『生きてるだけで、愛。』が映画化!あらすじ・キャスト【趣里&菅田将暉&仲里依紗出演】
本谷有希子の傑作小説『生きてるだけで、愛。』が映画化!
女優・演出家・劇作家など、多岐にわたる活動を行なっている本谷有希子の小説『生きてるだけで、愛。』が映画化されることが明らかになりました。 2018年11月9日の公開を予定している本作。この記事では、同作のあらすじやキャスト・スタッフ情報などを紹介していきます。
『生きてるだけで、愛。』のあらすじ
主人公は過眠症で引きこもり?
同作は、どうしようもない寂しさを抱える女と、他者と本音で向き合うことをしない男を中心に、切実な愛を描く物語。 過眠症で引きこもり気味の主人公・寧子(趣里)。彼女には同棲して3年になる恋人・津奈木(菅田将暉)がいましたが、寧子への興味は尽きてしまっているよう。寧子は自分の感情がコントロールできないことや、津奈木とのつまらない生活にストレスを抱えていました。 そんな中、津奈木の元恋人・安堂が現れ、二人を別れさせようとするのですが……?
映画の主演キャストは注目の若手女優・趣里!
寧子/趣里
「トットちゃん!」シャープさん4人の子持ちになりました!撮影の時の写真です、癒されました...食べちゃいたいぐらいかわいいです。 pic.twitter.com/Psfl5ejhgh
— 趣里 Shuri (@shuri_0921) December 12, 2017
本作の主人公・寧子を演じるのは趣里。近年は『とと姉ちゃん』『リバース』といった話題作に次々と出演し、2017年11月には『過ちスクランブル』で連続ドラマ初主演を務めました。 彼女は「お芝居を始めてから、本谷有希子さんの世界の中に入りたいと思い続けてきました」と心の内を語り、本作の出演に対する意気込みは十分。「この作品の寧子という役を生きた事で今、私自身が救われたような気がしています」と語る彼女の演技に注目したいです。
映画『生きてるだけで、愛。』には菅田将暉も参戦!
津奈木/菅田将暉
米津くんお疲れ様でした。ありがとう。 #灰色と青 #FOGBOUND pic.twitter.com/JmYhrVWq8L
— 菅田将暉 (@sudaofficial) January 10, 2018
寧子の恋人で、ゴシップ誌の編集部で働く津奈木を演じるのは菅田将暉。 彼は本作に対して「言葉に出来ない美しいもの、もう一度見たいあの景色、もう一度触れたいあの感触 。もしかしたら僕も、その言葉に出来ない美しいものが、ただただ欲しいだけなのかもしれません。」とコメントし、作品の世界観に浸っている様子。菅田曰く、なんでもない日を大切にしたいと思える映画だそうで、せわしなく過ぎる毎日に疲れてしまった人にぴったりな作品かもしれません。
2人を別れさせようとする津奈木の元恋人・安堂役には仲里依紗を起用
安堂/仲里依紗
主演も助演もこなし、映画やドラマと幅広く活躍する仲里依紗も本作に出演。劇中では、津奈木の元恋人・安堂役を演じます。 仲は本作の出演について、初めのうちは演じることが難しいと感じていたと言います。しかし、撮影前に監督と役柄のイメージを照らし合わせた事で自信を深めた様子。「この作品に少しでも爪痕を残せていたら幸せです」と話す彼女の演技に注目です。
『生きてるだけで、愛。』に出演するその他豪華キャスト
先日、松重マスターのお誕生日祝いしたときの一コマ????????????
— 【公式】松重豊 FMヨコハマ「深夜の音楽食堂」 (@FM847yashoku) January 28, 2018
番組のご感想や、松重マスターへの素朴な疑問・質問、お悩み相談、つぶやき、ぼやきなど、お気軽にお寄せくださいね????
???? yashoku@fmyokohama.jp ????#松重豊 #深夜の音楽食堂 #fmyokohama #ラジオ #radiko #音楽好きと繋がりたい pic.twitter.com/7j9J83arFs
また、本作には田中哲司、西田尚美、織田梨沙、松重豊、石橋静河といった豪華俳優陣も多数出演しています。 なお、田中はカフェバーのマスター・村田、西田はカフェバーのママ・真紀、種田が寧子の先輩アルバイト・莉奈、松重が津奈木の上司・磯山、石橋が同僚の美里役をそれぞれ演じています。
AKB48、Mr.ChildrenのMVも手掛ける関根光才が監督
本作のメガホンを取るのは、AKB48やMr.Childrenのミュージックビデオなども手掛けている関根光才。監督は本作について「エキセントリックで激しい気性の女性の葛藤と、一見無反応に見えるその彼氏を描いていますが、そこには普遍的なテーマがあります」とコメント。 人はそれぞれ他人との違いを抱きしめながら生きていると話す関根は、主演の趣里、共演の菅田将暉をはじめ魅力的な俳優たちの演技によって、現代に刺さる映画になって欲しいという思いがあるようです。監督がどのように本作を映画化したのか、非常に興味深いですね。
『生きてるだけで、愛。』原作は人気作家・本谷有希子
本谷有希子の小説『生きてるだけで、愛。』が映画化決定!主演を趣里さんが務めるほか、菅田将暉さん、仲里依紗さんなど素敵な皆さんが出演されます。監督は関根光才さん。公開は2018年秋とのことです。どうぞお楽しみに!https://t.co/KSVCPGGzDh
— 劇団、本谷有希子 (@gekidan_motoya) February 5, 2018
本作の原作は、第53回岸田國士戯曲賞、第27回三島由紀夫賞、第154回芥川龍之介賞などに輝いている本谷有希子。俳優・演出家と様々な活動を行なっている彼女ですが、彼女の作品が映画化されるのは『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『乱暴と待機』以来となります。 1979年生まれの本谷が23歳の時に発表した本作。今まで彼女が作ってきたものの中で一番多くの人に刺さった作品かもしれないと言い、映画化に対しては「監督が最後までブレずに、やりたいことをやらかしてくれれば、と思います。登場人物達の生きづらさや面倒臭さ、ずるさ、しょうもなさを関根監督がどう映像で表現してくれるのか、楽しみにしています」とコメントを寄せています。
映画『生きてるだけで、愛。』の公開は2018年11月を予定
映画『生きてるだけで、愛。』の公開は2018年11月9日の公開を予定しています。