2018年1月21日更新

もうやめてー!映画でめちゃめちゃにボコられ俳優達

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殴る

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俳優たちの殴られ演技に魅せられるッ

殴られ

皆さんの思い浮かべる天才俳優たちは、どんな演技が上手ですか?抜群のタイミングで涙を流す泣き演技や青筋を立てて騒ぎたてる怒り演技もポイントですが、壮絶な殴られ演技もその一つです。もちろん映画なので本当に殴られているわけではない(と信じたい)のですが、俳優の演技一つでそのリアリティは格段に増します。 この記事ではボコボコに殴られる演技の上手い俳優を、映画と共に紹介します。一部オチまでしっかり書いたネタバレ等あるので、ご注意ください。

旬のボコられ俳優!ポール・ダノ

ポール・ダノ (ゼータ)
©Graham Whitby Boot

情報感度の高い映画ファンの間ではすっかりおなじみのポール・ダノ。癖のある雰囲気と高い演技力とで引っ張りだこの人気俳優ですが、彼のキャリアはボコボコにされることで形成されたと言っても過言ではありません。良い意味で思わず殴りたくなる奴、ということでしょう。

ポール・ダノが注目されるようになった作品はポール・トーマス・アンダーソン監督『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』です。名優ダニエル・デイ=ルイスがアカデミー賞主演男優賞を獲得した本作で、ポール・ダノも助演男優賞にノミネートされています。 実はこの出世作でもさっそく殴られています。ポール・ダノが演じたのは主人公と対立する宣教師。ボーリング場での壮絶なラストシーンでポール・ダノはボコボコになります。

ポール・ダノはその後もよく映画でボコボコにされていますが、極め付けがドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『プリズナーズ』です。ヒュー・ジャックマン演じる主人公は、娘を誘拐した疑惑のある男を監禁。なんとか居場所を吐かせようとします。こちらもとにかくボコボコ。顔面もしっかり写っており悲惨です。

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邦画代表は柳楽優弥

かつては『誰も知らない』で主役となり、一気にスターダムへ駆け上がるかに見えた柳楽優弥。一旦潜伏期間があった後に復帰します。近年はテレビドラマ『ゆとりですがなにか』での好演も話題になりましたが、邦画ファンをざわつかせたのは『ディストラクション・ベイビーズ』での暴力シーンです。

柳楽優弥は街ですれ違う誰彼構わず暴力を振るう青年を演じます。もちろん弱い相手であれば柳楽優弥の顔に傷一つ付かないのですが、とにかく手当たり次第なので大人数でも突っ込んでいきます。その末にボッコボコにされる。ほとんどセリフ無し、顔の表情もほとんど変えない役ながら、繊細な演技としっかりとした殴られっぷりで高い評価を獲得しました。

おっさんも殴られる!名優カート・ラッセル

『ニューヨーク 1997』や『バックドラフト』など多くの出演作があるカート・ラッセル。近年は『ワイルド・スピード』シリーズにも出演するなど、精力的に活動してます。そんなアメリカ国民に愛される俳優カート・ラッセルが映画でボコボコにされたのはご存知ですか?

それはクエンティン・タランティーノ監督『デス・プルーフ in グラインドハウス』でのクライマックスです。本作でカート・ラッセルは憎まれ役を演じています。劇中で好き放題してきたカートラッセルが、最後に喧嘩を売った女子が超やばい奴らだったのです。 負傷したカートラッセルは車で逃げますが、猛然と追走するガールズチーム。謝っても許してくれず、ついに車は横転。腕は折れボロボロの状態で三人の女子に囲まれ殴る蹴る。カート・ラッセルがボコボコになって映画は終了です。カート・ラッセル最高!

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鑑賞注意な暴力だけど……。

危険

顔は腫れ、血も吹き出すボコられシーンは苦手な人も多く、どれも鑑賞には注意が必要です。しかし全てはフィクション。俳優たちの迫真の演技が堪能できるボコられシーンに注目してみてはいかがでしょうか。