2023年3月21日更新

『きみが心に棲みついた』の全話あらすじ・ネタバレ!最終回でキョドコと星名はどうなる?

このページにはプロモーションが含まれています
『きみが心に棲みついた』

2018年1月16日22時より放送されるドラマ『きみが心に棲みついた』。原作は天堂きりんの同名漫画で、吉岡里帆や向井理、桐谷健太、ムロツヨシなど個性派俳優が出演します。 この記事では各話のあらすじを、ネタバレありで紹介していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

AD

第1話のあらすじ・ネタバレ

主人公の小川今日子(吉岡里帆)は会社の先輩・堀田麻衣子(瀬戸朝香)に誘われ、合コンに参加していました。 昔から人とのコミュニケーションが苦手で、すぐ挙動不審になってしまう今日子。この日も今日子の言動はことごとく空回りし、参加者たちに引かれてしまいます。 そんな姿を静かに見ていた漫画編集者の吉崎幸次郎(桐谷健太)は、今日子に向かって「恋愛なんて無理じゃない?」と辛辣な言葉を投げかけました。 一瞬ひるんだ今日子でしたが、自然体な振る舞いを見せる吉崎に惹かれ「付き合ってほしい」と告白します。しかし冷たくあしらわれ、そのまま吉崎は帰ってしまうのでした。 後日、過去は捨てて生まれ変わる決心を固めた今日子の前に、星名漣(向井理)が現れます。星名は学生時代に今日子のことを傷つけた男性で、今日子が決別しようとしている過去そのものでした。 今日子が働く下着メーカーに上司としてやってきた星名は、その日を境に今日子を支配し始めます。一方、吉崎から連絡先を教えてもらった今日子は、吉崎とのやり取りによって少し前向きになります。 さらに新しいブランドの立ち上げメンバーに選ばれ喜ぶ今日子でしたが、星名に邪魔をされ結局メンバーから外されてしまいました。 その後、新しく立ち上がった別のプロジェクトに呼ばれた今日子でしたが、会議室で待っていたのは口の悪い女・八木泉(鈴木紗理奈)と星名の2人で……。

AD

第2話のあらすじ・ネタバレ

今日子がメンバーに選ばれた新プロジェクトは、堀田が率いるプロジェクトと同様に新しいブランドの立ち上げを目的としています。 星名は2チームを競わせることによって、より良いブランドを生み出そうと考えているのです。新商品の企画案を任された今日子は何度もアイデアを絞り出しますが、口が悪い関西人・八木に全て却下されてしまいました。 ある日、吉崎が取材のために今日子の会社を訪れます。終業後、吉崎の姿を発見し喜んで駆け寄る今日子でしたが、その一部始終を近くにいた星名がじっと見つめていました。 吉崎と水族館に行った今日子は、そこで良い企画案を思いつきます。八木が提案した企画とコンセプトが同じだったため、「八木さんに少し近づけた」と自信をつける今日子。 一方、今日子の同期である飯田彩香(石橋杏奈)は星名を自分のものにしたくて必死でした。星名の歓迎会に参加した飯田は、ずっと星名のそばから離れません。その姿を今日子は不満げに眺めていました。 飯田を家まで送ることになった星名はタクシー乗り場に行きますが、そこへ今日子が走ってきます。星名にすがりつく今日子でしたが相手にされず、結局星名は飯田と一緒に消えてしまいました。 歓迎会の後に吉崎と会う約束をしていた今日子は、雨に打たれながら待ち合わせ場所のファミレスに向かいます。お店の外から中にいる吉崎に向かって「星名から卒業できない」と涙ながらに訴え、そのまま走り去るのでした……。

AD

第3話のあらすじ・ネタバレ

戦略企画室の室長である星名は、堀田と八木の両チームを会議室に集めました。そして、「新しく立ち上げるブランドを1つに絞る」と告げます。それぞれ企画を出し合い、最終的に選ばれなかったチームは解散することになるのです。 新ブランドの企画案を八木に見せる今日子でしたが、全く相手にされません。何度も考え直しますが、良いアイデアが浮かばず困り果ててしまいます。 そんなある日、星名から「新作発表会を手伝ってほしい」と頼まれた今日子。その発表会には吉崎と吉崎が担当している漫画家・スズキ次郎(ムロツヨシ)も訪れることになっています。 発表会の当日。外国人モデルが颯爽とランウェイを歩いた後、下着姿の今日子がステージに現れました。実は直前に星名から、「これを着て会場のみなさんにお披露目しろ」と新作のランジェリーを手渡されていたのです。 ぎこちない歩き方で必死に前へ進もうとする今日子でしたが、途中で転んでしまいました。それを見ていた吉崎はとっさにステージへ上がり、なんとかフォローします。 その後、今日子のことを心配した吉崎は2人で話す機会を作りました。しかしそこで今日子は吉崎に向かって、「もう私なんかに関わらないで下さい」と言い放ってしまうのでした。 企画案を練るため遅くまで会社に残っていた今日子は、気分転換に外へ出ます。するとそこには元カノ・成川映美(中村アン)にキスされている吉崎の姿があり……。

AD

第4話のあらすじ・ネタバレ

八木に企画案を認められ、喜ぶ今日子。さっそく新商品を作るための生地探しを始めます。 しかし、予算に合った無難な生地を持ってきた今日子に対して、八木は「こんな妥協した生地に何の価値も無い」と罵倒しました。それを聞いていた星名は、今日子をプロジェクトから外して飯田に両チームの掛け持ちをさせたらどうかと八木に提案するのでした。 一方、今日子のことを気に掛ける吉崎は彼女をランチに誘います。小説家を目指していた過去があるから物作りの大変さがよく分かる、だからこそ作家にとって1番の味方でありたい、と真剣に語る吉崎。その話しに感化された今日子は走って仕事場に戻りました。 理想の生地を見つけた今日子は自信を持ってプレゼンに挑みます。しかし今日子が用意したものより優れた生地を持ってきた飯田。実は飯田の叔父は縫製工場を経営しており、飯田のために予算内で最高品質の生地を提供してくれることになったのです。 プロジェクトから外されることを覚悟した今日子でしたが、飯田は今日子の頑張りを認め、このままのチームで戦うことを宣言します。そこに新しいメンバーがやってきました。一ノ瀬と呼ばれるその男性が堀田のチーム、星名が八木のチームを担当すると発表され……。

AD

第5話のあらすじ・ネタバレ

ランジェリーの試着をしていた今日子。そこに星名が現れました。「吉崎に乗り換える気か?」と詰め寄り、今日子の首を絞めます。後から試着室に来た八木は、今日子の首にある赤い跡を見て星名のことを疑い始めました。 堀田のチームに加わった男・一ノ瀬(西村元貴)は、星名の姿を見て挙動不審になります。一ノ瀬には星名から酷い仕打ちを受けた過去があったのです。 星名の幼少期は悲惨なものでした。父親から暴力を受ける毎日。耐え切れなくなった母は父を殺し、刑務所に入りました。もうすぐ、その母の出所日を迎えます。 堀田と八木は、今日子と星名の出身大学が同じだということに気付きます。堀田は今日子を呼び出し、さりげなく星名の話を聞き出そうとしました。しかしその時、今日子の元に吉崎からメールが届きます。吉崎が星名と一緒に飲んでいることを知り、恐怖を感じる今日子。 星名に誘われ、今日子・吉崎・堀田たちはバーベキューをすることになります。材料の下準備をしている今日子の前に、大学時代の先輩たちが現れました。 そのうちの1人が今日子にある動画を見せます。そこに映っていたのは、星名に命令されて先輩たちの前で全裸になった今日子の姿でした。 ショックを受けた今日子は歩いてキャンプ場から立ち去ります。追いかけてきた吉崎の優しい言葉に涙を流します。そして吉崎は今日子にキスをするのでした。

AD

第6話のあらすじ・ネタバレ

バーベキューがきっかけで今日子と吉崎は交際を始めました。 池脇部長(杉本彩)に呼び出された八木。「10年前のこと、忘れたわけではないでしょう?」と聞く池脇に、八木は冷たい返答をします。 その後、「新ブランドのデザイナーは堀田でいこうと思う」と話す池脇に、関係者一同は戸惑いを隠せません。まだ最終プレゼンは行われていないのです。この件は一旦、星名が預かることになりました。 入社5年目の頃、上司の米倉課長と社内恋愛をしていた八木。米倉と昔付き合っていた池脇はどうしても八木のことが許せず、腹いせに八木をレディースからメンズ部門に異動させたのでした。 今日子は星名に頼み込み、最終プレゼンを開催させます。堀田も八木も新しいデザインで勝負しました。両者のプレゼンが終わり、池脇は「やっぱり堀田のデザインが良いわね」と話します。 「それは私のデザインやけどな」と八木。堀田と八木は、公正な判断をしてもらうためにプレゼン内容を交換していたのです。 星名の提案により、新ブランドは堀田と八木が協力し合って作ることになりました。常務に目を付けられた池脇は近いうちにプロジェクトから外されます。 今日子は星名に誘われラーメンを食べに行きました。そこで星名は、今日子に吉崎の元カノ・成川の話をして不安を煽ります。その帰り道、今日子は吉崎と成川が一緒にいるところを見てしまうのでした。

AD

第7話のあらすじ・ネタバレ

新ブランドが決定しました。予定通り、デザイナーは堀田と八木が担当します。飯田はチームから外されてしまいました。 吉崎と成川の関係を疑う今日子。デート中も頭の中は成川のことでいっぱいです。 星名に捨てられた飯田は、今まで以上に星名に執着するようになりました。しかし星名は飯田に冷酷な態度を見せ続けます。 吉崎は、大学時代に撮られた今日子の動画を見てショックを受けました。それを知った今日子は星名を恨みますが、結局星名から離れることが出来ません。 星名の正体に気付いている堀田と八木は、今日子に吉崎とちゃんと向き合うよう促しました。 カフェで話をする今日子と吉崎。吉崎は今日子の過去を知ろうとしますが、今日子はそれを拒みます。「吉崎さんの1番の味方になりたい」という言葉を残したまま今日子は店を去るのでした。 吉崎は動画を撮った星名を許せず会いに行きます。そこで星名から謝罪を受けますが、「僕ではなく今日子に謝ってください」と言い、今日子の動画を消去するよう星名に頼みました。 夜遅くに今日子の家を訪れた吉崎。星名に書かせた誓約書を手渡し、「もう過去に怯える必要はない」と今日子に言います。吉崎の優しい言葉に幸せを感じた今日子は涙を流し、星名の呪縛であったストールを外すのでした。

AD

第8話のあらすじ・ネタバレ

八木が司会を務める新ブランドの展示会に、芸能人の山藤アイカ(石田ニコル)が現れました。会議室に呼び出された今日子は、星名からコラボ企画の説明を受けます。「妖精みたいなランジェリーを作りたい」と話すアイカ。 今日子はアイカに気に入られ、コラボ企画のメンバーに選ばれました。しかし、現在担当しているプロジェクトから抜ける必要があるため、今日子は不満げな表情を見せます。 今日子に「もう私を解放して下さい」と言われた星名は、「最後に1日俺に付き合えよ」と返答。星名と出かけた今日子は、優しい笑顔を見せる星名に対して「この人の本性はこんなのじゃない」と心の中で呟きます。不意打ちで星名にキスされた今日子は戸惑いながらも、冷静な態度を貫きました。 今日子を自宅に招き入れた星名。今日子は、「誰が傷つこうが、自分が楽しければどうでも良い」という星名の言葉を聞き、部屋を飛び出します。 星名に執着している飯田は、星名のマンションから出てきた今日子に怒りの感情をぶつけました。「地獄に突き落としてやる」と捨て台詞を吐いて去っていく飯田。 担当プロジェクトから外されないことが決定し、今日子は喜びます。コラボ企画は飯田が担当することに。 その頃、吉崎の元に飯田からUSBが届きました。その中には星名のマンションに入っていく今日子の映像が収められており……。

AD

第9話のあらすじ・ネタバレ

星名と隠れて会っていた今日子に対し、吉崎は「言ってることとやってることが滅茶苦茶なんだよ」と怒りました。今日子は、自分を初めて受け入れてくれたのが星名だったと話します。母親に嫌われており、家にも居場所がなかったことを打ち明ける今日子。 一ノ瀬が星名に関する告発メールを社員たちに一斉送信しました。人事部に呼び出された星名は、「セクハラもパワハラも全くの事実無根です」と疑惑を否定します。 母親と向き合う決心ができた今日子は、有給を取って久しぶりに実家を訪れました。しかし母親の態度は冷たく、話すら聞いてくれません。「私、前に進むから」という言葉を残し、今日子はすぐに家を出るのでした。 飯田が星名のマンションにやってきます。イラついている星名は飯田を押し倒し、顔の近くにハサミを振り下ろしました。 星名についての聞き取り調査を受ける社員たち。「星名からセクハラを受けてきた」と飯田が発言し、押し倒されたときに録音した音声データを公開しました。 一方の今日子は下着姿でランウェイを歩いた時のことを聞かれましたが、「星名に強制されたわけではない」と返答します。 吉崎が今日子に別れを告げました。今日子が星名をかばったと堀田から聞いたのです。「それって依存なんじゃないかな」という吉崎に対し、今日子は何も言い返すことができないのでした。

AD

第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

星名の母・郁美(岡江久美子)が倒れました。今日子はお見舞いのため病院へ向かいます。郁美が末期ガンだと知った今日子。病気のことを星名に伝えるべきだと説得しますが、「黙っていてほしい」と郁美にお願いされました。 吉崎が星名の部屋を訪れます。「今日子を解放して下さい」と頭を下げる吉崎に対し、星名は「末永くお幸せに」と冷たい声で返すのでした。 数日後、郁美が他界。今日子は会社を飛び出し、星名を探しに行きました。 母校の成明大学に向かった今日子。2人が所属していたキャンプサークルの部室に入ります。そこで今日子の目に飛び込んできたのは、練炭自殺を試みている星名の姿でした。今日子は人生に絶望している星名を抱きしめ、慰めます。 その直後、練炭の影響で星名と今日子は意識を失いました。助けにかけつけた吉崎のおかげで2人は一命を取り留めます。しかし星名は搬送先の病院から姿を消し、そのまま行方不明となるのでした。 1年後、スズキ次郎が日本漫画大賞を受賞します。担当編集者である吉崎はスズキの受賞スピーチを聞き、目を潤ませました。 バージンロードを歩く今日子と吉崎。みんなからの祝福を受け、幸せそうに笑っています。そこに差出人不明の花束が届きました。花束の中には「ハッピーウェディング、キョドコのくせに」と書かれた電報が添えられています。 雑踏の中、振り返る星名。歪んだ笑顔を見せた星名は再び前を向き、そして消えていくのでした。