2023年10月12日更新

車力の巨人/ピーク・フィンガーが死亡?顔はかわいいけど気持ち悪い【進撃の巨人】

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『進撃の巨人』のマーレ編から登場するピーク・フィンガーは、マーレ出身のエルディア人でマーレの戦士です。その身には「車力の巨人」の力を宿しており、主に戦闘のサポートでマーレ国へと貢献しています。 端正な顔立ちをしていますが、1度「車力の巨人」になると、面長の口裂け女みたいな顔に!?本記事ではそんなピークの魅力や、巨人としての能力と合わせて本編での活躍を解説します! ※この記事は2023年10月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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車力の巨人とは?

能力:戦闘のサポート役

「車力の巨人」は戦闘に特化した能力を有していません。ですが四足歩行という特性を活かし、どんな場所にでも人員や物資を運ぶことが出来ます。 その為戦闘においては、基本的にサポート役です。しかし背中に大砲を背負い、動く砲台としても活躍することから、攻撃にも参加できる「器用な巨人」と言えるでしょう。 更に巨人の状態でも人の言葉を話せるため、意志の疎通も容易となっています。

特徴:巨人化した状態が長い

巨人化して車力の巨人になるとピークは四つん這いの姿になります。巨人のなかでも特に戦闘向きではない性能で、高速移動や長時間巨人化していられることも、戦闘のサポートに回ることが多くなる要因の1つです。 数ヶ月単位で巨人化していることもあり、人間に戻った際にピークの姿で四つん這いになってしまうことも。二足歩行より四つん這いが楽なようで、そんなところも彼女の気だるげな雰囲気に繋がっています。

車力の巨人の顔が違う!?【考察】

75話のウォール・マリア奪還作戦で登場した際の車力の巨人と、マーレ編以降の車力の巨人の顔は大きく違っています。たびたびファンの間でも話題にあがるほど、まるで顔が違うのです。 初登場時の顔つきは他の無垢の巨人とあまり差がなく、四足歩行をする・言葉を話すという2点以外では目立った特徴はありませんでした。ピーク登場後の車力の巨人は、ピーク同様黒髪に変わり、顔の形やパーツが女性寄りになっています。 初登場時の男性っぽさが減り、黒くてつぶらな瞳やまつ毛、シュッとした鼻筋、きれいな唇へと変化。この期間で車力の巨人の継承者の変更は起きていないので、美人な設定のピークに寄せるために車力の巨人のデザインもマイナーチェンジしたと考えられます。

ピークの初登場回は?

ピークの初登場はコミックス23巻第93話「闇夜の列車」。車力の巨人の姿でジークの補佐役をしていました。

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車力の巨人の正体はピーク・フィンガー

マーレ出身のエルディア人兵士ピーク・フィンガー。彼女はなんと「9つの巨人」のうちの1体「車力の巨人」の姿で初登場しました。車力の巨人の正体がピークだというのはその後に分かります。 巨人の姿では75話のウォール・マリア奪還最終決戦にて初登場し、当時は壁外調査団から「四足歩行型」と呼ばれていました。その後マーレ編に入り、正式には車力の巨人という名称であることが明らかに。

『進撃の巨人』ピーク・フィンガーのプロフィール

身長155cm
体重42kg
出身マーレ国エルディア人収容区レベリオ
巨人の能力車力の巨人
誕生日8月5日
声優沼倉愛美

ミステリアスな雰囲気のピークはマーレの戦士の中でも特に小柄で、身長155cmで体重は42kg。巨人の継承者で女性なのは、このピークとアニ・レオンハートの2人のみです。ピークに関しては年齢や、前継承者が不明な点などわかっていないことも多く、その点がさらに彼女の謎めいた印象を強めています。 その素顔はポーカーフェイスが印象的なクール系美人な女の子。さらに仲間内では「ピークちゃん」と呼ばれるなど、可愛らしい一面もあるようです。

一目置かれる頭脳派ピークの性格は?【癒し系?キレ者?】

おっとりとした喋り方をしたり、会議にも寝そべった状態で参加したり、一見すると自由でマイペースなピーク。しかしただ戦うだけでなく、その俊敏性を活かして状況を見極める能力も高くキレ者と評判です。 巨人化している際に瞬時の判断力を発揮するだけでなく、人間の姿でいるときも、会議では切れ者らしい発言をしています。冷静な淡々とした語り口ながらも、状況を客観的に的確に把握しているのでしょう。 彼女の発言に他の巨人継承者たちが納得するシーンも描かれており、頭脳の面で彼女が一目置かれていることがうかがえます。 状況を冷静に見て判断できるからこそ、組織内の争い事もまるく収めることが可能。そんな姿からは、彼女の癒やし系な一面も見て取れます。

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車力の巨人の継承者は?

初代 ユミル・フリッツ
現在の継承者 ピーク・フィンガー

「車力の巨人」の歴代継承者に関しては、ユミルとピーク以外の殆どが謎に包まれてきました。作中では原作135話にて、唯一過去の「車力の巨人」を確認できます。 地ならしを止めるため、エレンの元へやってきたアルミン達。彼らに対抗するべく、エレンが歴代の「九つの巨人」を蘇らせた際に、ワニの様な見た目をした巨人が描かれていたのです。 ピークの完全な人型とはかけ離れていますが、四足歩行の特徴からして間違いなく「車力の巨人」でしょう。 巨人は継承者によって見た目が左右されますが、一体どんな人が車力を有していたのか?とても興味が湧きますね。

ピーク・フィンガーはなぜ車力の巨人を継承したのか

ピークはマーレ内にあるエルディア収容区レベリオ出身のエルディア人です。たった1人の家族である父親にまともな医療を受けさせたい一心で、ピークは名誉マーレ人を称号を手に入れようと戦士候補生に志願します。 厳しい訓練を経て、ピークは車力の巨人の継承者に。こうして正式にマーレの戦士として認められた彼女とその家族には、国内での自由な生活が保証されることになりました。彼女のおかげで父の命が延びたのです。 車力の巨人の特徴は、巨人化しても言葉を話し、数ヶ月単位で巨人化をキープできる持続力にあります。サポート力に長けた巨人なので、高い判断力を買われていたピークが適任者として選ばれることになったのでしょう。

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『進撃の巨人』ピーク・フィンガー(車力の巨人)の活躍を紹介

ウォール・マリア奪還作戦:ジークの補佐として活躍

長期間巨人化できるうえに、移動や運搬を得意とする車力の巨人。ウォール・マリア最終奪還作戦では彼女の上司である獣の巨人・ジークの後方支援を主な任務として担当します。 基本的には樽を運んだり、獣の巨人が投擲するための岩を運んだりしていましたが、味方の窮地には瞬時に状況を判断して行動をします。 リヴァイによってジークが瀕死の状態になると、ピークはリヴァイの背後から近づきジークを救出。勝ち目の薄いリヴァイとの戦闘は避けるように、ジークを背中に乗せるとすぐにその場から離れました。 俊敏性に優れる車力の巨人の能力に加えて、ピーク自身の頭の回転の速さと冷静さがうかがえる行動です。

ウォール・マリア奪還作戦:絶体絶命のライナーを救出!

ジークを救出したピークは、そのままシガンシナ区に向かいます。このときライナーは雷槍を受けてかなりのダメージを負っており、ハンジに殺されかけていました。しかしかつての同期であるジャンの言葉により、その場では殺されず拘束状態に。 そこに現れたのがピークです。ピークはこのときもハンジの背後から気づかれないように近づき、素早くライナーを奪還。背中にはジーク、口にはライナーを加え、彼女は一目散に撤退します。 一行の本来の目的である始祖の巨人の奪取には失敗するものの、マーレが有する6体の巨人のうち2体を奪われるという致命的な結果を、彼女の機転によって回避したのでした。

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スバラ要塞陥落!マーレ中東戦争での活躍

女型と超大型巨人を失い軍事力低迷にあえぐマーレ帝国は、4年に渡り中東連合と戦っていました。その戦いに決着をつけるため、マーレ帝国はスバラ要塞陥落を目指します。 中東連合の科学技術に対抗すべく、マーレ帝国は巨人たちを投入。車力の巨人もその一員として参戦します。このとき車力の巨人は背中に四連装の水冷式重機関銃ユニットを装備。高速移動式砲台として、次々と中東連合軍の兵士を倒していくのでした。 さらに彼女は中東連合の塹壕を覗き込むと、その屋根を根こそぎ剥ぎ取ります。ピーク自身は直接手を下すタイプの巨人ではありませんが、自身の持つ能力をフルに活かしてマーレ軍の勝利に貢献しました。

エルディアvsマーレ!レベリオ区での戦い

レベリオ収容区で開催されたパラディ島への宣戦布告式典に、ピークもマーレ軍として参加していました。このときレベリオにはパラディ勢力が潜伏しており、反マーレ派義勇兵のイェレナもその1人。イェレナはマーレ軍人としてピークとポルコをおびき出し、2人を穴へと落とします。 観察力に優れたピークは最初からイェレナに違和感を感じており、道中会ったパンツァー隊に自分の尾行を指示していました。このため穴からもすぐに救出され、レベリオで始まった戦闘にもジークとポルコと共に参戦しています。 戦力を削ぐための罠でしたが、ピークの判断力の高さのおかげでこの罠は足止めとしてほとんど機能しませんでした。ピークの切れ者な一面が垣間見えたシーンです。

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ピーク瀕死……

ピークは対調査兵団用の機関銃を装備して車力の巨人として戦いに参加します。激しい戦闘の中、パンツァー隊の1人が潜んでいたサシャの狙撃により死亡。これを機に、雷槍を携えた調査兵団の猛攻を喰らいます。 雷槍によりパンツァー隊は壊滅。ピーク自身も瀕死の重傷を負います。トドメの雷槍を打たれそうになったところで、近くにいたマーレ戦士候補生のファルコが彼女の前に立ちはだかりました。ファルコの登場によりジャンの手元が狂い、ジャンはトドメの一撃を外します。 ファルコによって瀕死のまま車力の巨人から取り出されたピークは、巨人の修復能力で追いつかないほどの深手を負っていました。仲間の援護射撃の中、ファルコとガビによって安全な場所まで運ばれることに。なんとか一命をとりとめます。

パラディ島襲撃!

マーレを裏切ったジークを追って、パラディ島奇襲を計画したマーレ軍。ピークは先に島内に潜入し、単独でエレンと接触します。そこでピークはマーレを裏切る素振りを見せ、裏切りの証拠に潜んでいる仲間の位置を教えるとエレンに提言。 巨人化阻止のためガビと手錠に繋がれたピークは、裏切る振りをしてエレンをポルコの待機位置へと誘導することに成功します。敵を指し示すよう言われたピークがエレンを指差した瞬間、下から巨人化したポルコが出現。 ポルコとエレンの戦いが始まると、ピークはポルコに頼んで手首を切り落としてもらうことで手錠を外し車力の巨人へ変身。その後マガト隊長と合流し装備もつけた上で、ピークは車力の巨人として戦闘に参加します。

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『進撃の巨人』ピーク・フィンガーの最後は?死亡説についても考察

遂に始まった「地鳴らし」でピーク死亡?

125話「夕焼け」以降、ハンジとリヴァイに接触したピークは、アルミンミカサ達と共闘していくことに。エレンによる地ならしを食い止めるため総力戦みますが、彼らの前に歴代の9つの巨人が姿を現します。 歴代の巨人が現れる中、車力の巨人は進撃の巨人の首に爆薬を巻き付け、起爆スイッチを押そうとしますが、背後から戦槌の巨人の槍に貫かれ戦闘不能に。飛行能力を持つファルコの巨人によってミカサ達は救出されるものの、槍の刺さったピークは始祖の巨人の元に取り残されてしまうのでした。

戦槌からの脱出!車力の巨人は立ち向かえるのか

戦槌の巨人に身体を貫かれた車力の巨人は、巨人の身体を捨てて生身で戦槌の上を走り巨人のうなじを目指します。うなじに到達するとそこで巨人化して、うなじを噛みちぎりました。 何度でも巨人化できるという特性をいかし、ピークは襲いくる巨人を、巨人化と解除を繰り返すことで翻弄していきます。立体機動装置を使えるジャンと即席のタッグを組み、ピークはジャンが起爆スイッチに近づけるようにと襲い来る巨人を相手に奮闘。 ピークはついに片手を失ってしまいます。ジャンに抱えられながら巨人の間を飛び回り傷の回復を待つ間に、地鳴らしがついに停止。その隙にジャンが爆薬を起動させます。 翼を持つファルコに乗ってピークは戦線から離脱。地上にて父との涙の再会を果たします。 天と地の戦いが終わってから3年後、ピークは世界を救った英雄の1人になっていました。アルミンやジャンたちと連合国大使として和平交渉に向かうシーンが描かれています。

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ピークとポルコとの関係性を紹介!「ポッコ」と呼ぶのはなぜ?

「顎の巨人」を継承するポルコ・ガリアードをピークは「ポッコ」と呼んでいます。ポルコ自身がその名前を嫌っていることから、実際ポッコと呼んでいるのはピークだけです。 ピークもポルコも幼い頃からマーレの戦士としてともに訓練を受けた同期。いわば幼馴染です。そういったよしみもあり、ポルコもポッコと呼ばれても強く反論出来ないのでしょう。 マルセルはもともと顎の巨人でしたが、彼はライナーを助けるために死亡。その経緯があるため、ポルコとライナーの仲は険悪です。2人が一触即発になる場面では、ピークが彼をポッコと呼ぶことで場が和み、喧嘩が収束しました。 包容力があって精神年齢の高いピークは、ポルコにとって姉のような存在と考えられます。

ピークの声優を担当するのは沼倉愛美!アニメ『「進撃の巨人」the Final Season』にも登場

沼倉愛美

ピークを演じるのは沼倉愛美(ぬまくらまなみ)。1988年4月15日生まれの女性声優で、夫は『進撃の巨人』でマルコ・ボット役を演じた逢坂良太です。 彼女は『THE IDOLM@STER SP』の我那覇響役で一躍注目を集め、2016年11月には歌手デビューも果たしました。『Dr.STONE』のコハク役や『アイカツ!』の藤堂ユリカ役、『暗殺教室』の中村莉桜役などが有名です。 地ならし発動後はメインキャラクターのひとりとして前線に参加していくピーク。ピークの年齢や車力の巨人の継承などに関してはまだ明かされていない情報も多く、ラストに向けてキーパーソンとなる可能性のある人物です。アニメ版での彼女の演技に期待です。

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【進撃の巨人】これであなたもピーク(車力の巨人)の魅力の虜!

可愛らしい素顔と車力の巨人というギャップが魅力的な、マーレの戦士・ピークについて紹介しました。切れ者であると同時に、掴みどころのない独特な雰囲気を持つピークは、知れば知るほど魅力的な人物です。 ラストに向けてピークや車力の巨人がどんな活躍を見せるのか、盛り上がるストーリーと共に見逃せません!