2018年2月7日更新

伝説の漫画『愛しのアイリーン』、安田顕&吉田恵輔で映画化決定!

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愛しのアイリーン(プレス)

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新井英樹の漫画、『愛しのアイリーン』が映画化決定!

『宮本から君へ』『ザ・ワールド・イズ・マイン』などで知られる漫画家・新井英樹の著書『愛しのアイリーン』の映画化が発表されました。深作欣二も注目していた新井英樹の作品が映像化されるのは本作が初めてとなります。この記事では、同作のあらすじ、キャスト情報を紹介していきます。

『愛しのアイリーン』のあらすじは?

同作は、42才独身の宍戸岩男と、アイリーンというフィリピン人の若い妻との結婚生活を描いた作品。吹き溜まりのような寒村で生きる岩男は、失恋を機に、半ば自暴自棄になってフィリピン人・アイリーンと結婚。しかし、岩男の母・ツルはアイリーンに厳しく接する上に、彼女と岩男の関係もなかなかうまくいかず、二人の間には様々なトラブルが起こる、というストーリーです。

主演を務めるのは安田顕!

愛しのアイリーン(プレス)
(C)2018「愛しのアイリーン」 フィルムパートナーズ

本作で主演を務めるのは、大泉洋と同じく「TEAM NACS」に所属する安田顕。安田が単独主演を務めるのは、2016年の映画『俳優 亀岡拓次』以来約2年ぶりとなります。そんな安田は、夏撮影、フィリピン撮影、冬撮影と、長期間に渡って本作に参加しているとのこと。本作に対しても、「この作品に出演できて本当に良かった」と深い愛情が伺えるコメントを寄せています。

監督は、『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔

愛しのアイリーン(プレス)

本作でメガホンを取るのは、2月10日に監督作『犬猿』が公開される吉田恵輔。本作同様、カリスマ的な人気を誇る漫画家・古谷実の原作漫画を映画化した『ヒメアノ〜ル』が高く評価されたことでも注目を集める人気監督です。 そんな吉田にとって本作は「監督になる前から、絶対に自分が映画化する作品」とのこと。気鋭の監督が強い意気込みを持って撮影に臨んだ本作には期待が募ります。

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深作欣二も注目した漫画家・新井英樹とは?

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本作の原作を手掛けるのは、『宮本から君へ』などで知られる新井英樹。故・深作欣二が新井の漫画『ザ・ワールド・イズ・マイン』の映画化企画を進めていたり、映画『ディストラクション・ベイビーズ』の真利子哲也がその影響を公言していたりと、映画界にもファンの多い漫画家です。 新井作品が映像化されるのは本作が初めてですが、これを機に再評価される事も十分考えられますね。

フィリピン妻・アイリーン役はどうなるのか?

2018年現在、発表されているキャストは主演・岩男役の安田顕のみです。ですが、本作にとって非常に重要なキャラクター「アイリーン」役はまだ明らかになっていません。アイリーンは「18歳のフィリピン人」という設定のため、日本人以外のキャストや新人が起用される事もあるのではないでしょうか?いずれにせよ、そのキャスティングには要注目ですね!

映画『愛しのアイリーン』は2018年秋公開!

注目の映画『愛しのアイリーン』は、2018年秋公開ということが明らかになっています。伝説の原作、気鋭の監督、そして高い評価を獲得している主演俳優と3拍子揃った本作は、今年の日本映画界きっての注目作と言えるのではないでしょうか?注目のアイリーン役など興味は尽きない本作ですが、今はひとまず続報を待ちたいと思います!