2019年8月22日更新

映画『屍人荘の殺人』キャスト・あらすじ最新情報&ミステリ界をザワつかせた原作を解説 【ネタバレ注意】

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今村昌弘の小説をもとに映画化が決定した『屍人荘(しじんそう)の殺人』。今回は、本作のキャストやあらすじ最新情報を原作の魅力とともに紹介します。衝撃の展開が待ち受ける新感覚ミステリーに注目!

目次

『屍人荘(しじんそう)の殺人』が映画化!気になるキャスト・あらすじ最新情報を紹介【ネタバレ注意】

鮮烈な推理長編小説へ贈られる「鮎川哲也賞」を見事に受賞した、今村昌弘衝撃のデビュー作『屍人荘の殺人』。2018年4月10日に大賞が発表される「本屋大賞」にもノミネートされ、話題を呼びました。 そんな大人気小説が、神木隆之介、浜辺美波といった豪華キャストを迎えて実写映画化されることが決定しています。 この記事では2019年12月公開となる映画の最新情報、そしてミステリ小説ファンをザワつかせたこの原作小説のスゴさと魅力を紹介しています。 ※この記事では、原作のネタバレ情報が含まれている部分があります。十分に注意して読み進めてください。

『屍人荘の殺人』原作は今村昌弘による衝撃のデビュー作!

なんと史上初の3冠!絶対おもしろい『屍人荘の殺人』

『屍人荘の殺人』原作小説は、宝島社の「このミステリーがすごい!2018」、文藝春秋の「週刊文春ミステリーベスト10」、そして原書房の「本格ミステリベスト・10」にランクイン。2017年の各ミステリランキングで1位となり、史上初の3冠を達成となりました。 著者である今村昌弘は、1985年長崎県生まれ。小さい時から本を読むのが好きでジャンルを問わず色々な作品を読んで育ったようです。 岡山大医学部に入学し4年生になった頃、国家試験の勉強が嫌になって小説を書くようになったそう。その後「放射線技師」として兵庫県のクリニックで働く中で、新人賞に応募した際"今村昌弘の作品はキャラが立っている"といった好評価を受けるようになりました。 そして自分が書く小説の完成度を高めることに集中するため、29歳で仕事を辞めることを決意。その後は執筆にエネルギーを注ぎ、見事長編デビュー作となる『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞したのでした。

『屍人荘の殺人』のあらすじは?

主人公は、関西にある大学・神紅大学「ミステリ愛好会」に所属する葉村譲(はむらゆずる/神木隆之介)。ある日、葉村は、明智恭介(中村倫也)とともに、謎の探偵少女に呼び出されることに。 少女の名前は剣崎比留子(けんざきひるこ/浜辺美波)。彼女は、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかけます。部員宛てに謎の脅迫状が届いたこと、去年の参加者の中に行方知れずの女子部員がいることを伝えると、2人は見事に食いつきました。 合宿の舞台は閉ざされた洋館の「紫湛荘(しじんそう)」、あたりが暗くなってから起きる殺人事件。まるで、よくある推理小説かのような状況のなか、彼ら3人は犯人を突き止めようとしますが……。

主要人物&キャストを紹介!主人公は神木隆之介、明智役は中村倫也

ここからは、本作のメインキャラクターと演じるキャスト陣を紹介していきます。いずれも若くして確かな実力派が揃っていて、仕上がりが楽しみですね!

葉村譲(はむらゆずる)/神木隆之介

ミステリー好きの大学生

主人公の葉村譲(はむらゆずる)は、関西の私立大学・神紅(しんこう)大学経済学部の一回生です。 ある日"ミステリ愛好会"の会長を名乗る理学部三回生の明智恭介(あけちきょうすけ)に声をかけられ、ミステリー好きの葉村は思わず意気投合。その日から、メンバーふたりだけのミステリ同好会の活動を始めます。 主人公の葉村を演じるのは、神木隆之介です。2005年公開の映画『妖怪大戦争』に主演し、弱冠12歳で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。童顔の神木は大人になってからも映画『桐島、部活やめるってよ』、ドラマ『学校のカイダン』など多くの学生役を演じてきました。 そんな神木は本作に出演するにあたり以下のように意気込みを語っています。 「大ヒットミステリー原作の映画化ということで、プレッシャーはとても大きいですが、それよりも、どのように映像化していくのだろうという楽しみの方が大きいです。」

剣崎比留子(けんざきひるこ)/浜辺美波

謎の美少女探偵

葉村と同じ大学に通う、剣崎比留子(けんざきひるこ)。過去に数々の事件を解決してきた、美人探偵として知られている大学二回生です。 映画研究部の夏合宿に参加することになっていた彼女の友人のもとへ脅迫文が届いたことから、剣崎もその合宿に参加。そして葉村と知り合うこととなります。 剣崎を演じるのは浜辺美波です。2011年オーディションをきっかけに芸能界入りを果たした浜辺は、2017年佐野よる小説を実写映画化した『君の膵臓を食べたい』出演をきっかけに大ブレイクを果たしました。 そんな浜辺は、本作に出演するにあたり以下のコメントを残しています。 「出演のお話を頂く前から原作を読んでいて、大好きな作品だったので、まさか自分が出演することになるとはと、とてもご縁を感じ、その世界に入れることへの喜びで今から胸がワクワクしています!」

明智恭介(あけちきょうすけ)/中村倫也

ミステリ愛好会会長、通称「神紅のホームズ」

神紅大学のミステリ愛好会で会長を務め、「神紅のホームズ」の異名を持つ明智京介。 明智を演じるのは中村倫也です。高校生のときのスカウトをきっかけに芸能界入りをした中村は、2018年春の朝ドラ『半分、青い。』朝井正人役で知名度を上げ、押しも押されもせぬ人気俳優の仲間入りを果たしました。 中村は、以下のように意気込みを語っています。 「小学生時代から「完全犯罪は成立するのか?」などと1人で妄想にふけっていた僕にとって、明智恭介という男はどこか親近感のある、魅力的な人物です。自分の「枝分かれした別の未来」なつもりで、しっかりと軽やかに演じられればと思います。」

その他のキャストも、クセ者が勢揃い!

メインキャストの3名以外に、総勢11名のキャスト陣が明らかになっています。 2018年朝ドラ『半分、青い。』が記憶に新しい矢本悠馬や、2017年ドラマ『僕たちがやりました』で活躍した葉山奨之(はやましょうの)、2020年映画『思い、思われ、ふり、ふられ』で主演する福本莉子など、若手注目株が名を連ねています。 また名バイプレイヤーとしておなじみの、柄本時生や池田鉄洋、ふせえりなども勢揃いです。芸人ながら高い演技力が評価されている塚地武雅(ドランクドラゴン)の姿も。 この個性豊かな面々による、新感覚サスペンスストーリーの展開に、期待が高まりますね!

映画はどんな展開に?衝撃の伏線が隠されている【ネタバレ】

タイトルに隠された伏線

ゾンビ

本作のタイトルは『屍人荘(しじんそう)の殺人』。死体を連想させる「死人」をあえて使わず、「屍人」としています……。

屍人とはつまり「生ける屍」を指す言葉。 想像力がある方はすぐにピンときたはず。「生きている屍(しかばね=死体)」そう、ゾンビを意味しているのです! 原作小説は、殺人犯などを推理するはずのミステリ小説に、まさかのゾンビが絡むという業界に衝撃を与えた作品なのです。しかしながらその融合が見事にマッチし、読み手に新しい感覚を与えたことが評価されました。 実写映画版でも、ミステリ要素とゾンビもの、という一見離れたものが融合し、衝撃的な展開を生み出してくれること間違いなしです。

『屍人荘の殺人』は映画化は可能なのか?

『屍人荘の殺人』は、ドラマシリーズではなく映画での実写化が適しているでしょう。その理由は……。

原作の物語は、ゾンビが現れるところから登場人物たちが一気にパニックに呑まれていくため、その緊張感やドライブ感を上手く描写できるかが見どころになるはず。そのため、ドラマシリーズにしてしまうと原作の勢いが損なわれてしまうのではないでしょうか。 また原作小説は300ページほどと、ややボリュームが低めのため、映画の120分ほどの長さで実写化すれば、テンポよくおさめることができそうです。

映画『屍人荘の殺人』は2019年12月公開!衝撃の展開が劇場で待っている!

映画『屍人荘の殺人』は、2019年12月13日公開です!ミステリ界がザワついた今村昌弘の小説を実写化する本作は果たしてどのようにアレンジされるのでしょうか。 メインキャストは、今を時めく俳優陣が勢揃い。個性豊かな面々が織り成す、新感覚ミステリから目が離せません。衝撃的な展開を、ぜひ劇場で体感してみてください。