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おすすめSF映画ランキングTOP50!【絶対観ておきたい名作・傑作集】

2018年9月18日更新

SFというジャンルは未来をテーマにした作品が多いため、前衛的なアイデアやアッ驚くような展開が生まれやすいジャンルです。今回はciatrが自信を持ってオススメする、見ごたえのある作品を選りすぐってご紹介いたします。

おすすめ名作SF映画で異世界にどっぷり浸かろう!ランキングTOP50

人気かつ定番のジャンルであるSFとはサイエンス(科学的な)・フィクション(作り話)を略したものです。非常に歴史が長く、そのジャンルの中にも時代時代により流行りがあるなど非常にボリュームのあるジャンルです。

地球全体や宇宙までも巻き込むストーリーでありながら、科学的な考察や観点を用いることで私たちにどこかリアリティを感じさせてくれます。人々を圧倒させるような壮大なストーリーの大作が多くつくられる一方、少数の熱狂的ファンを持つ難解なストーリーを持つカルト作品も多いです。

今回はそんな幅広く、かつ奥が深いこのジャンルの中から、定番、名作からカルト映画、B級映画まで、ciatrが自信を持っておすすめする映画をご紹介いたします。

50位:奇妙なヴィデオに導かれるカルト的SF映画

k1ller_aka_tKo テレビによる受動的な情報の受信、それに伴う視覚・聴覚の過剰刺激、そして映像中毒に陥っていく様を具現化したトンデモ映画。 ブラウン管から伸びる手、裂ける腹、脈打つビデオテープとグロテスクな表現を用いながら幻覚症状に陥っていく主人公の不安定な精神を描いている。幻覚/現実の線引きが曖昧になっていくほどにストーリーも意味不明になるけれど、ここまでアンダーグラウンド感があって独特の表現で作られた映像映画という点では非常に優秀な出来。観る人を選ぶ映画です。

1982年デイヴィッド・クローネンバーグ監督『ヴィデオドローム』

地方テレビ局で社長を務めるマックス。視聴者が喜びそうな過激な映像を発掘していると、1本のビデオに出会いました。延々と残虐な行為が続くその内容に、いつしかマックス自身が虜になり、やがて奇妙な現象が起こり始めます。

グロテスクでエロティックな表現が満載の本作。公開当時は難解すぎるストーリーが受け入れられず、北米の劇場でもあまり話題にならなかったそうですが、ビデオ化され日本に上陸するとマニアの間で人気を博したのだとか。まさに、ヴィデオドローム!?

49位:映画ならではの解釈で原作にはなかった答えを提示!?

tmmyon これは、これは随分ナルシズムな映画だ…。(いい意味で)というのも私にはウケたからですね。つまらないという人がいるのも無理はないと思います。しかし私にはあの音楽、動き、雰囲気がたまらなかった。 追記:静かなシーンで急な音で驚く場面があるのですが、左前のおじさんが15cmほど飛び上がったのが印象的でした。

2014年ジョナサン・グレイザー監督スカーレット・ヨハンソン主演『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』

今作はミッシェル・ファイバーの小説『アンダー・ザ・スキン』を基に制作された映画、原作では数多くの謎が提示され、確たる答えは提示されることがありませんでした。

今作でもいくつか謎は残されているものの、想像を膨らませて原作ではなかった説明や答えが提示されています。曖昧で混乱する場面もあるかもしれません。しかし、今作はロジカルなプロットを楽しむべき映画ではなく、悲しく、恐ろしい、メランコリック、映画体験そのものを楽しむ映画です。

48位:かつてない感覚のSFフィルム・ノワールにしびれる!

yumimu5656 愛のないセックスで感染する死の病が蔓延する世界で、パリに住む少年は疾走する愛を探す。 レオス・カラックス監督、26歳の作品。この若さでこんな映画をとれるなんてまさしく「神童」。デヴィッド・ボウイのモダンラブに合わせて少年が駆けるシーンは印象的。若さ、弱さ、凶暴さを感じた。 私にとって忘れられない、生涯付き合える作品になりました。

1986年レオス・カラックス監督『汚れた血』

近未来のパリでは、愛のない性行為によって伝染する「STBO」という奇妙な病気が流行っていました。恋人との日常に満たされないアレックスは、亡くなった父の友人で父の借金を背負ったマルクにそそのかされ「STBO」の特効薬を盗むことに協力してしまいます。

フランス映画界の奇才レオス・カラックス監督による「アレックス3部作」のひとつ。カラックス作品常連の個性派俳優ドニ・ラヴァンが、マルクの愛人アンナに惹かれていく多感な青年アレックスを見事に務めました。

詩的なセリフやコントラントの効いた映像表現に溢れ、好き嫌いが大きく分かれるタイプの作品だとは思いますが、カラックスの世界を試してみる価値は大いにあります。そして、強烈な印象のラストシーンをぜひその目で!

47位:頭を撃ち抜かれるような衝撃的ラストが待つ名作SF映画!?

southpumpkin クローネンバーグ監督大好きです。この映画も最高でした。 類似する映画は「インセプション」「13F」とか「パプリカ」とかでしょうか。もしかすると「マトリックス」もこの類かも。とにかくアレです。多分ものすごい低予算で作られているのでしょう、「インセプション」と比べると映像的な派手さは無いです。下手したらテレビドラマレベルなのではないでしょうか。しかし!ものすごーーく気持ち悪い小道具などにより構成されたクローネンバーグっぽい画面が、あっけにとられるほど完璧すぎる脚本に映える映える。難易度は高いです「インセプション」のオチを三回転くらいひねったクローネンバーグの変態的脚本にもうお腹いっぱいです。 僕の一番好きな頃のジュード・ロウだったのもポイント高い。この頃のジュードロウ最高ですよね。

1999年デヴィッド・クローネンバーグ『イグジステンス』

鬼才デヴィッド・クローネンバーグがビデオゲームカルチャーをテーマとした作品を撮ったという事実だけでも一見の価値がある映画、他の同ジャンル作品では決して体験出来ない感覚を覚えるはずです。

人体と繋げるゲームポッド、肉で出来た銃などクローネンバーグ特有の世界観は今作でも変わらず、理解できる範疇を超えた瞬間が何度も訪れます。核となるテーマは人間とビデオゲームの関係、クローネンバーグ初期の代表作『ビデオドローム』と通じるところが多くあります。

『イグジステンス』のエンディングを観た後は、それまでの映像が頭の中でグルグル回り、頭を撃ち抜かれたような衝撃を受けることになるでしょう。

46位:カルト的人気を誇る塚本晋也監督の代表作

Takumi_Hashimoto 周りの意見と同様、まず、出てくる言葉は、衝撃、カオス、素晴らしい。作品自体を説明する事はほぼ、不可能に近いと思います。何度観ても、やはり衝撃。なにか、謎の感覚に襲われる。監督の世界は全開、と言われればそうなんですけど、なにか、それだけではない不思議なパワーを感じる。

1989年塚本晋也監督『鉄男』

ある男を車で轢いてしまったことをきっかけに、体が金属化していく平凡なサラリーマン。その苦悩や、身体の変化の原因となった謎の男との対峙を描く異色のSFムービーです。

塚本晋也監督が、脚本や美術、照明、編集、主演までタフにこなしました。狂気の演技やショッキングなビジュアルに満ちたモノクロ映像は絶大なインパクトがあり、あのクエンティン・タランティーノも本作のファンなのだとか。トライしてみる価値大いにアリです。

45位:遺伝子交配により進化した究極のプレデターが出現!

2018年シェーン・ブラック監督『ザ・プレデター』

1987年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演の第1作に始まる「プレデター」シリーズの4作目です。ストーリー的には1作目の事実上の続編であり、同作でシュワルツェネッガーの部下ホーキンス隊員を演じていたシェーン・ブラックがメガホンを取りました。 特殊部隊の元傭兵クインがメキシコで墜落したとおぼしき宇宙船とプレデターを発見。政府による隠ぺい工作の一方、クインの息子ローリーが偶然、謎の装置を起動させてしまったことで宇宙からプレデターを呼び寄せてしまいます。 驚異の戦闘能力を持つ地球外生命体プレデターが、遺伝子交配によりさらに進化し、パワーアップした姿で出現します。主人公のクインには、『LOGAN/ローガン』で悪役ドナルドを演じていたボイド・ホルブルックが扮しています。

44位:壮絶なミュータント同士の戦いを描いた名作

Takayuki_Fukuda ミュータントと人間との関係、ミュータント自身の苦悩など何度も観るとさきいかの様に味が出て、ただのヒーローものではないことが、わかってきた。 それぞれのミュータントの能力が違い、「この能力いる!いらない!」とか思いながら観てた。

2000年ブライアン・シンガー監督『X-メン』

近未来、人間が進化し遺伝子の突然変異によって生まれたミュータントたち。人間に疎まれながらも共存したいと考える集団と、人間を支配しようとする軍団の戦いの物語が『X-メン』です。

本作は『X-メン』シリーズの第1作目。驚異的な再生能力と鋭い爪を持つウルヴァリンと、ミュータントたちを保護し「X-メン」を結成したプロフェッサーXとの出会い。そして、プロフェッサーXと対立するマグニートーらとの戦いが描かれました。

ミュータントとしての苦悩や、様々な能力を持ったミュータントたちが繰り広げる迫力のバトルは見応えがあります。本作以後、シリーズが続々と製作され、2017年6月公開予定の『ローガン(ウルヴァリン3)』でシリーズ10作目を数えます。

43位:とんがり頭の宇宙人家族が織りなす、とにかく楽しいホーム・コメディ

1993年スティーブ・バロン監督『コーンヘッズ』

遥か遠い星から地球征服の偵察にやってきた宇宙人の夫婦。宇宙船の故障で地球滞在を余儀なくされましたが、いつしか地球の生活に馴染み偽の米国籍も手に入れ、子どもまで生まれることに。

人気テレビ番組のキャラクターを主人公に映画化した作品です。まず、そのコミカルなビジュアルで視聴者のハートを掴み、宇宙人家族が移民局にマークされたことから繰り広げられるドタバタ劇でさらに楽しませてくれます。主演を務めたダン・エイクロイドの突き抜けた妙演は必見!

42位:9人の男女の人生が絡み合う群像劇

Miwa_Uchida 導入から面白い。少しずつ重なりながら広がる人物関係図。24時間の出来事だなんて気を抜いたら忘れてしまう。みんなお腹に一物抱えて死にそうに生きている。元天才少年と愚直な警官が良かった。ワイズアップも、突拍子のない出来事も。

1999年ポール・トーマス・アンダーソン監督『マグノリア』

末期がんで療養中の老人、モテ講座を開く愛の伝道師、余命宣告された人気テレビの司会者、ロス市警の警察官など、本作の主人公は総勢9人。巧みな脚本により、関係のなさそうな男女が奇妙な縁で繋がったある1日が描かれています。

3時間という長い尺の中に、それぞれの人生と謎がたくさん散りばめられ、複雑なパズルのような作品。難解に思えますが、「82」という数字の持つ意味や衝撃のラストシーンは、旧約聖書を参考にすると解けるそうです。

41位:元祖・ハエ男!画期的な実験の恐怖の結末

southpumpkin クローネンバーグ監督の傑作『ザ・フライ』のオリジナル版。基本的な物語は同じで蝿と融合してしまった科学者の悲劇です。科学者の妻目線からの展開で、その妻が殺人の罪に問われる辺りから始まり、中盤まで彼女の回想、つまり科学者との幸せな時間を描くのでやや退屈気味。しかし後半からの展開は素晴らしい。リメイク版とはやはりその造形にはチープさがありますが、妻ほか3人で蝿を捕まえようとするシーン、さらにラストの展開などかなりいい感じです。メッセージ性もリメイク版で付加されたものではなく、オリジナル版からの流れだったのですね。どこまでが人間でどこまでが蝿なのか、曖昧な線引きに鋭く切り込む辺り、名作だなあと思いました。

1958年カート・ニューマン監督『蝿男の恐怖』

物体を移動させる研究に取り組んでいた科学者アンドレは、自分自身の体で実験を行います。その時、1匹のハエが混じってしまい、人間とハエが融合した世にも恐ろしい姿になり……。

実験中にハエが混じってしまったこと、最後はパートナーに託すことなど、本作もリメイク作品の『ザ・フライ』も大筋は同じですが、ハエと合体した造形に大きな違いがあります。両方を見比べてみるのもおもしろいですね。

40位:複数のテーマが盛り込まれた奥深いSF作品

mytnk 「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」ポスト印象派の巨匠ゴーギャンの名画の問いに対する一つの結論を提示したような作品。人間が生み出す科学の感動、宗教のパワー、二つは共存できるのか。 いかにわれわれ人間が稀有ですばらしいかけがえのない奇跡のような存在なのか。 天文学者カール・セーガン原作の感動の物語。途中、少々やりすぎな面もありますが、ぜひ一度見て欲しい作品。

1997年ロバート・ゼメキス監督『コンタクト』

地球外知的生命体を研究するエリーは、ある日ヴェガ星からの信号をキャッチしました。解析の結果、ヴェガ星への移送装置の設計図であることが判明。装置が製造され、いくつかの試練を越えてエリーが乗り込むことになります。

ひたむきな主人公のエリーを熱演したのは、ジョディ・フォスター。SFをメインテーマにしながら長年の科学と宗教の対立、人間ドラマなどもしっかりと描いた本作は、SF作品として一味違う仕上がりを見せています。