2020年4月6日更新

傑作仕事映画12選! 観れば明日へのモチベーションも上がる?

 『ドリーム』
© 20TH CENTURY FOX/zetaimage

仕事を頑張っている人の姿は魅力的ですね。しかしときには、疲れてしまってやる気が出ないときもあるのではないでしょうか。だからこそ今回は、仕事に迷ったり疲れたりしたときに、元気をもらえてちょっとタメになる、働く人々を描いたおすすめ作品を紹介します。

目次

仕事へのやる気をくれる、映画は最良の薬

イケメン スーツ フリー画像

いつも前向きに、やる気いっぱいで仕事をしたいけれど、だれでもときには疲れてしまったり、悩んだり落ち込んだりすることもあります。しかし映画のキャラクターたちが自分の仕事について、迷いながらも困難に立ち向かう姿は、見る者に勇気を与え、ときにはヒントをくれることも。 この記事では、ciatr独自調べで、観れば仕事へのやる気がアップすること間違いなしのおすすめ映画を紹介します。また記事後半では、ciatr編集部がおすすめする、ちょっと変わった仕事を題材とした映画を選んでみました。 ※この記事には一部作品のネタバレが含まれます。未鑑賞の方、結末を知りたくない方はご注意ください!

『ドリーム』(2016年)

アポロ計画の礎となったマーキュリー計画で活躍した女性たち

1961年。ソ連と熾烈な宇宙開発競争をくり広げるアメリカのNASAでは、多くの女性が働いていました。その知られざる実話にもとづいた『ドリーム』は、彼女たちの活躍を描く物語です。 子供の頃から数学の天才的才能を発揮し、NASAに計算係として務めるキャサリン。エンジニアを目指すメアリーや、計算室のまとめ役ドロシーとともに毎日懸命に働いていた彼女は、ある日有人宇宙飛行を成功させるための精鋭チーム、スペース・タスク・グループへの転属を言い渡されます。 しかし、黒人でしかも女性のキャサリンに対する同僚の態度はひどいもので……。それでも彼女は自分の実力を証明し、なくてはならない存在になっていくのでした。 実話をベースにした本作の主人公は、人類初の月面着陸・アポロ計画の足がかりとなったマーキュリー計画に携わった女性たち。彼女たちが、差別や偏見を乗り越えて活躍していく様子が描かれています。それぞれに才能と努力で道を切り開いていく彼女たちの姿に、勇気をもらえること間違い無しです。

『サンシャイン・クリーニング』(2008年)

ダメダメな人生を一発逆転する、事件現場清掃のお仕事

昔は学校の人気者だったのに、今や問題だらけの負け犬人生を送るローズとノラの美人姉妹。そんな彼女たちは、人のやらない仕事で人生の一発逆転を狙います。ふたりが始めたのは事件現場の清掃業でした。 警察から回ってくる仕事の現場はどれもこれも凄惨なものばかりで、やっぱりお金になる仕事というのは大変なのだと痛感します。 かつてのクラスメートが今や幸せに暮らす大邸宅を仕事で訪れるローズ、切ないです。けれども自分の仕事について話すうちに自分の仕事の大切さを実感し、この仕事が好きなのだと気づきます。 大変だけれど、誰かがやらなければならない仕事なのですから。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2014年)

ブチギレて有名店をクビに!フードトラックで絶品サンドを売り歩くシェフ

超一流レストランでシェフとして腕をふるっていたカールは、マンネリで独創性のないメニューにうんざりし、オーナーとケンカしたあげくクビに。元妻の協力を得てフードトラックを手に入れ、息子のパーシーとともにキューバ・サンドイッチを売る旅に出ます。 シェフとして腕がいいだけでは商売はできません。許可をとったり仕入れや注文、販売まで、仕事として利益を出すにはたくさんの面倒なこと、苦労があります。とはいえカールのキューバサンドは大成功。息子との絆も深まり、元妻とも復縁して観ている人を幸せな気分にしてくれます。 出てくる料理の数々もおいしそうで、グリルチーズサンドは自分でも作ってみたくなるのでは?

『マイ・インターン』(2015年)

若い成功者を導く経験者の知恵

自宅で始めたファッションサイト事業が大成功し、若くして成長企業の社長となったジュールズ。あまりの忙しさに雇い入れたのがインターンのベンでした。高齢の彼は、オシャレな服で働く若い社員の中でかたくなにスーツで出勤。パソコンとも無縁でしたが、温かい気配りと気さくな性格ですっかり人気者になりました。 自分の会社の急成長ぶりについていけず、いっぱいいっぱいになってしまうジュールズ。夫や子どもを顧みず仕事で飛び回る毎日が、ベンと出会ったことで少しずつ変わっていきます。 孫娘を見るようにジュールズを見守り、ジュールズの危機には年長者としてのアドバイスと行動で手を差し伸べるベンに、誰もが好感を抱かずにいられません。

『おみおくりの作法』(2013年)

最期のおみおくりに誇りを持つ生真面目な男

孤独死した人の葬儀をするのが仕事のジョン・メイ。公務員である彼の仕事は本来なら淡々とした事務処理ですむはずのものですが、彼の仕事ぶりは少し違いました。故人の部屋を訪ね、遺品を整理する。好きな曲を探して葬儀に流し、弔辞まで書く。どんな葬儀を望んでいただろうかと考えて、できるだけそれをかなえようとするのです。 家族も友人もいない、静かで孤独な生活を送るメイ。さらに、上司から見ると彼の仕事ぶりは無駄が多いと理解されず、ついに職を失うことになるのですが、その最後の仕事が彼の人生を大きく変えることに。 観終わった後に不思議と心穏やかになる映画です。

『フル・モンティ』(1997年)

職を失った男たちが体を張ってひと儲けを目指す

『フル・モンティ』ロバート・カーライル
© 20TH CENTURY FOX/zetaimage

鉄工所の閉鎖により失業者があふれ、すっかり寂れてしまったイギリスのシェフィールド。失業中のガズは、あわや犯罪にまで手を出そうとするほど追いつめられていました。そんなとき、男性ストリップショーに熱狂する女性たちを見て、自らもストリッパーになることを思いつきます。 さっそく仲間を集めて練習に励みますが、彼らもそれぞれに家族との確執や悩みを抱え、思うようにいかないことばかり。本当に舞台に立てるのか、自分たちの裸なんてお金を払って見にきてくれる人がいるのかと、メンバーは分裂状態になってしまい……。 ダメなところも多いけれど、一生懸命な男たちが様々な困難を乗り越えて舞台に飛び出していく姿、まさに裸一貫で再スタートを切る姿が気分爽快な映画です。

『マイレージ、マイライフ』(2009年)

出張が年間322日!身軽な人生のしあわせとは

会社の代わりに社員にリストラを宣告する、それがライアンの仕事です。会社から会社へと、飛行機で国中を飛び回り、年間の出張はなんと322日。荷物も人間関係も身軽に、が信条の彼ですが、新人社員のナタリーの教育係となったことで自分を見つめ直すことになります。 効率一点張りのナタリーが成長していくのと共に、満足していた自分のライフスタイルが本当に幸せなものなのかを考え直すライアンですが、紆余曲折を経て再び次のリストラを宣告しに旅立ちます。失業する相手に真摯に向き合い、励ます自分の仕事に満足しながら。

『大統領の執事の涙』(2013年)

大統領に寄り添い歴史を見守る

奴隷の息子として生まれ育ったセシルは、給仕係をしていましたが、ある一言がきっかけで執事として働くことになります。場所はホワイトハウス。大統領の執事です。ここで必要なのは見ざる言わざる聞かざる、政治に関心を持たないことです。黒人への差別が根強く残るアメリカで、34年間にわたり7代の大統領に仕えた彼の姿を描きます。 世界を動かす力を持つアメリカの歴史を、もっとも中心に近い場所から見守り、大統領の心に寄り添うセシル。それとは逆に、公民権運動に熱心に参加する息子との価値観の違いから確執は深まっていきます。現実をみつめ、職務を全うする父と、理想に燃える息子との関係も見ごたえがある作品です。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)

口のうまさで売りまくり、年収49億円

学歴も経験もないジョーダンが飛び込んだのはウォール街。生来の口のうまさで瞬く間にのし上がった彼は、自らの証券会社を設立し紙くず同然の株を売りまくって年収49億円を達成します。 無一文から大金持ちになった彼は、ドラッグ、パーティー、浮気三昧。その生活の常識では考えられない暴走ぶり、エキセントリックな他の社員の行動に、もはや笑うしかありません。 ジョーダンのすごさはその演説の巧さにあります。社員の心に火をつけるスピーチテクニックは、まさに伝説のブローカーの名にふさわしいといえるでしょう。

『LIFE!』(2013年)

空想癖のある男が世界へ飛び出し人生を変える

「LIFE」誌の写真管理部で働くウォルターは少々変わった空想癖の持ち主。色々な願望を空想ではかなえられるのですが、実際は気になる女性に対して行動を起こすこともできない冴えない中年男です。彼はある日、雑誌の表紙に使う写真がないことに気づき、カメラマンを探しに行きます。 自分には何のとりえもないと思っていたウォルターが多くの人と出会い、冒険することで少しずつ変わっていき……。カメラマンを探す旅は、新しい自分を発見する旅でもありました。観る人に、一歩を踏み出す勇気をくれる映画です。

『バクマン。』(2015年)

友情、仲間、勝利、そして恋。ふたりの高校生が目指すのは「ジャンプ」の頂点

『DEATH NOTE』で知られる原作・大場つぐみ、作画・小畑健のコンビによる同名マンガを原作とした本作。W主演をつとめた佐藤健と神木隆之介、そのほか豪華なキャスト、「モテキ」シリーズの大根仁がメガホンを取ったことでも話題になりました。 高い画力を持つ真城最高(サイコー)と物語を作ることが得意な高木秋人(シュージン)は、あることがきっかけで、ともにマンガ家を目指すことになります。しかし彼らの前には、雑誌掲載までの高い壁と長い道のり、そして「天才マンガ家」と呼ばれる新妻エイジとの戦いが待っていました。 マンガに青春をかける少年たちの姿を描いた本作。仕事に疲れた社会人にとっては夢を叶えるために真っ直ぐに奮闘する彼らの姿が、まぶしく映るのではないでしょうか。

『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』(2014年)

不純な動機で参加した林業研修で知ったものとは

勇気は大学受験に失敗し、高校卒業後の進路は未定。そんなあるとき彼は、ふとしたきっかけで1年間の林業研修プログラムに参加することにします。しかし、たどり着いたのは携帯電話も圏外になるほどのド田舎。虫やヘビの出現、そして先輩アキラの厳しい指導に耐えかねた勇気は、研修を途中で放り出し逃げようとしますが……。 三浦しをんの小説「神去(かむさり)なあなあ日常」を、『ウォーターボーイズ』など多くのヒット作を世に送り出してきた矢口史靖監督が映画化した本作。都会育ちの主人公の視点を通すことで、「林業」という仕事をわかりやすく伝えながらも、笑える青春映画に仕上がっています。

ciatr厳選!変わったお仕事映画

ここからは、ciatrが選んだちょっと変わった仕事を題材にした映画を紹介しましょう。 実際には存在しない(と思いたい)仕事から、考えてもみなかった実際にある仕事まで、いわゆる「普通」とは違う仕事に就く人々を描いた作品をピックアップしてみました。

『メランコリック』(2018年)

バイト先の業務内容は銭湯の清掃、だけでなく……

名門大学を卒業したものの、うだつの上がらない生活をしていた和彦。彼はある夜、たまたま訪れた銭湯で高校時代の同級生、百合と再会します。それがきっかけで、彼はそこでアルバイトをすることに。しかしやがて、彼はその銭湯が閉店後に「人を殺す場所」として浴場を貸し出していることと、同僚の松本が殺し屋であることを知り……。 和彦の仕事は、いつの間にか「殺人現場となった銭湯の清掃」になっていきます。予測不能な展開の巻き込まれ型サスペンスコメディである本作は、東京国際映画祭監督賞をはじめ、さまざまな映画祭で受賞を果たし、話題となりました。

『イントゥ・ザ・ストーム』(2014年)

本当に実在する「ストームチェイサー」が活躍!

アメリカ中西部の街で高校の教頭を務めるゲイリー。学校の卒業式が行われるその日、これまでに遭遇したことのない規模の竜巻が街を襲い、住民たちはパニックに陥ってしまいます。そんななか、気象学者のアリソン率いる「ストームチェイサー」のチームは、観測史上最大級の竜巻を撮影するために街に向かっていました。ゲイリーは、姿が見えない息子のドニーを探すため、アリソンたちに協力を求めます。 竜巻を題材としたディザスタームービーで、その強大な力を表現した迫力の映像には、思わず言葉を失ってしまうでしょう。 世界の竜巻の8割が発生しているともいわれるアメリカでは、その調査・研究のため「ストームチェイサー」を仕事としている人はもちろん、趣味で竜巻を追いかけている人も実際にいるそうです。

映画でモチベーションアップ!?仕事ではだれもが主人公になれる

世の中には人前でスポットライトを浴びる仕事もあれば、ほとんど人目にふれることのない仕事もあります。しかし自分の仕事に誇りを持ち、真摯に取り組む人の姿には心動かされますね。 「明日も仕事がんばろう!」そんな気持ちになれる1本を、ぜひ探してみてください。