Ⓒ肥谷圭介・鈴木大介/講談社

『ギャングース』 が実写映画化!キャスト・あらすじ【「22年目の告白」の監督最新作】

2018年4月12日更新

「モーニング」で連載されていた人気漫画『ギャングース』 を、入江悠監督が実写化することが明らかになりました。同作には高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)の出演も決定済み。この記事では、同作の詳細を紹介していきます。

人気漫画『ギャングース』が実写映画化!

ギャングース(プレス)
Ⓒ肥谷圭介・鈴木大介/講談社

肥谷圭介・鈴木大介の漫画『ギャングース』の実写映画化が発表されました。2017年1月まで「モーニング」で連載されていた同作の映画版を監督するのは入江悠。 映画版では高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)がトリプル主演を務めることも明らかになっています。この記事では、同作の最新情報をお伝えしていきます。

『ギャングース』のあらすじ

アウトローたちの青春!

『ギャングース』は、親から虐待を受け、青春時代を少年院で過ごした「生まれた時から最底辺」のサイケ・カズキ・タケオの3人の少年が主人公。 生き抜くために犯罪者だけをターゲットにした「タタキ(窃盗・強盗)」稼業を行う3人は窃盗団を結成し、ヤクザ組織に属さないアウトローによって構成される犯罪営利組織の支配権を侵していく、というストーリーです。

キャスト紹介!旬の若手俳優3人がトリプル主演

サイケ/高杉真宙

ドレッドヘアーの頭がいいタイプのイケメン。その容貌を生かして、キャバクラで親しくなったキャバ嬢から情報を聞き出すのを得意としています。 小学校もろくに通ってませんが、とても頭がキレるので窃盗団のいわば頭脳と言えるでしょう。 タタキの情報収集、作戦立案担当のサイケ役を演じるのは、『仮面ライダー鎧武/ガイム』『賭ケグルイ』『散歩する侵略者』などへの出演で知られる高杉真宙です。『散歩する侵略者』の好演で、「第72回毎日コンクール」で「スポニチグランプリ新人賞」を受賞するなど、その演技力が高く評価されています。彼の演技には要注目ですね!

カズキ/加藤諒

少年院時代、技能クラスで熱心に授業を受けてメカニックの技術を取得したカズキ。工具の扱いにかけては人一倍詳しいです。 アイドルオタクではありますが、施設にいる義理の妹への愛情は誰よりも深く、その妹を助けるために少年院に入ることになってしまいました。「タタキ」稼業でギリギリの生活を送りながらも、優しさを失わないキャラクターです。 カズキ役を演じるのは、『主に泣いてます』『怪盗 山猫』への出演などで知られる加藤諒。彼が演じるカズキは、剃り込みにモヒカンというインパクトのあるビジュアルなので、加藤からカズキへのビジュアル的な変身も大きな注目のポイントと言えるのではないでしょうか?

タケオ/渡辺大知

タケオは車を愛しすぎて、膨大な知識と異常なドライビングテクニックを習得した少年。タタキでは運転を担当します。 普段は大人しく優しい性格ですが、いざという時にはその怪力で金庫をも動かすことができます。さらに車に乗ると凶暴な一面が現れるなど、二重人格的な側面も。 タケオを演じるのはロックバンド・黒猫チェルシーの渡辺大知。バンド活動に加えて、俳優・映画監督としても活躍する渡辺は、映画『勝手にふるえてろ』でも俳優・ミュージシャンとしての魅力を存分に発揮していたのが記憶に新しいですよね。 どこか牧歌的な雰囲気を持つ彼が、アウトローの世界をどのように演じるのか、非常に興味深いです。

凶悪なハングレ集団「六龍天」の構成員

安達/MIYAVI

大規模なヤクザ組織に属さない犯罪集団を半グレ集団といいます。安達は東京を支配する6人の半グレ集団・六龍天の1人です。 詐欺店舗・カンパニーのオーナーでもあり、その顔は限られた人間だけが知っています。幼少期に虐待を受けていたにも関わらず、人を痛めつけることを楽しむサディスティックなキャラクター。 そんな安達役を演じるのは、アーティストでもありギタリストでもあるMIYAVI(雅)。2016年には、アンジェリーナ・ジョリー監督映画『Unbroken』にて、俳優としてハリウッドデビューもすでに果たしています。 2018年7月公開の『BLEACH』にも出演するMIYAVI。迫力の演奏から想像するに、今回の役どころも鬼気迫る演技を見せてくれるのではないでしょうか。

海老名兄弟/斉藤祥太と斉藤慶太

海老名兄弟は、カズキと同じ児童養護施設で育った双子の兄弟です。その頃から非道ないじめを繰り返しました。それは同じ施設にした子供の鼻を爆竹で吹き飛ばすほどに非道……。 今は安達の経営する詐欺組織カンパニーに雇われ、用心棒をしています。 そんな海老名兄弟を演じるのは、斉藤祥太と斉藤慶太。10代の頃からドラマや映画、バラエティーなどで活躍しています。 2018年現在はそれぞれ個別で活動しているので、兄弟揃っての出演は本作が8年ぶりとなります。二人揃っての代表作には、TBS系ドラマ『キッズウォー』や映画『タッチ』などがあります。

物語の鍵!?人情味のあるメンバーが集う詐欺店舗

加藤/金子ノブアキ

安達がオーナーの詐欺店舗で、オーナー直属の現場責任者である「番頭」を張る男こと加藤。カズキたちがタタいたのが、彼の店舗のひとつだったことから出会うことになる人物。 加藤はとても後輩思いで、能力があれば誰でも平等に機会を与えられるべきだと思っています。安達のことを内心ではよく思っていないこともあり、最終的には裏切ることになります。 加藤役を演じるのは、ロックバンド・RIZEのドラマ金子ノブアキ。ドラマーとしての評価も高く、俳優としても多くの映画やドラマで活躍しています。 子役から活動していることもありその幅広い演技力にも定評がありますし、独特な雰囲気の持ち主ですよね。

アゲハ/篠田麻里子

アゲハは、振り込め詐欺店舗で最も下っ端の仕事である、被害者や銀行から金を回収する「出し子」として働いていました。そこをを加藤にヘッドハンティングされ、彼の部下として詐欺店舗の副店長にまで成り上がりました。 映画版では加藤の恋人として描かれています。 アゲハ役を演じるのは、元AKB48の篠田麻里子。AKB48卒業後は女性誌などのモデルもこなしつつ、女優としても活躍中です。 2018年現在放送中の日本テレビ系土曜ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』に出演しています。また、入江監督作品『ビジランテ』では悪女を好演しています。入江組女優として開花していくのでしょうか。

班目/般若 (オリジナルキャラクター)

斑目は映画オリジナルのキャラクターです。加藤の下で詐欺店舗の店長をしています。 そんな斑目役を演じるのは、般若。孤高のラッパーとして活動していますが、何気に俳優や声優、モデルなども幅広くこなしています。 レコードレーベル・昭和レコードの主宰でもある般若。今回は、『ビジランテ』に続き入江監督作品への出演となりました。 日頃からかなり体を鍛え上げているそうで、今回の役柄にピッタリですよね。

頭のキレる闇の道具屋は果たして味方なのか?

高田/林遣都 

高田は生まれてすぐ捨てられ施設で育ち、里親の下では虐待にあうなど、カズキたちと似た境遇を持地ます。彼はそこを逃げ出し必死に勉強して、今は闇社会で道具屋となっています。 道具屋とは、犯罪に必要なツールをなんでも揃えることのできる闇の商人です。そんな彼は、口ではビジネスと割り切っていますが、カズキたちにとっては最も頼りにされている人物です。 高田役を演じるのは、林遣都。2007年に映画『バッテリー』で主役に大抜擢され俳優デビューしました。 2018年現在放送中のテレビ朝日系土曜ドラマ『おっさんずラブ』や、同年9月公開の映画『コーヒーが冷めないうちに』など出演作が続いています。そのクールな顔立ちで、スポーツマンからから同性愛者まで幅広い役どころをこなしています。

映画版オリジナルキャラクターも多数登場

ユキ/山本舞香

映画オリジナルのキャラクターです。ユキはキャバクラで働いている女の子で、サイケにに頼まれて窃盗団の味方になることに。 ユキ役を演じるのは、山本舞香。モデルとしてデビューし、その後も女優、タレントとして活躍しています。 2017年に放送されたテレビ東京系ドラマ『SR サイタマノラッパー~マイクの細道~』ではヒロインを演じ、入江監督作品が続いています。2018年は映画『恋は雨上がりのように』やTBS系ドラマ『チアダン』などが控えています。 今注目の若手女優の一人ですね。

ヒカリ/伊東蒼

ヒカリは窃盗団の3人がタタキの最中に出会った少女。原作マンガの中国人のユイカを設定を変えて登場させているようです。 ヒカリもまた身寄りがないために、引き取られた叔父の下でハリ(見張り)をさせられていました。 ヒカリを演じたのは、伊東蒼。2016年には映画『湯を沸かすほどの熱い愛』にて「第31回高崎映画祭 最優秀新人女優賞」、2017年には映画『島々清しゃ』にて「第72回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞」を受賞するなど、若干12歳にて実力派として活躍する女優です。

川合/勝矢

川合もまた映画オリジナルのキャラクターです。川合は安達に復讐しようとしていた中、カズキたちと出会いました。窃盗団が安達をタタくのを知り、協力することに。 そんな川合役を演じたのは、勝矢という俳優。独弾流GARAGARADONという演劇ユニットを主宰している人物です。 2018年5月公開の映画『孤高の血』や、6月公開の映画『50回目のファーストキス』など立て続けに出演作の公開が続きます。その独特な風貌で、強面な役もコミカルな役もこなせる俳優です。

「22年目の告白」、『ビジランテ』の入江悠が監督!

本作のメガホンをとるのは、「SR サイタマノラッパー」シリーズで知られる入江悠。2017年は、ドラマ『SRサイタマノラッパー マイクの細道』に加えて、映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』『ビジランテ』と様々な作品を発表し、大活躍だった入江監督。 『ギャングース』には取材や脚本執筆に4年近くの歳月を費やしたとのこと。気鋭の監督の入魂の一作、今から楽しみですね!

【ネタバレ注意】原作マンガのストーリーを解説

実写映画版は原作とは別物?

(原作ストーリー)幼少期、親に虐待を受け学校にも通えない中、やむを得ず犯罪に手を染め少年院に入ることになったサイケ・カズキ・タケオの3人。少年院を出ても住所不定な彼らが社会で生きていくことは難しく、生きるために窃盗団を作ります。 彼らは犯罪者のみを狙い、彼らの汚い金を奪うタタキを繰り返していくのです。その犯罪者は、いわゆる半グレ集団と言われています。 大きなヤクザ組織には属さず独自の犯罪組織であるカンパニーを構成し、振り込め詐欺などの犯罪で得た巨額な資金を基に、徐々に巨大組織へと成長していく半グレ集団の頂点「六龍天」。そんな危険な相手のビジネスにタタきを敢行しようと画策する3人は、当然命を狙われることに。 何度も繰り返される争いの中、様々な人々が負傷し殺されていきます。それでもカズキたちとその仲間は、それぞれの幸せをつかむため必死に生き延びていきます。そしてついに最大の敵・安達の個人ファンドをタタくことになるのです。 この物語の登場人物たちは皆、幼少期に親からの虐待を受けてきた子供たちばかりで、安達でさえもそうなのです。自分の生まれてくる環境は誰にも選べません。 カズキは言います。今の自分たちや恵まれない環境に生まれてしまった子供を救うことはできないけれど、まだ生まれていない子供の未来は変えることができると。 カズキの願い果たすため、窃盗団が最後に取った行動には涙が止まりませんでした。

映画『ギャングース』は2018年秋全国公開!

ギャングース
Ⓒ肥谷圭介・鈴木大介/講談社

映画『ギャングース』は2018年の秋に公開される予定です。この記事は、映画の追加キャストや公開日など、続報が入り次第随時更新していきますので、楽しみにしていて下さいね!