映画『猫は抱くもの』あらすじ・キャスト【沢尻エリカ6年ぶりの主演!監督は犬童一心】
タップできる目次
- 映画『猫は抱くもの』は猫映画最大の異色作!?あらすじ・キャスト紹介
- 『猫は抱くもの』あらすじ
- 『猫は抱くもの』主演キャストは沢尻エリカ!
- 擬人化された猫キャストが発表!吉沢亮がロシアンブルー
- 音楽業界から2人のキャストが抜擢
- 舞台の貴公子・柿澤勇人の出演が決定!
- その他“擬人化猫キャスト”が一気に解禁!
- 沢尻エリカが『猫は抱くもの』から飛び出してアイドルデビュー!?
- 「水曜どうでしょう」の名物ディレクター藤村忠寿がポスターに…!?
- 監督は「ジョゼ」の犬童一心!猫映画の名手!?
- 原作小説は「猫弁」シリーズの大山敦子!『そこのみにて光り輝く』の高田亮が脚本!
- 映画『猫は抱くもの』は猫好きにはたまらない!
- 映画『猫は抱くもの』2018年6月23日に公開予定!
映画『猫は抱くもの』は猫映画最大の異色作!?あらすじ・キャスト紹介
大山淳子の小説『猫は抱くもの』が映画化されることが発表されました。主演は沢尻エリカで、映画『ヘルタースケルター』以来6年ぶりの主演作となります。 猫に癒されたい猫ファン必見映画となりそうですが、ただ今作はハートフルな中にもちょっと不思議な世界観を描く、ユニークな猫物語だと話題です。2018年6月16日から25日に開催される、上海国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることも決定し国内外から注目が集まっています。 この記事では、今作のあらすじやキャストなど気になる情報を一挙にご紹介します。
『猫は抱くもの』あらすじ
沢尻エリカがアイドルに!吉沢亮が猫に!予告編が解禁
主人公の沙織は地方のスーパーマーケットに勤務する33歳。アイドル活動をしていた時期もありましたが、社会の喧騒が嫌になり都会から逃げ出してきました。今の自分にどこか納得していないところもあり、職場の同僚ともうまく馴染むことができず、いつしかペットショップの猫に話かけることが心の拠り所となっていきます。 その猫に良男と名前を名付け、日々の悩みを打ち明けながらそれでも社会に向き合う現実を受け入れる沙織――。
猫が人間に恋をする!?ファンタジー感満載!
ハートフルでシリアスな作品かと思いきや、今作はこれだけでは終わりません。 その猫の良男が、あまりにも沙織に話しかけられるために自分のことを次第に人間なのでは?と思うようになり、さらには悩みを打ち明けられ頼ってくれる姿に、とうとう自分が沙織の恋人だと信じて疑わなくなります! 一気にファンタジー感満載な物語に豹変です。見方を変えれば、演出次第である種ホラー的と言えるかもしれません。彼は、猫なのか、人間なのか。そもそも生きとし生けるものの境界線は果たして明確に分類できるのか、という根源的なテーマを突きつけられている気もする今作。 人間の心を手に入れた人間以外のクリチャーものの作品という意味では、「ポニョ」や「トイストーリー」シリーズの猫バージョンとも言えそうですが、不思議で独特な世界観がどのような作品に仕上がるのでしょうか。
『猫は抱くもの』主演キャストは沢尻エリカ!
『ヘルタースケルター』以来6年ぶりの主演!
今作の主演を務めるのは、沢尻エリカです。主演を務めるのは、ヘルタースケルター以来6年ぶりとなり、同作の監督を務める犬童一心監督とは初めてのタッグとなります。 二人の間には実は裏話がありました。『ヘルタースケルター』に出演で日本アカデミー賞の授賞式に彼女が出席した際に、犬童一心監督が『ヘルタースケルター』の演技に感動し、是非いつか映画を撮らせてください!と個人的に熱烈なオファーをしていたようです。沢尻エリカ本人も犬童一心が今回監督を務めると聞いて即決したらしく、お互いにとって念願の作品となりそうです。 今作については、撮影の仕方も全ては特殊で未経験の連続だった、とのこと。どのような作品に仕上がっているのか、注目です。
擬人化された猫キャストが発表!吉沢亮がロシアンブルー
ロシアンブルー・良男/吉沢亮
まずは、自分のことを人間で沙織の恋人だと思い込んでいる沙織の飼い猫、良男役に吉沢亮さんです!
— 映画『猫は抱くもの』公式 (@MOVIE_NekoDaku) January 25, 2018
吉沢亮さん「いつかお仕事でご一緒したいと思っていた方ばかりの現場で、僕にとって夢のような空間でした。」#映画猫は抱くもの #吉沢亮 pic.twitter.com/ESV1zkpRG5
沙織の相談に乗っているうちに、自らを人間だと思い込み沙織を恋人として支えたいと思うようになるロシアンブルー、良男を演じるのは吉沢亮です。 擬人化された猫に扮するということで、髪色をロシアンブルー色にして撮影に挑んだ吉沢。沙織のことが好きでたまらない良男を演じたということです。
音楽業界から2人のキャストが抜擢
キイロ/コムアイ
「水曜日のカンパネラ」のボーカル・コムアイも擬人化された猫に挑戦します。コムアイ演じるキイロは、良男の相棒猫。 猫映画に出演できると聞いて「猫と遊べる」と意気揚々なコムアイでしたが、実際は自らが猫に扮する役だったため、猫とは戯れることができなかったと残念そう。また同じ猫になりきった吉沢のことを完璧な猫男と称しました。
後藤保/峯田和伸
近年、朝ドラや大河ドラマにひっぱりだこの「銀杏BOYZ」峯田和伸。演じるのはキイロをこよなく愛し、沙織とも人間として関わりがある画家・後藤保(通称・ゴッホ)です。峯田はミュージシャンでありながら俳優として画家を演じるという、表現者としての新境地ともいえる役どころに挑戦します。 飼い猫・キイロを演じるコムアイのことを「本物の猫みたいだった」と語った峯田。沢尻演じる沙織の気になる存在として登場するとのことで、物語のキーパーソンとなりそうです。
舞台の貴公子・柿澤勇人の出演が決定!
過去と現在で1人2役に挑戦するのは、舞台の貴公子・柿澤勇人です。劇団四季出身の柿澤は舞台『ロミオ&ジュリエット』や『デスノート The Musical』など話題作で主演を務めてきました。 また活躍は舞台だけにとどまらず映画『クローズ EXPLODE』や、2017年放送のドラマ『先に生まれただけの僕』など幅広くメディアで活躍しています。 そんな柿澤が演じるのは、沢尻エリカ演じる沙織に近づくテレビプロデューサー・ササキと、沙織が勤務するスーパーの本社社員・高橋という2人。過去と現在で沙織はササキと高橋に思いを寄せますが、振られてしまいます。沙織の人生を狂わせる重要な役どころを演じます。
その他“擬人化猫キャスト”が一気に解禁!
本作には多数の猫がそれぞれ擬人化されて登場する模様。 そんな擬人化猫キャストが一気に発表されました。2017年公開の映画「東京喰種」や「22年目の告白」で存在感を発揮していた実力派俳優・岩松了をはじめ新たに9名のキャストが追加。 テレビディレクターである藤村忠寿(サビ猫)、『着信アリ2』や『妖怪大戦争』に出演経験のある今井久美子(茶ブチ猫)、月9「いつ恋」に出演し知名度を上げた新人女優の林田岬優(黒白ブチ猫)など個性的豊かな俳優陣が集結しました。
沢尻エリカが『猫は抱くもの』から飛び出してアイドルデビュー!?
「ロマンス交差点」/サニーズ
劇中で沢尻エリカ演じる沙織がかつて所属していたアイドルグループ・サニーズ。 彼女たちが歌う「ロマンス交差点」は本作のエンディングソングに起用されることが決定し、5月23日にはiTunesやレコチョクなどの配信サイトで楽曲がリリースされます! 合わせてミュージックビデオと、振り付けのメイキング映像が解禁。センターで踊る赤い衣装のナッツンは「ICONIQ」で知られる伊藤ゆみが務め、緑の衣装でボブヘアが印象的な時子は、本作が映画初主演となる林田岬優が演じます。 「サニーズの撮影はとても楽しかった」と振り返る沢尻は、「これまでのアイドルのキャッチコピーを参考に、自分たちもキャッチコピーをつけて冗談まじりに監督に提案したところ、劇中で採用された」と撮影秘話を語りました。
「水曜どうでしょう」の名物ディレクター藤村忠寿がポスターに…!?
本作でサビ猫に扮する藤村忠寿は、北海道発の人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」のテレビディレクターです。そんな藤やんこと藤村忠寿が猫に囲まれる、本家ポスターのパロディバナーが解禁。 バナーには「自分を人間だと思い込む猫が、名物ディレクターに登りつめた」とのコピーがあり、藤やんは「まるで俺が主役のようですが……主役は沢尻エリカ!俺はネコ役です!」とコメントしています。 このバナーは北海道にある映画館・札幌シネマフロンティアのみで掲出されているレア宣材となっています!「水曜どうでしょう」ファン心をくすぐる演出は見逃せませんね……!
監督は「ジョゼ」の犬童一心!猫映画の名手!?
今作の監督を務めるのは、『ジョゼと虎と魚たち』などの恋愛ドラマや、『のぼうの城』といった歴史物まで幅広くこなしてきた犬童一心です。 また『グーグーだって猫である』の映画とテレビドラマも彼は手がけており、猫映画のエキスパート(?)と言い表せるかもしれません。 彼自身もクランクアップ時のインタビューにて、究極の相棒となる猫の存在の大きさを今作で表現したい、と意気込んでいます。
原作小説は「猫弁」シリーズの大山敦子!『そこのみにて光り輝く』の高田亮が脚本!
今作は「猫弁」シリーズなどで知られる大山淳子の小説『猫は抱くもの』を原作としていますが、それを元に脚本家の高田亮が映画的に仕上げました。 彼は『そこのみにて光輝く』をはじめ『さよなら渓谷』、『きみはいい子』、『オーバー・フェンス』など次々に注目作に関わっており、今作の監督を務める犬童監督とは、ドラマ『グーグーだって猫である』以来の2作品目となります。 ファンタジー満載な小説がどのような作品に仕上がるのでしょうか。
映画『猫は抱くもの』は猫好きにはたまらない!
猫カフェが立ち並ぶなど猫ブームが熱を帯びていますが、映画界でも『猫が教えてくれたこと』『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き』『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』といった作品が注目を浴び、多くの観客が劇場へ足を運びました。 今作は、猫の世界と人の世界の境界線を揺さぶるユニークな世界観。「猫モノ映画の最大の異色作」と呼ばれるようになりそうです。
映画『猫は抱くもの』2018年6月23日に公開予定!
今作の公開日は、2018年6月23日を予定しています。角川シネマ有楽町や新宿ピカデリーなどで順次公開することが決定。 ぜひ劇場で猫と人間の不思議な世界を堪能してみてください!