2018年4月15日更新

【北海道の奇跡】TEAM NACSの魅力を徹底紹介【一度は解散したことも?】

いま最もチケットの入手が困難な演劇集団「TEAM NACS」。北海道のローカルタレントから全国区の有名演劇集団へと上り詰めたその実態とは? TEAM NACSを徹底解剖します!

北海道が生んだ俳優集団「TEAM NACS」を徹底解剖!

主催する舞台は即完売……。いま最もチケットの入手が困難な演劇集団の1つである「TEAM NACS」。所属するメンバーは、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真と、それぞれ個人でも役者としての活躍が目覚ましい面々になっています。 「探偵はBARにいる」シリーズをはじめ、数々の映画やドラマで主演を務める大泉洋や、大ヒットドラマ『下町ロケット』で重要な役を担った安田顕も所属するTEAM NACSとはいったいどのような演劇集団なのか……。今回はTEAM NACSを徹底解剖します!

TEAM NACSはこうして結成された-TEAM NACS概要-

「TEAM NACS」の起源は北海道学園大学演劇研究会にあり、NACSが主催する舞台の脚本・演出も手掛ける森崎博之が、安田顕と共に卒業制作として結成したことが始まりです。 所属するメンバーである大泉洋が北海道のローカル番組『水曜どうでしょう』(北海道テレビ)から全国的な人気を博したことをきっかけに、NACSの知名度も上がり、現在ではTEAM NACSとしての冠番組『ハナタレナックス』(北海道テレビ)も持つなど、目覚ましい活躍を見せています。 また、劇団作家で女優の渡辺えりや演劇集団キャラメルボックス制作総指揮の加藤昌史といった、東京の演劇界の人物からも注目される実力派の演劇集団です。

TEAM NACSメンバー①アカデミー賞俳優・大泉洋

大泉洋(真戸呉緒/東京喰種)
©️ciatr

TEAM NACSの知名度を全国クラスに引き上げたのは大泉洋といっても過言ではないでしょう。『水曜どうでしょう』でタレントとして人気を獲得後、『救命病棟24時』(フジテレビ)や『ハケンの品格』(日本テレビ)などの高視聴率ドラマに立て続けに出演しました。 映画でも数多くの作品で主演を務めており、「探偵はBARにいる」シリーズで2回、『駆け込み女と駆け出し男』で1回、合計で3回の日本アカデミー賞優秀主演男優賞に輝いています。 2018年には自身が主演を務める『恋は雨上がりのように』『そらのレストラン』、真木よう子主演の『焼肉ドラゴン』と3本の映画に出演予定です。さらにスペシャルドラマ『黒井戸殺し』(フジテレビ)にも出演します。

TEAM NACSのメンバー②個性的な演技が光る・安田顕

TEAM NACSのメンバーの中で、大泉に次いで、数多くのテレビドラマや映画で活躍するのが安田顕です。大泉の番組『水曜どうでしょう』では、北海道テレビのマスコットキャラクター・onちゃんのスーツアクターとして、準レギュラーで出演していました。 ドラマや映画の出演するときには、個性的な演技で視聴者にインパクトを与えています。視聴率20%超えも果たした大ヒットドラマ『下町ロケット』(TBS)で、阿部寛演じる主人公。佃航平が最も信頼を置く部下・山崎役を好演し、世間での知名度をさらに上げました。 2018年には吉高由里子主演の連続ドラマ『正義のセ』(日本テレビ)、自身が主演を務める映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』『愛しのアイリーン』へ出演します。

TEAM NACSのメンバー③幅広い役を演じ分ける・戸次重幸

2枚目な演技からコミカルな演技まで、幅広い役柄を演じ分ける俳優・戸次重幸もTEAM NACSのメンバーです。東京進出前には、『どさんこワイド』(札幌テレビ放送)でリポーターとしての活動を行っていました。 プライベートでは、ドラマ『おわんこTV』(NHK BSプレミアム)で共演した女優の市川由衣と2015年に結婚。2016年には、第一子となる男児をもうけています。 なお、市川との入籍日である9月8日は、2006年に亡くなった戸次の母親の誕生日。2007年から使っている芸名の「戸次」は母親の旧姓で、「母親への想いを持って芸能活動に励んでいきたい」と改名を発表した際に公式ホームページで明かしています。 2018年には、大泉主演『恋は雨上がりのように』、自身が主演を務める『神と人との間』、2本の映画に出演予定です。

TEAM NACSのメンバー④チームをけん引するリーダー・森崎博之

森崎博之はTEAM NACSを作ったリーダー。NACSの主宰として脚本・演出・役者をこなし、劇団の精神的支柱を担っています。 NACSが東京進出した際には、森崎も全国放送のドラマにも精力的に出演していましたが、2008年に自身の冠番組『森崎博之のあぐり王国北海道』(北海道放送)の開始に伴い、北海道での活動が中心になりました。 北海道での活動を中心にした後も、『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』(テレビ東京)や『天魔さんがゆく』(テレビ東京)など、NACSのメンバーが出演する作品に定期的に出演しています。 2018年は、『プリンシパル~恋する私はヒロインですか? ~』への出演を予定しています。

TEAM NACSのメンバー⑤メンバーの末っ子・音尾琢真

TEAM NACSのメンバーでは一番年下で、末っ子気質もあるのが音尾琢真です。キャッチコピーは「目と目は離れていても、アナタの心は話さない」。 2017年のヒットドラマ『陸王』(TBS)では、選手を厳しく指導する選手思いな、ダイワ食品陸上部の監督・城戸明宏を演じました。 自身のソロ舞台公演でオッティ・オットマンという日系人ミュージシャンのキャラクターを演じており、NACSの人形劇『モンキーパーマ』シリーズでは、オッティのコーナーも設けられています。 2018年は『ラブ×ドッグ』『虎狼の血』『検察側の罪人』と3本の映画出演がすでに決まっています。

着実に実績を上げているTEAM NACSの出演舞台

TEAM NACSの舞台は、所属事務所である「CREATIVE OFFICE CUE」と業務提携を結ぶ「アミューズ」が制作に携わっているが、作・演出は基本的に、リーダーの森崎博之森崎博之が手掛けています。 札幌での公演を中心に行っていましたが、2005年にはNACS初の試みである主要11都市を回る全国公演『COMPOSER~響き続ける旋律の調べ~』を敢行し、全公演で4万人を動員しました。 2007年には『HONOR~守り続けた痛みと共に』でNACS初のロングラン公演を行い、63公演、48,000人を動員しています。 2015年の『悪童』では、TEAM NACSとしては初めて、脚本と演出を外部に任せるという試みも行いました。

バラエティーからドラマまで、TEAM NACSのテレビ出演番組

TEAM NACSはバラエティー番組、テレビドラマと、メンバー全員で出演する番組もあります。大泉の番組『水曜どうでしょう』の企画から生まれたドラマ『四国R-14』(北海道テレビ)で、メンバー全員集合で出演する初めての作品になりました。 北海道放送創立60周年記念『スープカレー』という同局が初めて企画する連続ドラマでも、NACSのメンバー全員が主演を務めています。 メンバー全員が出演するバラエティ番組『ハナタレナックス』では、メンバーがそれぞれ交代で提案した企画に取り組んでいます。

TEAM NACSトリビア〜①グループ名の由来とは?〜

北海道学園大学の演劇研究会の芝居で、森崎が「ノックス」という役を演じる際に、力んで「ノックス」を発音して「ナックス」と聞こえてしまうことが演劇研究会で流行り、森崎がよく行動を共にしていた5人が「ナックス」と称されたことが始まりだといいます。 劇団のロゴマークに記される「North Actors Club Special」は後から付け加えられた、こじつけのようなものだと言われています。 また、結成当初は「TEAM-NACS」であったが、2007年の公演『HONOR』から、「TEAM NACS」とハイフンが付かない現代の表記になりました。

トリビア〜②学年と年齢がバラバラ〜

TEAM NACSのメンバーは、リーダーの森崎が1971年生まれ、安田・戸次・大泉の3人が1973年生まれ、メンバー最年少の音尾が1976年生まれになっています。 1973年生まれの3人は同い年なのですが、安田は現役、戸次は1浪、大泉は2浪と、入った年度が異なり、学年はバラバラです。 よって、大学での学年順で並べると、森崎、安田、戸次、大泉、音尾となります。大泉と音尾は同学年にあたるのですが、年齢では大泉の方が年上のため、4番目に大泉が並べました。

トリビア〜③解散からの復活〜

実は、TEAM NACSは森崎と安田の卒業公演のために結成された演劇チームでした。もともと、大学の演劇研究会の中でも異彩を放っていた5人で仲良くしていましたが、1度きりの公演で解散しています。 しかし、森崎が大学卒業後に上京し就職した会社を辞め、北海道に戻ったことで再結成されました。このときに安田は森崎より先に就職した会社を辞めていたというのも運命的です。

TEAM NACSの今後の活躍にも期待!

以上がTEAM NACSの紹介でした。北海道のローカルタレントとしてのくくりながら、その活躍は全国クラスで、中居正広MC『金曜日のスマイルたちへ』(TBS)や明石家さんまMC『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)にもメンバーそろって出演しました。 所属するメンバー1人1人が今後、さらなる大物俳優へとなっていき、TEAM NACSはますますすごい演劇集団になっていく予感……。 TEAM NACSの活躍に今後も目が離せません!