2019年7月2日更新

【U-25】ネクストブレイクは誰だ?注目の若手女優ベスト10【海外編】

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注目すべき若手女優たち!

2017年はハーヴェイ・ワインスタインへのセクハラ告発をきっかけに世界中で女性の権利を問う運動が巻き起こりました。 そうした状況で、映画界でも注目したいのは将来を担う若き女優たちの活躍。「若さゆえの美貌」に頼りきらず、実力と行動力で道を切り開く若手女優たちはとても魅力的です。 今回は25歳以下の制限を設け、期待の若手女優10人をランキング形式でお送りします。

第10位 サーシャ・レーン

大学の春休み中にスカウトされたことをきっかけに演技の世界に足を踏み入れたシンデレラガールは1995年生まれのサーシャ・レーン。デビュー作『American Honey(原題)』では演技素人でありながらも主演をつとめ、カンヌ国際映画祭にも招かれました。 デビュー作でシャイア・バブーフと共演した彼女は、クロエ・グレース・モレッツやアーミー・ハマー、アリシア・ヴィキャンデルとの共演が予定されています。 そして、彼女にとって初の大作となりそうなのがリブート版『Hellboy(原題』。大物との共演をかさねて演技力に磨きをかけていくことでしょう。

第9位 ソフィー・ターナー

『ゲーム・オブ・スローンズ』のサンサ・スターク役で人気を博し、『X-MEN アポカリプス』でジーン・グレイ役を手に入れたソフィー・ターナーは1996年生まれ。 彼女のブレイクが期待されるのは、やはりX-MENシリーズの最新作『X-MEN ダーク・フェニックス』が全米公開を控えているから。本作はジーン・グレイの別人格「フェニックス」の誕生を描いた物語。映画のメインビジュアルにもなった彼女の姿が世界に向けて発信されています。 さらに『Time Freak(原題)』(日本公開未定)ではイギリスの実力派若手俳優エイサ・バターフィールドの恋人役を務めます。こちらも楽しみな作品です。

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第8位 マッケナ・グレイス

2006年生まれの子役マッケナ・グレイスは『gifted ギフテッド』で天才的な頭脳をもつ少女を演じ、素晴らしい演技力を見せつけました。 第90回アカデミー作品賞にノミネートされていた『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2018年5月4日日本公開)ではトーニャ・ハーディングの子供時代を演じており、同年4月20日に日本公開予定の『レディ・プレイヤー1』にも出演しています。さらにドラマ『フラーハウス』の撮影では来日もしていましたし、メインキャストで参加予定のドラマ『The Bad Seed』は現在制作中。 これから日本公開される作品にたびたび登場するため、日本国内での注目度が上がることはもちろん、ドラマへの露出でさらなる知名度アップを見込めそうです。

第7位 キャサリン・ラングフォード

セリーナ・ゴメスが制作に携わったことでも話題だった2017年のNetflix『13の理由』は、少女の自殺をめぐる物語。このドラマで自殺した少女ハンナ・ベイカーを演じていたのが1996年生まれの女優キャサリン・ラングフォードです。 まだ出演作品の多くなかった新人でありながら、ハンナ役でゴールデン・グローブ賞ノミネートを達成し、一気に名前が知られるようになりました。同じく注目の若手俳優であるニック・ロビンソン主演の『Love,Simon(原題)』やチャーリー・プラマー出演予定のSF映画『Spontaneous(原題)』にも参加することが決まっていて、着実にキャリアを積み上げていくことが期待されます。

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第6位 ソフィア・リリス

2002年生まれのソフィア・リリスは、7歳から演劇学校で演技を学んできた演技派女優。マーロン・ブランド、マリリン・モンローやジャック・ニコルソンを輩出した名門の出身なのです。 長くインディーズ映画に出演してきた彼女は2017年世界的ヒットとなったホラー映画『IT それが見えたら、終わり』のべハリー役でメジャーデビューを果たしました。 『セックス・アンド・ザ・シティ』(1998年〜2004年)などを生み出したHBOが2018年夏に公開すると見られる新作ドラマ『Sharp Objects(原題)』への出演が決まっているようで、ますます世間の注目を集めることが想像されます。

第5位 レティーシャ・ライト

記録的ヒットとなったマーベル映画『ブラック・パンサー』でティ・チャラの妹シュリを演じていたレティーシャ・ライト。 1993年生まれの彼女は、25歳を手前に素晴らしいキャラクターを手に入れたといっていいでしょう。なぜなら、シュリはトニー・スタークと互角かそれ以上ともいわれる頭脳を持ったキャラクター。それだけにこの先の活躍や登場が望まれているのです。 すでに『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』(2018年4月27日)には登場すると見られていますが、これからのマーベル作品にどれだけ参加するかも楽しみです。 また、2018年3月30日日本公開予定の『トレイン・ミッション』ではリーアム・ニーソンとの共演を果たしています。

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第4位 ミリー・ボビー・ブラウン

2017年の話題作だったNetflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス』で一躍スター子役となったミリー・ボビー・ブラウンは2004年生まれの女優です。本作で見せた印象的な目ヂカラや表情で多くの人を虜にした彼女は、ファッション界からも注目されています。 すでに大手モデル事務所IMGと契約し、カルヴァン・クラインのメインヴィジュアルを務めており、私生活や授賞式で見せるファッションセンスにも賞賛の声が上がっています。 もちろん、女優業の展開も順調。ハリウッド版ゴジラの続編『Godzilla: King of the Monsters(原題)』に出演予定であることが知られています。

第3位 エル・ファニング

エル・ファニング  (ゼータ)
©John Rainford/WENN.com

既に多くのファンを獲得していますが、改めて注目したいのが1998年生まれの女優エル・ファニング。彼女のフィルモグラフィは実に豊かです。『SUPER8』(2011年)や『マレフィセント』(2014年)で確実に知名度を高め、いまでは毎年複数の映画に出演している映画界でひっぱりだこの人気女優となりました。 『ネオン・デーモン』(2017年)や『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2018年)では過激で大胆な表現にも挑戦。透明感のあるイメージを打ち砕き、内に秘めた激しさを堂々と見せました。 ティモシー・シャラメと共演した『A Rainy Day in New York』など、今後も絶えずスクリーンに登場するでしょう。

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第2位 ゼンデイヤ

ディズニーチャンネルの人気子役だったゼンデイヤは1996年生まれ。『スパイダーマン ホームカミング』(2017年)でのミシェル役はこの先重要なキャラクターとなりそうですし、『グレイテスト・ショーマン』(2018年)では歌とダンスの才能を存分に発揮しました。『White Lie(原題)』や『Finest Kind (原題)』など今後の出演作も決まっているようです。 彼女は女優業の他にモデルや歌手としても活動し、自身のファッションブランドも運営しています。 さらに、ゼンデイヤの魅力はその意志の強さ。自身の写真が加工されたことに抗議したことも話題になりました。人種差別や女性差別に敏感に反応し、snsなどを用いて対応する姿勢は多くの人から支持を得ています。

第1位 シアーシャ・ローナン

1994年生まれのシアーシャ・ローナンはその若さで既にベテラン顔負けの経歴を誇っています。間違いなく更なる活躍が期待できる女優でしょう。 9歳から演技の世界に生きてきた彼女。『つぐない』(2008年)でアカデミー史上7番目の若さで助演女優賞にノミネートされ、『ラブリーボーン』(2010年)で数々の賞を受賞、『ブルックリン』(2016年)でアカデミー主演女優賞ノミネートを獲得すると『レディ・バード』で2度目のノミネートを果たします。 今後は、共にオスカーを競ったマーゴット・ロビーと共に歴史映画『Mary Queen of Scots(原題)』に出演予定だそう。殺し屋から女子高生まで、どんな役もこなしてきただけあって、これからどんな役に挑んでいくのか目が離せません。

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未来の大女優を見守りましょう!

シアーシャ・ローナン
© 2015 - Fox Searchlight Pictures

成長が楽しみな子役から期待の新人までを集めた若手女優トップ10、いかがでしたでしょうか。 女優というと、レッドカーペットでドレスに身を包んだ美しい姿が注目を浴びますが、彼女たちの真の美しさは、自らキャリアを前進していく姿にあるように思います。 今回取り上げた10人のほかにも、数え切れないほどの才能溢れる若手女優がいます。未来の大女優たちの活躍から目を離さずにいたいものです。