2018年4月17日更新

『進撃の巨人』の主題歌、エンディング曲を紹介!【心臓を捧げよ!!】

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進撃の巨人・Linked Horizon

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『進撃の巨人』の主題歌とエンディング曲

アニメに欠かせないオープニングとエンディング。『進撃の巨人』でもアニメの世界観とマッチした楽曲として作品の中で欠かせないものとなっています。中には原作者の諌山創が制作に関与し、打ち合わせを重ねながら作ったという曲もあり、非常に熱が入っているものも。 ロックテイストの派手な楽曲から、しっとりした曲、不思議な雰囲気の漂う曲、とその色や雰囲気はアーティストによってさまざま。『進撃の巨人』の世界を彩ったオープニングとエンディングに加え、番外編として映画で使われた曲を含めご紹介していきます。

「紅蓮の弓矢」/Linked Horizon

第1話-第13.5話 オープニングテーマ

記念すべき初のアニメ化でオープニングを飾ったのはLinked Horizonの「紅蓮の弓矢」です。アップテンポでロックテイストなのですが、シックな雰囲気が漂う重厚感のある楽曲です。歌詞も作品のことを歌っているため非常にマッチ。 レコチョクでデイリーアニメランキング1位、ドワンゴでデイリーアニメランキング2位に輝くなど、大ヒット。その影響でNHKの第64回紅白歌合戦にまで出場しました。 Linked HorizonはSound Horizonによるタイアップ用の別名義であり、サウンドクリエイター・Revoの音楽ユニットです。Revo自身が『進撃の巨人』のファンであり、原作を読む人にも楽しんでもらえるようにという思いで曲を作ったのだそうです。

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「自由の翼」/Linked Horizon

第14話-第25話 オープニングテーマ

1期後半のオープニングを担当したのは前期に続きLinked Horizonです。この「自由の翼」という楽曲は「紅蓮の弓矢」と比べるとスピード感や鋭さが増しており、臨場感漂う1曲。アニメでは立体起動によって兵士たちが飛び上がる姿があるのですが、そのシーンと楽曲、歌詞が非常にマッチしており「紅蓮の弓矢」同様、原作の世界観を良く表しています。 「紅蓮の弓矢」の時と同様に原作ファンに作品の魅力を楽曲を通して伝えたい、と原作者諌山創、監督荒木哲郎と打ち合わせを重ねたRevo。戦う調査兵団を彷彿とさせる、疾走感溢れる楽曲となりました。

「心臓を捧げよ!」/Linked Horizon

第26話-第37話 オープニングテーマ

ファン待望のアニメ2期が開始し、こちらのオープニングも1期と同じくLinked Horizonとなりました。この曲もLinked Horizonらしい重厚感のある曲なのですが、1期の2曲と比べると少し静かな印象があります。サビの部分では兵士たちが敬礼し、タイトルである「心臓を捧げよ」のシーンとなっており、しっとりとした重みのある印象を与えます。 「紅蓮の弓矢」から始まり「自由の翼」「心臓を捧げよ」と物語と併せて楽曲も進化しており、Revoはインタビューでその先へと続く物語に思いを馳せて欲しいと語っています。

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「美しき残酷な世界」/日笠陽子

第1話-第13.5話 エンディングテーマ

1期の前期エンディングを飾ったのは声優・日笠陽子の「美しき残酷な世界」です。ピアノの音が響く繊細で美しい1曲となっています。歌詞には生きることについて書かれており『進撃の巨人』の世界観と良く合っています。 この曲を歌った日笠陽子は声優・女優として活躍する人物。また、抜群の歌唱力を誇ることで有名で、この「美しき残酷な世界」は彼女の記念すべきデビュー曲ともなっています。YouTubeでも公開中のPVでは日笠が鳥かごを持って歌っているのですが、これは鳥かごの外に出たいという主人公・エレンの気持ちを反映したのだそうです。

「great escape」/cinema staff

第14話-第25話 エンディングテーマ

1期の後期エンディングはオルタナティブ・ロックやポストロックなど、ロック、ハードコアの楽曲を演奏するインデディーズロックバンドcinema staffの「great escape」です。ロックテイストの中に不穏な雰囲気が漂いますが、彼らが得意とする複雑なリズム感によって疾走感のある1曲となっています。 この楽曲は詞、曲共に原作をじっくりと読み込んだ上で作られた1曲。アニメの効果もあり、2013年9月2日付けのオリコンチャートのCDシングル週間ランキングでは初登場で最高12位を記録しました。また、同日のビルボードでアニメチャートで初の首位も記録しています。

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「夕暮れの鳥」/神聖かまってちゃん

第26話-第37話 エンディングテーマ

ファン待望の2期のエンディングを飾ったのは神聖かまってちゃんの「夕暮れの鳥」です。まるで讃美歌のような美しいメロディで、ボーカルの独特な声が非常に良く合っています。楽曲には機械音のような不調和音が盛り込まれ不気味さも醸し出す1曲となっており、EDのアニメと重なって不気味さを醸し出す1曲でもあります。 歌詞は全編英語詞となっているのですが、これは異国感を出したかったからなのだとか。また、今作品はエンディング制作の時点で諌山も関わっており、こういうイメージでとお願いしたのだそうです。結果、余りにも諌山の希望する曲が出来上がり「私的利用してしまったようで申し訳ない」と語っています。

「YAMANAI AME」/Mica Caldito & mpi & Mika Kobayashi

劇場版・前半 エンディングテーマ

『劇場版「進撃の巨人」前編〜紅蓮の弓矢〜』のエンディングで流れた曲は、『進撃の巨人』TVシリーズにて劇中音楽を手掛けたプロデューサー、澤野弘之が作った楽曲「YAMANAI AME」です。落ち着きのあるロックチューンで安定したリズム感が曲に重厚感を与えています。 この澤野が作った楽曲にMIKA KOBAYASHI、mpi、Mica Calditoがボーカリストとして参加しており、それぞれのボーカルの声が重なることで奥深い仕上がりに。歌詞は全て英語歌詞となっていますが、非常に切ない歌詞となっており、登場する誰かの心情を歌っているかのようです。

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「自由の代償」/Linked Horizon

劇場版・後編 エンディングテーマ

劇場版の後編のエンディングを飾ったのはアニメ版でお馴染みとなったLinked Horizonです。アニメ第1期のオープニングにもなった「自由の翼」をベースにしており、基となった曲を髣髴とさせながらも壮大さを増したよりダイナミックな楽曲に仕上がっています。 今作品は主題歌としてではなく、当時既に作られていた劇場版の映像に合わせて流すことで音と映像により世界観を表現。映像と音楽が一体になることで『進撃の巨人』の世界観をより盛り上げました。映画の映像自体が曲のミュージックビデオになっているかのような贅沢さを感じますね。

「進撃の巨人」の主題歌、エンディングを知って見直そう!

アニメで醸し出される雰囲気と主題歌、エンディングのイメージが非常によく合った素晴らしい楽曲揃いのラインナップでした。これらの曲をマスターして進撃の巨人の世界に浸りましょう!