2021年4月30日更新

『るろうに剣心 最終章 The Final』感想・あらすじをネタバレ解説!「The Beginning」も予想

映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」
©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

2021年4月23日に2部作となる「るろうに剣心 最終章」の前編が公開されました。原作でも重要な「追憶編」「人誅編」が2時間半に凝縮され描かれている本作。本記事ではそんな『るろうに剣心 最終章 The Final』の感想・あらすじを、ネタバレ解説していきます!

目次

「るろうに剣心」最終章が公開!感想・あらすじをネタバレ解説

2021年4月23日、無念の公開延期を乗り越え遂に公開された『るろうに剣心 最終章 The Final』。前後編合わせ最後の実写版「るろうに剣心」となる本作は、原作でも重要な「追憶編」「人誅編」をもとに制作されました。 本記事ではそんな『るろうに剣心 最終章 The Final』を、全編通してネタバレありで感想・あらすじを解説していきます。また後編となる「The Beginning」の内容も予想していくので、合わせてチェックして下さい!

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後半にかけて怒涛の映画オリジナル展開は、原作ファンでも大満足な胸熱シーン満載でしたね!!

「るろうに剣心」これまでの実写映画をおさらい

原作の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は1999年に完結しています。そこから10年以上経った2011年に公開されたのが1作目の映画『るろうに剣心』です。 流浪人として生きていた緋村剣心(ひむらけんしん)。かつては「人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」と名を轟かせていた彼が、「不殺(ころさず)」を誓いひっそりと生きているなかで、神谷薫をはじめとする大切な人たちに出会います。 2014年に公開されたの『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』では原作の「京都編」が描かれました。 志々雄(ししお)一派が登場し、十本刀との死闘や比古清十郎(ひこせいじゅうろう)との師弟関係がドラマチックに展開しています。

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“生きる意志”の強さを学び奥義を習得した剣心、今作の戦いでは何を学ぶのでしょうか?

前作のネタバレあらすじこちら

シリーズ全作のあらすじはこちら

『るろうに剣心 最終章 The Final』のあらすじ

斎藤一は汽車内で上海マフィアの頭目・雪代縁(ゆきしろえにし)を探していました。「志々雄に鉄甲船を売ったのはお前か」と尋ねる斎藤一。縁はそれを認め「抜刀斎の頬にまだ十字傷はあるか」と問いかけます。そして縁は自ら両手を挙げ警察に捕まりました。 しかし領事裁判権によって清の領事館に引き渡される縁。その頃剣心、左之助(さのすけ)、薫(かおる)、弥彦(やひこ)の4人は、お馴染みの「赤べこ」で牛鍋を突いていました。腹が膨れ満足気に帰る一同の耳に入ったのは異常な爆発音。 先程まで剣心達がいた赤べこは炎の渦と化しており、それを見ながら縁は「復讐の狼煙だ」と呟くのでした。

【ネタバレ注意】敵は義理の弟!姉のために剣心を罰したい雪代縁

剣心に奥さんが!?縁との因縁を解説

「るろうに剣心 最終章」
© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

赤べこや前川道場、署長宅への襲撃を行った雪代縁。それらは全て剣心への復讐心からの行動です。 かつて剣心には雪代巴という愛する女性がいました。最初は夫を殺された仇討ちのため剣心に近付いた巴でしたが、いつしか彼女も剣心を愛すようになり2人は結婚します。 その結果彼女を利用しようとしていた組織に、裏切り者だと判断されてしまう巴。遂に剣心と組織が対峙したとき、巴は敵を殺すため小刀を携え敵の目の前へ。しかし剣心がそこに誤って切りかかります。 これにより不殺を心情とするようになる剣心ですが、一連の流れを草陰から見ている人間がいました。それが巴の弟・雪代縁です。縁は姉を殺された復讐心から、剣心に牙を剝いていたのでした。

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奥さんがいたなんて!?剣心はこんな苦しい過去を十字傷として背負って生きてきたんですね……

志々雄ともつながっていた!上海に渡ってマフィアのボスに

剣心への復讐を誓った縁は、上海にてマフィアのボスになるまで上り詰めます。そして武器商人となり、剣心を苦しめるため志々雄に鉄甲船を提供していたのです。 1人でマフィアとして裏社会をのし上がったこと、武器商人として活躍したこと、そして志々雄に協力したこと。全ては剣心への復讐のための行動でした。

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この志々雄とのつながりは、のちに登場する“サプライズゲスト”の伏線でもありましたね

徐々に拡大する人誅 追い詰められる剣心

罪滅ぼしをできているのか?揺らぐ"不殺の誓い"

『るろうに剣心』
© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会

自分以外の人間に自分のせいで被害が及ぶ状況を、剣心は重く受け止めています。幕末に何人もの人を殺めてきた剣心は、人を助けることで罪滅ぼしをしてきました。 しかし赤べこの妙や署長の家族などが傷付いている様子を見て、自分の行いが正しいのか分からなくなってしまう剣心。自分ではなく周りに刃を向けられる状況が、剣心には1番苦しいものだったのです。

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じわじわと大事な人に忍び寄ってくる恐怖が、剣心を消耗させていました

気球で襲来する雪代一派!町全体が焼き討ちに!?

死に場所を失った武士・鯨波兵庫との闘い

街を襲撃した雪代一派のうち、剣心の前に立ちはだかったのが鯨波兵庫(くじらなみひょうご)です。武器が接続してある彼の右腕を過去に斬り捨てたのは、幕末に生きた剣心でした。 すでに不殺の信念を抱いていた剣心がとどめをささなかったことで、鯨波は武士としての誇りを汚され恨んでいたのです。 そして遂に明治の世で剣心との再会を果たした鯨波。しかし勝負がついても、剣心は不殺の信念を曲げません。「今度こそ俺に死に場所を与えろ、止めを刺せ」と叫ぶ鯨波に剣心は「逆刃刀で人は殺さないと誓った」と静かに告げるのでした。

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原作でもかなり印象的だった、熱い思いを背負った武士の亡霊。いつの時代も変化についていけず苦しい思いをする人はいるものですね。

一方左之助は強すぎる雪代縁に歯もたたず……

雪代縁は単身で神谷道場を訪れます。剣心が最も信頼を置く左之助ですが、強い恨みの念でここまでのし上がってきた縁に全く歯が立ちません。何度も致命傷を負いながら、縁に向かっていく左之助。 しかし最後は気を失い、圧倒的な戦闘力の差に敗北を喫しました。

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打たれ強さが売りの左之助ですら立てなくなってしまいました。左之助の活躍が少なかったのは今作のちょっと残念ポイントですね

【ここから映画独自の展開】薫が誘拐される!?口の中から果たし状が

鯨波との戦闘を終えた剣心が道場に入ると、そこに薫の姿はありません。剣心を苦しめたい縁がついに薫を拐っていったのです。 倒れている怪我人の口に紙が詰められているのを発見し、取り出す剣心。それは指定場所が記してある縁からの挑戦状でした。

【映画オリジナル展開】1人になろうとする剣心と1人にしない仲間たち

薫を連れ戻しに1人で敵のもとへ向かった剣心

薫を連れ去られた剣心は道場で1人、贖罪に生きた自分の半生と、仲間との思い出を振り返っています。 そして弥彦に左之助を任せ、1人で指定場所へ向かいます。剣心はこれ以上誰も巻き込まず決着をつけるため、1人で戦うことを選びました。

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1人で京都に旅立った「京都大火」を思い出してしまうシーンでした……

続々と現れる助太刀

単独で雪代縁のアジトへと乗り込んだ剣心は、大量の兵と1人で戦います。雪代一派の強敵も現れ、満身創痍の剣心。しかしそこに巻町操(まきまちみさお)率いる御庭番衆が助っ人として登場しました。 次いで斎藤一率いる警察、ボロボロだった左之助まで助太刀にやってきます。そして自分は1人ではなく頼れる仲間がいると気付いた剣心は、その場を皆に任せ先へと進むのでした。

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土屋太鳳演じる操の本格アクションがかっこよすぎでした……!

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お前は1人じゃない!と言ってくれる仲間の存在が剣心を強さを支えているんですね

まさかのスペシャルゲスト!?瀬田宗次郎あらわる

先へと進んだ剣心は、待ち構えていた縁の副官・呉黒星(ウー・ヘイシン)と銃を持った兵隊に囲まれます。そして奥から登場したのは、呉に雇われた元十本刀の瀬田宗次郎(せたそうじろう)でした。 絶対絶命かと思われた剣心ですが、宗次郎は縮地を用いて剣心の後ろにいる兵隊に斬りかかります。宗次郎もまた剣心と同じ流浪人となっており、ここに宗次郎と剣心の共闘が成立したのです。 大暴れする2人ですが、倒しても倒しても押し寄せる大量の兵隊。宗次郎は「久しぶりに楽しかった」と言って剣心を縁のもとに進ませ、1人残った敵を引き受けるのでした。

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神木隆之介との再共演はテンションあがりまくりでした!!息のあったアクションも瞬きできない!!

ついに正面衝突!剣心は縁の“間違い”を止められるか?

宗次郎に見送られ、最奥で遂に雪代縁と対峙する剣心。縁優勢のまま戦いは進み、剣心は背中に傷を負います。「姉と同じ傷は痛いか、だが姉はもっと痛かったはずだ」と、縁は想いを爆発させながら猛攻を続けました。 しかし「平和の世のためお前を止めねばならぬ」と覚悟を決めた剣心の力は強くなり、戦況は徐々に逆転していきます。そして最後に「姉への気持ちや自分への怨嗟は間違っていないが、その生き方だけは間違っている」と告げ、剣心は縁に渾身の一撃を放つのでした。

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大切な人を失う苦しみと、間違いに気づく葛藤を見事表現していた新田真剣佑の演技に心震えました……

死んだ者の本当の望みとは?生きた者が成すべきことは

薫を殺せなかった縁

剣心に大切な人を失う苦しみを味わせるため縁は薫を殺そうとしますが、いざ実行に移すと巴の顔がチラついて殺せずにいました。 そのまま迎えた最終決戦の場に現れる呉。呉は自身の邪魔をする薫を撃ち殺そうとしますが、そこに飛び入り身を呈して薫を守ったのは縁でした「薫を守ってくれてありがとう」と伝える剣心に、「俺が本当に守りたかったのは……」と呟く縁。縁の頭にはの姿が浮かんでいます。

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殺したいのに守ってしまう、縁の心優しい本性が見えるシーンでした

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巴に笑って欲しい一心で進み続けた縁でしたが、その間違いを止めたのもまた巴の面影だったんですね

巴は何より平和を望んでいた

「るろうに剣心 最終章」
© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

巴のために復讐を決意した縁。しかし巴自身は未来のため命をかけてでも剣心を守る覚悟があり、復讐など望んでいなかったのです。 巴は剣心が生きながら人を助ける未来を、そして縁が平和で幸せに暮らす未来を望んでいたのでした。

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巴の日記を獄中で受け取り、姉の真意を理解した縁。罪を償ったら、これからは恨みの念に囚われず幸せに生きて欲しいです……

「The Beginning」を予想!剣心のルーツを描くオリジナルストーリー!?

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

「るろうに剣心 最終章」の後編である『るろうに剣心 最終章 The beginning』。前編で雪代縁との決着までを描いたため、後編では過去編と共に映画オリジナルのストーリーが展開するようです。 また予告映像やポスター、大友監督のコメントでも過去編にのみ焦点を当ててる点から、全編過去編で構成される可能性が高いでしょう。 原作ではあまり活躍していなかった新撰組の沖田総司役に村上虹郎が起用されているので、斎藤一の過去のエピソードも掘り下げられるかもしれません。 剣心はなぜ“抜刀斎”から“剣心”になったのかなぜここまで苦しんでも“不殺”を貫けるのか、原作以上に深く掘り下げられた過去編を楽しみに待ちましょう!

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るろ剣ファンのみならず、幕末好きや新撰組ファンにも見逃せない内容になっているかも!
沖田総司はアツい!!

薫の葬式!?映画ではカットされた原作の展開

弥彦が大活躍!

本作ではあまり活躍が描かれなかった明神弥彦(みょうじんやひこ)ですが、原作の「人誅編」では大活躍しています。 剣心への恨みで集まった「六人の同志」の1人である乙輪飄湖(おとわひょうこ)。原作では「人間暗器」と呼ばれる乙輪を、弥彦が見事打ち破っているのです! 他にも恋愛描写なども描かれ随所随所で存在感を発揮していた弥彦ですが、「るろうに剣心 最終章」ではその活躍はほとんど描かれませんでした。10年の年月を経てキャストが変更されたことも変更の理由のひとつかもしれません。

薫は1回死んだ!?

映画では薫は誘拐されて剣心がすぐに迎えに行きますが、原作では神谷道場に薫の死体が残されていました。剣心に大事な人を失う苦しみを味わせるために縁が企てた復讐です。 とはいっても縁は姉と似ている若い女性を殺せないので、死体は精巧な薫の人形でした。 しかし原作ではその精巧さにほとんどのキャラクターが騙され、葬式まで開かれています。

剣心は廃人に!?

最愛の女性である薫を失った剣心は、その絶望感から廃人化してしまいます。廃人化した剣心は社会から脱落した人間の集まる「落人群」にて、逆刃刀に鎖をかけ無気力に生きていました。 「もう疲れた」と口にし、誰が訪ねてきても心を取り戻さない剣心。薫の死体が生み出されなかったため、こちらのシーンも劇場版では描かれませんでした。

綾野剛が演じていた外印は本当は雪代縁と組んでいた

劇場版「るろうに剣心」では、1作目に登場した綾野剛演じる外印(げいん)。しかし原作では彼は「人誅編」にて雪代の仲間として描かれているキャラクターです。 外印は死体を加工した人形を操って戦います。そして上記した薫の死体人形を作った人物こそ、雪代と手を組んでいた外印だったのです。

「るろうに剣心 最終章」新&続投キャスト一覧

シリーズ続投キャスト 緋村剣心/佐藤健
神谷薫/武井咲
相楽左之助/青木崇高
高荷恵/蒼井優
明神弥彦/大西利空
四乃森蒼紫/伊勢谷友介
巻町操/土屋太鳳
斎藤一/江口洋介
沢下条張/三浦涼介
最終章The Final 雪代縁/新田真剣佑
雪代巴/有村架純
呉黒星/音尾琢真
浦村署長/鶴見辰吾
鯨波兵庫/阿部進之介
乙和瓢湖/栁俊太郎
乾天門/丞威
The Beginning 桂小五郎/高橋一生
沖田総司/村上虹郎
高杉晋作/安藤政信

主人公・緋村剣心役は佐藤健が続投!成長を見せつける

過去シリーズ作品に続き主演キャストは佐藤健です。佐藤健の緋村剣心役の特徴は、ビジュアル再現率の圧倒的な高さ! 原作で華奢だと表現される細さと、「おろ」と言っているときのボケっとした柔らかい雰囲気はギャグシーンで描かれる剣心そのもの。 一方で、戦わねばならぬ時には豹変します。一変する瞳の鋭さと「人斬り抜刀斎」の片鱗を感じさせる立ち回りはとにかくかっこよく、普段の様子とのギャップまで見事に表現しています。 この実写「るろ剣」シリーズには特別な思いがあると語る佐藤が、役者としてこの数年間で培ったものを詰め込むこの最終章。過去を凌ぐ大作になる予感がしますね。

その他のキャスト・キャラクターを紹介!薫役の武井咲、左之助役の青木崇高も続投

神谷薫(かみや かおる)役/武井咲

シリーズ通してのヒロイン・神谷薫も、もちろん武井咲が演じます。武井は2017年のドラマ『今からあなたを脅迫します』以降、ドラマや映画に出演していなかったため、久々に映像作品でその姿を見ることができます。 本作で薫は剣心の過去を知ることとなり、薫もまた成長を見せます。剣心の帰る場所として、彼女はどんな答えを出すのでしょうか。

相楽左之助(さがら さのすけ)役/青木崇高

剣心の頼れる仲間である相楽左之助を、前作に引き続き青木崇高が演じます。2019年にはドラマ『サギデカ』に出演しました。 原作の「人誅編」では、剣心の友として彼を力強く勇気づけます。さらに雪代縁率いる六人の同志のひとり、戌亥番神と交戦していますが、映画ではすでに1作目で須藤元気演じる同名のキャラクターが登場しました。 そのため最終章の見せ場がどうなるのかは不明ですが、左之助が暴れる姿にも期待したいですね。

高荷恵(たかに めぐみ)役/蒼井優

同じく続投となったのが、高荷恵役の蒼井優。2020年1月には『ロマンスドール』に出演しました。 原作での恵は、剣心の肉体の変化にいち早く気づいており、剣心と薫の絆の強さからその身を引くものの、仲間のひとりとして彼を支えます。

明神弥彦(みょうじん やひこ)役/大西利空

メインキャストで唯一、初の参加となったのが、弥彦役の大西利空です。キャスティングは難航していたそうですが、大友啓史の作品には「3月のライオン」ですでに出演経験があった大西が選ばれました。 大西は映画『キングダム』や「3月のライオン」で主人公の少年時代を演じており、演技力の高さを評価されています。 原作での弥彦は、剣心の背中を追って大きな成長を見せるため、最終章でどのように描かれるのか、期待が高まります。

柴乃森蒼紫(しのもり あおし)役/伊勢谷友介

映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」四乃森蒼紫(伊勢谷友介)
©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

御庭番衆最後の御頭で、剣心と死闘を繰り広げた四乃森蒼紫を伊勢谷友介が再び演じます。彼は2019年の『翔んで埼玉』など、漫画原作の作品に数多く出演してきました。 原作では、ある出来事をきっかけに失意の淵に沈んだ剣心を復活させるキーパーソンとなった蒼紫。映画最終章で同様の活躍は見られるのでしょうか。

巻町操(まきまち みさお)役/土屋太鳳

映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」巻町操(土屋太鳳)
©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

御庭番衆先代御頭の孫娘で、蒼紫に恋する巻町操。映画『累 -かさね-』や『春待つ僕ら』など、漫画原作の出演経験豊富な土屋太鳳が操役を続投します。 原作では主に情報収集役を務め、剣心たち仲間の一助となりました。明るい性格のため、ムードメーカーとしても重要な人物と言えるでしょう。

斎藤一(さいとう はじめ)役/江口洋介

剣心のライバル・斎藤一役を演じるのは、もちろん江口洋介です。2020年には映画『コンフィデンスマンJP -プリンセス編-』や『一度も撃ってません』へ出演しました。2021年にはドラマ『ネメシス』にレギュラー出演しています。 剣心と戦うことを望みながらも、時にそのために手助けすることも。最終章では、代名詞とも言える「牙突」を見ることはできるのでしょうか。

沢下条張(さわげじょう ちょう)役/三浦涼介

ミュージカル『エリザベート』など舞台を中心に活躍している、三浦涼介が元・十本刀の張を続投。 張は志々雄一派壊滅後、斎藤の元で密偵として働くようになります。張のインパクト抜群のビジュアルを、最終章でもまた見られそうですね。

雪代縁役は新田真剣佑に決定!

るろうに剣心 雪代縁 新田真剣佑
©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

映画最終章で描かれる「人誅編」において、最も重要なキャラクターとなる雪代縁。この役を新田真剣佑が演じることが2020年2月に発表されました。 大友啓史監督は新田について「初めて対面した時、その真直ぐな眼差しの強さに惹かれ、すぐに彼以外考えられないとプロデューサーに話したことを鮮烈に覚えています」とコメント。 鋭い目つきと筋肉質な肉体、抜群の運動神経をもちながら、どこかあどけなさも残る、ピッタリの配役でした。

雪代巴役は有村架純

るろうに剣心 雪代巴 有村架純
©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

雪代縁の姉・巴(ともえ)を演じるのは、有村架純。連続テレビ小説『ひよっこ』で穏やかながらも力強いヒロインを演じたように、有村の演技は静かながらも意志の強さを感じさせます。 儚げな美しさを持ちながらその内に強い思いを秘めた巴。静かながら内側に秘めた意志を感じさせる有村の演技は巴そのものでした。

呉黒星(ウー・ヘイシン)役/音尾琢真

連続テレビ小説『なつぞら』にも出演した、TEAM NACSの一員でもある音尾琢真が本作から参戦します。 雪代縁率いる武器を商売する商談の副官である上海マフィア・呉黒星を演じます。本人は武術には精通していないので、4人のボディガードで身を固めています。 商団の利益を自分のものにしたい野望が、思わぬ展開を招くことになりました。

桂小五郎/高橋一生

『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』
©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

のちに木戸孝允として明治新政府を牽引する存在になる桂小五郎を演じるのは、高橋一生です。 高橋一生は子役時代から活躍を続ける、日本を代表する実力派俳優。2021年1月から放送していたドラマ『天国と地獄』では、高クオリティな入れ替わりの演技が話題になりました。 桂小五郎を演じるにあたって、「桂を演じるうえで、剣心の心の動きを観察するよう心がけていましたが、佐藤さんは、常に“剣心”としてそこにいらっしゃるので、安心してお芝居ができました」と語っています。

沖田総司/村上虹郎

るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning
©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

新撰組の沖田総司を演じるのは村上虹郎です。村上虹郎は2021年、本作含め4本の映画公開が決まっている、人気急上昇の若手俳優。 本作に対して、「沖田総司という人物を演じられることは、この上なく幸せだなと思います。(中略)今回の「剣心」は今までと違って「人斬り抜刀斎」なので、剣心としてまとう空気や、健くんが目の中に宿して見つめるものが違い、印象的でした」とコメントを寄せています。

高杉晋作/安藤政信

『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』
©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

尊王攘夷運動を先頭に立って率いた高杉晋作を演じるのは安藤政信です。安藤はドラマ『あなたの番です』(2019年)や『テセウスの船』(2020年)、大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)など、話題作にコンスタントに出演を続ける名バイプレイヤー。 今回の起用に際して「大友監督には、個性的で勢いのあるエネルギッシュなイメージを持っていました。そんな方と一度sessionしてみたかったので、オファーがきて素直に嬉しかったです。」と語っています。

ONE OK ROCKが主題歌アーティストを続投

主題歌を担当するのはこれまでに引き続き、ONE OK ROCKが担当!これまでも作品にマッチした楽曲を提供しており、ファンからは「るろうに剣心の映画の主題歌にはONE OK ROCK以外あり得ない」とまで言われていました。 キャストやスタッフと共に、映画「るろうに剣心」に欠かせない存在と言えるONE OK ROCK。最終章では、これまで以上に作品に寄り添った楽曲となるのではないでしょうか。

監督は大友啓史!過去シリーズスタッフが再集結

最終章のメガホンを取るのは、過去シリーズと同じく大友啓史監督。監督だけでなく、過去シリーズを手がけたスタッフが多数再集結しているとのこと。 大友監督は、原作にある物語の核はそのままに、アクションエンターテインメントとしてこのシリーズを仕上げてきました。原作エピソードからの取捨選択がうまく、原作ファンに愛される内容にまとめてきたという印象です。 それに加え、原作を知らない観客も置いていかない内容だったことも、大ヒットの一因なのでしょう。文字通り「るろ剣」のクライマックスとなる最後の2作品。これまでの作品を思うと、期待値はどんどん上がっていきますね。

『るろうに剣心 最終章 The Final』は映画ならではの傑作!次回作にも期待

漫画原作の実写映画として見事な成功例となった「るろうに剣心」シリーズ。日本だけでなく世界でも高い評価を受けた本シリーズもついに最終章を迎えました。 依然ウィルスが猛威を奮う状況に再延期の可能性も考えられましたが、無事ファンの熱意に応える形で4月23日に「The Final」が公開されたので、初日に鑑賞しネタバレあらすじ・感想を解説しています。 十字傷の秘密が徐々に明かされましたが、今作で出てきた過去はまだダイジェスト。剣心が暗躍したその裏にはどのような陰謀が渦巻いていたのか、激動の幕末を舞台に繰り広げられる「The beginning」に期待が高まります。 次回作で劇場版「るろ剣」はどのような結末を迎えるのか、6月4日を心待ちにしましょう!