴が目撃してしまい、真琴はショックを受けたのでした……。

第5話のあらすじ・ネタバレ

日向は、新しくできたパーソナルファイルを社員たちに発表します。しかし会社が潰れるほどのお金を投入することに、社員たちは難色を示しました。それを見て、朝比奈は「俺が社員たちを何とかするから」と日向に伝えます。 しかしそんな朝比奈が、何者かに襲われ……。日向は朝比奈のお見舞いに行き、会社を辞めていった遠野(綾野剛)に会って、10億円の出資を約束したことを伝えます。そして、パーソナルファイルの運用実験を田舎の農村で行うことになりました。 そんな日向に、ライバルのJIテックがクラウドシステムに50億円を投資したという情報が入ります。日向は真琴たちと運用実験に励みますが、なんと遠野が逃げてしまったとのこと。 日向は株を売ろうとしますが、実はこれは遠野と朝比奈が仕組んだ罠……。朝比奈は日向を陥れるために、自ら怪我をするという策略を練っていたのです。 そして、ネクストイノベーションの個人情報までもが流出する騒ぎとなったのです。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

個人情報の流出によって、日向は緊急記者会見を開きます。真琴はそんな日向に、「何でも言ってください」と寄り添いました。 真琴の日向への気持ちは朝比奈にも筒抜けで、朝比奈は車で送ってくれた真琴を家に誘います。するとそこに遠野がやってきてしまい、朝比奈は真琴を抱き寄せてその場をやり過ごしたのでした。 日向は株主総会の日を迎え、案の定罵声を浴びることに。日向は「必ず世の中をよくする」と誓ったのですが、株主たちの怒りは収まらず……。朝比奈は株主を余計に怒らせた日向を非難し、ついに「パーソナルファイルは母親探しの延長」と告げてしまいます。 朝比奈は真琴に「これからも日向を支えていく」と伝えた後、「この前君を抱きしめたのは冗談じゃなかった」と告げます。その時日向は真琴に何度も電話をかけていましたが、繋がらず。 落ち込む日向を訪ねたのは、耀子でした。耀子は日向にキスをし、日向も耀子を抱きしめたのでした。

第7話のあらすじ・ネタバレ

ネクストイノベーションは業務停止命令を受け、朝比奈は真琴にフラれたことを日向に伝えます。そして日向は自分の持っている株を全て売り、パーソナルファイルを担保にしてお金を借りることを決意。 朝比奈たちに謝罪のお金を支払うと言う日向に、朝比奈は自分が間違っていたと伝えたのでした。日向と朝比奈は、会社を立て直すことを決意。 そんな時、真琴は超一流企業の研究所から内定をもらいました。インターンシップも来週には終了。真琴は日向のことを思い、なかなか内定に返事をできずにいました。真琴は日向に「このまま働きたい」と涙ながらに伝えますが、日向はそれを断ります。 その後耀子は、兄の朝比奈のパソコンから「日向の解任計画案」を見つけてしまいます。そして取締役会で、パーソナルファイルは新規事業の承認を受けました。しかし取締役の山上(佐野史郎)が、突然日向の解任決議案を出したのです。 朝比奈は反対しますが、結局日向は朝比奈から解雇通達を受けることに……。そして日向が遠野の会社を調べると、なんと取締役に朝比奈の名前が。その後日向は会見で、自身の退任を伝えたのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

日向は会見を終え、朝比奈に「お前の仕業なのか」と問い詰めます。朝比奈は表情を変えて笑い出し、「全部俺がやったことだ」と認めました。 株も朝比奈が40%も占有しており、日向はパソコンにすらアクセスできず。こうして日向は、会社を去っていったのでした。 真琴は朝比奈に、社員として採用したいと声をかけられます。真琴は朝比奈の本音を探ろうとし、朝比奈はJIテックとパーソナルファイルを共同で作ることを発表。そんな朝比奈を見て、さすがの耀子も兄の頬を殴りました。 日向は「今の俺は見せたくない」と、真琴を拒みます。朝比奈は日向に寄り添おうとする真琴を引き留めますが、真琴は日向を選びました。こうして、2人はネクストイノベーションのビルを見上げます。 真琴は日向に「今日が2度目のスタートの日」と告げ、2人は新たな一歩を踏み出す決意を固めたのでした。

第9話のあらすじ・ネタバレ

日向は家も失ってしまい、真琴の家に住むことに。その頃朝比奈は、社長業にノリノリ。そんな兄を見た耀子は、家を出ていくことを決めます。その後耀子は日向に謝罪し、日向が兄に復習するつもりがないことを知りました。 そして朝比奈は、新たなパーソナルファイルを藤川に提案します。しかし藤川は、以前のものの方が使いやすいとのこと。藤川は正直に、「ネクストイノベーションから日向徹が抜けるとこうなるんですね」と朝比奈に言い放ちました。 耀子は日向に何かしたいと、朝比奈が情報漏洩をした証拠を見せます。しかし日向は見向きもせず、日向とほほ笑む真琴に嫉妬を感じて……。そして日向は勝手に、真琴を朝比奈の元に戻そうとします。日向はどうせそのうち、真琴も自分の元を去ると思い込んでいました。 日向は母、会社、真琴も失い、涙を流します。しかし日向は、真琴が藤川から相談されたパーソナルファイルの問題点を壁にたくさん貼っていることを知ります。 日向は真琴を探し、これまで作り上げてきたインターフェイスが採用されたことを真琴に報告。真琴もそんな日向に、笑顔を向けます。 そんな時、朝比奈が情報漏洩をしたと逮捕されたのでした。

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第10話のあらすじ・ネタバレ

朝比奈が逮捕されたのは、遠野がリークしたからでした。その頃日向は、真琴とともに営業活動をする日々。 そして日向はバーチャル試着システムを発表したところ、山上にネクストイノベーションに戻ってきてほしいと言われます。しかし日向は、その提案を断りました。 すると、ネクストイノベーションが中国企業に買収されるというニュースが流れます。そして真琴とも連絡が取れなくなり、日向は「嘘つき女」とショックを受けました。 そんな日向は耀子から、母の住所を聞きます。日向は母に再会しますが、耀子に「もっと会いたい人がいるのでは」と核心を突かれました。 無事に真琴に再会した日向は、朝比奈の戻る場所を作るためにネクストイノベーションに戻ることを伝えます。真琴は日向の決断を応援しますが、日向の会いたい人は自分ではなく朝比奈だと勘違い。 そんな日向も真琴に自分の気持ちを素直に伝えることができず、2人は少しすれ違ってしまったのでした。

最終回のあらすじ・ネタバレ

日向はネクストイノベーションに戻りますが、真琴は勤務地がブラジルになったことを日向に報告します。真琴は「またどこかで」と去ろうとしますが、日向は「何だその態度は」と2人は言い合いに。 そしてようやく、日向は「ネクストイノベーションに帰ってこい!」と真琴に気持ちを伝えたのでした。 一方朝比奈はようやく日向の面会に応じ、「ネクストイノベーションに戻って来い」と言われます。朝比奈は土下座で日向に謝罪し、2人は拳を突き出しました。 その後日向は真琴にも謝罪し、真琴が会社に来るのを待ちます。しかしいくら待っても、真琴はやってきません。 日向はJIテックに、パーソナルファイルを作らせてほしい、50億で立て直すことをプレゼン。こうして社員たちで、もう1度パーソナルファイルを作るために一致団結しました。その頃真琴は、ブラジルに行くために空港へ。そこに、日向がやってきます。 日向はついに、「夏井真琴!僕はお前のことが好きだ!」と告白しキス。こうして2人は、距離が離れても気持ちが通じていることを確認します。 そして1年9ヶ月後、朝比奈は無事ネクストイノベーションに戻り……。真琴も、「ただいま」と日向の元に帰ってきたのでした。

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特別編「in NY」のあらすじ

2013年には、スペシャル版の『リッチマン、プアウーマンinニューヨーク』が放送されています。 新プロジェクトを進める日向とニューヨークで再会する真琴。連続ドラマの最終回から1年9ヶ月後の2人の様子を描きます。 新しいビジネスを海外企業に進めるため必死で交渉する日向の姿と、真琴と楽しそうにニューヨークの街で過ごす表情のギャップが楽しめるスペシャルドラマです。 連続ドラマでは遠距離恋愛をすることになっていた真琴と日向ですが、スペシャル版では休暇を利用して真琴が帰国します。真琴が滞在中に宿泊することになったのは、日向の家。短い間ですが、2人の同居生活が始まったのです。 離れていた時を埋めるように、日向との甘いひと時を過ごす真琴でしたが、彼の家や生活は細かいこだわりで埋め尽くされていました。 日向のこだわりを強制され、思わず反発してしまう真琴の姿や、仕事と恋の間で葛藤する心情が描かれます。連続ドラマで2人の恋の行方が気になっていた方は、ぜひスペシャル版で確かめてみてくださいね。

『リッチマン、プアウーマン』の見どころ

①当時の時代背景に切り込んだドラマ

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』が放送された年の前年2011年は、就職率が最低となった年です。主人公の夏井真琴がそうであるように、高学歴で優秀であっても希望の会社はおろか、1社も内定がもらえない、という事態は珍しくありませんでした。 また、そのような就職難などの労働問題が深刻である一方で、ベンチャービジネスやITビジネスで成功を収める若者が増えていたことも事実。ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は、真琴と日向の恋愛をベースに描きながらも、現代の労働問題や時代背景を盛り込んだストーリーが展開されます。 これまでの月9ドラマとは違い、当時の社会に鋭く切り込んだ『リッチマン、プアウーマン』の設定やストーリー展開は目を引くものでした。評論家の間でも話題となり、数々の賞を受賞するなど高く評価されました。 真琴は、学校の課題や卒論の準備などに追われる中で就活を進めて行かなければならず、あまりの忙しさに徐々に消耗して行く様子がドラマの第1話で描かれています。 一方、日向の天才社長ぶりは華やかに描かれており、選ぶ側と選ばれる側の違いがリアルに観る者の胸に響きます。

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②「名前」と「アイデンティティ」に注目

プログラムと経営、そしてプレゼンテーションに天才的な才能を見せる日向ですが、彼には人の名前が覚えられないという認識障害がありました。 また、彼には幼少のころに実の母と生き別れてしまったという辛い過去があります。母のことで覚えているのはただひとつ「澤木千尋」という名前だけ。日向は連日のようにあらゆるSNSでその名前を検索しては、母の行方を探しています。 一方、就職活動に勤しむ夏井真琴は、NEXT INNOVATIONの会社説明会で日向と出会います。NEXT INNOVATIONのデータを全て暗唱した後、彼女が名乗ったのは、澤木千尋という名でした。 別人であることは明らかなのに、母と同じ名であることが気になり、日向は真琴を新規プロジェクトのメンバーとして招き入れたのです。

なぜ真琴は「澤木千尋」を名乗ったのか

実は、真琴は以前に日向と出会っており、彼の母・澤木千尋(萬田久子)は真琴の通っていた食堂で働いていました。日向が母を探していることを知っていた真琴は、思わずその名を名乗ってしまったのです。 人と関わるのが面倒だと言い、自分の周りの人間の名前が覚えられない日向は、母の名前と存在に囚われています。一方、偽名を使って仕事を行う事態になった真琴は、罪悪感と自分の存在意義に悩まされます。 また、日向が計画している新規プロジェクトは、個人情報を管理するパーソナルファイル。ドラマ『リッチマン、プアウーマン』では、名前とアイデンティティが象徴的なキーワードとして随所で登場します。

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日向と朝比奈にはそれぞれモデルがいた!

社長・日向徹のキャラクターのモデル

ベンチャー企業・NEXT INNOVATIONの創設者であり、現社長である日向徹。高校中退という経歴ながら、ITビジネスで常に時代の最先端を切り開いてきました。 バイタリティにあふれ、おもしろいことや新しいことが大好き。プレゼンテーションの天才で、人を惹きつける能力に長けていますが、傍若無人な態度が玉に瑕。 このキャラクターを知って、思い浮かぶ人物がありませんか?そう、アップル社の創設者であり元CEO・会長のスティーブ・ジョブズです。 日向徹を演じた小栗旬もまた、日向のキャラクターを連想させる人物としてジョブズの名前を挙げています。一見、豪快で天真爛漫な天才肌の青年を思わせる日向ですが、実生活では独自のこだわりと美学を貫いています。 仕事面でも、その好き嫌いの激しい性格と徹底した実力主義は、やっぱりジョブズに通じるところがありますね。

井浦新が演じた朝比奈のキャラクターのモデル

NEXT INNOVATIONや日向を語る上で欠かせない存在である朝比奈。日向と共にNEXT INNOVATIONを立ち上げ、副社長として活躍する朝比奈ですが、彼のキャラクターや佇まいもまたある人物を連想させます。 それは、ジョブズの永遠のライバルでもあると言える、マイクロソフト社の創設者・ビル・ゲイツです。 日向とは対照的な温厚な性格、穏やかな笑顔に映える丸眼鏡と、朝比奈のキャラクターはビル・ゲイツを思わせます。 IT業界をリードしてきた天才2人のキャラクターを投影したと思われる魅力的な登場人物が織り成す恋愛ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は見どころがいっぱいです。

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『リッチマン、プアウーマン』のロケ地

最先端のテクノロジーとおしゃれなインテリアで埋め尽くされているNEXT INNOVATIONのオフィス。フィットネスジムやヒーリングルーム、酸素カプセルまでオフィスの中に完備されています。 休憩時間には、おしゃれなカフェテリアで食事を楽しみ、仕事の合間に屋上の畑で野菜を育てることもできます。そんなオフィスにはモデルやロケ地はあるのでしょうか? NEXT INNOVATIONのオフィスのシーンは主に、スタジオ内のセットで撮影が行われたようですが、一部マイクロソフト社の品川本社をロケ地としています。 誰もが憧れるNEXT INNOVATIONのハイテク&ハイセンスなオフィスが、IT業界を代表するマイクロソフト社のオフィスの一部であるとは、とても興味深いですね。

『リッチマン、プアウーマン』のあらすじ・ネタバレを全話紹介

『リッチマン、プアウーマン』の全話あらすじ、ネタバレまで詳しく紹介しました。 今でもファンが多い作品であり、小栗旬と石原さとみのラブストーリードラマの代表作でもあります。日向と真琴の成長と恋愛模様に、キュンキュンしてしまいます……!ぜひ、観てみてくださいね。