1:水谷豊のデビュー作『バンパイヤ』では手塚治虫と共演
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『バンパイヤ』は手塚治虫によるSF漫画で、1968年(昭和43年)にアニメと実写の合成で映像化されました。水谷豊(当時16歳)はこの作品のオーディションを受け合格し、初主演で俳優デビューを飾りました。
原作者である手塚治虫が実名のまま作中で登場し、水谷豊と第1話で共演しています。
2:かつては歌手としても活躍していた
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水谷豊が実は歌手として本格的な活動をしていたことはご存じですか?代表曲は、1979年に水谷豊が主演を務めたドラマ『熱中時代・刑事編』の主題歌『カリフォルニア・コネクション』で、1979年を代表するヒットソングとなりました。
代表曲だけでなく、1977年から2010年までの間にシングル17枚、ベストアルバムを含めたフルアルバム20枚が発売されています。
3:メガネ業界に認められるほどにメガネが似合う
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2011年に開催された第24回・日本メガネベストドレッサー賞の芸能界部門において水谷豊が受賞しました。『相棒』シリーズの杉下右京のイメージがすっかり定着してしまった水谷豊ですが、実はメガネをかけているのは40年も前からとのこと。
持っているメガネの本数は30本ほどで、服を選んでからメガネを合わせるのではなく、掛けるメガネを選んでから着る服を合わせるというほどのこだわりがあるそうです。
4:若い頃はヤンチャな役柄が多かった水谷豊
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水谷豊は今でこそ知的で落ち着いた雰囲気が特徴なのですが、1974年放送のドラマ『傷だらけの天使』や、1975年放送『俺たちの勲章』、1976年~放送『男たちの旅路』シリーズなど、若い頃はヤンチャで尖ったチンピラや不良の脇役を演じることが多くありました。
1972年から始まった大人気刑事ドラマ『太陽にほえろ!』の記念すべき第1話では、なんと犯人役で出演しています。
そんな不良役のイメージから抜け出すきっかけとなったのが、自身の代表曲『カリフォルニア・コネクション』がヒットすることとなった1978年~のドラマ『熱中時代』シリーズでした。1978年放送の先生編と1979年放送の刑事編の両方で主演を務めています。
これまでのドラマにおいて中学・高校の教師を題材とする学園ドラマは多くありましたが、『熱中時代・先生編』は小学校の先生が主人公となっています。当時はそれがかなり珍しく、熱血な新米小学校教師が体当たりで問題にぶつかって奮闘する姿に、最終回には視聴率が40%にも上る大人気ドラマでした。
5:水谷豊の娘の趣里も女優として活躍!主演映画も公開
水谷豊と元キャンディーズ・伊藤蘭の実の娘である趣里も芸能界で活躍しており、ドラマや映画、舞台などに出演しています。趣里が初めて主演を務めた恋愛映画『東京の日』が2015年10月に公開されました。
趣里は劇中でイルカの『なごり雪』を歌っているシーンがあり、完成披露試写会イベントで「歌唱について大先輩である両親からアドバイスはあったか」という質問をされ、「両親からは歌に限らず仕事では一言も口を出されたことはなく、自由にやらせてもらっている」と話していました。
6:極度の方向音痴に悩まされている!
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隙のない役を演じることが多い水谷豊ですが、意外にもかなりの方向音痴という弱点があります。水谷豊と仲の良いとんねるずの木梨憲武や『相棒』シリーズの初代相棒・寺脇康文や3代目相棒・成宮寛貴などから数々の証言が挙がっています。
車の運転技術は高いのに、道が分からず覚えられず、さらにはカーナビも信用せず、そしてナビが終わってから迷うなど、水谷豊が1人で目的地へ辿り着くのは大変難しそうです。十分に知っているはずの自宅内で迷うこともあるようで、極度の方向音痴であると本人は分かっているのですが、「どうしようもない。天からの授かりもの」と自身を受け止めています。
撮影現場や劇場、スタジオでもどこでも迷子になるといいます。『相棒』の現場で成宮寛貴が水谷豊の後ろを歩いていると全く知らない場所に来てしまったことがあり、その後、撮影以外では成宮寛貴が先導して歩いているそうです。
寺脇康文と共演した7年もの間で、何度も何度も一緒に足を運んだはずのうどん屋に1人で行けないというエピソードもありました。
7:水谷豊流『たまごかけご飯』が話題に!
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たまごかけご飯の食べ方には人それぞれ好みがありますよね。2015年12月に放送されたバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』にて、木梨憲武が「水谷豊から教えてもらった」という、水谷豊流のたまごかけご飯の食べ方を紹介していました。
その食べ方とは、最初にご飯の上にそのまま醤油をかけ、そのあとに卵黄のみを落とし、ご飯と混ざらないようにそっと一緒にすくって食べるというものです。卵と醤油の順番を入れ替えるだけでかなり新鮮で、ご飯と混ぜないことで卵の風味がしっかり効きます。
特別な具材は一切用意しなくていいので、是非試してみてください。
8:水谷豊は『相棒』以外でも「右京」を演じていた
2015年公開の映画『王妃の館』は浅田次郎原作の同名小説を映画化した作品で、水谷豊演じる主人公の小説家の名前は北白川右京。『相棒』の右京とは180度異なる衝撃的なビジュアルとキャラクターで小説家の右京を演じています。共演者には田中麗奈や吹石一恵、安達祐実など、実力派女優が揃いました。
世界中の観光客が憧れる超高級ホテルに集まった人々は小説家右京をはじめとして、どこか訳アリのおかしなツアー客ばかり。右京を中心に進んでいく群像劇がどう交差し、まとまるのか、最後まで目が離せません。ロケはフランスのパリで行われ、建造物や風景が堪能できる綺麗な映像となっています。